フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

☺︎狸小路から勇気溢れるアスリートに感謝と応援の言葉を紡ぎます。

tanutan

出張が多い仕事柄、移動の合間に書き込ませていただいています。 新幹線の車窓に流れる日本の郷愁あふれる街の風景や、夜の航空機から暗い雲間の隙間に現れるきっと訪れることのない知らない街の光に、えもしれぬ感傷に耽りながら大好きなス もっと見る
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村田vsエンダムの判定騒乱〜ボクシングの判定は絶対に変わらなければならない③

「どこに眼ェつけとんねん!」と並んで、誤審を生み出してしまうもう一つの元凶に進みます。 ★「現在の判定慣例が明らかに間違っとる!」★ まず、ボクシングのジャッジは、信じられないほどレベルが低い人でものうのうと仕事に就き続けているのが問題です。 MLBやNFLの審判はその能力の検査や、判定基準の確認などのために厳格な試験やトレーニングを毎年受けていますが、ボクシングのジャッジにはこういう内部監査......続きを読む»

村田vsエンダムの判定騒乱〜ボクシングの判定は絶対に変わらなければならない②

★「どこに眼ェつけとんねん!」★の続きです。 ここからは、世界中のあらゆるジャッジ、一人の例外もなく、全員に当てはまることです。 ジャッジ席に近いリングサイドに座ったことがある人なら誰もが感じたことがあるでしょうが、あの場所は試合を正確に判定するには非常にふさわしくない場所です。障害物が多すぎるのです。リングを照らすライトも目に入りやすいのです。 有名なレフェリー、ジョー・コルテスが、「昨年、......続きを読む»

村田vsエンダムの判定騒乱〜ボクシングの判定は絶対に変わらなければならない①

あの日から一週間が経とうとしています。 日本人が世界のメガファイトのリングに上がる。 村田諒太がロンドン五輪のミドル級で金メダルを獲るまでは、タチの悪い白昼夢のような話が電通とフジテレビまで巻き込んで、まさかの現実へとひた走っています。 カメルーンの不屈のライオン、アッサン・エンダムに敗れた判定が世界的な議論(ほとんど全てが「誤審」という批判ですが)を呼び、ロンドン五輪後、プロ転向してからは世......続きを読む»

ミゲール・アンヘル・コットは日本人が戦った最大の名前なのか?

亀海喜寛が、ミゲール・コットと WBO世界ジュニアミドル級王者を賭けて8月26日、カリフォルニアのスタハブセンターで激突します。 コットが、今のボクシング界でも屈指のビッグネームであることは間違いありません。 では、日本人が戦った過去最大の名前なのか? 先に答えを出すと、YESです。 【コットは、ウィルフレド・ゴメス、ヘクター・カマチョ、フェリックス・トリニダード…ボクシング大国プエルトリ......続きを読む»

コットvs亀海〜まさかのビッグファイト、まさかのタイトルマッチ!〜

ミゲール・コットvs亀海喜寛。8月26日:スタハブセンター/HBO’s “World Championship Boxing。 この春から「交渉成立」と報道されてきましたが、具体的な動きは何も見えなかった、蜃気楼のようなカードが現実となりました。 この試合が成立した最大の背景は、ボクシング界屈指のスーパースター、コットが死に場所を探して彷徨していたことに尽きます。 もち......続きを読む»

村田諒太〜戦い終えて〜ヴィクトール・フランクルと孫子

SWITCHインタビュー 達人達(たち)「村田諒太×萱野稔人」。 以前、NHKのEテレで放送された村田諒太と、気鋭の哲学者の対談番組です。ご覧になった方も多いと思います。 一番印象に残ったのは、金メダリストがサンドバッグを叩く迫力に度肝を抜かれて何も言えなくなっている周囲に、「目的が何なのかって思うんですよね」と村田がポツリと漏らしたシーンですね。 何それ?そんなこと考えて、サンドバッグ打って......続きを読む»

ありがとう、アッサン・エンダム。ありがとう、村田諒太。

村田諒太の偉大な挑戦は、これ以上ない、本当に爽やかな結果に帰結しました。 恥ずかしい話、泣きました。やっぱり、スポーツって素晴らしい、ボクシングって素晴らしい。 あの判定には、私を含めて日本中が怒号に包まれました。当事者のWBA会長までもが「謝罪する」と公式に表明する異常な事態に発展しました。 あんな判定、嫌な後味しか残りようのない、最悪の土曜日の夜でした。そのはずでした。 しかし、あの試合......続きを読む»

WBA会長が「村田が勝っていた」

WBAのヒルベルト・メンドサ会長がフェイスブックで、異例の声明。 酷い判定を村田諒太選手と帝拳、日本のファンに謝罪したい。 わたしの採点では117-110で村田。どう考えても負けはない。 ダイレクトリマッチを指示する。 …当然です。あんな酷い採点はありえません。 ...続きを読む»

村田諒太様

村田諒太様 素晴らしい試合、お疲れ様でした。 全く理解できない判定はプロだけでなくアマでも、ありえないことではないのですが、それがまさか今夜起きるとは、本当に思ってもみませんでした。 ニュース番組であなたの言葉を聞きました。 「これだけ多くの人に支えられて勝てなくて。じゃあ、もう一回と無責任なことは言えない」「負けたらもう1回できるなんて、そんな気持ちでやってきていない」。 私を含めて多く......続きを読む»

2人の審判はどの試合を見てた?明白な不当判定〜不快指数120%、有明の夜

週明けの月曜日に健康診断があるので、村田勝利の喜びを噛みしめて、おとなしく有明コロシアムから家路に着こうと思っていました。まさか、やけ酒の末にタクシーで帰宅する羽目になるとは。 この試合には、ゴングが鳴ったその瞬間から驚かされました。元より、私の席から両者の表情など読み取れません。家に帰ってからじっくりビデをを見ようと録画して来ました。 なんということでしょう。1ラウンドも1分30秒も経過したと......続きを読む»

村田諒太がアッサン・エンダムを倒す!☆今夜、有明から世界へ☆

暑いです。昼前で30度近くまで気温は上がりました。日中は間違いなく、真夏日になりそうです。WBA世界ミドル級タイトルマッチのゴングは、昼間の暑さが残る中で、打ち鳴らされることになりそうです。 プロでは謎のベールに包まれたままの村田の実力が測りきれず、海外のブッカーも正式のオッズを出すのに時間がかかりましたが、出揃いましたね。 最大手ウィリアム・ヒルも村田勝利が1.5倍、エンダム約2.6倍と、他の......続きを読む»

【ミドル級は最も層が厚い?】村田諒太vsアッサン・エンダム⑤

あと四日に迫りました。 ボクシングは伝統的にメディアの囲い込みが顕著なスポーツです。しかし、今回の村田諒太の挑戦に関してはそんな垣根を越えて、異例の報道合戦が繰り広げられています。 ここまで高い注目を集める理由としては、多くの場合「ボクシングで最も層の厚いミドル級」に日本人が挑む、という背景が挙げられています。 【「ゴング・ワールド・ボクシング」1982年2月増刊号から〜伝統的に人気のあるミ......続きを読む»

【オッズと予想】村田諒太vsアッサン・エンダム④

今日はオッズと予想の話です。 さぁ、村田諒太vsアッサン・エンダム。もう、今週末です!待った無しです! bet-at-home.comのオッズはエンダム勝利が2.25倍、村田勝利が1.62倍。WOWOWなどでよく使われる日本風にアレンジすると、アバウト5-2で村田が大きく有利というところでしょうか。ドローが24.00倍とやや低い数字になっていることからも、試合は判定までもつれ込むと見られています......続きを読む»

【世界評価】村田諒太vsアッサン・エンダム③

あと一週間を切りました。 今日は、日本のボクシング、村田諒太が、世界からどう見られているのか? 村田がプロ転向を表明、2013年のデビュー戦を圧巻の内容で勝利したことは、ネットはもちろん世界中のボクシングメディアで大きく報じられました。「金メダリスト、東洋太平洋王者を全く寄せ付けず」。もちろん、多くの記事で「ミドル級の東洋太平洋王者の実力は世界基準から大きく劣る」という事実もきっちり伝えられてい......続きを読む»

村中完敗〜ヤファイは統一戦へ〜

日本時間早朝の英国バーミンガム、バークレイカードアリーナ。 村中優は、12ラウンド通じて勇敢に攻め続けましたが、ジャッジは119-107が2人、残る1人は118-109。大差判定に散りました。私の拙い採点でも116-111、ヤファイの勝利に文句はありません。 村中は2ラウンドにダウンを奪われますが、スリップに見えました。まあ、パンチをもらってから滑ってるので、ダウンの判定に文句は言えませんが。 ......続きを読む»

カリド・ヤファイは井上尚弥の脅威になりうるか?

村田諒太の大勝負を一週間後に控えて、遠く英国で一人の日本人が圧倒的不利の予想の中、地元の英雄に挑みます。 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ。カリド・ヤファイ対村中優。 この階級は、世界最強の呼び声高い我らが井上尚弥に、PFP1位から陥落したローマン・ゴンザレス、そのロマゴンを倒したシーサケット・ソールンビサイ、河野公平からタイトルを奪取したルシス・コンセプシオンら、日本でもお馴染みのタレ......続きを読む»

【ミドル級とは何なのか】村田諒太vsアッサン・エンダム②

ボクシングには、ミニマム級からヘビー級まで、17も階級があります。17まで細分化する必要などあるわけもなく、世界戦を量産することで承認料を稼ぎたい下劣なアルファベット団体と、一人でも多くの世界王者を作りたい興行側の歪んだ思惑が暴走し続けた結末です。 当然の帰結として、世界王者の地位は失墜、ボクシングそのものもニッチなスポーツに転落してしまいました。日本を見ても、世界王者の認知度の低さは悲惨なまでで......続きを読む»

【カウントダウン】村田諒太vsアッサン・エンダム①

いよいよあと10日を切ってきました。 WBA世界ミドル級タイトルマッチ。アッサン・エンダムvs村田諒太。 今朝、銀座駅を降りると電飾の柱広告がズラリ。試合までの一週間あまりで、フジテレビだけでなくNHKや、他の東京キー局でも村田の特集番組を放映するというのですから、ボクシングの試合としては異例中の異例です。 今から22年前、竹原慎二が1995年にやはりWBAミドル級に挑戦した時は事前の特集番組......続きを読む»

See You September!〜GGG

いやー、期待はずれでした。 「ハンドスピード、フットワーク、いずれも大きく劣るジュニアが離れて戦える時間は長くはない」とは予想していましたが、まさかスタートから最終ゴングまで一度もそれが出来ないなんて。 この一週間、固形物は一切口にできずに、ジュースやヨーグルトで凌いできたというチャベスJr.の動きは、最初から衰弱しきっているように見えました。計量後は「185ポンドまで戻す」と話していたジュニア......続きを読む»

【直前予想】カネロ・アルバレスvsフリオ・セサール・チャベスJr.

「自堕落なチャベスJr.が5年間も落とせていないウェイトを作れるわけがない」 「1ポンド100万ドルの罰金を支払って意図的に体重オーバーする」 チャベスJr.が、悪意のある大方の予想を裏切って、計量をクリア。私も彼が164.5ポンドまで落とせるとは思いませんでした。 この試合が持つ意味、この試合にクリーンに勝つことの意味がいかに大きなものか、ボクシング界最悪の愚息でもしっかり理解していたというこ......続きを読む»

カネロが「WBC特別ベルト」を拒否!

いやあ、WBCは期待を裏切りません。日本時間の日曜日に迫ったカネロ対チャベスJr.の勝者に「特別ベルト」を贈呈するというのです。 通常のベルトが40〜50万円ですが、今回は中身はともかく、興行規模だけなら間違いなくメガファイト、ダイアモンドベルトと同じ約500万円くらいで売りつけるつもりでしょうか。 メキシコの高級なお土産でも有名なウイチョール族のカラフルなビーズをふんだんに使ったメキシコ風情溢......続きを読む»

VIVA MEXICO! メキシコ史上最強は誰か!?

現在、世界で最も大きなボクシング市場はどの国か? トータルの市場規模ではやはり米国でしょうが、1試合の市場規模、メガファイトの盛り上がり、観客の熱狂という尺度では英国です。米国のビッグファイトの多くがカジノリゾートのショーと抱き合わせで集客するせいもあり、メインイベントが始まるまではカジノで賭けに興じたり、コンサートやマジックショーなどを楽しむ人が多く、前座試合の客席はガラガラなんてことも普通にあ......続きを読む»

カネロvsチャベスJr.キャッチウェイトは必要悪なのか?③

Aサイドの選手がパワハラ的にBサイドに要求するキャッチウェイトは、言い訳のできない〝悪〟です。 しかし、プロボクシングを見世物、興行として見るなら、TV視聴率が上がる、チケットが売れるマッチメイクを追求するのは自然の流れです。世界一を決めるまともなシステムすら持たないプロボクシングを純粋なスポーツと考えている人はいないでしょうから、キャッチウェイトごときでゴタゴタ言う方が野暮なのかもしれません。 ......続きを読む»

カネロvsチャベスJr.キャッチウェイトは必要悪なのか?②

1988年11月7日、シーザースパレスのテニスコートと駐車場に特設された屋外スタジアムは1万3246人の観客で埋まっていました。 この夜のリングにはWBCの世界タイトルマッチが3試合(4試合?)も用意されていました。一つ目はヒルベルト・ローマンが元王者シュガー・ベビー・ロハスを返り討ちにしたジュニアバンタム級。もう一つはロジャー・メイウェザーがビニー・パチエンザからダウンを奪って大差判定勝ちを収め......続きを読む»

カネロvsチャベスJr.キャッチウェイトは必要悪なのか?①

いよいよあと5日に迫ったカネロ・アルバレス対フリオ・セサール・チャベスJr.のメガファイト。 先日のアンソニー・ジョシュア対ウラジミール・クリチコには IBFとWBAの世界ヘビー級王座が賭けられた他、殿堂入り確実の元絶対王者と明日を担う若き才能の激突という見逃せない要素がふんだんに盛り込まれていました。 一方で、カネロ対ジュニア。こちらはタイトルは何一つかかっておりません。164.5ポンドという......続きを読む»

運命の決戦〜カネロとチャベス〜②

ウエルター級のカネロは1階級上げてスーパーウエルターへ進出した時には、チャベスは1階級上のミドル級へ。さらにジュニアがスーパーミドルも超えて最高172ポンド1/2まで体重を上げ、カネロがマックス155ポンドにとどまった時点では「マルチネスに負けてミドル級を離れてライトヘビー級で戦うジュニアを見た時にカネロとの決戦は消滅した」(ゴールデンボーイプロモーション=GBP=エリック・ゴメス)と誰もが思いまし......続きを読む»

ジョシュア対クリチコ 早起きして良かった!

久しぶりにスリル満点のメガファイトを堪能させていただきました。 両者ともに慎重にスタートする…私の予想は見事に外れました。1ラウンドからクリチコが仕掛けます。ジョシュアは動きが硬い。経験の差は試合が動いてから出る、と決まってるわけじゃない、そのことを偉大なウクライナ人に改めて思い知らされました。 クリチコにとってジョーカーとなると見ていたジョシュアのスピードも、41歳のウクライナ人は巧妙に捌いて......続きを読む»

運命の決戦〜カネロとチャベス〜①

メガファイトが立て続きます。 今度はカネロ・アルバレス対フリオ・セサール・チャベスJr.。舞台はラスベガスの新たな聖地、T-モバイルアリーナ。 164.5ポンドのキャッチウエイトで行われる12回戦で、タイトルこそかかっていませんが、二人は目に見えない大きなものを賭けて戦います。 アルバレスが勝てば、すでに水面下で進んでいる9月予定の待望のゲンナディ・ゴロフキンとの一戦の詰めの交渉が開始されます......続きを読む»

【アンタッチャブルか?】10秒00と2時間6分16秒【停滞・低迷か?】③

■ハンマー投げ:室伏広治=2003年/84m86㎝=この記録はA「更新できないのも無理はない偉大な記録」、B「更新されるべき時間はとっくに経過した記録」、C「更新されるべきだが競技人口・注目度も低すぎるがゆえに残存してる記録」、全ての性格をはらんでいます。 室伏は陸上競技のフィールド選手としては異例の著名人です。2001年エドモントン世界陸上で銀メダル受賞、2004年アテネオリンピックで金メダル、......続きを読む»

Dr. Steelhammer(鉄拳博士)にチャンスはあるのか?

計量からものすごい盛り上がりでした。PC画面からでもジョシュア勝利に期待する7000人の熱狂が伝わってきました。 二人とも素晴らしい仕上がりです。 チャンピオンのアンソニー・ジョシュアが250.1ポンド(113.4kg)、挑戦者のウラジミール・クリチコが240.6 (109.1kg)。体重管理がだらしない選手も目に付くヘビー級の中でもこの二人はいつも完璧に仕上げてきます。 【両者ともExcel......続きを読む»

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  8. 【オッズと予想】村田諒太vsアッサン・エンダム④
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  10. マラソン日本は復活するか?〜血と生いたちと環境〜①

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