フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

 狸小路から勇気溢れるアスリートに感謝と応援の言葉を紡ぎます。

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アスリートの美しい躍動に歓喜の拍手をおくりながら、今再びの東京オリンピックを迎え撃ちます。 もっと見る
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最新の記事

【アンタッチャブルか?】10秒00と2時間6分16秒【停滞・低迷か?】①

「記録は破られるためにある」。その通りです。 打ち立てられた新記録は、次の記録を生み出す強烈な動機付けとなり、理想的な素晴らしい新陳代謝が繰り返されます。 その一方で、アンタッチャブル、長い間書き換えられることのない、他の追随を許さない記録も確かに存在します。アンタッチャブルの記録には、大きく分けて①実際に文句無しの偉大な記録、②特異な環境・事情で生み出された記録、③競技レベルの低迷・低下によっ......続きを読む»

大谷翔平はMLBで間違いなく〝通用〟する①

4月8日に左大腿二頭筋の肉離れを起こして戦線離脱した大谷翔平が昨日、屋外トレーニングを再開しました。外野ポール間をゆっくり三往復するウォーキングだけでしたが、アメリカメディアも「日本の人間国宝」と評価する才能の復帰が待たれます。 大谷とMLBの交渉はどうなっているのか?何チームが接触しているのか? 日本では非常にデリケートな問題として大きく扱われることはありませんが、この日本メディアの対応は極め......続きを読む»

英国ボクシング沸騰!今や本場は英国なのか?

4月29日ウエンブリースタジアム、IBF世界ヘビー級タイトルマッチ。アンソニー・ジョシュア(英国)対ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)。いよいよその日が迫ってきました。 IBFの赤いベルトに加えて、タイソン・ヒューリーが空け渡したWBAの黒いベルトも、この試合でステイクされます。 18戦全勝全KOのジョシュアが、21世紀を支配し続けてきたクリチコに引導を渡すのか。その先にはデオンティ・ワイルダ......続きを読む»

大迫、東京五輪を2時間2分02秒で走るってよ!

大迫傑(25=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が、ボストン・マラソンで2時間10分28秒の3位に入りました。 ボストンで日本人が表彰台に上がったのは87年に優勝した瀬古利彦以来、丁度30年ぶり。箱根駅伝のスター選手がマラソンで文句無しの〝一発回答〟を出したのは本当に久しぶりです。瀬古と同じ早稲田大学競走部出身のスピードランナー、日本のマラソン界で主流のスピード信者に取っても大迫は希望の星です。 ......続きを読む»

日本歴代PFPはどうなっているのか?〜村田諒太がGGGに勝てば1位?〜⑥

PFPを決める7つ目の基準は「(いつの)誰に勝ったのか」です。 無敗時代のマイク・タイソンやウンベルト・ゴンサレスに勝ったバスター・ダグラスやローランド・パスクワは確かに難攻不落に思えた怪物を沈めましたが、次戦でKO負けを喫するなど不安定なキャリアからPFPの議論に乗ることはありません。 誰が考えても強い相手に勝って、なおかつその金星がフロックでなかったことを次戦以降で証明していかなければならな......続きを読む»

日本歴代PFPはどうなっているのか?〜村田諒太がGGGに勝てば1位?〜⑤

(5)PFPは階級難易度を考慮すべき! 世界的に見てもミニマム級とウェルター級では世界王者になる難易度は、これはもう明らかに違います。 日本でボクシングの世界戦を見ているとすぐに分かることですがミニマム級からスーパーフェザーまではよく見るのに、ライト級以上になるとさっぱり見かけません。現在、日本よりボクシング経済力が強い国は、アメリカと英国だけ。この二つの国(この2カ国を活躍の舞台とすることが出来......続きを読む»

日本歴代PFPはどうなっているのか?〜村田諒太がGGGに勝てば1位?〜④

日本人歴代PFPを7つの観点から迫ってみたいと思います。 (1)ややこしい話は抜きにして本当に強い奴が強い、PFP1位だ! 当然、デカい奴、重い奴が強い!…はずです。メイウェザーやパッキャオがどれだけ技術的に優れていようが、クリチコやワイルダーとは勝負になりません。ということなら、日本初の東洋太平洋ヘビー級王者の藤本京太郎です。 …しかし京太郎、ミドル級の石田順裕とどっこいの試合しちゃってます。......続きを読む»

日本歴代PFPはどうなっているのか?〜村田諒太がGGGに勝てば1位?〜③

PFPの主な評価基準は、①誰に勝ったのか?②その階級・時代の支配度・傑出度はどうだったか?③一時的な勢い・フロックではないか(一定期間強さを維持できたか)? 現役最高選手と見られている井上尚弥をサンプルに取り出します。 【リング誌2017年5月号「PFP10傑に井上尚弥参上!」】 4月21日に無名のメキシカン、リカルド・ロドリゲス(メキシコ)を相手にWBOスーパーフライ級王座5度目の防衛戦......続きを読む»

日本歴代PFPはどうなっているのか?〜村田諒太がGGGに勝てば1位?〜②

PFPは個人の妄想ですから、自分なりの基準さえあれば好き勝手にランキングして構いません。 ここでPFPの一般的な基準を整理すると ①誰に勝ったのか?強い相手にどういう勝ち方をしたのか?(強い相手に明白な勝ち方をしたアリやパッキャオ)②その階級・時代の支配度・傑出度はどうだったか?(対戦相手をことごとくねじ伏せたタイソン)③その強さは一時的な刹那、もっと言ってしまうと「勢いで勝ってた」虚構ではないか......続きを読む»

日本歴代PFPはどうなっているのか?〜村田諒太がGGGに勝てば1位?〜①

パウンド・フォー・パウンド(PFP)、時空や階級を超えた仮想対決で誰が最強か? 「PFPは大嫌い」「正解のないPFPはナンセンス」というボクシングファンですら、いざその議論が始まるとのめり込まざるをえない、〝嫌い嫌いも好きなうち〟なmythical ranking(妄想ランキング)のお時間です。 今回は日本のオールタイム最高選手は誰か?を考えてみたいと思います。 もし村田諒太が来月、ハッサン・......続きを読む»

マジソン・スクエア・ガーデンへの道〜村田諒太、ミドル級王者へ〜⑦

現在のミドル級の世界地図を俯瞰すると、世界王者はアルファベット主要4団体でWBAスーパー(ゲンナディ・ゴロフキン= GGG)、WBA正規(空位)、WBC(GGG)、IBF(GGG)、WBO(ビリー・ジョー・サンダース)、そしてリング誌認定の世界王者はカネロ・アルバレス(メキシコ)となっています。 村田諒太は現在空位のWBA王座をかけて、5月20日有明コロシアムで暫定王者ハッサン・ヌダム・ヌジカム(......続きを読む»

マジソン・スクエア・ガーデンへの道〜村田諒太、ミドル級王者へ〜⑥

アメリカ人なのに、人気階級のミドル級を圧倒的な強さで君臨したのに、フェリックス・トリニダードに勝つまでのバーナード・ホプキンスは不遇の時代を過ごしてきました。 その理由は ①五輪メダリストのようなエリートではない叩き上げ選手のため遠回りのキャリアを余儀なくされた、②デビューも黒星スタート、強力なプロモートと縁が無かった、③ヒスパニックの時代が深まりアメリカ人であることのアドバンテージは希薄になって......続きを読む»

マジソン・スクエア・ガーデンへの道〜村田諒太、ミドル級王者へ〜⑤

プロボクシングほどアンフェアなスポーツはありません。平等な環境で行われる試合は、まずありえません。 オリンピック、サッカーW杯、プロ野球、プロテニス、どのスポーツでも地元選手に応援は偏り、判定競技の場合は審判にも影響を与えることが珍しくありません。しかし、あからさまに一方の選手に有利な環境が用意されることはありえません。 ボクシングではそれがありえます。日本人ボクサーは挑戦者であっても、米国の人......続きを読む»

マジソン・スクエア・ガーデンへの道〜村田諒太、ミドル級王者へ〜④

村田諒太のアイドル、フェリックス・トリニダードもまたミドル級を制したスター選手でした。 しかし、ミドル級では主役であり続けることは出来ませんでした。カリブのヒーローに初めての挫折を味あわせたのが〝死刑執行人〟バーナード・ホプキンスです。 2001年9月15日に予定されていたWBC/IBF王者ホプキンスと、WBA王者トリニダードの注目の統一戦は、開催地と同じニューヨークを直撃、世界中を震撼させた「......続きを読む»

マジソン・スクエア・ガーデンへの道〜村田諒太、ミドル級王者へ〜③

5月20日有明コロシアムで開催決定した WBA世界ミドル級タイトルマッチに向けて、ウエルター級と並んで世界で最も華やかな階級の名場面を振り返っていきます。 今日は4月5日。明日4月6日で今なお激しい議論が展開され続けているあの試合からちょうど30年を迎えることになります。世界統一ミドル級タイトルマッチ、王者マーベラス・マービン・ハグラーvs挑戦者シュガー・レイ・レナード。 この試合はフロイド・メ......続きを読む»

マジソン・スクエア・ガーデンへの道〜村田諒太、ミドル級王者へ〜②

ミドル級は日本人にとって本当に遠い階級でした。 ヘビー級まで制したボブ・フィッツモンズ、ジャック・ジョンソンを倒したスタンレー・ケッチェル、「傷だらけの栄光」ロッキー・グラジアノ、PFPの起点となったシュガー・レイ・ロビンソン、ボクシング殿堂創設のきっかけとなったカーメン・バシリオ、「レイジングブル」ジェイク・ラモッタ、無類のタフネスを誇ったディック・タイガー、ミドル級史上最強と目されるカルロス・......続きを読む»

マジソン・スクエア・ガーデンへの道〜村田諒太、ミドル級王者へ〜①

ロンドン五輪金メダリスト村田諒太(帝拳)の世界挑戦が決まりました。 5月20日に東京・有明コロシアムでWBA世界ミドル級王座決定戦で元世界王者の同級1位ハッサン・ヌダン・ヌジカム(フランス)と拳を交えます。ミドル級は掛け値なしの人気階級です。そして、団体と王座乱立で誰が最強かわからない魑魅魍魎の世界でも、世界中のボクシングファンが認める絶対王者も君臨しています。 【リング誌2015年7月号「史......続きを読む»

2020年、東京に桜は咲くのか?

1987年に日本テレビが生中継を開始した当時、ラグビーと野球に大きく水を開けられていた「第三の大学スポーツ」であった箱根駅伝は、いまや大学スポーツNo.1どころか、あらゆるスポーツの中でも最も視聴率を稼ぐ国民的な人気を獲得するまでに至っています。 その箱根路から生まれた最大のスター、柏原竜二選手が今日、引退を発表しました。「昨季度重なる怪我・故障をしてしまい、この発表をしている今でも完治しておらず......続きを読む»

軽量級の聖地は日本〜聖地は巡礼する〜③

軽量級の聖地は日本であって、ラスベガスではありえません。 報酬に焦点を当てると、そのことは明らかです。 防衛戦が生中継される日本人世界王者の1試合当たりのファイトマネー相場は2000〜4000万円です。この金額を明白に上回る報酬を安定的に受け取っている軽量級はレオ・サンタクルス、アブネル・マレスなどほんの一部の人気メキシカンだけです。 ノニト・ドネアのキャリアハイは、フェルナンド・モンティエル......続きを読む»

軽量級の聖地は日本〜聖地は巡礼する〜②

まだ「地球」が大きく、海外が遠い彼方だった時代、日本人にとってボクシングの世界タイトルマッチとプロレスだけが、世界を体感出来る舞台でした。 白井義男が世界王者になったときのインパクトは、野茂英雄の比ではなかったでしょう。 そして、力道山のプロレス(全盛期はスポーツとして報道されていました)がスポーツでなくなった瞬間から、ボクシングの四角いリングだけが「世界」と触れることが出来る出島となりました。......続きを読む»

軽量級の聖地は日本〜聖地は巡礼する〜①

先日、 NHKで放送された「あの負けで私は強くなった『ボクシング・長谷川穂積』」。 ご覧になった方も多いと思います。素晴らしい出来栄えの番組でした。ボクシングファンとしては、ああいう番組をもっと、もっと観たいですね。 番組の中で、長谷川穂積はフェルナンド・モンティエルに負けたことで「〝ボクシングの本場・ラスベガス進出〟の夢が絶たれた」と語りました。その一方で、モンティエルは13歳の時に落書きのよ......続きを読む»

MONEY(銭ゲバ)対The Notorious(悪漢)〜異種格闘技戦を考える〜

元PFPキング、フロイド・メイウエザーとUFCライト級王者のコナー・マクレガーの〝異種格闘技戦〟が大きな話題を呼んでいます。 対決はボクシングルールで行うことで両者の意思は一致していますから、正確には「アリ猪木」のような異種格闘技戦ではなく、MMA選手によるボクシングへの〝道場破り〟というのが正しい表現でしょう。 もしこの試合が実現するとなると、メイウエザーが要求している「ファイトマネー1億ドル......続きを読む»

戦後記:リナレスvsクローラ〜見せろ!Bサイドの矜持=夢の続き

リナレス、完勝でした。 早速、WBC正規王者のマイキー・ガルシアがコメントを出しています。 「おめでとう、ホルヘ・リナレス。素晴らしい勝利だった。技術、柔軟性、コンビネーション、そしてパワーも本当に凄かった。すぐに統一戦を戦いたい。どこもカットしていないし、怪我もしてないだろうから、この夏にでもやろうじゃないか」。 いいですね。マイキー、やる気満々です。 トップランクとの契約問題がこじれにこじ......続きを読む»

リナレスvsクローラ〜見せろ!Bサイドの矜持〜

プロボクシングは公平なスポーツではありません。 AサイドとBサイドが厳然として存在します。二つを隔てる基準はやはりお金です。つまり人気です。より人気があるボクサーが興行をリードしするのです。Aサイドのボクサーは自分の土俵で戦えるのです。ホームで試合を開催し、ルールの範囲内で自分のスタイルに有利なグローブ、リングの大きさ、マットの硬さ、ロープの緩み等を設定できるのです。 スーパーバンタム級以下のク......続きを読む»

ヘビー級に恵みの穀雨は降るのか?②

1ヶ月後に迫ったアンソニー・ジョシュアvsウラジミール・クリチコ。この一戦がボクシングの中心を再びヘビー級に引き戻す導火線となるのか? 今でこそヘビー級は、17階級の一つでしかありませんが、80年代まではその存在は圧倒的でした。ボクシングとはすなわちヘビー級であり、ヘビー級こそがボクシングだったのです。その歴史を紐解くと、スポーツの枠を超えた社会的な存在ですらありました。ヘビー級の歴史を振り返るに......続きを読む»

ヘビー級に恵みの穀雨は降るのか?①

ボクシング界の中心がヘビー級から離れてから幾星霜。 パウンドフォーパウンドも複数階級制覇もマネーvsパックマンも、ヘビー級とは無縁ですが、それらはある意味で詭弁でしかありません。パウンドフォーパウンドはヘビー級に勝てないボクサーの言い訳ですし、無差別級にとって複数階級制覇など必要ありません。メイウエザーとパッキャオは法外な報酬を手にしましたが、二人は大きな商売に成功した優秀なビジネスマンでしかなく......続きを読む»

頑張れ!日本代表!

ドジャースタジアムにそぼ降る雨を、アメリカの涙雨にしてやりましょう。 WBCの選手ほど割に合わない商売は滅多にないと思います。選手の報酬は200万円余りで、優勝で約400万円が加算、さらに優勝賞金(たった270万ドル、約3億円)の分配がありますが、山田哲人や坂本勇人の年俸は3億5000万円です。NPBシーズンでの故障やピークを早めたことでの不調で成績下降、来期減俸となるリスクを考えると経済的な魅力......続きを読む»

ロマゴン敗北で考える〜複数階級制覇〜③

マニー・パッキャオが8階級制覇したスパンは108ポンド(50.80kg)から154ポンド(69.85kg)までの46ポンド(19.05kg)。現在の17階級の47%を占めます。 これに匹敵する、あるいは凌駕するボクサーは、長いボクシングの歴史を紐解いても存在しないのか?少なくともパッキャオが誰も寄せ付けない複数階級制覇王者とは言い切れません。 【しかしマルガリートとの体格差はやばかったですね】 ......続きを読む»

ロマゴン敗北で考える〜複数階級制覇〜②

ロマゴンとシーサケット、どちらがクオリティの高いボクサーかは言うまでもないことでしょう。ロマゴンはシーサケットではなく階級の壁に敗れたと言えます。また、同じ興行でリングに上がったミドル級一筋のGGGもIBFの当日計量をパスして80キロ以上に膨らんだジェイコブスに12ラウンド手を焼きました。複数階級制覇に挑んだわけではありませんが、GGGもまたある意味で〝階級〟の壁にぶち当たったと言えるかもしれません......続きを読む»

ロマゴン敗北で考える〜複数階級制覇〜①

ローマン・ゴンザレスがシーサケット・ソールンビサイに接戦の末の判定とはいえ敗北。これをPFP1位が破れた衝撃的な試合と捉えている人は少ないのではないでしょうか。4階級制覇を達成した前戦もカルロス・クアドラス相手にやはり手こずりました。今回の試合は「ロマゴンがジュニアバンタムに適応できるのか」の二次試験の意味合いもありましたが、その合否の結果は明らかでした。 フライ級までのスタイルのままでは、シーサ......続きを読む»

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  9. マジソン・スクエア・ガーデンへの道〜村田諒太、ミドル級王者へ〜②
  10. 英国ボクシング沸騰!今や本場は英国なのか?

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