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西岡選手 IW大会3回戦 大逆転勝利! 諦めない心の強さ

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BNP Paribas Open 3回戦、西岡選手が元Top10プレイヤー(現14位)のベルディヒ選手に大逆転勝利をしました。スコアは1-6、7-6(5)、6-4でした。 この試合は西岡選手のメンタルタフネス、諦めない心の強さが際立った試合でした。単にトップ選手から金星を奪った以上に意味ある試合でした。 西岡選手のメンタルタフネスの強さを証明しているのは、総得点で西岡選手(100点)の方がベルディヒ選手(109点)よりも下回っているにも関わらず勝利したという事実です。9点の差は単純にゲーム換算すると2ゲーム以上の開きがあるという事です。実際、総獲得ゲーム数は西岡選手14ゲームに対して、ベルディヒ選手16ゲームでした。 この圧倒的なプレッシャー下と予選を含めた身体的疲労に打ち勝っての勝利は非常に大きいと思います。

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実質試合支配指数(SMCI指数)でも、試合全体で見ると、勝利した西岡選手よりも敗北したベルディヒ選手の方が僅かに上回っています。これは、西岡選手が試合の主導権を握れない中(第3セット除く)でも、なんとか食らいついて勝利を手に入れたということです。その諦めない心、メンタルタフネスが最終的に第3セットにおいて流れを自分に呼び込むことに繋がったと言えます。

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西岡選手のメンタルタフネス、諦めない心の強さは攻撃性を評価する優勢指数よりも、むしろ守備性を評価する劣勢指数に表れています。試合劣勢率(MDR)では西岡選手とベルディヒ選手の間に0.48、ポイント劣勢レーティング(DRP)では14.33の差があります。この数字の意味するところは、西岡選手が粘り強くボールを拾い続け、守備面で大きく上回ったということです。実際、西岡選手は上記の表にあるように、失点においてもアンフォーストエラー(UE)においてもベルディヒ選手よりも少なく抑えています。UEに至ってはベルディヒ選手の半分以下(西:23、ベ:54)です。 この試合のキーとなったゲームは、第2セット第9ゲームと第3セット第3ゲームだったと思われます。 第2セット第9ゲームは西岡選手がなんとかブレークバックした直後、しかしベルディヒ選手がまだ1ブレーククリードの場面です。ここを落とせば負ける状況です。ここは複数回デュースにもつれたゲームでした。非常にプレッシャーがかかる場面で、西岡選手はなんとUEを1で切り抜けました。対してベルディヒ選手は6つもUEを連発。この危機を乗り越えて、サービスキープして流れを自分に引き寄せました。 第3セット第3ゲームも同様に複数回デュースにもつれました。この場面はベルディヒ選手がブレークバックした直後で流れがどちらに向くかの分水嶺でした。再び流れを自分に引き寄せるにはもう一度ブレークするしかない状況です。普通でしたら、焦りから強引にショートポイントを狙いに行く心理状況になってしまいます。しかし、西岡選手は積極的にプレーしながら、耐える場面で耐え、忍耐しながらボールを繋げました。そして、チャンスと見るや積極的にプレーしました。ここぞという場面で焦らなかったことが、結果的に相手のミスを引き出しました。このプレッシャーのかかるゲーム、西岡選手のUEはなんと0、ベルディヒ選手は4も出しました。 この分水嶺以降、完全に流れが西岡選手に向きました。 この試合を観戦して、改めてテニスにおけるメンタルタフネスの重要さを感じました。また、西岡選手の驚異的なメンタルタフネス、諦めない心の強さを目の当たりにしました。

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