2008年01月25日
ブンデスリーガで羽ばたく日本人選手
小野伸二がいよいよ欧州に戦場を移しそうだ。 僕は以前、このブログで彼についてボロクソ言いましたが、 それも「ボールを止める・蹴る技術日本一」たる由縁です。 エールディビジにすんなり溶け込んだ彼に ブンデスリーガは丁度良いレベルだろう。 かつてはキム・ジュソンやマハダビキアも所属し、アジアとの関係も深い。 エレベーターチームだが、フェイエノールト時代のように 攻撃の中心になれるよう頑張ってほしい。 (自分が勉強不足なのか、知ってる選手名が全然無いので 比較的それは容易かなぁと思ってるんですが・・・) 現地23日にはボルフスブルク入りした長谷部誠が、 ドイツ2部イエナとの練習試合で菊地直哉と対戦。 長谷部は右MFではつらつとプレーした。 (中盤の底ではやはり彼のダイナミックな攻撃力が発揮されないと思う) 菊地も、あんな馬鹿なことさえしなければ、 今ごろは、薄いブルーになって地味な印象になった 日本代表のユニフォームに袖を通していてもおかしくない逸材。 新天地で自分の力を磨いてほしい。 ブンデスリーガでは、稲本潤一がフランクフルトでプレーしているし、 浦和に加入した高原直泰もフランクフルトで2ケタ得点を記録し、 ハンブルガー時代を含めると、約5年間プレーしていた。 昨今の日本人選手にはプレーしやすい何かしらの環境があるのだろう。 元々、Jリーグを発足させる上でブンデスリーガは良いお手本とされていた。 イングランド、イタリア、スペインの3大リーグと比べると ビッグネームが少ないことは否めないし、 マンUやチェルシー、ミランやインテル、マドリーやバルサといった 欧州を代表する強豪に、歴史や実績、現有戦力から見て、 正々堂々と立ち向かえるクラブはバイエルンぐらいだろう。 それでも、健全としたクラブ運営や安全な環境は、 サッカー後進国・日本が最も模範とするべきものだ。 暴動や殺人事件なんて起こり得ないだろう。 (ネオナチの問題とかあるけど・・・) 歴史的に見てもドイツと日本は (悪い時代も含めて)いろいろお世話になっているし、 勤勉な国民性も性に合っているのかもしれない。 組織内の決め事を守る、規律を重んじる性質は ドイツ代表やドイツ国内のクラブチームが展開するサッカーに当てはまる。 アジアNo.1の浦和レッズ。 元を辿れば1995年、 ドイツからオジェックやブッフバルト、バインを呼び寄せ 効率的なサッカーでお荷物クラブからの脱却に成功した。 もっと遡れば、メキシコ五輪で銅メダルを獲った時の監督は ドイツ人のクラマー氏。 忘れてならないのは、過去の日本人選手の実績。 ケルン時代、チャンピオンズカップ準決勝でゴールを決め、 “東洋のコンピューター”と呼ばれた奥寺康彦を始め、 ビーレフェルトでプレーした尾崎加寿夫。 レバークーゼンでプレーした風間八宏。 特に奥寺氏の功績は高く、 2006年ドイツW杯を現地で観戦した人は理解できるでしょうが、 現地の人は日本人を見るなり「オクデラ、オクデラ」と言っていたらしい。 ひょっとすると、日本人が思っている以上に、 ドイツ人は日本人サッカー選手を評価しているのかもしれない。 経済効果やマーケティングではなく“1人のサッカー選手”として。 いくら中田英寿がスクデット獲得に貢献したところで、 未だにトリノで飼い殺しにされている日本人FWがいるリーグとは勝手が違う。 一般的に、ドイツのサッカーはつまらない、と言われる。 僕もA代表のサッカーを見ていると、そう思う時もある。 ただ効率よくシンプルにプレーすればいい、 こねくり回すようなプレーはいらない。 だから、そういったスター気取りの選手は必要とされない。 ちょっとした傲慢?とは思わないが、そうしたアイデンティティが かつては間違いなく欧州一ハイレベルだったリーグを 3大リーグの後塵を拝し、 リーグアンの追走に冷や汗をかく現状を招いたのかもしれない。 ただ、個人的にはチャンピオンズリーグを見る限り、 シャルケやブレーメン、少し前のレバークーゼンなど、 イングランドやスペインに匹敵する攻撃的で魅力的なチームも多数存在する。 90年代後半からは、それまであまりいなかった南米の選手も増え、 ジエゴ、カカウ、ルシオなどがチームの中心になっている。 そしてブンデスの顔とも言えるバイエルンに代表される、 試合を最後まで諦めない精神(俗に言うゲルマン魂)は特筆に値する。 今後も、Jリーグからブンデスリーガへ選手の流出が続くかもしれない。 でも今までお世話になった国に選手が渡って、 そこで活躍するのも何かの縁か、恩返しなのか、良いことなんじゃないか。 それにしても、菊地直哉、ホントにがんばれ!
posted by takuro7 |15:38 |
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