フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

最終予想〜ウエルター級統一戦〜

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いよいよ日本時間の週末に決戦が迫りました。

サーマンとガルシアの戦力比較を海外のビッグマッチ風に20項目でやってみました。左からPacman(パッキャオ)、Money(メイウェザー)、One Time(サーマン)、Swift(ガルシア)、The Special One(ケリー・パブリック、King Khan(アミール・カーン)です。パッキャオとメイウエザーは2015年の対決直前のリング誌のスコアです。他の4人は私の拙い採点です。青は満点、赤は致命的な欠点です。

   HEAD to HEAD ウエルター級戦力比較

注目のサーマン、ガルシアで差が出るのは4.利き手のパワーパンチ(サーマンに軍配)、6.フック(ガルシア)、8.ボディパンチ(サーマン)、10.身体能力(サーマン)、13.調整能力(サーマン)、14.大舞台の経験(ガルシア)、15.アゴの強さと打たれ強さ(ガルシア)、19.対戦相手の質(ガルシア)、20.セコンド(サーマン)と見ました。合計100点満点で20の各項目は5点満点ずつですが、現実の試合ではジャブの差し合いが非常に重要なポイントになったり、打たれ強さが勝敗を分けることも多々ありますし、何より両者のスタイルの相性というものはゴングが鳴って拳を交わせば早い段階でわかるとはいえ、試合前には非常に見えにくいものです。

さて、この両者は打ち合い上等のスタイルで、28歳の若さ、つまりこれからレガシーを重ねてPFPのトップを目指す、将来の殿堂入りを目指す過程にある、という共通点があります。キャリアに輝く勝利を鮮烈に飾りたいという欲望は非常に強く、激戦になる可能性が高いと思います。二人ともに危険な勇気の橋を渡る理由があるのです。

先にビッグパンチを当てた方が主導権を握るのは当然ですが、そのパンチの有力候補は見にくい角度から飛んでくるガルシアのフックです。一方で、大きなパンチが当たらない展開の中で、体格とパワーで上回るサーマンがボディブローを有効に使ってガルシアを消耗させれば試合は終盤で一方的になるかもしれません。私の予想は、序盤から打撃戦に突入、決定打がないままの展開でサーマンの体力とボディ攻撃がガルシアを終盤に失速させて中差判定勝ち。

ファンの理想としてはレナード対ハーンズのような一進一退の攻防から最後はKO決着ですが。いずれにせよ、予想は難しい、面白い。昨日WOWOWで放映されたフランプトン対サンタクルス(実際の試合は1月28日)なんて、ほぼ全ての専門家が「リマッチでより相手に適応できるのはフランプトン」と、中にはKO予想するメディアもありましたが、現実は第1戦同様の大接戦でした…と外れた時の予防線をしっかり張って、史上3度目のウエルター級統一戦の予想を終わります。



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