フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

リナレス完勝!!!!!!!!!!の陰で、ドネアも再出発

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ホルヘ・リナレス、やりました。完勝です。

英国最大のスポーツヒーローの一人、ルーク・キャンベルは「自分が勝っていた」と判定に不満を見せました。

しかし、戦前、キャンベルの勝利を煽っていた英国BBCも「ロンドン五輪金メダリストの29歳にとって、プロ入り以来最も厳しい試練となってしまった。2ラウンドのダウンから立ち直って、逆襲に転じたが、32歳のベネズエラ人の経験にはぐらかされてしまった」と、敗北を認めています。

リナレスの圧勝ではありませんが、その勝利は間違いないところでした。しかし、オフィシャルは、米国の二人のジャッジが115−112、114−113でリナレス、なぜか潜り込んでいた英国人が115−112でキャンベル、スプリットデジションでした。

キャンベル勝利のスコアを弾いたビクター・ローリンの目には、同胞が失ったのは5ポイントだけ、ダウンの2ポイントを差し引くと3ラウンドしか失っていないと、この試合は見えたようです。

BBCに良心が残されているとはいえ、英国でやってたら100%、0−3で負けてましたね。

マックス・ケラーマンから「次は誰と戦いたい?」と聞かれ、「マイキー・ガルシア」と即答したリナレス。「ガルシアが140ポンドから下げる気がないなら、私がそこ(140)へ行く」と、ビッグファイトを熱望しました。

リングアナウンサーは「WBA、WBC、リングマガジンのライト級タイトルを防衛」とコールしましたが、リナレスが保持しているWBCはダイアモンドという意味不明のベルトで、正規王座(アルファベットの王座は全てが意味不明ですが)はマイキーが持っています。

この試合が成立すれば、リナレスにとっては一世一代の大勝負、〝ボクシング難民〟を宿命づけられているベネズエラ人が、メキシコ系米国人の人気者を叩きのめす番狂わせが見たいものです。

さて、HBOが全米生中継したリナレスvsキャンベルの舞台、カリフォルニア州イングルウッド、ザ・フォーラムから、はるか東、テキサス州サンアントニオはアラモドームでは、34歳のノニト・ドネアが10歳年下のルーベン・ガルシア・エルナンデスを相手に空位のWBCフェザー級のシルバータイトルを争っていました。

この試合は、WBSSのクルーザー級トーナメント準決勝のセミファイナルとして行われましたが、クルーザーのお話はまた別の機会に。

完封に近い判定勝ち(100-90, 99-91 and 99-91)を収めて、これまた意味不明のシルバー王者に就いたドネアですが、無名のエルナンデスに押し込まれる場面も目立ち、もはやかつての輝きは完全に喪われていました。

ニコラス・ウォータースに粉砕されて「フェザーは無理」と、ジュニアフェザーに戻ったものの、また126ポンドに帰って来たのです。

トップランクから事実上見限られ(契約満了前にリリース)、マイケル・バゼルを新トレーナーに起用しての再出発。

「今までの私は誰が相手でも、真正面からの打撃戦を選択してしまっていた」と、新しいスタイルを披露すると意気込んでいましたが、もともと引き出しが無い、正直なボクサーです。

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リナレス完勝!!!!!!!!!!の陰で、ドネアも再出発

ドネア、フェザー級は厳しいでしょうね…
最近も日本にきていたりして、心情的には応援していますが。

リナレス完勝の陰で、ドネアも再出発

タイトルぐらいちゃんと調べて書いてください
 完勝と辛勝のちがいくらわかるでしょ

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出張が多い仕事柄、移動の合間に書き込ませていただいています。

新幹線の車窓に流れる日本の郷愁あふれる街の風景や、夜の航空機から暗い雲間の隙間に現れるきっと訪れることのない知らない街の光に、えもしれぬ感傷に耽りながら大好きなスポーツの試合を独断と偏見で書き綴るのは、最高にリラックス出来る贅沢な時間です。

健康診断のたびに「運動せねば」「酒は控えねば」と自戒しつつもまた翌年の診断を迎える怠惰な中年ですが、アスリートの美しい躍動に、歓喜と感謝と精一杯の拍手を送っていきたいと思います。
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