フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

ミゲール・コット

夢舞台も大サーカスも、すべては大方の予想どおりに落ち着いてしまいました。

337対152。 ミゲール・コットと亀海喜寛、二人が相手に着弾させたパンチの数です。パンチの数はもちろん、その質も大きく差をつけられ、錆び付いてもコットの凄みを見せつけられた一戦になってしまいました。 「犬のように追いかけて、ゴリラのように殴りまくる」。第1ラウンドは、その公約通り、上々のスタート。 「中盤KOもありうる」。WOWOW解説陣の言葉も、けして誇大に聞こえませんでした。 このまま......続きを読む»

コットvs亀海 オッズは3−1、亀海勝利はもはや〝大〟番狂わせではない!

WBO世界ジュニアミドル級タイトルマッチ。 ミゲール・コットvs亀海喜寛。決戦のゴングまで、いよいよ2週間を切りました。 専門家予想もオッズも、コットに大きく傾いていますが、全ては「コットの仕上がり次第」と見られています。コットが普通の状態なら、衰え年老いたとはいえ、腐っても鯛です。コット絶対有利は、当然の予想でしょう。 最大手William Hillなど大方がコット勝利1.22倍(2/9)、......続きを読む»

沸騰するミドル級戦線、ミゲール・コットを倒せ!

今月26日に、亀海喜寛がWBOジュニアミドル級タイトルをかけて拳を交えるミゲール・コットが、亀海戦を含めてあと2試合で引退するのは規定路線でしたが、注目の〝最終戦〟の相手がデビッド・レミューになると噂されています。 レミューは、元IBFミドル級王者で地元カナダだけでなく、甘いマスクと階級最強のパンチで世界的な人気選手です。そして、2年前にゲンナディ・ゴロフキンに敗れたとはいえ、まだ28歳、今がプラ......続きを読む»

8月27日。亀海喜寛が日本ボクシング史上最大のビッグネームに必ず勝ちます。

日本時間8月27日、カリフォルニア州カーソン・スタハブセンター。WBO世界ジュニアミドル級タイトルマッチ。ミゲール・コットvs亀海喜寛。 いよいよ、その時が迫ってきました。 コットは、過去に日本人が戦ったどのボクサーよりもビッグネームです。 1960年代にはファイティング原田が当時のPFP1位、エデル・ジョフレを相手に2連勝を収めて世界のボクシングファンの度肝を抜きましたが、当時はヘビー級の時......続きを読む»

亀海喜寛は生きる伝説に勝てるか?②

2年近いブランクがあり、今年で37歳になるコットに全盛期の実力が無いことは明らかです。 加齢によって最初に失われる要素はスピードだと思われがちですが、現実には「反射」です。技術や理屈ではなく、反射的に防御したり、攻撃に転じたりする一瞬の反応は加齢によって真っ先に鈍化してしまいます。現在のマニー・パッキャオはその典型です。 次に衰えるのが「動体視力・視野」です。全盛期のフロイド・メイウェザーは相手......続きを読む»

亀海喜寛は生きる伝説に勝てるか?①

あと1ヶ月余りとなりました。 WBO世界ジュニアミドル(ボクシングの水増し階級は一部団体が「スーパー」呼称していますが、リング誌やESPNなど大手メディアと同様、世界的に主流の「ジュニア」で書きます)級王者決定戦。ミゲール・コットvs亀海喜寛。 カネロ・アルバレスに完敗してから約2年もリングから遠ざかっているコットが不条理な1位、世界的な実績ゼロの亀海が摩訶不思議な5位と、今回のWBO世界戦には......続きを読む»

夏はまだまだ終わらない〜マイキーvsブローナーから GGGvsカネロまで

三浦隆司、大方の予想とオッズの通りの結果になってしまいました。残念無念です。 今回の三浦の報酬は19万5000ドル(約2140万円)、ミゲール・ベルチェルトは28万ドル(3000万円)、セミファイナルに出たジェスレル・コラレスは7万5000ドル(820万円)、ロビンソン・カスティジャノスは5万ドル(550万円)でした。 三浦の1試合2000万円は、いわゆる6フィギュア、プロボクサーとして胸を張っ......続きを読む»

【三浦vsベルチェルト】夢をつなげ!【亀梅vsコット】②

三浦隆司が、ミゲール・ベルチェルトと決闘する坂の上にワシル・ロマチェンコという巨大な積乱雲を見据えているのに対して、亀海喜寛はいきなり超ビッグネームと激突します。 8月26日、スタハブセンター。WBO世界ジュニアミドル級タイトルマッチ。相手は、なんと、あのミゲール・コットです。 この試合の関心は、日本と世界でかなり温度差があります。日本では「過去最高のビッグファイト」ですが、海外では「引退前のコ......続きを読む»

真夏のファイト総覧【世界へ王手!】〜三浦、亀海、井上

世界へ殴り込む日本の拳がこれほど熱い夏は、もしかしたら初めてではないでしょうか。 日本人ボクサーがリングインを窺う世界の檜舞台も、熱い夏を迎えています。 これまで、交わることなど想像も出来なかった世界のスターが待つリングに続く花道の入り口に、日本の期待が立っているのです。 もう、今週末に迫った WBO世界ウェルター級タイトルマッチ。5万人を超えるキャパシティを擁する、豪州のサンコープスタジアム......続きを読む»

ミゲール・コットとは何者か?

日本では、その階級で穴王者と見られる名ばかり世界王者や、マニアでもよく知らない挑戦者を連れてきて安易な世界タイトルマッチが繰り返されています。階級最強と見られる王者や、ボクシングファンが認める強豪選手は、せっかく育てたジムの秘蔵っ子と戦わすには危険すぎます。ボクシングの場合、惨敗したら「いい経験をした」では済みません。心身ともにキャリアに重大な影響を与える可能性もあります。 仕方がありません。そう......続きを読む»

THE DREAM MATCH〜日本人ボクサーがビッグファイトへ〜

村田諒太が世界のミドル級でトップクラスの実力があることを証明、亀海喜寛はあのミゲール・コットと世界戦を戦うことが内定と、日本のファンがずっと憧れてきた中量級の夢舞台世界が現実のものとなっています。 長らく世界をリードしてきた米国でボクシングの地位は長期凋落傾向の中、リング誌をはじめ米国メディアは日本、軽量級寄りの傾向をはっきり打ち出してきています。1980年から現在の形で発表されているリング誌PF......続きを読む»

ミゲール・アンヘル・コットは日本人が戦った最大の名前なのか?

亀海喜寛が、ミゲール・コットと WBO世界ジュニアミドル級王者を賭けて8月26日、カリフォルニアのスタハブセンターで激突します。 コットが、今のボクシング界でも屈指のビッグネームであることは間違いありません。 では、日本人が戦った過去最大の名前なのか? 先に答えを出すと、YESです。 【コットは、ウィルフレド・ゴメス、ヘクター・カマチョ、フェリックス・トリニダード…ボクシング大国プエルトリ......続きを読む»

コットvs亀海〜まさかのビッグファイト、まさかのタイトルマッチ!〜

ミゲール・コットvs亀海喜寛。8月26日:スタハブセンター/HBO’s “World Championship Boxing。 この春から「交渉成立」と報道されてきましたが、具体的な動きは何も見えなかった、蜃気楼のようなカードが現実となりました。 この試合が成立した最大の背景は、ボクシング界屈指のスーパースター、コットが死に場所を探して彷徨していたことに尽きます。 もちろん、コットは、この亀海......続きを読む»

ブロガープロフィール

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出張が多い仕事柄、移動の合間に書き込ませていただいています。

新幹線の車窓に流れる日本の郷愁あふれる街の風景や、夜の航空機から暗い雲間の隙間に現れるきっと訪れることのない知らない街の光に、えもしれぬ感傷に耽りながら大好きなスポーツの試合を独断と偏見で書き綴るのは、最高にリラックス出来る贅沢な時間です。

健康診断のたびに「運動せねば」「酒は控えねば」と自戒しつつもまた翌年の診断を迎える怠惰な中年ですが、アスリートの美しい躍動に、歓喜と感謝と精一杯の拍手を送っていきたいと思います。
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(12月15日現在)

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