2008年08月13日
CL予選レビュー フィオレンティーナ×スラビアプラハ
世界中が北京五輪ムードに包まれる中、
ひっそりとチャンピオンズリーグ予備予選の3回戦が行われました。
予選も3回戦ともなると、主要リーグの強豪が姿を現し始めます。
12日に行われたのはフィオレンティーナ対スラビアプラハの1試合。
スカパー観戦です。
■前半
ふだんからセリエAはあまり見ない性分なので
昨季のフィオレンティーナの戦いぶりもよく知りません。
ただ、このスラビア戦を見る限り、やはりきっちりした守備をベースに
いいチームをつくりますねー、プランデッリは。
まずは前半3分、ムトゥがFKを直接決めて先制します。
綺麗な曲線を描いてゴール左上隅に突き刺さる一撃。
これはちょっとGK止めれないか。
その後も両サイドで数的優位をつくって攻めに出るヴィオラ。
主役は今季新加入したザウリとバルデスの両サイドバック。
ムトゥ、サンターナとの連携でガンガン上がる。
スラビアが1トップで張るシェンケジークに
ロングボールを送る攻撃しかしないので、ガンガン上がれる。
真ん中で張るのは、こちらも新加入の目玉、ジラルディーノであります。
クサビ入って。ゴール前出て。裏も狙って。DFもして。
ミラン時代より、やる事多いのかな。
スラビアがずーっと引きこもってることもあって
終始ボールを支配した前半のフィオレンティーナ。
サイドを基点に攻め、中盤3枚がこぼれ球拾いまくって、言うことない展開。
ただ、追加点は取れたはず。
■後半
ちょっとだけスラビアがサイドでタメをつくれるようになる。
でも攻撃に手数をかけたくないのか簡単にゴール前に放り込んで終了。
完全にシェンケジークの1トップ状態だった前半よりも
1.5列目のヤロリムが、シェンケジークとの距離を近づけたので
この辺でもう1個タメつくって押し上げたら面白いのになー、と思ってたけど
結果から言うと、90分通してそういうシーンはゼロだった。
0-0ならば、そういう展開もありかと思うが。
ムトゥの1発を事故だったと考えているのか。
そんな中、後半12分、CKのこぼれ球をジラルディーノが押し込む。
一番点を取ってほしい人が点を取ったヴィオラ。
セリエAの開幕戦、ユーベ戦を考えても嬉しいゴール。
というか、この時のスラビアの守備はなんとかならなかったのか。
CKから、浮いたこぼれ球をヘディング空振って、ジラに決められた。
ジラの身体の使い方も巧いといえば巧いが、
あれをフリーで打たせてしまうのは、CLレベルとは言えない。
荒れたアルテミオ・フランキのピッチが気になるのか、
スラビア最終ラインのクリアミスは、この試合けっこう目立っていた。
2点のビハインドとなったスラビア。選手交代で2トップ気味にして、
点を取りに行こうという気概はそれなりに感じたが、
とにかくシュートまで持っていけない。
というか、管理人の記憶ではシュートを打っていない。
酷い。アウェーゴール1点でも奪っておけば
ホームでの2ndレグに希望が持てるというものだが。
昨季の予備予選でアヤックスを破った勢いは感じず、見せ場すら作れない。
チェコの国内リーグはもう開幕して2試合くらい消化しているらしい。
その辺ではフィオレンティーナより試合勘で優るはずなのだが
この試合ではかなり残念な戦いぶりに終始した。
2ndレグで1失点でも喫すれば、
2季連続のCL出場の望みは絶たれてしまうだろう。
まぁフィオが勝ち上がった方が、大会自体の面白味は増しますが・・・。
というわけでフィオレンティーナ。7割方、本戦への切符は手にしたが、
今日の2得点はいずれもセットプレーからなので、
流れの中から点が生まれれば、というのは思いました。
ただ、モントリーボが北京から戻ってくれば
中央からの攻撃にも活路を見出せて面白くなってくるのでしょう。
守備はスラビアの単調な攻撃もあって危なげなかったです。
MOMを選ぶなら主将のダイネッリです。
相手FW潰しーの、カバーリングしーの、完封貢献しーの、文句なし。
順当にフィオレンティーナが勝ち進みそうな今カード。
2ndレグでの大番狂わせは無いでしょう。
ちなみに今日の夜はシャルケ×アトレティコマドリーとか
トウェンテ×アーセナルとかの好カードが行われます。
【フィオレンティーナ】
ジラルディーノ6.5
(パッツィーニ ― )
ムトゥ6 サンターナ6
(オスバルド ― )
ゴッピ5.5 クズマノビッチ6
フェリペ メロ6
バルガス5.5 ザウリ6.5
(アルミロン5.5)
クロルルップ6.5 ダイネッリ7
フレイ5.5
プランデッリ6
※スラビアプラハは選手がよく分からないので採点なし
posted by tacleau7 |07:13 |
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