2007年04月25日
エインセ、エインセ、エインセ!
ファーストレグから、こんな試合をしていいのだろうか? セカンドレグは間違いなくCL史に残る名勝負の予感……。 ロナウドのゴールでも、ジーダのオウンゴールでもどっちでもいいけど、 ユナイテッドの先制点は、7点取ったローマ戦の勢いを そのまま持ち込んだような取り方だった。 ただ、今日の相手はローマじゃない。 老獪さではローマの数倍上を行くミランだ。 このブログのタイトルにあるように、 僕はどんなスポーツでも、魅力的なものを好む。 だから、4バックの前に3ボランチ&セードルフがズラリと並び、 きっちりゾーンを作ってユナイテッドの攻撃を寸断すると、 「あとはヨロシク、カカ!」というような攻撃ばかりの ミランはSEXYではない。そもそも僕は守備的なサッカーが嫌いだ。 ただ、カカはもの凄くSEXYだ。 1点目は、老獪ミランの象徴・セードルフからのパスを 絶妙なトラップで抜け出して技ありのゴール。 2点目は、現地テレビ局のスイッチングが間に合わないほどの早業でゴール。 今季CL得点王もほぼ決まりだろう。 90分通してユナイテッドに対して危険であり続けた。 で、カカがボールを持てればDFラインも押し上げられる。 ピルロを起点にボールもよく回る。 良いことづくめで、完全にミランペースの前半戦。 後半に入ると、立ち上がりからユナイテッドがじわじわと攻勢に出る。 そんな中で起きてしまったガットゥーゾの負傷。 結果論で言えば、ミランはこれが相当響いた。 ルーニーの同点弾は、ガットゥーゾ交代から6分後。 ゴール前の密集の中からスコールズの洒落たスルーパスによるもの。 この試合のスコールズは、ローマ戦のゴールラッシュに加われなかった うっ憤を晴らすかのごとく、攻守に走り回っていた。 試合は振り出しに。 主導権もユナイテッドにある。 だがそれでも、ファーガソンは本当に動かなかった。 試合から消えていると言っても過言ではなかったギグスは90分出続けたし、 「今なら代表に呼ばれても大丈夫。彼の試合への情熱は常に感じている」 とサー自ら絶賛し、ローマ戦では最前線でリーズ時代を彷彿とさせる 暴れっぷりを見せたアラン・スミスには、ずっとベンチを暖めさせただけ。 疑問の残る采配だったが、ルーニーの逆転弾をアシストしたのは他ならぬギグス。 このあたりが、今シーズン赤い悪魔が好調たる由縁なのか……。 それにしても、エインセである。 「ビッグイヤーはユナイテッドに獲ってほしい」という僕の立場上、 試合はユナイテッド目線で見てしまうわけですが、 彼がいなければ先制点もジーダに枠外へ弾き出されてしまったかもしれないし、 あと3失点ぐらいしていたかもしれない。 元々、守備力には定評があった。 カカの1点目もわずかにエインセの伸ばした脚を免れての得点だった。 2失点目のシーンは、リオとビディッチの不在を嘆かざるを得ないものだった。 もちろんローマ戦以降、好パフォーマンスを披露しているブラウンも素晴らしいが、 今日の試合を2失点で済んだのはエインセの力が大きいと思う。 さて、1週間後のセカンドレグ。 カカは今日以上にキレキレだろう。 さらに、今日出番のなかったインザーギもいる。 怪我人が全員帰ってくればミランなんか目じゃない! というタラレバは仕方ないから置いといて……、 ユナイテッドはやっぱりC.ロナウド。 今日はほぼ抑えられたといって言い。 2シーズン前のミラン戦と比べて 断然落ち着きが出てきたルーニー同様のプレーを彼にも期待したい。 カカか、ロナウドか― 今、世界で最もキレのある2人のスーパースターがより輝いた方に軍配が上がるだろう。
posted by takuro7 |08:22 |
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