2008年04月30日

モスクワへの活力の勝利  ~MAN.U 1-0 BARCA~

試合終了の瞬間、歓喜の抱擁― 。
年甲斐も無くはしゃいで喜びを爆発させるファーガソン。
ついに来た。
大本命・マンチェスターユナイテッドが、
9年ぶりにチャンピオンズリーグファイナルのピッチに立つ。
 
 
 
ルーニーとビディッチ。
攻守の要を負傷で欠く苦しい状況。
ユナイテッドは全員が団結してバルサに立ち向かった。
9年前の決勝でベンチを暖めていたブラウンは
ビディッチの穴を完璧に埋める内容で、1stレグ同様の高いパフォーマンスを披露、
リオと共に最終ラインを引き締めた。
その前に位置するスコールズとキャリックは右に、左に、真ん中に、
縦横無尽にポゼッションの中心となる。
そして、この4人以外はとにかく走った。
エブラとハーグリーブスはバルサの両翼を知らん顔で攻撃に参加し、
ナニ、パクチソン、ロナウド、テベスは最終ラインに圧力をかける。
前半のポゼンションはバルサが6割方優勢。
それでも前線からのプレスでリズムを狂わせ、
スコールズの虎の子の1点を守って折り返せた事は大きい。
バルサはポゼッションで上回りながら効果的なシュートが少なかったように思える。
メッシがサイドから中へ切れ込むお得意のスタイルを見せつけるが、
シュートを打てるシーンでもエトーやイニエスタに一旦預けて裏を突く、
といったプレーがほとんど。
ドリブルのキレは1stレグを相当上回っていたが、シュートがない分、
ユナイテッドに対して多大な脅威にはなっていないようだった。
ゴールへの意識、シュートを打つ意識を感じたのはデコのみ。
バルサは1点を獲りさえすれば、相当楽な試合運びだったはず。
それなのにミドルシュートが少なかったことは疑問に感じる。
特にエトー。
1stレグと同じく、ビッグイヤーを獲得した2年前の勢いは微塵も無い。
やはり彼にはロナウジーニョが必要なのか。
 
 
 
プレスに相当な労力を費やしたユナイテッドは、やはり後半に入り
時間が進むにつれて運動量が落ちる。
最初にガス欠したのはナニとスコールズ。
ギグスとフレッチャーが投入されたが、その他9人が頑張る頑張る。
前半のうちに何度もブラウンと衝突したファンデルサールは
安定したキャッチングでバルサの勢いを止めにかかる。
さらにユナイテッドは左サイドからの攻めで、バルサの猛攻を押し返そうとする。
ロナウドとザンブロッタが一触即発のマッチアップ。
ロナウドが警告を受けると見るや、
エブラやパクチソンが加勢し、数的優位をつくって対抗。
パクとテベスの運動量は半端じゃない。
マンオブザマッチを選べと言われたら、どちらも甲乙つけ難い。
バルサの最終ラインから苦し紛れのロングパスを何本出させたことか。
バルサはアンリ、ボヤンを投入してアウェーゴールを狙いに行く。
ポゼッションは相変わらず6割方バルセロナ。
でも、なぜかゴールの匂いはしなかった。
いくらメッシが仕掛けても、いくらデコやチャビが捌いても、
ゴールは遠かった。
9年ぶりのファイナルへ、lにわかに興奮の坩堝と化していく
オールドトラッフォードの雰囲気に呑まれていくように、脅威が消えていく。
 
 
 
とりあえずは、現プレミア王者相手に、
かつての勢いは無いとは言え、
ポゼッションでユナイテッドを凌駕したバルサの攻撃力は、
改めて凄いと感じた一戦だった。
腐ってもバルサ。
だが、この一戦の敗北は、一時代の終焉も意味する。
ロナウジーニョ、アンリ、グジョンセン、デコ、ザンブロッタ、テュラム。
今夏、主力はゴッソリと出て行くだろう。
何より指揮官ライカールトがいなくなるだろう。
来季のCLは予備予選からの出場が濃厚なバルセロナ。
4ヶ月後には、どんな選手が、どんなチームで、どんなサッカーを見せてくれるのか。
 
 
いつになく 「守り勝った」 印象の強いユナイテッド。
なにより、決勝進出への強い気持ちがイレブンの背中を押して、もぎ取った勝利。
チャンピオンズカップ時代を含めて、決勝では負けたことがない。
相手はチェルシーか、リバプールか。
ルーニーとビディッチは戻ってくるのか。
プレミアとのダブルクラウンは達成できるのか。
 
 
 
寝よ。
 
 
 
   【マンチェスターユナイテッド】
 
                          ロナウド5
 
 
          ナニ6          テベス6.5       パク チソン6.5
        (ギグス5.5) 
 
               スコールズ7       キャリック6.5
             (フレッチャー5.5)
 
     エブラ6                             ハーグリーブス5.5
 
               ブラウン6.5     ファーディナンド6
 
 
                     ファンデルサール6
                                             ファーガソン5.5
 
 
 
   【バルセロナ】
 
                           エトー4
                         (クルキッチ4.5)
       イニエスタ5                              メッシ6
       (アンリ6)
 
                 デコ6              チャビ5.5
 
                          トゥレ4.5
                       (グジョンセン ― )
 
     アビダル6                              ザンブロッタ5.5
  
                 ミリート5.5       プジョル5.5
 
 
                      ビクトル・バルデス5.5
                                               ライカールト4
 
 

posted by tacrow7 |06:21 | ■ UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(1)
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2008年04月21日

対照的なさいたまダービー ~颯爽たるオレンジ、苦虫を噛み潰すレッズ~

コアレスドローながら、
内容は大宮が6:4から7:3の割合で勝利した、という所か。
サポーターの割合とTBSの中継は9:1で浦和寄りだったけど。 
 
 
 
●浦和についての一考
 
3バックに、闘莉王&細貝のダブルボランチ、相馬と平川がワイドに開き、
エジミウソンを最前線に高原&永井の2シャドー。
・・・・・・・・・・
誰がゲームをつくるのか? と勘ぐりたくなる布陣のアジア王者。
たぶん闘莉王なんだろうが、意思統一された大宮の守備の前に
ゲームメイクといえる絡み方は出来ず。
なので、相馬、平川、高原、永井らの縦への突破でリズムを生み出す。
もちろん、それには限界がある。
後半14分、エジミウソン⇔田中達 高原⇔梅崎
・・・・・・・何も変わってない、何も変わらない。
永井を加えたドリブラー3人の前線は、大宮にとって守りやすかったのでは?
残り8分の所で 細貝⇔山田 の交代があったが、
この交代をもっと早い時間帯で見たかった。
足が痙攣したのか辛そうな表情が印象的だった永井への負担が
大きすぎる内容に終始した。
 
典型的なCFWの後ろに2シャドーないし2人のウイング、
ワイドに開いた中盤と3バック― 。
エンゲルス監督は京都時代にも、今の浦和と似たようなシステムを採用していた。
だが当時は、何といってもトップ下の松井大輔とパク・チソンが発揮する存在感に加え、
左ウイングバックの鈴木慎吾、ボランチの斉藤大介と
気の利いたゲームメイクが出来る人材が数多くいた。
特に松井の創造性と、パクの運動量という現在のJ1でお目にかかれない代物は
現在の浦和には無いものである。
松井の創造性を求めるならポンテだが、ないものねだりしてもしょうがない。
であればパクのように縦横無尽に動いてスペースメイキングに励むべき。
これは「誰がやる」というより、チーム全体の問題だ。
大宮戦のように、永井だけがそれを意識して動き回っているようでは厳しい。
そもそも永井はそんなタイプではないし、彼の良さが忙殺されてしまう。
気になったのは、後半終盤のひとコマ。
左サイドへボールが展開されているのに右サイドでトボトボ歩いている闘莉王。
やっぱり彼は最終ラインの方が良いと思う。
代わりに阿部を中盤に据えて、彼の展開力と運動量を活かすべき。
トップ下やボランチにチャレンジさせて
闘莉王のポテンシャルを引き出そうとしているエンゲルス監督、
それならば、今の浦和で一番気の利いたパスが出せそうな
阿部の可能性にも着目してほしい。
 
 
 
●大宮についての一考
 
降格争いをした昨シーズンも、守備だけは良かったアルディージャ。
今季、90分ちゃんと見たのは初めてだけど、
ポゼッションと速攻が格段に進歩した好チームになっている。
チームとしての完成度なら浦和ではなく大宮に軍配が上がるだろう。
DFラインとフラットに並ぶ4枚の中盤は素晴らしい出来だった。
ポゼッションの中心となる斉藤雅人と小林慶行は完全なるセントラルMFとして
攻めてよし、守ってよし、文句のつけようがない。
(余談ですが、今のヴェルディには小林慶のような選手いませんよね。
何で放出したのでしょうか)
ロスタイムに絶妙ループを放ち、「あわや」の場面をつくった左サイドの金澤慎。
勉強不足ですいません、初めて見ました。良い選手ですね。
右サイドでは出来ないんでしょうか。
大宮サポのかた、教えてください。
 
もう1歩、上のチームへ進化するには、
まず、この試合存在感の薄かった小林大悟の完全復活。
周囲との連携が不足してるのか、新しい戦い方にまだ困惑してるのか、
怪我でも抱えているのか、彼らしさが何か足りないように思えました。
そして「もっとサイドから攻めればいいのになー」という大宮を象徴する
デニス・マルケスとペドロ・ジュニオールの2人。
デニス・マルケスは前線でボールを持てるので、
それが中盤以降の押し上げに一役買ってるのですが、
そこから「中へ中へ」行こうとしているのが目立ちました。
浦和の3バック+ダブルボランチの5人は、中央で強固なディフェンスを披露します。
彼らを外へ引っ張り出す意味でも、もう少しサイドからシンプルなクロスを狙っても良かった。
大悟の存在感が薄く感じたのは、おそらくそのせいなのでしょう。
ペドロ・ジュニオールにも、もう少し彼が活きる使われ方があると思います。
代わりに下がった吉原は常に浦和DFの裏を狙う姿勢が脅威だったので
少し尻すぼみした感はありました。
 
それから、江角はもう代表に呼んでもいいんじゃないでしょうかね。
 
 
 
 
             ●浦和レッズ 0-0 大宮アルディージャ
 
 
       GK 都築     6.5       GK 江角          6
       DF 堤       6         DF 村山          6
          堀之内     6            レアンドロ      6.5
          阿部      6            富田          6
       MF 細貝      6            波戸         6.5
         (山田      ― )       MF 小林大        5.5
          闘莉王    5            小林慶         6
          平川     5.5          斉藤          6
          相馬     5.5          (片岡          ― )
       FW 永井     6.5          金澤         6.5
          高原     5.5       FW デニス・マルケス   6
         (梅崎     5.5 )         (森田          ― )
          エジミウソン  5           吉原         5.5
         (田中      5 )         (ペドロ・ジュニオール 5 )
 
 
 
試合に関係ないが、TBSは「浦和」と「巨人」を一緒に考えるべきではない。
あの中継なら副音声を主音声にした方がましだ。
「浦和中心の流れが日本サッカーを良くする」とは
浦和ファンだって考えていないだろう。
TBSは格闘技も含め、スポーツ中継を根本から是正すべきだ。
 

posted by tacrow7 |18:45 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年04月20日

2008FC東京観戦記 其の伍 ~大竹洋平が味スタにかけた魔法~

い。
どうしよう。
面白すぎる。
 
 
惚れ直した。
 
 
第7節にして、今季のベストゲームを見てしまった。
大丈夫かい、城福さんよ。
まだシーズン5分の1だぜ。
いきなりこんなにピークの状態持ってきて。
でも、いいや。
こんなに鮮やかな逆転勝利は久しぶりだ。
これだ。
これが見たかったんだ。
こんなセクシーな東京が見たかったんだ。
でも、城福さんは「ラブリー」って言葉をよく使うんですよねー。
「LOVELY SPORTS」に名前変えようかな。
 
 
大竹クンはヤバい。
あそこで左のアウトでループとは。
寒空の下、トイレを我慢してた苦痛も忘れた。
彼の良い所は、まず度胸が据わってる。
顔はまだあどけないが、プレーには迷いが無い。
だから観ている人が一瞬で虜になる。
重心が恐ろしく低く腰からギュッギュッと繰り出すドリブル。
欧州でプレーする人に例えるのはおこがましいので言わないが、
意外と、今までの東京にあんなタイプはいなかった。
そして今日の場合で言うと、想像力だ。
右サイドでレフティーがDF2人の前にボールを晒す状況で
「打ったら入っちゃった」と本人が言うアイデアを持てる所が良い。
ただ、まだ「想像」であって、「創造」 のレベルではない。
大竹が一目置く中村俊輔は、
ボールを持った時に俯瞰の視界でパスの出し所を探すという特徴がある。
そういう常人のレベルを一歩超えた存在に、大竹はなれるか― 。

 
次の大分はもちろん、
首位の名古屋にも良い勝負ができるかもしれない。
今年は良い線いくかもしれない。
ダービーに勝ったのも自信になったんだろうけど、
あんなブラジルの若造頼みのチームなんかより、
多摩川クラシコを制した今日の勝利の方が、よっぽど自信になる。
 
 
去年の借りはまだ返してない。
アウェーでも今日のような爆勝だ!!
 
 
 
 ●FC東京 4-2 川崎フロンターレ
 
   東)カボレ/前25 赤嶺/前43  大竹/後18  今野/後25
   川)鄭/前19    谷口/前26
 
 
 
     【FC東京】
 
                 カボレ7.5        赤嶺6
                 (川口 ― )
 
                        栗澤5.5
                         (大竹8)
               今野7              梶山5.5
 
                         浅利7
 
        長友6                           徳永5.5
                 佐原6.5        藤山6
 
 
                         塩田7
                                           監督:城福6.5
 
 
 
     【川崎フロンターレ】
 
               ジュニーニョ3.5   鄭 大世5.5
 
 
                        大橋5.5
                        (養父5.5)
         山岸5                             森5
       (黒津5.5)                             (久木野 ― )
                   谷口6        中村5.5
 
 
              伊藤6                 井川5
                        寺田5.5
 
 
                        川島5.5
                                            コーチ:高畠5
 
 

posted by tacrow7 |14:42 | ■ FC東京 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年04月15日

2008FC東京観戦記 其の四 ~ヴェルディだけには負けられない~

戦記といってもテレビですが・・・・・・。
しかも2日遅れでようやく見られた・・・・・・。
 
 
選手の勝利、
監督の勝利、
スタッフ全員の勝利、
チームが掲げるサッカーの勝利、
味スタへの情熱の勝利、
サポーターの勝利、
 
 
完勝ですな。
何か各スポーツニュースを拝見していると、
すっごいフッキが頑張って互角に渡り合ってるように見えたけど、
 
 
完勝ですな♪
 
 
基本的にヴェルディは8人で守って3人(しかも全員ブラジル人)で攻める
イタリア的なサッカー。
僕が好きじゃないサッカー。
かつてのブラジル色を前面に押し出したパスサッカーは見る影もない。
しかも攻撃の8割は左サイド。右は目も当てられない。
今のJ2はこんなんで勝ち上がれるのか。
 
 
個人的なフッキについての一考。
僕はフッキのプレイヤーとしての能力は認める。
ただ、メンタルはどうか。
ヴェルディでは王様になれた。
一番前で好きなようにやらせてもらえた。
シュートを打ちたい時に打ち、疲れたら休んで、また仕掛ける。
川崎(もちろんフロンターレ)では、それが許されなかった。
ジュニーニョがいる。
テセがいる。
サイドにも森や山岸がいる。
11人の中の純然たる1人でしかない。
やりたいように出来ない。
だから川崎を出たい、と言う。
これは若い。
若すぎる。
プロ意識に欠けていると思う。
そんな奴に、
そんな奴に攻撃をまかせっきりのチームに、
負けてなるものか。
 
前半の東京はフッキに対して必ず2人がマークに付き、完全に封じていた。
激しいチャージにフッキもイライラしていたが、FKを決めて気分がよくなった。
後半序盤も周囲と有機的に絡んだ。
でも、それだけだった。
ほとんどのスポーツニュースがフッキの良い場面だけを紹介して、存在感を煽っていたが、
90分通して試合を観て解った。それは間違いであると。
「後半15分を過ぎて、東京守備陣の前に完全に沈黙」が正解。
たいして動いてないのに、膝に手をついて肩で息してるし。
退場シーンも地上波でまったく放送していなかったが、これも間違い。
おとといきやがれ。
 
 
で、我がFC東京。
今日はみんなが頑張って、
まだ6節だけど、とりあえずはこれまでのべストゲーム。
長友と羽生が、ようやくチームの一員になった感じ。
2点目のゴールはFC東京に関わるすべての人の想いが詰まったファインゴールだ。
 
 
 
 
 ●東京ヴェルディ 1-2 FC東京
 
  ヴ)フッキ/前43
  東)羽生/後17  OG/後44(柴崎)
 
 
   【東京ヴェルディ】
 
                         フッキ5.5
 
 
       レアンドロ5.5        ディエゴ6          井上4
        (平本 ― )                            (柴崎4)
 
                  冨澤6        福西5
 
        服部5.5                          和田5
 
                  那須6        土屋6.5
 
 
                         土肥6
                                          監督:柱谷4.5
 
 
   【FC東京】
 
                  カボレ6.5      赤嶺5.5
                                 (平山 ― )
 
                          羽生7
                         (金沢5.5)
               今野6                梶山6.5
                          浅利6
                        (大竹6.5)
         長友7                              徳永6
 
                    藤山6       佐原6.5
 
 
                          塩田6
                                          監督:城福6.5

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2008年04月14日

ユナイテッド 2-1 アーセナル ~右肩上がりと下降線~

ャンピオンズリーグの結果は、明暗くっきり分かれた両者。
ルーニー、ロナウドがベンチスタートでローマに勝利したユナイテッド。
すべての力を振り絞ってリバプールの前に散ったアーセナル。
パクチソン、シルベストル、G.ネビルら
前半戦を怪我で棒に振った選手たちが戻ってきてコンディション上向きのユナイテッド。
前半戦で飛ばしすぎたのか、終盤へ来てサニャ、フラミニ、ダシルバらが続々と戦線離脱、
フラフラの状態のアーセナル。
注目されたビッグマッチ、結果は火を見るよりも明らかと思われたが・・・・・・。
 
 
アーセナルは本当に疲れている。
CLミラン戦をピークに下降線。
大逆転したボルトン戦とリバプール3連戦で完全に燃え尽きた。
セスクも、アデバイヨルも、フレブも、両足に重い鉛をつけてプレーしているよう。
それでもユナイテッドに楯突ける。
先制できる。
凄い。
ただ運が無い。
ギャラスのハンドは責められない。
タイトルを獲るにはほんの少しの運も必要だ。
でも、試合の流れを読み取る術も、もっと必要だ。
ファーガソンは後半10分、
スコールズ&朴智星 OUT   アンデルソン&テベス IN
これがハマった。
中盤には運動量を、右サイドには攻撃性とテクニックを、それぞれ注入。
ベンゲルにはこれが無い。
判で押したようにエブエ⇔ウォルコット、ファンペルシー⇔ベントナー しか出来ない。
ベントナーは頑張ってはいるが・・・・・・、彼には少しジェファーズの匂いがする。
来シーズン化けるのだろうか?
そんな中、ハーグリーブスに完全に裏をかかれてFKを決められ、終戦。
もう可哀想で見てられない。
このユナイテッド戦にかけていたアーセナル。
残り試合、モチベーション保てるのだろうか。
 
 
で、アーセナルをプレミア戦線離脱に追いやり、
チェルシーとの一騎打ちとなったユナイテッド。
最近のゲームでは、これまでチームを引っ張ってきた
ルーニー&ロナウドが若干お疲れモード。
そこで、タフさが売りのハーグリーブス&朴智星が一枚も二枚も噛むようになってきて、
ファーガソンのチーム作りが怖いぐらい上手く進んでいる。
試合の流れを一発で変える力や、個としての能力では前者のコンビに遠く及ばないが
それを補って余りある運動量と馬力は
ギグスやスコールズらベテラン勢のやりくりにもなって好影響。
ベンゲルも当分 “走るサッカー” を掲げるなら、こういう選手たちこそ必要だと思うけど・・・・・・。
獲らないんだよね~。
それはさておき、バイエルン時代に欧州制覇を達成したハーグリーブスの経験は、
今後大詰めを迎えるプレミアリーグ、CLの死闘の中で、間違いなく活かされるだろう。
 
 
ダブル達成への一番の懸念材料は最終ライン。
この日もブラウン、リオ、ピケが、それぞれ1個ずつぐらいポカをやった。
少し前の『Number』誌で、元イングランド代表のパーカー氏が、
「リオは綺麗な守備をしたがる」という悪癖を指摘していたのが、頭から離れない。
相棒がビディッチであれば
「あいつはお前に任した」的な感じでカバーリングに徹していればいいが、
ビディッチが戻るまでは今日のようにピケや
オシェイ、ブラウンなんかと中央を守らなくてはいけない時も出てくる。
そんな場合でも「あいつはお前に任した」では厳しい。
今後対戦予定の『あいつ』とは、
ドログバであったり、
フェルナンドトーレスであったり、
アンリやエトーであったりするわけだから。
アデバイヨルにやられた失点シーンも、
この強靭なフィジカルを誇るトーゴ人FWに最終的にマーキングしていたのは
お世辞にも守備力が高いとは言えないキャリックだったわけだから。
そこだけが心配。
 
 
まぁ、今のバルサには勝てると思うけど・・・・・。
次はブラックバーン戦。地上波でやるかなぁ。
怪我人は出さないで。
 
 
 
   【マンチェスターユナイテッド】
 
                     ルーニー6.5
      ロナウド6                          朴 智星6
                                         (テベス7)
           スコールズ5.5     ハーグリーブス7
           (アンデルソン6)       (ギグス ― )
                     キャリック5.5
 
    エブラ5.5                           ブラウン5.5
               ピケ5.5     ファーディナンド5.5
 
 
                    ファンデルサール7
                                             ファーガソン7
 
 
   【アーセナル】
 
                       アデバイヨル6
  
 
      ファンペルシー5.5     フレブ5.5        エブエ5
        (ベントナー6)                      (ウォルコット5)
 
            ジウベルトシウバ5    セスク5.5
 
    クリシ6                              トゥレ6
               ギャラス6       ソング6       (ホイト ― )
 
 
                       レーマン5.5
                                            ベンゲル5.5
 

posted by tacrow7 |03:52 | ■ 海外サッカー | コメント(1) | トラックバック(1)
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