2011年06月23日

Jリーグ オールタイムベストイレブン ~浦和レッズ編~

 
当ブログ管理人がアクセス数欲しさにたまに始めるこの企画。
1993年に始まったJリーグ。
歴史の中にある素晴らしい選手や監督、システムを選び抜き
「そのクラブの歴代選手を集めて最強チームを作ったらどうなるか?」
というテーマのもと、Jクラブの歴史を紐解いて
懐かしがってみようというコーナーです。
 
 
選考のルールは以下の通り。
 
①スタメン11人とサブ7人、監督1人を選出
②システムは当該クラブで長年採用しているものや黄金期のものを参照
③外国人枠は2010年と同様。アジア枠1を含む最大4人まで
④他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
  インパクトなどを考慮しつつ、複数チームに選出させない。
⑤Jが始まった1993年からプレーした選手を対象
⑥あくまで個人の感想です
 
 
過去の特集はこちら ↓ ↓ ↓
 
① 鹿島アントラーズ編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/133
② 清水エスパルス編   http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/135
③ ジェフ千葉編       http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/138
④ 名古屋グランパス編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/139
⑤ 川崎フロンターレ編   http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/141
⑥ ガンバ大阪編      http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/148
⑦ サンフレッチェ広島編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/150 
⑧ ジュビロ磐田編     http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/179
⑨ 横浜F・マリノス編    http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/181
⑩ その他いろいろ編    http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/188
⑪ ベガルタ仙台編     http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/190
 
 
 
第12回は、浦和レッズです。
 
 
J創成期はガンバ大阪と共に“お荷物クラブ”とのレッテルを貼られ、
リアリスティックなサッカーで上位に進出したかと思ったら、まさかのJ2降格。
しかし日本一熱いサポーターと共に再びJ1へ舞い戻ると・・・言わずもがな。
ナビスコカップ優勝、天皇杯制覇、J1チャンピオン、
そしてアジアの頂上へ・・・。
日本を代表するビッグクラブへと一気にのし上がっていった。
近年は若手の育成や中長期的な視野でのチーム作りを進めているせいか
目立った結果は残せていないが
依然として日本サッカー界においては一目置くべき名門クラブである。
実はここだけの話、FC東京を愛するずっと前、
1993年から3~4年は浦和のファンだった時期があった小生。
東京にJクラブも無かったですしね。
 
 
というわけでSEXYSPORTSが選んだ11人+7はご覧の通りです。
 
 
 
                 福田 正博    ワシントン
 
 
 
                        ポンテ
 
 
                 小野 伸二    長谷部 誠
 
      平川 忠亮                        山田 暢久
 
 
             田中 マルクス闘莉王     坪井 慶介
 
                       ブッフバルト
 
 
 
                        都築 龍太
 
 
 
サブ/GK土田 尚史  DF内舘 秀樹  MF土橋 正樹  MF鈴木 啓太
     FW田中 達也  FW永井 雄一郎  FW岡野 雅行
 
監督/ギド・ブッフバルト
 
 
 
こんな感じでいかがでしょうか。
熱狂的なサポーターからのお叱りの言葉が聞こえてきそうで、怖いなぁ・・・。
 
 
GKに関しては色々と言われてますが、
やはり全盛期の都築は素晴らしいGKだったなと。
オリバー・カーンじゃないですけど、プレー以上に威圧感というか
ゴール前の迫力が凄まじかった選手ですね。
常にチームの勝利を逆算して考えてプレーしていたGKだと思います。
個人的には土田現コーチも、1度くらいA代表でプレーしていても
おかしくない力量のGKだったと思っています。
 
で、浦和の一番のストロングポイントはここでしょう、最終ライン。
横浜の【松田-井原-中澤】も凄いメンバーだなと思ったけど
この並びもヤバいでしょう。
ギドと闘莉王は上がっちゃって、坪井だけお留守番なんて状況も有るのか無いのか。
個人的には西野努や田口禎則とか池田学とかバジール・ボリとかも
いいストッパーだったと思うんですが、選考できず。
ボランチやサイドでの適性もある内舘広報を選出。
ん? ザッペッラ? トリビソンノ? ニキフォロフ? アルパイ?
入りません。
 
 
ウイングバック。右は山田であっさり決まったが左は少し迷いました。
ユース時代に「マンUが獲得検討」という噂が流れた城定信次や
試合中、副審にスローインの正しいやり方をレクチャーされた杉山弘一は
インパクトはあったけど浦和のベスト11に入れるのはどーかなぁ・・・
ということで、やはり平川。まぁ、トルシエではないですが、
小野伸二を左ウイングバックで使う起用法もあっても良いでしょうね。
浦和ではあまりそういう使い方してなかったですが。
 
なので、Wボランチは小野と長谷部誠です。攻守のバランスは完璧。 
リードしたら土橋や啓太を入れて守備を固めましょう。
土橋好きだったなー。代表キャップ1は少なすぎるなー。
やっぱり浦和ファンには、J1昇格を決めた
鳥栖戦のVゴールの印象が強いのでしょうね。
 
 
強力な最終ラインに小野や長谷部と、
攻撃的なサッカーが充分にできるメンツですが
やはり前線3人のユニットを中心に攻めるのは確実。
ということでトップ下はロビーです。
レバークーゼンから獲得したって聞いた時は
物凄い選手獲ったなぁと驚いたものですが、
やはり素晴らしいゲームメーカーでしたね。
そして彼の前にはワシントンとミスター・レッズの2トップです。
ミスター・レッズに関しては異論は無いかと思いますが、その相棒です。
アジア制覇に大きく貢献したことを理由にワシントンをスターターに。
エメルソンでも良かったんですが出生証明の問題とかあったので
何となく選べませんでした。
浦和を離れる時も、今のエジミウソン以上に揉めたんですよね、確か。
詳細は知りませんが、でもとにかくリーグMVPにもなったし
良い選手だったことに変わりはないので・・・。
エメとワシンって最近フルミネンセで2トップ組んでたんですよね。
 
攻撃的なサブが3席。
ファルカンJAPANに選出されたハイタワー、佐藤慶明。
黎明期の浦和を支えた司令塔ウーベ・バイン。
原さんにスペイン語を教えたチキ・ベギリスタイン。
現在の浦和の希望の星、原口元気。
良い選手たくさんいましたが、それでも最終的に絞られたのは4人。
岡野雅行、永井雄一郎、田中達也、そしてエメルソン。
浦和での貢献はもちろん、日本をW杯へ連れてってくれた野人、
Jデビュー戦で井原正巳と小村徳男をきりきり舞いにした永井、
ケガさえなければA代表のエースになっていてもおかしくない達也・・・、
個人的に思い入れがあるのは日本人FW3人でした。
ん? フェレイラ? 入りませんよ。
 
 
監督はオジェックという選択肢もあったのですが
この企画では初めてだと思いますがプレイングマネージャーを採用しましょう。
 
 

posted by takuromt |19:30 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年12月08日

Jリーグ オールタイムベストイレブン ~その他 編~

 
当ブログ管理人がアクセス数欲しさに突然始めたこの企画。
1993年に始まったJリーグ。
歴史の中にある素晴らしい選手や監督、システムを選び抜き
そのクラブの歴代選手を集めて最強チームを作ったらどうなるか?
というテーマのもと、Jクラブの歴史を紐解いて
懐かしがってみようというコーナーです。
 
 
選考のルールは以下の通り。
 
①スタメン11人とサブ7人、監督1人を選出
②システムは当該クラブで長年採用しているものや黄金期のものを参照
③外国人枠は2010年と同様。アジア枠1を含む最大4人まで
④他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
  インパクトなどを考慮しつつ、複数チームに選出させない。
⑤Jが始まった1993年からプレーした選手を対象
⑥あくまで個人の感想です
 
 
 
第10回は、とにかくいろんなチームをバーーーッと選んでみました。
まずは、今季も残留したこのチームから。
 
 
 
【大宮アルディージャ】
 
             デニス マルケス  ラファエル
 
 
 
     小林 大悟                     藤本 主税
 
 
               斉藤 雅人    金澤 慎
 
 
   岡本 隆吾                         富田 大介
 
               トニーニョ   奥野 誠一郎
 
  
 
                    江角 浩司
 
 
 
サブ/GK白井 淳  DF塚本 泰史  MF片岡 洋介  MF橋本 早十
    MF氏家 英行  FW森田 浩史  FW吉原 宏太
 
監督/三浦 俊也 
 
 
 
ちなみに今回取り上げるチームというのは、
実は正直なところ、J2時代などをあまりチェックしていなくて、
名前は知ってるけどプレーは見たことが無い選手というのが、いたりします。
そんなんだったら選ぶな!という感じなのですが、それでも選んでみました。
 
大宮といえば、監督がコロコロ変わる。
現在の鈴木体制は何となく長持ちしそうな予感が漂いますが、
それ以前の大宮のカラーと言えば、やはり“三浦ブロック”を持ち味とした堅守でしょう。
なので中盤も守備をサボらない人選(にしたつもりです)。
大宮時代の大悟は本当に素晴らしかったなぁ。
センターバックは我がFC東京もチンチンにされたレアンドロという選択肢もありましたが
やはりJ2時代からチームを支えた功労者であるトニーニョに。
個人的な趣味はボランチの金澤。
そしてサブの森田。ダービーで輝いてほしいな。
 
 
 
【柏レイソル】
 
              エジウソン    北嶋 秀朗
 
 
 
     玉田 圭司                      李 忠成
 
 
               大野 敏隆   明神 智和
 
 
   大谷 秀和                      沢田 謙太郎
 
                洪 明甫    渡辺 毅
 
  
 
                     南 雄太
 
 
 
サブ/GK菅野 孝憲  DF小林 祐三  DF岡山 一成
    MF下平 隆宏  MF加藤 望  FWフランサ  FWカレカ
 
監督/ニカノール
 
 
 
来季、2年ぶりに帰ってくる太陽王のオールタイムベスト。
就任以降、一貫した戦いを続ける現指揮官ネルシーニョではなく
管理人にかつてのイケイケレイソルのイメージが
強く残っているためニカノール監督に。
引退した選手、他チームへ移籍した選手がほとんどなので
サポーターの方に受け入れられないかもしれませんね・・・。
しかしホン・ミョンボと明神を中心に守備は安定するし、
玉田が仕掛け、北嶋がタメを作り、チュンソンが飛び出し、
エジウソンが決める、といった攻撃陣もなかなか曲者揃い。
そしてフランサとカレカ、セレソン揃い踏み。えげつないサブ。
他にも酒井直樹とか渡辺光輝とか、良い選手いたなー。
 
 
 
【東京ヴェルディ】
 
                   森本 貴幸
  
     三浦 知良                     エジムンド
 
 
            ラモス 瑠偉       北澤 豪
 
 
                   林 健太郎
 
 
   都並 敏史                         中村 忠
 
               ぺレイラ    柱谷 哲二
 
  
 
                   菊池 新吉
 
 
 
サブ/GK高木 義成  DF米山 篤志  DF山田 卓也
    MF菅原 智  MF永井 秀樹  FW平本 一樹  FWフッキ
 
監督/川勝 良一
 
 
 
管理人はFC東京サポーターなので、ヴェルディを扱うと何か言われそうですね・・・。
でもそれ以前に日本サッカーのファンですし、
Jリーグを語る上で、やはりこのチームは外せないかなと。
 
いやー、やっぱりこうやって見ると強い。個が強烈だ。
ビスマルクを鹿島で選んでしまったのは失敗だったかな。
2001~2002年に活躍したエジムンドの代わりにトップ下に入れて
カズと森本のカルチョな2トップを採用した4-4-2でも「らしさ」がある。
DF陣も地味に安定している。
林健太郎はオールタイム甲府をやったらそっちで選ばれそう。
そして、サブにいるカタカナの選手・・・、
賛否あるでしょうが、やっぱりコイツは凄かったヨ。
「僕を使えば勝てるんでヨロシク」とヒーローインタビューで語った石塚啓次、
アトランタ五輪代表の廣長優志、もう完全にバラエティタレントの武田修宏、
石川康とか河野君とかいたけど、とりあえず当ブログ的にはこのメンバーで。
監督も熱血な松木氏とか、冷徹なレオン氏とかいたけど
崩壊寸前のチームをJ1昇格争いの寸前まで引き上げた
現監督のケツさんの功績は素晴らしい。
この個性派集団をまとめていただきましょう(拍手)。
 
 
 
【横浜フリューゲルス】
 
                    エバイール
 
 
 
     ジーニョ         前園 真聖       吉田 孝行
 
 
 
             山口 素弘       サンパイオ
 
 
   三浦 淳宏                        波戸 康広
 
               前田 浩二    薩川 了洋
 
  
 
                     森 敦彦
 
 
サブ/GK佐藤 勝  DF大嶽 直人  DF渡辺 一平
    MF原田 武男  MF佐藤 一樹  FW服部 浩紀  FW前田 治
 
監督/加茂 周
 
 
 
知る人ぞ知る伝説のチーム。
こんなシステムでやっていた記憶はまったく無いけど何か強そう。
中盤はかなり素敵な陣容。
セレソンでも活躍したジーニョ、サンパイオに
クレバーな山口、献身的な吉田、そして全盛期の前園さんであれば
パスでもドリブルでもコレクティブにも崩せるJ屈指の構成力となるだろう。
三浦淳もいるので、さりげなくセットプレーキッカーが豊富だ。
主な落選者はパラグアイ人FWアマリージャ、悪魔の左足を持っていたエドゥー、
そして「さんまさん、さんまさん」でお馴染みのモネール。
楢崎はオールタイム名古屋で選ばれたので、残念ながら選べなかった。
すっかりFC東京の人みたいになってしまった前田治氏はスーパーサブ待機。
監督はやはり加茂さんでしょう。
 
 
 
【湘南ベルマーレ】
 
            高田 保則    呂比須 ワグナー
 
 
 
                  ベッチーニョ
 
       岩本 輝雄               中田 英寿
 
 
                   田坂 和昭
 
   尾亦 弘友希                      クラウジオ
 
               名塚 善寛    パラシオス
 
  
 
                   小島 伸幸
 
 
 
サブ/GK金 永基  DF白井 博幸  DF公文 裕明
    MF田村 雄三  MF坂本 紘司  FW野口 孝司  FW石原 直樹
 
監督/古前田 充
 
 
 
好きだったなー、このチーム。
今季の反町体制は非常に厳しい戦いだったけど
歴史を紐解いて選手をかき集めると、これだけ魅力的なチームができるのが凄い。
 
当然、戦い方は“湘南の暴れん坊”然として構えていただく。
目には目を、攻撃には攻撃を。そんなスタイルが古前田ベルマーレだった。
この布陣でバランスを考えるのはA代表でも活躍した名塚と田坂ぐらいでしょう。
クラウジオもパラシオスも機を見て上がってもらう。ガンガン撃ってもらう。
2列目のヒデとテルも、晩年は守備のバランスをとるようになったけど
このチームでは好き好んで攻め上がるでしょうね。
FKは右足ならヒデ、左足ならテル、ズドンならパラシオスかクラウジオ。
個人的にはアジエルを選んでも良かったんですが、
爆発的な得点力が魅力だったベッチーニョを起用。
ガンガン攻めてリードしたら、
クローザーとして公文や田村を投入、という感じでしょうかね。
 
 
 
 
【アルビレックス新潟】
 
            エジミウソン    矢野 貴章
 
 
 
   マルシオ・リシャルデス             松下 年宏
 
 
              本間 勲    寺川 能人
 
 
   鈴木 慎吾                      内田 潤
 
              永田 充    千葉 和彦
 
  
 
                   北野 貴之
 
 
 
サブ/GK野澤 洋輔  DF高橋 直樹  DF酒井 高徳  MF安 英学
    MF田中 亜土夢  FW上野 優作  FWファビーニョ
 
監督/鈴木 淳
 
 

選ぶのは非常に困りました。
良い選手はたくさんいるし、残留争いに巻き込まれることもない。
よく走り、規律もとれている。堅守速攻。
それでも……プロヴィンチアの性なのかなぁ。
良い選手がすぐに他チームに取られるから
僕みたいなのには印象が薄くなるのかもしれない。
観客動員も凄いのに。
ただ、松下の良さなんかは僕にも理解できたし、
(それ以上に東京が良さをまだ引き出せていない…)
例年、優れた得点源も出ている。中央の守備も貧弱だった試しが無い。
だから安定した成績が残せているのかな、と降格したチームのサポは思う。
 
エジミウソンを選ぶことには少し戸惑ったが
(彼はもうすっかり浦和の人)それでもJ1昇格間もない新潟を
類稀な得点力でトップリーグ定着に貢献した功績は評価すべきだろう。
彼やマルシオが生きるために松下、本間、寺川、貴章といった
オフェンシブな汗かき屋が走る姿は容易に想像できる。
 
監督はJ1昇格の功労者、反町さんとも考えたが、
クラブ史上最も内容と結果で答えを出した淳さんに。
 
 
 
【京都サンガ】
 
                    黒部 光昭
 
 
 
     松井 大輔        ディエゴ        朴 智星
 
 

               斉藤 大介    角田 誠
 
 
   野口 裕司                        渡辺 大剛
 
               水本 裕貴    手島 和希
 
  
 
                    平井 直人
 
 
 
サブ/GK松永 成立  DF辻本 茂輝  DF鈴木 和裕  MF石井 俊也
    MF中山 博貴  MF富田 晋矢  FWパウリーニョ
 
監督/ゲルト・エンゲルス
 
 
 
今季で4度目の降格ですか…。
Jを代表するエレベーターチームになってしまいましたね。
しかし歴史を紐解いてみると、このチームはなかなか面白いですよ。
やはりハイライトは天皇杯を獲ったエンゲルス監督が指揮した2002年。
(意外ですが関西に初タイトルをもたらしたのは、この時なんですよね)
特に黒部、松井、パク・チソンの3トップ(だったと思ったけど)。
Jの歴史の中でも最高にセクシーな部類に入る3トップだった。
ディエゴと斉藤がタクトをふるい、手島や角田が中央を締める。
しいて言えば…ゴールキーパーはちょっと不安かな。
思わず横浜で入らなかった松永さんを入れてしまった。
それから外国人でビッグネームが意外と無い。
シジクレイもガンバで選んでしまったし。
でも、なかなかに好チームができた。
 
 
 
【セレッソ大阪】
 
                    西澤 明訓
 
 
 
     香川 真司       森島 寛晃      古橋 達弥
 
 

               尹 晶煥     布部 陽功
 
 
   鈴木 悟                         久藤 清一
 
           ブルーノ・クアドロス   梶野 智
 
  
 
                    ジルマール
 
 
 
サブ/GK下川 誠吾  DF前田 和哉  DF神田 勝矢  MF羽田 憲司
    MF皆本 勝弘  MF乾 貴士  FW黄 善洪
 
監督/レヴィー・クルピ
 
 
 
来年はACLに出るまでになったセレッソ大阪。
昔から攻撃的な戦いをするイメージが強いが、
守備にもなかなか曲者が揃っている。
創生期とリーグ戦で優勝を争った2005年当時の
DFリーダーをスタメンに起用したが、サブの前田や
選外の藏田茂樹、江添建次郎と枚挙に暇がない。
現在も茂庭照幸と上本大海をきっちりと使って成果を挙げている。
良い攻撃には良い守備がある、というのを体現しているチームと言えよう。
 
それにしても攻撃陣である。なんだこの2列目は。
突破力も運動量も決定力も持っている。
家長はまだ在籍1年目なので選考漏れしたが、乾もいる。
西澤の控えに韓国のエースだったファン・ソンホンである。凄まじい。
中盤にはユン・ジョンファンや布部がリンクマンとして機能する。
非常に攻守のバランスに優れたチームが完成してしまった。
監督は今季のJ1最優秀監督に選ばれてもよかったクルピさん。
大久保嘉人が入らなかったのは、次のチームで選ばれた方が
双方のサポーター的にも良いのかな、と思った次第で。
 
 
 
【ヴィッセル神戸】
 
            大久保 嘉人    播戸 竜二
 
 
 
    ボッティ                    朴 康造
 
 
             田中 英雄    吉村 光示
 
 
 
   河 錫舟                      石櫃 洋祐
 
             土屋 征夫    北本 久仁衛
 
  
 
                  榎本 達也
 
 
 
サブ/GK掛川 誠  DF河本 裕之  DF茂木 弘人  MF栗原 圭介
    MF薮田 光教  FW永島 昭浩  FWレアンドロ
 
監督/松田 浩
 
 
 
走って走って、走りまくって残留をゲットした神戸さん。
今回も堅い守備をベースに走るチームにしたつもりですが、いかがでしょう。
川勝体制も長かったので、ヴェルディ出身者がちょいちょい混じっております。
でも監督は松田さんです。“松田ブロック”敷いてもらいましょう。
 
北本と土屋というCBコンビは強さも速さも申し分ない。
サイドバックとボランチは走力重視。
今年の残留に貢献したハードワーカー2人と、韓国を代表するレフティ、ハ・ソッチュ。
ハ・ソッチュなのかハ・ソクジュなのか、どっちなんだっていうのもありましたね。
そして吉村ってボランチも出来た選手だと思っていますが…。
中盤の右にはパク・カンジョを入れて、どんだけ走るんだって感じですが
左のボッティがボールを落ち着かせる。
2トップは凄く濃い組み合わせです。これは相手CB、嫌だろうな~。
カウンターには打ってつけの2人。
サブにも違うタイプの点取り屋2人が入っています。
 
 
 
 
今回はこれが精いっぱい。
本当はJ1~J2全チームやった方がいいのでしょうが、
さすがに敬意を欠いてしまう編成になりそうなので、やめておきます。
でも、そんなに長い歴史じゃなくても
これだけ良い選手がたくさん各チームにいるJリーグって
やっぱり素晴らしいものだと思います。
 
 
ちなみこの企画はあと2回で終わる予定です。
 

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2010年10月28日

Jリーグ オールタイムベストイレブン ~横浜F・マリノス編~

 
当ブログ管理人がアクセス数欲しさに突然始めたこの企画。
1993年に始まったJリーグ。
歴史の中にある素晴らしい選手や監督、システムを選び抜き
「そのクラブの歴代選手を集めて最強チームを作ったらどうなるか?」
というテーマのもと、Jクラブの歴史を紐解いて
懐かしがってみようというコーナーです。
 
 
選考のルールは以下の通り。
 
①スタメン11人とサブ7人、監督1人を選出
②システムは当該クラブで長年採用しているものや黄金期のものを参照
③外国人枠は2010年と同様。アジア枠1を含む最大4人まで
④他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
  インパクトなどを考慮しつつ、複数チームに選出させない。
⑤Jが始まった1993年からプレーした選手を対象
⑥あくまで個人の感想です
 
 
過去の特集はこちら ↓ ↓ ↓
 
① 鹿島アントラーズ編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/133
② 清水エスパルス編   http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/135
③ ジェフ千葉編       http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/138
④ 名古屋グランパス編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/139
⑤ 川崎フロンターレ編   http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/141
⑥ ガンバ大阪編      http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/148
⑦ サンフレッチェ広島編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/150 
⑧ ジュビロ磐田編     http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/179
 
 
 
第9回は、横浜F・マリノスです。
 
 
JSLからの名門クラブで、5.15の開幕を彩ったことでお馴染み。
伝統的にリアリズム溢れる堅守を持ち味とするクラブだが、
一時ではあるが新鮮な南欧の風を吹かせていた時代があるのも興味深い。
なんといっても2003~2004年の連覇達成時が絶頂期ではあるが、
クラブ合併など、そこに辿り着くまでの航海は紆余曲折もあった。
近年は(マリノスタウンの影響からか?)大型補強は行われていないが
日本サッカー史に残る屈指の司令塔を輩出するなど、
名門ゆえに歴史の中で強烈な個の才能がひしめいていたのも事実。
 
 
 
SEXYSPORTSが選んだ11人+7はご覧の通り。
 
 
 
                  サリナス    城 彰二
 
 
 
                      中村 俊輔
 
         ドゥトラ                    田中 隼磨
 
                 上野 良治    遠藤 彰弘
 
 
 
            松田 直樹   井原 正巳   中澤 佑二
 
 
 
                       川口 能活
 
 
 
サブ/GK榎本 哲也  DF小村 徳男  MF野田 知  MF柳 想鐡
    MF山田 隆裕  FW山瀬 功治  FWディアス
 
監督/岡田 武史 
 
 
 
すごい。
並べて見てみると、間違いなく強い。
過去に特集したチームと比べても、かなり上を行っている。さすがだ。
 
 
まずは、えげつない守備陣である。
過去4大会、すべてのW杯を経験している日本の守護神・川口に
フランス大会の井原、日韓大会の松田、ドイツと南アの中澤。
もう反則と言ってしまってもいいのではないだろうか、この3バック。
4バックの適性が無いので、元日本代表の小村が控えになってしまう。
あの、ストッパーなのにハットトリック達成経験のある小村が、だ。
ブラジル大会でセンターバックを務めているかもしれない栗原が選考外になるほど。
オールタイム鹿島の最終ラインも凄かったが、それをも凌ぐ並びだ。
 
ちなみに井原が磐田へ移籍したのが2000年。
中澤がヴェルディから加入したのが2002年。
つまり、この3バックは一度も同時に並び立っていないのだ。 
 
 
ウイングバックには、連覇に貢献したブラジル人ドゥトラを左に。
右にはもう名古屋の人に定着しつつある田中隼磨。とにかく上下動してもらう。
日本代表経験もある鈴木正治や波戸は落選となった。
ダブルボランチには、まず横浜の背番号10だけでなく
アトランタ五輪代表の背番号10もつけた遠藤彰弘。
ヤットのお兄ちゃんは運動量とドリブルが持ち味だったので
どちらかと言うと10番タイプではなかったが、良い選手だったね。
ただオールタイムF・マリノスでは10はつけないでしょう。
他に偉大な方たちがいるのでね・・・。
遠藤のパートナーには、おそらくこのチームの核となる上野良治。
「核となる」というのは個人的趣味です。
いや、個人的趣味でないことを祈りたい。
長短のパス技術、攻撃のセンス、視野の広さ。すべて一級品だった。
(これも個人的な意見ですが、僕が応援するFC東京の梶山陽平には
とりあえず上野のような選手になってほしいと願っているのですが・・・)
陰でチームを操るのが上野ならば、燦々とスポットライトを浴びる
表の司令塔は、もちろん世界のナカムーラです。
 
 
FWの選考は色々と迷いました。
連覇に貢献した久保もアリだったんですが、数字だけ見ると
彼が横浜で輝いたのは2003年だけらしいし、
オールタイム広島で選んだので無しに。
FWのスタメンは、キャリアの絶頂期を横浜で過ごした城彰二と
8試合連続ゴールのJリーグ記録を持っている元スペイン代表FWの
フリオ・サリナスの2トップで行くことにします。
実は、管理人が一番好きな横浜はアスカルゴルタ時代。
スペイン人指揮官が率いたチームは、
それまでの堅守速攻のスタイルから変わってポゼッション重視。攻撃重視。
ボランチとして溢れんばかりの才能を開花させた上野が
ボリビア代表MFバルディビエソと、ルーキーの中村俊輔(背番号は25)
と共に構成した中盤はタイトルこそ獲れなかったものの、
なかなかにセクシーだったものだ。
城とサリナスの2トップはその当時のモノ。
スペインの風が吹いてます。(俊輔も含めて・・・)
 
 
さて、こういう名門クラブはサブスティテュートの人選に悩みます。
GKは今、著書が絶賛発売中の松永成立というのもあったが、
マリノス実働2年なので選外として、榎本を選出。
てゆーか榎本でも迷ったので、哲也の方に。
ここは哲也なのか達也なのか、Fマリサポの方の見解をお聞きしたい所。
達也は2001年ナビスコで活躍してるし、
哲也は2003年2ndステージ最終節の件も何となくあるし・・・。
 
小村が入ったけど栗原が入らなかったのは前述の通り。
那須もいるのか。いや、無理だ。
中盤は、90年代のマリノスを支えたいぶし銀・野田は外せない。
そしてGK以外すべてのポジションをこなす、
オールラウンドプレーヤー、ユ・サンチョルも外せない。
守備固め、攻撃的采配、どっちでもOK。指揮官は助かるね。
 
ディフェンスが強いクラブなので、サブは攻撃的にいきたい。
なので、現10番の山瀬兄と初代J得点王のラモン・ディアスは入ります。
もう1人・・・。
外国人枠の関係でエバートンも、ビスコンティも、サパタも、
メディナベージョも、バルディビエソも入らない。
文丈はオールタイム東京やる時にとっておきたいから、
和司、貴史、隆裕・・・。
安永聡太郎や坂田大輔なんてのもアリか。小野くんはちょっと早い。
・・・やっぱり現監督の木村さんかなーと思ったんですが、
実働年数とサイドアタッカーの控えがいない構成になるので
最近はメロンパン販売で活躍する山田さんになりました。悪しからず。
 
 
で、監督は・・・。
アスカルゴルタ、アルディレスを差し置いて。
やっぱりこの人でしょう!
W杯前は悪口言って、すみませんでした。
 
 

posted by takuromt |13:09 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2010年10月11日

Jリーグ オールタイムベストイレブン ~ジュビロ磐田編~

 
久々にやります。
以前、当ブログ管理人がアクセス数欲しさに突然始めたこの企画。
1993年に始まった僕たちのJリーグ、
ヴェルディ黄金期から、鹿島×磐田の2強時代、
群雄割拠の時を経て“N-BOX”がJを席巻したかと思えば
リアリスティックな岡田マリノスが連覇、
オシム千葉の台頭、ガンバとレッズの躍進・・・・・思えば色々ありました。
素晴らしい選手や監督、彼らが展開するサッカーがJのピッチを彩りました。
18年目の真っ只中ですがSEXYSPORTSで
「そのクラブの歴代選手を集めて最強チームを作ったらどうなるか?」
というテーマのもと、Jクラブの歴史を紐解きつつ、
懐かしがってみようというコーナーです。

  
選考のルールは以下の通り。
 
①スタメン11人とサブ7人、監督1人を選出
②システムは当該クラブで長年採用しているものや黄金期のものを参照
③外国人枠は2010年と同様。アジア枠1を含む最大4人まで
④他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
  インパクトなどを考慮しつつ、複数チームに選出させない。
⑤Jが始まった1993年からプレーした選手を対象
⑥あくまで個人の感想です
 
 
過去の特集はこちら ↓ ↓ ↓
 
① 鹿島アントラーズ編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/133
② 清水エスパルス編   http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/135
③ ジェフ千葉編       http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/138
④ 名古屋グランパス編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/139
⑤ 川崎フロンターレ編   http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/141
⑥ ガンバ大阪編      http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/148
⑦ サンフレッチェ広島編  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuro7/article/150 
 
 
 
復活の第8回は、ジュビロ磐田です。
 
 
“オリジナル10”には加われなかったものの、
名門としての血統を受け継いでいたチームは
シンボル・中山雅史の周囲を即戦力となる大卒選手で固め、
世界にその名を轟かせた大物助っ人外国人でチームの軸を形成。
勝者のメンタリティが根付いた90年代半ばから
鹿島に並ぶ常勝軍団として、その名を馳せることになる。
時にリアリスティックと称された鹿の軍団と違ったのは、
J史上最高・最強の機能美とタレント性が
日本サッカーの限界値とも言える高次元の領域でシンクロし、
魅惑のチームをつくりあげたことだろう。
僕はJの歴史をつぶさに見つめてきたつもりだが、
ジュビロの絶頂時である2002年のチームが
Jの歴史上で最強だと思っているし、同意見の人はかなり多いと踏んでいる。
アジアクラブ選手権(現ACL)3年連続決勝進出の快挙は
未だ破られない金字塔であるし、Jリーグで初めて
1st・2nd両ステージの完全制覇を成し遂げたのもジュビロ。
 
 
そんなジュビロ磐田からSEXYSPORTSが選んだ11人+7はご覧の通り。
 
 
 
              中山 雅史        高原 直泰
 
 
 
              藤田 俊哉        奥 大介
 
 
                       名波 浩
 
 
               ドゥンガ        福西 崇史
 
 
 
            服部 年宏            鈴木 秀人
                       田中 誠
 
 
 
                      ヴァンズワム
 
 
 
サブ/GK大神 友明  DF山西 尊裕  DF大岩 剛
    MFファネンブルグ  MF西 紀寛  FWグラウ  FW前田 遼一
 
監督/鈴木 政一
 
 
 
なぜ、これほどのチームを特集するのが8番目になってしまったのかというと
何をどう考えたって黄金期のメンバー+ドゥンガで成立してしまうからだ。
全8回中、最も簡単に選考できたチーム。
上記のフォーメーションを見て「俺もそう思う」という人が多いことを望む。
 
 
久しぶりなのでルールを確認。
『他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
インパクトを考慮しつつ複数チームに選出させない』という設定なので
オールタイムサンフレッチェに選出されている駒野友一や
オールタイムマリノスに入りそうな川口能活は選出していない。
そして今回のオールタイムジュビロで選ばれた選手は
今後特集するクラブでは選出されない、ということです。
(例として、奥はオールタイムマリノスには選出されない、ということ)
 
 
本当に本当に、ほんっっっとーに最近サッカーを見るようになった人にすれば、
この『3-2-1-2-2』システムを見て
「こんなの本当に機能するの?」と思うだろうが、半端なく機能していた。
名波浩をダイヤモンドの中央に配置した通称“N-BOX”システム。
2002年当時はドゥンガの位置を服部や金沢浄、ジヴコビッチらで併用、
3バックの左を山西や服部が主に務めていた。
とにかく異質なのは「サイド」の選手がいない。
ウイングもサイドハーフもウイングバックもサイドバックもいないという事。
それでもサイドアタックが機能したのだから超すごい。
上記のベストイレブンで言うと、例えば福西にボールが入る。
名波とドゥンガがサポートに行く。すると奥が右ワイドに開く。
藤田が中央へとポジションを移せば、中山もくさびを受けに下りてくる。
中山隊長と反比例するように高原は相手の最終ラインと駆け引きをする。
MF全員が高いキープ力を持っているので
空いた左のスペースに悠々と服部が走りこめる・・・といった文面の流れを
ほぼ完璧に、限りなくスムーズに連動させていたのが当時のジュビロなのだ。
“ボールも人も動く”というフレーズを最初に聞いたのもこの頃と記憶している。
 
 
守備も巧くやっていた。こんな配置であれば当然の事ながら
前線から連動したプレスをかけなければならないが、ゴンタカから見事に決めていた。
最終ラインと中盤のマーキングの受け渡しもうまかった。
例えば、奥が自陣深くまで戻ってサイドバック化 ⇒ 4バックを形成
もしくは福西が最終ラインをフォローしてセンターバック化 ⇒ 4バックを形成、と
攻守において誰もが流動性をサボらずに体現していたのも見事だった。
 
 
ただチームの決まり事だけ組織的にやっていれば良いわけでもない。
局面を打開する個の能力も凄まじかった。
田中誠のカバーリング能力は中澤佑二や田中マルクス闘莉王を凌ぐものだったし
まったく無名のFWだった福西は
Jトップクラスのフィジカル能力を駆使して日本を代表するボランチに成長、
2000年のハジェブスキー体制下ではリベロとしてもプレーとした。
攻撃的な中盤も個性豊か。例えるのがおこがましいかもしれないが、
中盤の底で起点となるドゥンガはブスケッツ、
運動量豊富に駆け回る司令塔・名波はチャビ、
ドリブル、パス、得点力をバランスよく兼ね備えた藤田はイニエスタといった所か。
ただ、なんてったって中山と高原の2トップである。
2人が本来持つ決定力、キープ力、ゴール前の嗅覚もろもろに加え
まさに阿吽の呼吸と言えるコンビネーションは芸術の域だった。
 
 
よくよく見ると、サブもえげつないほどタレントが揃っている。
ファネンブルグはJFL時代からジュビロを支えた
元オランダ代表のプレーメーカー。
グラウは高原移籍後、中山の相棒となったストライカーで
献身的な動きと高い決定力を誇る
マルキーニョスに近いプレースタイルの選手だった。
そして今をときめく前田遼一。この選手がサブにいるってヤバい。
そのマルチな能力は攻撃的MFの位置で起用しても面白いかもしれない。
残念ながらFC東京が大変お世話になった金沢浄、川口信男を始め、
アジウソン、遠藤昌浩(現・雅大)、古賀琢磨、
イ・グノといった選手が選考漏れしている。
 
 
当然“N-BOX”を指揮するのは、
現・長野パルセイロ強化本部長の鈴木政一氏である。
これだけ伝説的なチームを指揮した人なのに、
他のクラブを一度も率いなかったのは非常にもったいないとは思うが・・・。
 
 
そして今回ジュビロを取り上げた理由をもう1つ。
今回選んだ18人のメンバーで、
現在もジュビロに籍を置くのは前田と西の2人だけというのはやはり寂しい。
昨今は世代交代がうまく進まず試行錯誤を繰り返しており、
3大タイトルを最後に獲得したのは2003年の天皇杯。
7年の月日が経つ間、史上最強と謳われた強さはとうに消えてしまった。
 
しかし、2010年11月3日。
7年ぶりにタイトルを手にするチャンスが訪れようとしている。
相手は現在のJで屈指の機能美を誇るサンフレッチェ広島。
現・柳下ジュビロは中盤とDFラインが強固なブロックを作り
激しいプレッシングで相手を押し込んでの速攻を武器とするサッカー。
全盛期のようなモダンさ、華麗なパスサッカーはそこにはない。
しかし、カップウイナーとなることで、
世代交代をまい進する若手たちが自信を付けて
明るい未来を感じさせるサッカーを展開し続けることができれば・・・
僕たちは、また魅力的なジュビロ磐田を見られるかもしれないのだ。
 
 
第9回もそのうちやります。
他に良い布陣があるよ、こんな選手がいたよ、
という方はコメント欄に残して下さいませ。
 

posted by takuromt |13:54 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2010年03月27日

Jリーグ チャンピオンシップ復活は、断固反対!

 
Jリーグが来年から再び
チャンピオンシップ制度を導入する意向を持っているらしい。
現行のJ1リーグ戦で、2位になったチームと3位になったチームで対戦し
勝った方がリーグ戦1位のチームと対戦。
そこで勝ったチームがチャンピオン、というレギュレーション。
2005年に廃止(意外と最近なんだなぁ)されたが、
ここへ来てJリーグ人気回復の切り札として、再導入しようというのだ。
 
 
管理人は、この大会がなくなって凄くスッキリしていたのに
またか、と思った。
「チャンピオンシップ復活」は断固反対。
そういう人は僕以外にもいると思いますが・・・・・。
 
 
そんな簡単にうまくはいかない。スポニチさんに悪気は無いのだが、
ニュース記事から引用させていただきます。
 
 
リーグ戦終盤の順位争いに加えて、チャンピオンシップで2度盛り上がる。
また景気低迷でスポンサーが集まりにくくなっている中、
新たな大会を開催することで、冠スポンサーの獲得が可能。
サッカー人気回復の起爆剤になる可能性もあり
一石二鳥にも、一石三鳥にもなる。
今季からオールスターもなくなるが、チャンピオンシップが復活すれば
その穴を埋めておつりが来るほどの経済的な効果が期待できる。
 
 
この文面には色々と間違いというか、
見解が相当な丼勘定なので訂正してみたい。
 
「リーグ戦終盤の順位争いに加えて、チャンピオンシップで2度盛り上がる」の件。
チャンピオンシップは確かに盛り上がるだろうが、
リーグ戦の順位争いはまったく盛り上がらない。
1位になってもまだ先があるからシラけるし、
1位になったという栄誉が希薄になる。
現行のルールでも「3位以内に入ればACLに出られる」
というモチベーションがあるから、動機付けの意味ではもう充分ではないか?
 
 
「新たな大会を開催することで、冠スポンサーの獲得が可能。
サッカー人気回復の起爆剤になる可能性もあり一石二鳥にも、
一石三鳥にもなる」・・・・・・以降の記事は、相当うさんくさいな。
まるで悪徳商法を連想させる文面だ。
この不景気に、もし冠スポンサーが手を挙げてくれなかったら?
オールスターがなくなったのは冠スポンサーが付かなくなってしまったから、
という文章を付け足すことを忘れている。
 
 
ただ、管理人はマスコミ批判をしたいわけではない。
スポニチさんは以下の文を後述している。
 
 
障害となるのは日程問題。ACL出場チームはただでさえ過密日程になっている。
さらに年末には天皇杯があり、試合日程の確保が大きなポイントになる。
 
 
仰るとおり。
Jリーグに加えてACLもあり、ナビスコカップが終わったと思えば天皇杯開幕。
天皇杯だって人気回復のために
Jリーグチームが2回戦から出場するようにルール変更されたばかり。
これでは選手が悲鳴をあげるだけ。
最大で4つのコンペティションを戦うことになるわけだから。
しかも代表に選ばれれば、さらに過密日程になることは明白。
さすがにJリーガーの割に合わないでしょう。
 
 
それから個人的なギモン。
「Jリーグ人気が低迷している」とよく聞くが、本当にそうなんだろうか?
FC東京をこよなく愛する僕から見ればあまり数年前と変わらない。
確かに優勝戦線は毎年接戦で、名実ともに備わったビッグクラブは出現しない。
レオナルドやドゥンガ、ストイコビッチやエムボマのような
A代表バリバリの助っ人外国人が日本のピッチでプレーする機会は減った。
だが、限りなく平行線に近いとは言え、
決してプレーのレベルが落ちたわけではない。
起爆剤とか人気低迷などと謳うなら、むしろJ1よりも下。
J2、JFLのことをもっと考えてあげるべきだろう。
トップだけが盛り上がっても、下のカテゴリーが支えられなければ意味が無い。
それから個人的には、チャンピオンシップ復活、と言う前に
J1・J2入れ替え戦を一刻も早く復活させてほしい。
J2の上位チームもナビスコカップに参加させる、というのも面白いと思う。
 
 
確かに、プロ野球のクライマックスステージは盛り上がっている。
経済効果というもは少なからずあるだろうが、
それでも個人的にはプロ野球のCSも廃止すべきだと思っているし、
かつてのようにペナントが終わり、セパ両リーグの優勝チームが
日本シリーズで一騎打ち、というのが一番綺麗なシナリオだと思っている。
なぜか。
  
その場しのぎの盛り上がりや経済効果などで、
“真のチャンピオンを決める”という
プロフェッショナルなスポーツ競技の根本的な定義を排除する方式は、
せっかく積み上げている歴史を傷つけるだけだと思います。
 
 
 
すでにJリーグはそういう歴史の上を歩んできてしまっている。
 
 
かつて1stステージ・2ndステージからなる
前後期制を導入していたJリーグは、時として
“真のチャンピオン”を栄光の彼方へ葬り去ってきた。
 
例えば、1999年のJ1。
チャンピオンシップを戦ったのは磐田と清水。
磐田は1stステージ優勝したものの、2ndステージでは12位と低迷した。
一方の清水は1stステージで3位、2ndステージで優勝を果たした。
1年通しての勝ち点を合計すると、清水が65で16チーム中1位、
2位は柏の58、3位は名古屋の54。
ちなみに磐田は合計49。通算勝ち点では16チーム中6位だった。
それでもチャンピオンシップを制した磐田がこの年の王者となっている。
 
続く2000年のJ1。
チャンピオンシップを戦ったのは1stステージを制した横浜F・マリノスと
2ndステージを制した鹿島。チャンピオンシップを制したのは鹿島だった。
ただ鹿島は1stステージで16チーム中8位、
横浜は2ndステージで5位だった。
この年、最もコンスタントに勝ち点を稼いだのはどのチームなのか?
答えは柏。
年間通算勝ち点58は、鹿島の55、横浜の54を上回っていた。
さらに言うと年間勝ち点55の磐田は得失点差で鹿島を上回っていた。
1年通して3位と4位のチームによって“王者”を争っていたのだ。
 
この2シーズンは一例で、探せば同じような年がまだあるかもしれない。
 
とにかく、本当に強いチームが報われない、
「王者」として扱われない意味不明なルール。
弱者に有利な不可解極まりないレギュレーション。
僕は「清水と柏は1回だけJリーグチャンピオンになったことがある」
という仮定を一応はわきまえて、Jを観ているつもりです。
 
 
チャンピオンシップ復活― 。
なぜ今さら、こんな提案をするのだろうか?
日本が世界に追いつけ、追い越せという中で
こんな時代錯誤の提案をするおつむを持つ人間が、
まだ日本サッカー界のそれなりの地位についていたとは信じ難い。
信じられない。
 
 
JFAも、Jリーグも同じなんだろうか。
やれ「秋春制にする」とか「きっちりスタメン揃えなさい」とか
現場の人間、運営の人間にチクチク注文をつけるくせに、
結局、自分たちは何もしないでヌクヌクと試合だけ観戦して
「あとは選手が頑張って」で終わるだけ。
そのうちクラブに「大会スポンサー見つけてきて」
と要請してしまうのではないか。
 
 
なんとなく日本代表の岡田監督も可哀想に思えてきた。
今、日本サッカー界で頑張らなくてはいけないのは
ユニフォームを着ている人や、クラブの現場に携わっている人ではなく
彼らを正しい方向へ導かせるはずのスーツを着た人たちなんだろう。
 

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posted by takuromt |22:50 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(4) | トラックバック(1)
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2010年02月06日

Jリーグ オールタイムベストイレブン ~サンフレッチェ広島編

 
当ブログ管理人が、突然始めたこの企画は、
1993年に始まった僕たちのJリーグ、
その歴史の中にある素晴らしい選手や監督、システムを選び抜き
「そのクラブの歴代選手を集めて最強チームを作ったらどうなるか?」
というテーマのもと、懐かしがってみようというコーナーです。
 
 
◆ 選考ルール
 
①スタメン11人とサブ7人、監督1人を選出
②システムは当該クラブで長年採用しているものや黄金期のものを参照
③外国人枠は2009年と同様。アジア枠1を含む最大4人まで
④他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
  インパクトなどを考慮しつつ、複数チームに選出させない。
⑤Jが始まった1993年から2009年の間にプレーした選手を対象
⑥あくまで個人の感想です
 
 
 
第7回は、サンフレッチェ広島です。
 
 
ブラジル依存が強かった創成期のJリーグにあって、
数少ない欧州型組織サッカーを展開していたサンフレッチェ。
(当時はまだ組織の欧州、個人技の南米なんて
間違ったフレーズが飛び交っていましたが)
「ポストプレイヤー」や「ボランチ」の理想像を代表級に輩出し、
地味ながらも堅実なサッカーを長年に渡り展開。
システマチックな4-4-2で、1994年にチャンピオンシップ出場、
エディ・トムソン時代にJ屈指の守備力を誇る3バックで話題になったかと思えば
短命ながら4-3-3の超攻撃サッカーを披露した
ヴァレリー・ニポムニシ時代も、管理人は相当好きだった。
そして現在のJでトップクラスのセクシーさを誇るペトロビッチ体制になり
今年はACLに活躍を広げることとなったサンフレッチェ。
チェアマン杯を壊したり、ユニフォームを忘れたりしたのは置いといて。
 
 
SEXYSPORTSが選んだ11人+7はご覧の通り。
 
 
 
             久保 竜彦       佐藤 寿人
 
 
              柏木 陽介    ノ・ジュンユン
 
 
      服部 公太                    駒野 友一
                     森保 一
 
 
          フォックス             森崎 和幸
                    ストヤノフ
 
 
 
                     下田 崇
 
 
 
サブ/GK前川 和也  DF柳本 啓成  DF上村 健一  MF桑原 裕義
     MF風間 八宏  FWハシェック  FW高木 琢也
 
監督/ミハイロ・ペトロビッチ
 
 
 
前述の監督3名の中で監督を誰にしようかと考える。
ステージ制覇を成し遂げたスチュワート・バクスターも捨てがたかったが
やはりエンターテイメント性を考えてペトロビッチに指揮を執っていただく。
となると、やはり攻撃的な布陣を考えていかなければならないのだが
如何せん、堅守を伝統とするチーム。その色も少し出していきたい。
というわけで、このメンバー構成。
 
 
守護神は下田、サブにはドーハメンバーの前川という代表経験者で。
10年後に同じ企画をやったら西川周作になるのだろうか、なんて思う。
 
そして代名詞の3バック。
困った。そして迷った。
良いとこどりして中途半端かもしれないが、僕はこのセットが好きだ。
極めて個人的趣味だが、森崎和とフォックスは絶対に外せない。
(フォックスは何が良いって3年前にリーズに在籍したことだね)
なので、意外にもストヤノフを入れようかどうしようか悩んだ。
ポポヴィッチ、ビドマー、上村、柳本、槙野・・・・・う~ん難しい。
結局、J2でもチームに貢献した点を考慮し、
ストヤノフに司令塔やってもらいましょう。
 
ボランチは1枚で「森 保一」と間違えられたこともあるいぶし銀・森保。
両サイドは服部と駒野という、激しくアップダウンできるハードワーカー2人。
“マイアミの奇跡”で伊東テルのゴールを演出した路木や
片野坂、森山、沢田と、サイドも候補がたくさんいた。
というか、この辺で広島の伝統を痛感。
 
攻撃的な中盤にはこれまた個人的趣味で、柏木は外せない。
こないだのベネズエラ戦で先発してたら、だいぶ違う結果になったろうに。
香川なんて目じゃないよ、柏木だよ。移籍しちゃったけど。
そして盧廷潤。
中盤は攻撃的な位置でも、守備的な位置でも、中央でもサイドでも、
FWでもウイングバックでもプレイできた凄い人。
セレッソや福岡でも活躍したけど、広島時代は本当に全盛期だった。
柏木と盧の中盤って、対戦相手のボランチは相当走らされるな。
違うタイプのMFとして、ヤッヒーもベンチに置いとこう。
 
FWはドラゴンを軸に考える。
“アジアの大砲”の異名をとった現熊本監督とツインタワーを組むのも良いが
タイプを考えると久保がキープして寿人が裏を突く、という関係が面白そうだ。
高木氏は攻撃のリズムを変える存在としてベンチ待機、
またステージ制覇の原動力となった勝負強さに期待して
ハシェックにもスーパーサブとして活躍していただく。
 
 
さて、広島サポーターのお怒りの声が聞こえてきそうだ・・・。
そうです。和幸がいるのに浩司がいません。
選べませんでした。
槙野も青山も松田浩も伊藤哲也もハウストラも選考漏れしました。
ただ、どうしても守備の職人・桑原を入れたかったので勘弁してください。
 

posted by tacleau7 |00:42 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(8) | トラックバック(0)
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2010年01月03日

Jリーグ オールタイムベストイレブン ~ガンバ大阪編

 
本年もよろしくお願いします。
 
 
新年1発目のSEXYSPORTSは
天皇杯を連覇したガンバ大阪のオールタイムベスト11です。
 
 
当ブログ管理人が、
最近伸び悩むアクセス数欲しさに、突然始めたこの企画は、
1993年に始まったJリーグ、その歴史の中にある
素晴らしい選手や監督、システムを選び抜き
「そのクラブの歴代選手を集めて最強チームを作ったらどうなるか?」
というテーマのもと、懐かしがってみるコーナーです。
2009年中にすべてやる予定だったのですが
年末多忙だったため、気が向いたらゆったりまったり書くことにしました。
 
 
 
◆ 選考ルール
 
①スタメン11人とサブ7人、監督1人を選出
②システムは当該クラブで長年採用しているものや黄金期のものを参照
③外国人枠は2009年と同様。アジア枠1を含む最大4人まで
④他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
  インパクトなどを考慮しつつ、複数チームに選出させない。
⑤Jが始まった1993年から2009年の間にプレーした選手を対象
⑥あくまで個人の感想です
 
 
 
というわけで第6回は、ガンバ大阪編です。
 
 
J創成期は浦和と共に“お荷物球団”とのレッテルを貼られながらも
国内屈指の育成組織を持つ名門ユースから即戦力を続々輩出、
日本最高峰の攻撃サッカーを展開する知将・西野朗を招聘すると
あれよあれよとJリーグチャンピオン、そしてアジア王者へと駆け上った。
チームが上り調子の時に見せるポゼッションは間違いなく日本No.1。
2009年はホーム公式戦6連敗という憂き目もあったが
守備意識を統一して持ち直し、2010年ACL出場権獲得。
チーム全体が成熟の域に達してきている。
そしてガンバはユース出身者ももちろんだが、
他チームからの選手補強でも他の追随を許さない。
オリジナル10の1つで歴史もそれなりにある。
選手選考は非常に楽しかった。
 
 
それでは、SEXYSPORTSが選んだ11人+7はご覧の通り。
 
 
 
               エムボマ    大黒 将志
 
 
 
     二川 孝広                      遠藤 保仁
 
 
               稲本 潤一   橋本 英郎
 
 
   新井場 徹                           加地 亮
 
               宮本 恒靖   シジクレイ
 
  
 
                    藤ヶ谷 陽介
 
 
 
サブ/GK松代 直樹  DF山口 智  DF實好 礼忠  MF森岡 茂
    MF磯貝 洋光  FW松波 正信  FWアラウージョ
 
監督/西野 朗 
 
 
 
外国人選手と藤ヶ谷、加地、そして横浜フリューゲルス出身であることは
今や忘れられてしまった遠藤以外のスタメン6選手はユース出身。
やはりこのチームの育成力の強さを感じさせる。
外国人はガンバの歴史的に短い在籍期間で強烈なインパクトを残すのが特徴。
個人タイトルの獲得なども加味して選出しました。
その結果、先発は2000年代から現在に至る西野ガンバを象徴する現役選手、
サブには低迷期のガンバを支え、既にチームを離れたベテランと色が分かれた。
 
 
GKは悩みに悩んだが、現在の正守護神・藤ヶ谷を先発、
サブには引退を表明したばかりの松代をセレクト。
 
最終ラインはセンターバックの人選に悩んだが、
2005年のJ1制覇時の主力2人を抜擢。
1対1の強さとしては宮本ではなく山口・・・・・という意見はごもっともなのだが
ユース生え抜きのキャプテンということでツネ様を。
サイドは現在の日本代表の両翼を担っても不思議でない両名。
加地にFC東京のイメージが強いのは管理人がよく理解する所ですが
『東京には徳永がいる!』っていうことですね。
 
守備陣とは対照的にまったく迷わず選べた黄金の中盤。
すげーな、何じゃこりゃ。
オール日本人でも、こんなに攻守のバランスがとれて
完成度の高い中盤が、他にあるのだろうか。
あえて何も言いません。
 
フィニッシャーとして機能する2トップ。
どうしても “浪速の黒豹” は外せませんでした。
今でも年に1度はスパサカでお目にかかれる、
1997年ベルマーレ戦でのゴールは、もの凄かった。
長年のJファンにとって異次元の存在感でしたね。
エムボマの相方はユース出身の日本人ストライカー・大黒。
ゴール前でのオフ・ザ・ボールの動きは秀逸でした。
リーグ得点王&リーグMVPのダブル受賞を果たした1人、
アラウージョもインパクトは凄かったですがスーパーサブで。
 
しかし現在のような強豪になる以前の、
低迷期を支えた選手たちを、個人的にはもっと評価してほしいですね。
實好はGK以外の守備的ポジションならどこでも守れるユーティリティ選手。
天才肌の司令塔・磯貝、アトランタで背番号10を背負ったドリブラー・森岡、
そして “ミスターガンバ” 的存在で親しまれた点取り屋・松波と個性派がズラリ。
選考から漏れた選手でも、GKの本並健治や岡中勇人、
ファルカンJAPANでも活躍した右SB・今藤幸治、
アジア枠として賈秀全を選ぶのもいいかもしれない。
ツベイバやマグロンなどを選ぶ人もいるかもしれませんな。
 
 
やはりアジアのトップに君臨するようにな強さを得るには
一朝一夕ではできないもの。
万年Bクラスでもしっかりと未来を見据えた戦いをして、
的確な育成・補強を繰り返したからこそ、今がある。
今年で18年目を迎える短いJリーグの歴史にあって、
その先見の明は、他チームも羨む代物でしょう。
 

posted by tacleau7 |17:53 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年12月13日

2009 J1総括 ~悪しき波を乗り越える術~

 
鹿島アントラーズが前人未到のV3を成し遂げた2009年のJ1。
これで2005年の1シーズン制導入以降、
5シーズン連続で最終節に優勝が決まる展開となった。
確かに鹿島は強かった。
それでもかつてのヴェルディ、磐田、横浜のように
ダントツの強さを誇るチームではなかったのも事実。
毎年、秋にさしかかると各メディアが
「Jリーグは過去に例を見ない大混戦・・・・」
「勝ち点●差に△チームがひしめく・・・・・」
と謳いはじめるのは、お決まりとなっている昨今である。
 
そういう意味で考えると、当SEXY SPORTSでは
2009年のJ1を表す漢字を『波』と表現させていただきます。
 
上から順位を数えてみると、
鹿島、川崎、ガンバ、広島、東京、浦和、清水、新潟、名古屋・・・・・
と全部挙げたら切りが無いので、比較的上位にいた9チームに絞りますが
とにかくほとんどのチームが
1年の中で勝ち切れない、バイオリズムが最低の期間に苛まれた。
今季の大混戦の理由はここにある。
 
 
鹿島は8月1日の広島戦から、10月7日の川崎戦(再試合)までの9試合で
5連敗を含む2勝7敗という大失速が響いた。
夏場にさしかかって運動量が落ちたことで
連動性溢れるプレッシングの機能美が失われたことが主な要因。
5連敗中の総失点は13。
1年で30失点したチームだから、約半分をこの5連敗中に喫したわけだ。
浮上のきっかけとなったのは中田浩二のボランチ起用で
ディフェンスを建て直したことが大きい。
守備の負担が減った小笠原、野沢が躍動し始め、
気が付けば、いつもの鹿島に戻っていた。
 
ただ、チームの課題は目下のところ選手層の底上げである。
低迷脱出に一役買ったのはベテランの中田で、若手は依然として台頭しない。
昨シーズンの顔ぶれと違ったところは
新井場が陣取っていた左サイドバックの定位置をパク・チュホが脅かしたぐらい。
固定された11人だけで1年間ハイパフォーマンスを続けるのは難しく、
そう考えると夏場の失速も頷けるのだ。
シーズン終盤には「誰が出ても同じ戦い方をできるのが鹿島の強み」
と鹿島関係者からよく聞かれたコメントだが、僕はあまりそう思えない。
V3という名の座布団は座り心地がいいものだろうが
一歩間違えば世代交代に失敗する紙一重の局面にいる鹿島。
育成と補強。オリベイラ監督は来季、いっそう多忙になるだろう。
 
 
2009年最も波が穏やかだったのは川崎かもしれない。
リーグ戦での連敗は9月に喫した1度だけ。
敗れても的確な修正力で嫌な流れを断ち切った。
さらに選手層も日を追って分厚くなっていった。
菊池、横山、養父、田坂らは主力不在の穴を感じさせない安定感を見せ
レナチーニョは守備意識が高まり、
中村憲剛はボランチ、トップ下、サイドとポジションを変幻自在に変えた。
持ち駒の質を見極めて積極的に起用し、
プレーの幅をも広げさせた関塚監督の手腕には拍手を送りたい。
足りなかったのは、タイトルそのものだけだったが
しいて言えば、もう少し守備面での粘り強さが必要だろうか。
今季リーグ戦での完封試合は9つだが、これはAクラス9チームの中で最少。
爆発力あるFW陣を生かす守備面の、さらなる改善が求められる。
それでもコンスタントに勝ち切ってきた強さは、最もチャンピオンらしいものだった。
 
 
昨シーズンのアジア王者、ガンバ大阪は3位でフィニッシュ。
しかし、こちらも5月から7月にかけてホーム公式戦6連敗という時期があった。
すっかりお馴染みとなった中盤の構成力をいかしたオフェンス術だが
リトリートする相手を崩せず、カウンターをもろに食らって自滅する悪循環に陥った。
攻撃サッカーを展開する上で、守備面を非常に重要視している西野監督。
この危機から脱し、8月下旬のリーグ戦24節からの9試合を
6勝3分けの快進撃で過ごせたのも、やはり守備面の見直しが大きかった。
オリベイラ監督は中田の抜擢で局面を変えたが、
西野監督は、選手の顔ぶれはそのままに、守備への意識付けを変え、
コンパクトな布陣で守備ブロックの形成をきっちり行って、チームを軌道に乗せた。
今季も中東からマークされる、他のチームが持ち合わせない弱点を抱えていたが
途中加入のペドロジュニオールを加え、2ケタ得点者が4人いるのは流石。
前田遼一、ワシントン。早くもストーブリーグを沸かせているのも、ガンバの常だ。
 
 
 
ACL常連の上位3チームは、個の面でも組織の面でも頭1つ抜け出ている。
しかしこの3強に迫ったチームも見事な戦いぶりを見せた。
その顕著な例が4位のサンフレッチェ広島であろう。
 
J2を席巻した攻撃力に「J2だからでしょ」と高をくくっていた管理人は恥ずかしい。
驚くべき最終ラインのビルドアップ能力に、
サイド、中央を所狭しと駆け回る運動量溢れる中盤と、
それを引き出すエースの存在感。今季最大のサプライズと言っていいだろう。
泥沼の連敗には遭遇しなかったが、少なからず波はあったし、
4−1のスコアで勝利した18節の千葉戦と最終節の京都戦のあいだ、
15試合での勝ち試合がすべて1点差勝利という薄氷ぶり。
だがこのチームもガンバ同様、攻撃的なサッカーを模索する一方で
そのために守備面を見つめ直して、成果を出してきたチームだ。
攻撃時は1〜2バック、守備時は5バック。
割り切ったゲームプランが奏功し、粘り強く勝ち切れたのは確か。
森崎兄弟やストヤノフら負傷者が続出した中でも戦い方に大きなブレはなかった。
天皇杯でガンバが優勝すれば、来年はACL出場となる。
J2からJ1に上がって戦い方の幅が広がったように、
Jからアジアへ出て、また1つステップアップしそうなチームである。
 
 
管理人が愛してやまないFC東京は5位。昨季より1つ順位を上げた。
レビューは今度しますが、苦しい台所事情でよくランクアップしたと思います。
鹿島同様、固定された11人が高次元のポゼッションサッカーを展開しましたが
一方で鹿島をも上回るJ1最多完封試合15を誇る守備陣の奮闘も良かったっす。
ただ、やっぱり開幕10試合で6敗もしてしまったツケは厳しかった。
 
 
フィンケ体制でスタートした浦和。
「個」から「組織」、「点」から「線」への変革初年度だった。
僕は浦和は好きではないと言うか、はっきり言って嫌いなのだが
やってるサッカーは以前のもより断然好きだし、セクシーだと思う。
7連敗という負のスパイラルにハマって、
少し昨年のような堅守だけが売りの時期もあるにはあったが
(それに東京がやられたのも確かだが)
オフに人員整理をして、フィンケの求める人材が集まれば
来季はもっと面白い存在になりそうだ。ブレない戦いを続けてほしい。
 
 
一時は首位にも立った清水だが、最終的には7位。
7〜9月という一番暑苦しい時期を無敗で乗り切る“夏王”として名を馳せるが
例年スタートダッシュに失敗しているのも事実。
そして10年ぶりにリーグ戦首位に立った28節以降に5連敗を喫するなど
タイトルへのプレッシャーもあっただろう。
長谷川監督は大変“渋い”チームを作り上げたがメンタル面の強化は必要か。
そして、成熟した守備組織と決定力ある前線のタレントと比較すると
もう少し中盤に実力者がほしいような。
ヨンセンと永井を獲った昨年のような派手さをオフに求める。
「清水・小野伸二」の方向性がホントならアツいなぁ〜。
 
 
我がFC東京を開幕戦でボコボコにして波に乗ったのが新潟。
堅守速攻が魅力のチームにペドロジュニオール、大島が加わって
矢野貴章と組む3トップは少し新鮮だった。
マルシオリシャルデス、松下から繰り出すショートカウンターも一級品で
序盤のJ1を大いに盛り上げたが、失速したのは7月から。
5試合連続引き分けの後、3連敗。
やはり新潟にも強烈な「個」がもう1枚必要かもしれない。
当ブログでは『Jリーグオールタイムベスト11』という企画を進行中ですが
新潟というチームは、本当に人選に困るほどインパクトが薄いのです。
来季は黒崎監督というのは本当なんでしょうか。大丈夫なんでしょうか。
 
 
2008年のJ1で最もセクシーだったピクシー率いる名古屋は9位。
やはり発展途上のクラブだけにACLとの連戦は厳しかったか。
我がFC東京がリーグ戦とカップ戦でボッコボコにしてしまった夏場は
目も当てられなかった。それでもストイコビッチ監督は
ケネディやブルザノビッチ、三都主の獲得で現有戦力を底上げする一方で
昨年には無かった戦術面での柔軟性を発揮して乗り切った。
3バックと4バックの併用、玉田、小川らユーティリティ性が高まった主力選手、
リーグ終盤にはバルセロナを意識したような3トップまでハマったらしい。
ピクシー長期政権の様相。闘莉王も獲っちゃうようだし、来季も楽しみだ。
 
 
 
他に気になったチームを少し。
 
 
監督交代で揺れた神戸だが、
三浦監督就任後は伝統の堅守が復活し、降格圏内を脱出した。
しかしオフに大量補強を敢行したのも空しく、やはり下位に低迷。
このチームに求められるのは、一にも二にも攻撃面のリスクマネージメント。
上位陣が守備を改善して攻撃性能を高めたように、神戸にも
持ち前の守備力を巧く還元して攻撃に切り替えられる組織の構築が必要だ。
守備的志向と思われがちな三浦監督が就任した直後に
「イメチェンしたい」と漏らしたのだが、クラブに必要なのもそれだろう。
 
大宮や京都にも同じことが言える。
「まずは守備から入ってカウンター」という戦い方では
結果から見てJ1に残留するのが精一杯というところが実情なのだろう。
一時の上位イジメでJ1戦線を賑わすことはあっても
自らが上位へ進出することは難しいようだ。
 
そういう意味で、開幕前は降格の最有力といわれていた山形の奮闘が光る。
18チーム中、もっとも地味なタレント性ながら
小林監督の徹底したスカウティングと統一された戦術理解度でJ1を生き抜いた。
ストーブリーグでの活躍は望めないだろうが、健闘を祈りたい。
 
降格3チームに関しては致し方ないところだろう。
柏は、開幕当初の監督が何をしたかったのかさっぱり分からなかったし、
千葉に関しては、交代後の監督からも展開するサッカーの意図が見えない。
大分は、最近の報道を見ている限り、
14連敗は必然のものだったのかもしれない。
 
 
 
では最後に、SEXYSPORTS選定ベストイレブンを。
これが言いたいがために総括してるようなもんですからね。
 
 
【ベストイレブン】
                  ジュニーニョ/川崎
 
 
       マルシオ・リシャルデス/新潟    石川 直宏/東京
 
 
 
     遠藤 保仁/G大阪              中村 憲剛/川崎
 
                  小笠原 満男/鹿島
 
 
 槙野 智章/広島                       市川 大祐/清水
 
           今野 泰幸/東京    岩政 大樹/鹿島
 
 
                   曽ヶ端 準/鹿島
 
 
 
【SUB/次点】
 GK北野 貴之/新潟   DFストヤノフ/広島   DF岩下 敬輔/清水
 MF明神 智和/G大阪  MF柏木 陽介/広島
 FWエジミウソン/浦和  FW前田 遼一/磐田
 
 
【MVP】  岩政 大樹/鹿島
 
【新人王】 米本 拓司/東京
 
【最優秀監督】  ミハイロ・ペトロビッチ/広島
 
【ベストゴール】  ドラガン・ストイコビッチ/名古屋
 
 
 
審査基準は“1シーズン通してコンスタントに高いパフォーマンスを見せた”こと。
ケガで戦線離脱した選手も少しいますが、まぁそこが基本線です。
アウォーズの選考は、昔からA代表での働きも加味しているのか、
なんか政治的な匂いがして、かなりキライです。
てゆーか全員日本人選手なんてありえないでしょ。
 
GK、DF部門は堅守が光った鹿島、清水、新潟陣と
攻撃的DFとしてJを沸かせた東京、広島陣からという顔ぶれ。
今野を選ぶのは手前味噌な感じですが、ホントに良かったんですから。
さっきも言いましたがJ1最多15完封ですからね。
このポジションで34試合フルタイム出場だし。選ばれる権利はある。
ストヤノフは戦線離脱した分だけ、サブ選出となりました。
 
中盤は甲乙つけがたく、5人選出のクリスマスツリー型となりました。
3センターの顔ぶれは超豪華です。でも代表でこの並びは通用しないでしょう。
それにしてもマルシオ・リシャルデスは素晴らしかった。
アウォーズでは漏れましたが、
「誰か辞退してリシャルデスに譲れ」と言いたくなるくらい、今季は良かった。
本当は明神をスタメンにしたかったのですが、
アウォーズMVPに敬意を表して小笠原を中盤の底に無理やり入れました。
でも当ブログでは、MVPは岩政です。
年間通してパフォーマンスは落ちず、堅守を支えた。
小笠原はやはり5連敗時の低調ぶりや、つまらない退場とかあったので・・・。
 
 
なのでジュニーニョの1トップとなりました。
前田は素晴らしかったですが、上位から点を獲ってるイメージが無いので・・・。
やっぱりベストイレブンは上位から選ばなければ。
 
 
新人王は大卒の即戦力より、高卒の伸びしろを評価しました。
これも手前味噌かもしれませんが、
数字では分からない働きは素晴らしかったですね。
他にも菊池光将(川崎)も候補と言ってよかったでしょう。
そういえばどっかの新聞が
「MVPも新人王も得点王もいない日本代表の選考はいかがなものか」
的な記事書いてましたが、酷いですよね。
前田呼んでるじゃん。
新人王って、実力はあるにはあるけど、いきなり代表で通用すると思いますか?
 
 
最優秀監督は、すいません、ペトロビッチにしました。
V3の偉業は確かに素晴らしいのですが・・・・・
センセーショナルだった広島のサッカーにさせてください。
ベストゴールも、プレイヤーの決めたものの中で
コレといったものが無かったので・・・・・。
でもアレはすごかった。
 

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posted by tacleau7 |15:35 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年10月31日

Jリーグ オールタイムベストイレブン ~川崎F編

 
当ブログ管理人が、
最近伸び悩むアクセス数欲しさに、突然始めたこの企画。
1993年に始まった僕たちのJリーグ、
その歴史の中にある素晴らしい選手や監督、システムを選び抜き
「そのクラブの歴代選手を集めて最強チームを作ったらどうなるか?」
というテーマのもと、懐かしがってみようというコーナーです。
 
 
◆ 選考ルール
 
①スタメン11人とサブ7人、監督1人を選出
②システムは当該クラブで長年採用しているものや黄金期のものを参照
③外国人枠は2009年と同様。アジア枠1を含む最大4人まで
④他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
  インパクトなどを考慮しつつ、複数チームに選出させない。
⑤Jが始まった1993年から2009年の間にプレーした選手を対象
⑥あくまで個人の感想です
 
 
 
第5回は、川崎フロンターレです。
 
 
富士通サッカー部を前進に持ち、
2000年に我らが東京ガス、FC東京と共にJ1参入も、1年で降格。
しかし関塚隆現監督を招聘した2004年、
寺田周平、中村憲剛、ジュニーニョら
現在のクラブの骨格を成す選手を中心に据えてチーム再建、
2005年に再昇格を果たすと、あれよあれよとJ1優勝争い、ACL出場と
鹿島、ガンバ、浦和に匹敵する常勝チームへと駆け上がっていった。
足りないものは、ただ1つ。
タイトル・・・・・。
 
 
 
SEXYSPORTSが選んだ11人+7はご覧の通り。
 
 
 
              ジュニーニョ     我那覇 和樹
 
 
                       マギヌン
 
         アウグスト                    森 勇介
 
                 谷口 博之    中村 憲剛
 
 
 
            伊藤 宏樹   寺田 周平   佐原 秀樹
 
 
 
                       川島 永嗣
 
 
 
サブ/GK浦上 壮史  DF箕輪 義信  DF中西 哲生  MF鬼木 達
    MF長橋 康弘  FW黒津 勝  FW鄭 大世
 
監督/関塚 隆 
 
 
 
オリジナル10以外から初めて選んだということもあり
選考はなかなか難しかった。何せJFL時代は全然知らない。
だが、このチームの歴史上で一番強いのは今、ということで
現行のチーム編成をベースに考えさせていただいた。
 
GKは今をときめく川島永嗣。
3バックについては、4バックに対応できるユーティリティ性を重視した結果、
左から伊藤、寺田、佐原とさせていただいた。箕輪はサブ。
伊藤が左SBにスライドして、森が下がって、4バックになるみたいな。
 
ダブルボランチにはやっぱり憲剛と谷口。強えーなー。
左サイドにはアウグスト、トップ下にはマギヌンを起用したが、
このチームは、助っ人選手を取っかえ引っかえした時期が長いようで
外国籍選手を選ぶのには苦労した。アウグストは在籍年数、
マギヌンは、我がFC東京がやられたイメージが強いのが選考理由。
 
それでもジュニーニョを選出するのには苦労しなかったわけで。
相棒は誰にしようか、ということで我那覇。
テセではなく我那覇。これが管理人の拘り。
先日のエルゴラッソ紙で「J史上最強2トップは誰?」という見出しが躍っていたが
個人的意見として、2トップの2人が外国籍選手というのはナンセンス。
というかテセは確かに凄いけど、貢献度ならやっぱり我那覇だろ、ってことで。
 
サブにはJ1だけでなくJ2でも奮闘した選手を中心に選考。
個人的に好きな選手は何と言っても鬼木。良いファイターだった。
選考漏れは奥野、相馬の元鹿島組や
磐田時代にドゥンガに怒られていた姿が印象的な今野章といったところ。
 
こうやって見てみると、これまで取り上げたチームに比べて歴史が浅いせいか
やはりインパクトに薄い印象が残る。とりわけベンチ入り選手の層の薄さは顕著。
フッキとかレナチーニョとか無理して選考すれば話は別なのだろうが・・・・・。
まぁ、そういった課題も昨今の関塚采配ならば
中西や鬼木、長橋もプレーの幅を広げていくんでしょう。
 
 
個人的な見解として、マギヌン移籍以降は
攻撃的MFの起用を試行錯誤している印象が強いです。
憲剛が4-4-2で中盤の右をやったりするのも、その影響はあるでしょうし。
ただ、その試行錯誤の結果、
3バックと4バックの併用に代表されるような戦術の柔軟性が増し、
養父、田坂、横山、菊池らの出場機会増による台頭で、選手層も厚くなった。
それに加えて「勝利を逆算したチーム作り」を関塚監督が施すことで
勝ち切る力が付いてきた。ACLでも揉まれた。
「前線の破壊力」や「司令塔・中村憲剛の存在」だけでは片付けられないチーム力が
他チームの想像を絶するスピードで備わった、というわけです。
その流れに反してオールタイムベストにマギヌンを加えているのは、
ちょっとしたオマージュだと思っていただければ・・・・・。
 
 
というわけでナビスコFINALです。
クラシコFINALです。
こんな企画しといて何ですが、
勝つのはFC東京です。
うははっ。
 

posted by tacleau7 |14:13 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月20日

Jリーグ オールタイムベストイレブン ~名古屋編

 
当ブログ管理人が、
最近伸び悩むアクセス数欲しさに、突然始めたこの企画は、
1993年に始まった僕たちのJリーグ、
その歴史の中にある素晴らしい選手や監督、システムを選び抜き
「そのクラブの歴代選手を集めて最強チームを作ったらどうなるか?」
というテーマのもと、懐かしがってみようというコーナーです。
 
 
◆ 選考ルール
 
①スタメン11人とサブ7人、監督1人を選出
②システムは当該クラブで長年採用しているものや黄金期のものを参照
③外国人枠は2009年と同様。アジア枠1を含む最大4人まで
④他チームでのプレー経験を持つ選手は在籍年数や実績、
  インパクトなどを考慮しつつ、複数チームに選出させない。
⑤Jが始まった1993年から2009年の間にプレーした選手を対象
⑥あくまで個人の感想です
 
 
 
第4回は、名古屋グランパスです。
 
 
Jリーグ発足時のオリジナル10の1つ。
メインスポンサーの強力なバックアップを受けて
優秀な日本人選手、外国人選手および監督を呼び寄せるものの
なぜか天下をとれない。Jの頂に登れない。
良いところまで行ったと思いきや、突如ガクッと崩れだす。
暗黒の時代は長きに渡るが、
Jの歴史の中では日本屈指のモダンさを備えた時期もある。
まさに今がそんな時勢で、日本のトップではなく
アジアのトップに立てる権利を有している。
今回はとびっきりモダンな名古屋を構成してみよう。
 
 
SEXYSPORTSが選んだ11人+7はご覧の通り。
 
 
 
                            小倉 隆史
                ストイコビッチ
 
 
 
       小川 佳純   デュリックス   中村 直志   岡山 哲也
 
 
 
       阿部 翔平    トーレス    吉田 麻也   大森 征之
 
 
 
                       楢崎 正剛
 
 
 
サブ/GK伊藤 裕二  DF古賀 正紘  MF浅野 哲也  MF平野 孝
    MF望月 重良  FW森山 泰行  FW本田 圭佑
 
監督/アーセン・ベンゲル 
 
 
現在のチームを率いるストイコビッチにプレイングマネージャーでも
やってもらおうか、とも思ったが、おそらく彼が監督もやるとなると
選手としてプレーに集中できない恐れがあるので、ここはやっぱり
ピクシーが大きな影響を受けたであろうベンゲルに指揮を執っていただく。
思えば名古屋に就任したばかりのベンゲル采配は、
今のアーセナルのスタイルと比べても、相当バランスを重視していた。
サイドバックは上がらない。せいぜいサイドハーフのサポートであった。
後ろの選手がボールホルダーをどんどん追い越していくというわけでも
なかったが、とにかく3ラインがコンパクトに敷かれていた。
その統制ぶりは芸術の域であった。
 
守護神はもちろん楢崎。ベンゲルがGKに不安を抱えないとは珍しい。
センターバックは、1対1の強さとラインコントロールに長けたトーレスと
“若きベテラン” 吉田麻也を大抜擢。
当然ここでは古賀という選択肢が妥当なのだろうが、単純に2人を比較して
べンゲルが好きそうなのは多分、麻也だろうということで。
サイドには小川誠一と飯島寿久ではなく、阿部と大森を起用。
左は中谷勇介とも迷ったが攻守バランスを意識して阿部にした。
大森は「何で代表キャップが1つも無いんだろう」
と不思議に思うほど、管理人は良い選手だと思っていた。
 
最終ラインと平行して並ぶ中盤。
セントラルMFには名古屋を代表するファイター、直志と
ベンゲル政権で中心を担ったデュリックスのコンビで。
デュリックスは在籍およそ2年と短く、それ以上の在籍期間を誇る
ジョルジーニョやウリダという候補もいたのだが、
とにかくデュリックスのクレバーさはインパクトが強いので。
サイドには新旧のサイドアタッカーを配置。
 
そして不動の2トップ。
アーセナルで例えればアンリ (小倉) とベルカンプ (ストイビッチ) か。
突破ができる、パスも供給できる、キープ力がある、点も取れる。
とにかくこの2人のコンビは、かなりヤバかった。
今さら言葉を並べる必要もないだろう。
 
 
攻守バランスを意識したスタメンなので、サブは攻撃的に。
守備的な役回りは古賀と浅野に任せ、
中央もサイドも遜色なくこなす望月、パワフルレフティー平野、
そして、J史上最強のスーパーサブと言っても過言ではない森山。
バラエティに富んだ持ち駒を、ベンゲルは巧く操れるのか。
ちなみに本田はピクシーのポジションのバックアップです。
 
 
大岩剛や山口素弘、福田健二、ウェズレイに玉田が落選してしまったが
それでもこうやって見ると、なかなかこのチームは強い。
楢崎と3人の外国人選手によるセンターラインは実に強固で
サイドではクレバーなハードワーカーが睨みを利かせる。
波に乗れば相当いい線まで行きそうな好チームだが・・・・・
おそらく大事なところで鹿島や横浜にコロっと負けるんだろうなぁ・・・・・。
つくづく考えてみると、上位進出のために外部から招聘したのが
ベンゲルだったというのも、何か面白いし、不思議な運命を感じる。
 

posted by tacleau7 |09:28 | ■ Jリーグ/国内サッカー | コメント(4) | トラックバック(0)
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