フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

膠着、ミドル級。あからさまな不当判定、ボクシング界は腐っている。

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ありえない判定です。

118−110でカネロ??? GGGは2ラウンドしか取れなかったということになります。アダレイド・バードは、目医者に急行すべきです。重症です。

114−114でドロー??? 誰が見ても互角の内容じゃないでしょう。ドン・テレラは、明らかに別の試合の採点をしていましたね。

115−113???どう見たら、この試合が2点差の接戦ですか?それでも、デイブ・モレッティが付けた、このスコアが最も現実に近い数字というのに驚きます。

それにしても、どのラウンドをどう拾えば、こんなスコアを付けられるのでしょうか。ボクシング界は、腐りきっています。

思い切り、カネロ寄りに採点しても116−112でGGGです(ESPNはこのスコアでした)。

BOXING NEWS 24は、117−111でGGGの完勝、これが実際のリングで起きたことを正確に表した数字です。

GGG「ドラマチックなショウを見せたかったけど、カネロはそれを望んでいなかった。もちろん、再戦したい。私は、いつだって打撃戦を望んでいる、メキシカンファイトがしたいんだ」。

カネロ一色の観客席から、明らかな不当判定にも不満を露わにしなかったカザフスタン人に、賞賛の拍手が送られます。

カネロ「少なくとも7〜8ラウンドは取っていたはずだ。私は、十分に勝利に値する戦いをしたはずなのに。こんな判定は信じられない。再戦条項を行使する。再戦でも、どうなっても私が勝つに決まってる」。

試合終了まで一貫してカネロに大声援を送っていた大観衆が一転、怒りの大ブーイングを浴びせます。

カネロ勝利を予想していたテディ・アトラスも「この判定は、ボクシングに対する冒涜。買収でもされたか?」と非難、「117−111でGGGの勝利だ。ここから1点の誤差はあっても、カネロの118−110なんて採点はありえない」と、カザフスタン人が判定を盗まれたと憤っています。

ポール・マリナッジも「非常に政治的な判定だった。カネロはcash cow(金のなる木)で、GGGはそうじゃない。不公平な話だが、カネロが負けないことで得する人が沢山いるということが、この判定につながった」と、明らかに邪悪な意図が働いた結果と糾弾しました。

「判定までいけばカネロの勝ち」。

カネロのこれまでの対戦相手同様、GGG陣営もジャッジを牽制してきましたが、何の効果もありませんでした。

エリスランディ・ララ戦はもちろん、フロイド・メイウェザー戦でも、呆れ果てるスコアが付けられましたが、今回はさらに酷い、本当に酷い、です。

不当判定が、カネロに流れる、それもあからさまに。

何とも後味の悪い結果です。

もちろん、カネロ自身には何の責任もありません。

「勝ってた」という厚かましいコメントは余計でしたが、ブーイングの嵐は、可哀想です。

怒りの矛先は、バードとテレラにこそ向けるべきです。そして、何よりも、彼らが忖度したであろう、ボクシング界の闇に対して。

こんなジャッジが許されるなら、カネロvsメイウェザー戦もカネロの圧勝です。

試合自体は、見ごたえのある技術戦でした。両者を分けたのは、GGGの鉄のアゴです(現実の試合はGGGが支配していました)。

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「膠着、ミドル級。あからさまな不当判定、ボクシング界は腐っている。」へのコメント

とても的確な記事だと思います。GGGの2ポイント差の勝ちでも不満なのに逆に8ポイント差でカネロなんて全く理解不可能です。カネロvsメイウェザー、コットでも試合結果には直接関係無かったけど全く理解不能なカネロ贔屓のジャッジがありました。しかし今回は、試合結果がゴロフキンの明白な勝ちが引き分けという違った結果をつくってしまいました。ポールマリナッジの発言をもっともっと流布して欲しいと思います。それにしてもGGGは.本当に偉大なミドル級チャンピオンです。その歴代評価は、70年代のカルロスモンソン、80年代のマービンハグラー、90年代、ロイジョーンズ、バーナードホプキンスと並んで歴代3位くらいの評価をしても良いのではないでしょうか。(1位は、元祖シュガーレイ)

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新幹線の車窓に流れる日本の郷愁あふれる街の風景や、夜の航空機から暗い雲間の隙間に現れるきっと訪れることのない知らない街の光に、えもしれぬ感傷に耽りながら大好きなスポーツの試合を独断と偏見で書き綴るのは、最高にリラックス出来る贅沢な時間です。

健康診断のたびに「運動せねば」「酒は控えねば」と自戒しつつもまた翌年の診断を迎える怠惰な中年ですが、アスリートの美しい躍動に、歓喜と感謝と精一杯の拍手を送っていきたいと思います。
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