2008年11月10日

日本シリーズをなんとなーく見た感想

 
 
 
まずは、
 
 
 
 
 
アンチ巨人として、
 
 
 
 
 
ライオンズが優勝して
本当に良かった!
ヾ(^〇^)ゞ
 
 
負け惜しみをグチグチたれるG党さんのブログが
さっそく炎上していましたね・・・・・。
敗者は冷静に勝者を見つめ、自らの欠点を直視しなければ。
 
 
残念ながら今シリーズは、第1戦と第2戦を7~8割方、
昨日の第7戦をガッツリ100%、といった具合にしか見られませんでした。
それ以外は、見たうちに入らないかな。ニュースで確認した程度なので。
それにしても、本当に西武×巨人は毎回毎回面白いゲームになりますね。
 
 
第1戦は、上原 VS 涌井、息の詰まるような両エースの投げ合い。
ライオンズに軍配が上がったが、
ソロ×2本に抑えた巨人はほぼノーダメージだったか。
 
第2戦は、お互いの手の内を徐々にさらけ出す展開。
勝敗を分けたのは中継ぎ陣の差でしょう。
この日の越智のピッチングから、誰が昨日の越智を想像できただろうか。
 
3~6戦はちゃんと見ていないので何とも言えませんが、
小笠原が調子を崩してしまったようですね。
星野から受けた死球が相当影響したんでしょう。
でも内角攻めは強打者の宿命ですからね。
 
石井一久はもうちょっと投げられると思ってましたが・・・・・。
しかし何と言っても岸ですね! 納得のMVP。
完全に彼が流れを持って来たと思います。
もちろん平尾の存在も忘れてはいけませんが。
巨人で言うと、鈴木尚、亀井、脇谷とかその辺りだったんですが。
李も調子悪かったみたいですね。
第7戦を見る限り、なんで使い続けたのかとは思いますね。
結果論と言われると、それまでですが。
 
 
でも、まぁ、王手をかけられた事で開き直った総力戦を展開できた
第6戦以降の渡辺監督の采配――特に投手起用が素晴らしかったですね。
岸を中2日で持って来て、心中覚悟で。
そして第7戦でも西口 ⇒ 一久 ⇒ 涌井!
これぞ短期決戦の戦いであります。
まぁ西口は余計ですが・・・・・。
彼からはシリーズで良いピッチングをするいうイメージが湧きません。
昔から変わりませんね。ベテランの味が無い。
あまり感情を面に出さないタイプの人間でしょうが、
もう少し 「チクショー、悔しい!」 という表情が滲み出てきてもいいのですが。
かなり残念です。後続が打ち取ってくれてホッとしているでしょうね。
 
 
 
巨人、いや、WBC日本代表監督・原辰徳で気になったのは3点。
 
まず、前日に52球を投げたばかりの尚成はブルペン入りしていても、
長年に渡って巨人の屋台骨を支え、リリーフ経験もあり、
3日前に尚成と同じ52球を投げている上原はブルペン入りしていないこと。
 
次に、中島の三塁ゴロで片岡が生還し同点になった場面。
小笠原は何の迷いもなく本塁に送球したが、
フォースアウトが取れない場面で、
あの状況――三塁走者が俊足の片岡で、
タイミングから見てもアウトは難しい状況だったと思います。
僕は思わず 「えっ!?」 と声を出してしまいました。
打者走者も脇腹痛を抱えているとはいえ、中島です。
結局一塁ではアウトを取れましたが、あの判断は疑問。
打者走者をアウトに出来なかったら、どうなっていたか分かってるんでしょうか。
ところで、この時の中島のバッティングは、
完全に高いバウンドの内野ゴロを狙いにいっていましたね。脱帽。
 
そして、越智交代のタイミング。まぁこれは結果論ですね。
でも僕は、5番野田への四球の時点で代えると思って見てました。
ここで同点に抑えておけば、
原監督が野球に参加できる機会も増えただろうに・・・・・。
 
 
 
まぁ、アンチ巨人としては日本一にならないで本当に良かったですが、
野球ファンとしては、是非とも世界一になってほしいです。
引退の時に 「私の夢には続きがあります」 といった次期日本代表監督、
その夢が、WBC2連覇であってほしい。
 
 
 
でも、やっぱり心配だなぁ・・・・・・・。
 
 

posted by tacleau7 |00:10 | ■ プロ野球 | コメント(12) | トラックバック(0)
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2008年10月28日

WBCの監督が原監督になりそうな所で思うこと

 
WBCの日本代表監督に、巨人・原辰徳監督就任の線が濃厚らしい。
本人も否定せず、やる気があるようだ。うーむ。
 
 
以下、コピペにて初代WBC監督・王貞治コミッショナー特別顧問の談。
 
 
 
ユニホームを着ていない人たちの中から適当な候補が出てこなかった。
キャリアとか実績とか、年数的なことを含め
若々しく、元気のいい原監督の名前が出た。コミッショナーから出た。
 
常にプレッシャーがかかった中での戦いに慣れている。
実績的には日本一になっているし、今年も大逆転している。
号令をかける立場として選手も聞く耳を持つ。
読売関係者のみなさんの了解がないとできないが、ぜひ受けてほしい。
彼も球界のためという意識を持っている。
苦しい選択ですよ、現役の監督にやってもらいたいと依頼するのは。
でも、それは理解してもらえるんじゃないかな。
 
 
 
以前、僕はこの場でWBCの新監督について、何人か名前を出しました。
コーチ陣もいろいろ考えました。
まぁ通りすがりの人から非難もされましたが。
ただ、いろいろと考えている中で、
何故か――、というか必然か、出てこなかった名前が
「原辰徳」 と 「渡辺久信」 。
後者はもってのほかですが、前者についても想像すらしなかった。
「WBC日本代表の新監督に原氏」 と聞くより、
「サッカー日本代表の新監督に原氏」 と聞いた方が信憑性が高いくらいです。
 
 
理由は圧倒的な経験不足。そして常勝軍団を築いていないこと。
確かにプレッシャーには慣れているでしょう。
日本一になったこともあるし、実質、リーグ連覇している。
しかし、キャリア・実績と言うことなら
なぜ「ユニフォームを着ていない人たちの中」から
候補者が出ないのか不思議でしょうがないし、
それを差し置いて「若々しく、元気のいい」っていう所に
着目したのも不思議でしょうがない。
 
2004年の監督就任以来、2度のリーグ優勝と1度のCS制覇、
そして日本一にも輝いている落合監督の方が、やはり実績は上でしょう。
本人は「やらない」って言いましたが、それを言いくるめるために
一応の組織をつくって会議やってるわけですからね。
王さんが「やってくれ」って言ったら翻意するかもしれないのに。
それよりも何よりも。
“スモールベースボール” を掲げる我が日本代表の野球に適しているのは
現在、落合監督が展開する中日の野球の方なんじゃありませんか。
確かに一時期に比べて走る質と量は良くなったとはいえ、
普段から、中軸に長距離砲をズラッと並べた打線を指揮している監督に、
一球一球で局面を理解して攻守のタクトを振るえるのか。
しかも短期決戦のそれで。
選手のモチベーションを高める術には長けているのかもしれないけど
別にそれは監督じゃなくてコーチでも良いわけだし。デーブみたいに。
 
 
やっぱり監督には、『監督力』 を求めたいなぁ・・・・・。
だから落合さんが「野村さんがやった方がいい」って言う訳ですよね。
極論ですけど、原さんや岡田さんが楽天の監督やったら
今より良い成績になるのか? っていつも思いますもん。
もちろんコーチ陣の力量も大事ですが、
そういう所をまとめる事もひっくるめて、監督力じゃないのかなぁ。
 
日本、いいや、世界で一番野球を知ってる人だと思います、ノムさんは。
どんなに選手掌握が巧かろうが、そこを最優先すべきでしょう。
確かに管理人は野村信者ですし、
筋金入りのアンチジャイアンツです。
でも、その前に、一プロ野球ファンとして「優先順位が違うでしょう」
と言いたかったのです。
 
 
でもまぁ決まったことですからしょうがないですね。
 
 
監督人事に関してイチローが発したコメントはもっともですが、あれを機に、
なんか時期尚早に監督を決めにかかっているような気がしてなりません。
早く監督候補者を絞った事を評価しているブログをたくさん見ましたが、
「迅速な対応」もいいけど「的確な対応」を優先するのも大事なのでは。
いくら早く決めたって日本シリーズが終わらないことには
何も始められないでしょうし。
選ばれる選手も、真のプロフェッショナルなら
監督が誰であろうと、きっちり準備してきますよ。
世界一のチームの選手たちなんですからね。
 
とにかく、日本シリーズは日本中の眼が、原監督の采配に注がれる。
選手も相手も違うし、
本人も巨人の監督としてシリーズに臨むのは自明の理ですが、
僕は、WBCを見据えた目線で、頂上決戦を見させていただきます。
(忙しくて見られるか分からないけど)
 
 
言い忘れたので、もう1つ。
巨人躍進の要因には、伊原コーチの存在が相当大きいと思います。
もし原監督を迎えるなら、
伊原コーチの入閣も視野に入れられるなら、入れてほしいと思います。
まぁさすがに無理か、それは。
でも、原監督を上回るキャリアの持ち主をヘッド格に登用するのはマストで。
 
 

posted by tacleau7 |14:42 | ■ プロ野球 | コメント(20) | トラックバック(0)
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2008年09月03日

WBCの新しい首脳陣を考えてみよう

 
 
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の
日本代表監督人事に注目が集まっています。
9月1日の実行委員会では、監督人事のルールとして
 
(1)数値的な選考基準は設けない
(2)現役監督は回避する
(3)球界識者の意見を集約する
(4)加藤コミッショナーが最終判断
 
という項目が挙げられました。
(1)については賛否両論あるでしょうね。
まったく経験がない人に任せるのはどうかと思うし、かといって
それだけ経験のある人というのは(2)に該当するのだろうし。難しい。
(3)については「具体的に誰?」とは思いますけどね。名球会の人?
一番大事なのはやっぱり(4)だと思いますね。
「最後に下から上がってきたものを見るよ」みたいなスタンスでなく、
常日頃からリーダーシップをとって、
少しでも多くの人が納得できるような代表チームを結成してほしいものです。
球界再編問題の時から、この役職の人は決断力が乏しいですから心配ですね。
 
野球は日本ではメジャースポーツですが、
世界的に見るとマイナースポーツの域を脱せません。
故にサッカーとは違って、代表チーム招集に関して瞬発力がありません。
ワールドカップはもう18回も開催されていますが、WBCは次が2回目。
まだ手探りの感はあるでしょうね。監督人事が難航するのは当然です。
これを良い機会として、野球日本代表に関するルール設定をきちんと設けてほしいです。
 
 
話は変わって。
誰とは言いませんが、監督人事に影響力を持つという人が
「星野監督以外に誰がいる」みたいな発言をしてましたね。
失礼を承知で言うと、管理人はこの人が大っ嫌いです。
と言うか失礼でもいいか、別に。
どーせこんな所で何か書いたって
「たかがブログが」ぐらいにしか思わないでしょうから。
かく言う僕も「星野続投派」のつもりだったのですが
あの人と同じ意見は何か嫌だなぁ、ということで、
無理矢理にでも新監督候補者を考えてみようと。
 
 
上記の(1)から(4)に当てはまる人ということですが、個人的には
やはり野村JAPANを一度でいいから見てみたい、というのが本音です。
確かにいつも不機嫌そうな顔してるし、いいムードを作れなさそうです。
西岡やダルビッシュは髪型を注意されること必至です。
選手の中に、ノムさんのことを嫌いな人がいても不思議じゃないでしょう。
でも、やっぱり我々凡人が知り得ない、本当に野球の奥深くまでを熟知してる人だし、
星野さんみたいに闘争心と言うか、戦うメンタリティーみたいなのも説く人です。
昔、テレビで「イチローへの10の質問」みたいな企画があって、その中に
「野村監督のもとで野球がしてみたい、YesかNoか?」という質問があって
それに対してイチローが「YES、YES、YES!」と
身を乗り出して答えたシーンを、僕は今でも覚えています。
確かオリックス時代に日本シリーズでヤクルトに敗れた直後だったと思いますが
「ヤクルトの選手は野村監督に良い意味で洗脳されていた」
と独特な表現で語っていました。ただ、まあ現役監督から選出なし、
ということなので。楽天の強化に専念していただいて。
 
 
次期監督として真っ先に思い浮かべるのは森祗晶氏ですね。
常勝西武の礎を築いたスモールベースボールの巨匠。
バントの多用に足を絡めた攻撃、巧みな継投策、
“守りの野球” であれば右に出る者なし。あまり名前が浮上してきませんが
世論からもう少しプッシュしてもいいかと思いますがね。
現在はハワイ在住だとか。帰国していただいて・・・・・。
 
もし森さんにやっていただけるなら、
バッテリーコーチとして伊東勤氏を抜擢するのもいいかもしれない。
監督しても実績を残した人ですからね。
そのまま森JAPANから伊東JAPANへバトンタッチ、なんて流れもできちゃったり。
それにしても、なぜ野球日本代表にはいつもバッテリーコーチがいないのか?
管理人は不思議に思います。
 
投手コーチは大野さんでも良いと思いますが(単純に僕が現役時代好きだったので)
北京五輪で的確な解説をしていた与田さんもいいなぁと。
ただ、所属チームと代表で、コーチの役割の重要性として違う所って言うと
スコアラーの情報を選手に的確に伝達するとか、フォームの微調整が巧いとか、
選手のモチベーションを高めるとか、そういう事の方に重きを置くのかなと。
元々、日本で最上級の技術をもつ選手たちが集うのが代表チームなわけですから。
新井宏昌氏を日本代表打撃コーチとして招く、というのは何か違うのかなと。
意外と、角盈男投手コーチなんて良いのかもしれない。
ライオンズ打撃コーチのデーブのような存在。
 
 
 
 
いろいろ考えてみた結果、
SEXYSPORTSが選んだ第2回WBC首脳陣はこちら。
 
 
監督/森祗晶

投手コーチ/山田久志 角盈男
打撃コーチ/衣笠祥雄
内野守備走塁コーチ/白井一幸
外野守備走塁コーチ/本西厚博
バッテリーコーチ/伊東勤
 
 
前回のWBCのコーチ陣の構成に、バッテリー部門を追加して考えてみました。
ロイヤルズの特別コーチという肩書をもつ白井氏以外は「解説者」だと思います。
監督・コーチの経験をもつ人を中心にバランスよく選んだつもりです。
コーチ経験が無いのは衣笠氏だけですが、解説を聞いていても本当に面白いし、
この人は絶対にモチベーション上げるのが巧いと思うので。
もちろんここに選んだのは、SEXYSPORTS管理人の独断と偏見です。
「他にも適任がいるぞ!」という方はコメント欄に残してみませんか。
 
 
ただ、今一度書きますが「星野続投」が最良だと思っています。
それでもバッテリーコーチについては一考の余地があるはずです。
 
 

posted by tacleau7 |00:35 | ■ プロ野球 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年07月31日

東京発、広島行 今年最期のボールパーク

 
アメリカ、メジャーリーグのオールスターゲームは
今年で85年の歴史に幕を下ろすヤンキースタジアムで行われた。
ヤンキースOBや往年の名選手が顔を揃え、
歴史あるボールパークの最終年に花を添えた。
 
今年、日本のオールスターゲームが
広島市民球場で行われないことを、僕は不思議に思う。
いろいろな事情もあるでしょう。
すでに数年前に広島で催していたのかもしれない。
でも、メジャーと比べてNPBの演出力の無さを感じてしまう。
 
 
7月29日の広島対巨人の試合を観に行こうと決めたのは、
それが決め手じゃなく、個人的な諸事情から決断したのですが
結果から言うと、本当に観に行って良かった。
東京からはるばる1泊してまで行った甲斐がありました。
関東在住の野球ファンの人にもぜひ、
今年で最期となる広島市民球場の雰囲気を感じてほしいので、
管理人の拙いガイドでも、重い腰を上げるきっかけになればと。
 
 
29日の試合は18時プレーボール。
東京~広島間往復の交通費、宿泊費、チケット代で5万円かからない。
東京行きの新幹線が19時ぐらいまであるので
デーゲームなら日帰りも可能でしょう。
ただ、広島は観光名所もたくさんあるので1泊しても困りませんよ。
(ちなみに管理人は、宮島も愉しんできました)
 
東京~広島間は、のぞみで4時間。
普段、アンテナがサッカーばかりに向いているので
行きの新幹線で必死に野球モードを植えつける。
久々に読んだ週刊ベースボールと、ベースボールタイムズ。
前者は、西鉄と南海のライバル関係を語った豊田泰光氏のコラム、
パリーグ特集を組んだ後者は、村田兆治氏のインタビューが面白かった。
そういえば少し前のBT誌、パートカラーのカープ特集はお洒落だったなぁ。
 
16時、広島着。
ここから広島名物の路面電車、広電で球場まで。
広電は 広島市内なら150円でどこまでも行けます。
後清算なので切符を買わずに乗車しても大丈夫ですが、
お釣りが出るとダメらしいので、事前に両替しておきましょう。
管理人はうっかり忘れましたが、親切な車掌さんが両替してくれました。
 
広島駅から原爆ドーム前駅までおよそ20分。
デパートやホテルの脇に、ひっそりとそびえる広島市民球場。
街の中心部にあるという佇まいで言えば、横浜スタジアムに似てるかな。
 
 
最寄駅の名前で分かるとおり、向かいには広島の象徴が立っている。
原爆投下から5年後の1950年、
復興のシンボルとして市民の熱い期待を背負って発足した広島カープ。
だが、わずか1年で経営難から球団存続の危機に陥る。
「カープは俺たちの夢じゃけん」 と仰った人がいたかどうかは別として
復興のシンボルを失くしてなるものかと市民が “樽募金” で救済。
存続したカープは1957年、照明設備が無かった当時の本拠地から移転。
地元企業の尽力を受けて完成した新スタジアムが、現在の広島市民球場。
長谷川良平に始まり、北別府学や大野豊を経て、黒田博樹が投げた。
外木場義郎は完全試合を達成し、津田恒美が今もブルペンを暖めている。
衣笠祥雄が豪快に三振すれば、
山本浩二がベースを1周する姿はバラエティ番組でも紹介されている。
高橋慶彦や正田耕三、野村謙二郎らもダイヤモンドを駆けた。
 
誤解を承知で言いますが、僕は “ただの” スタジアムが
「今年最後」 と聞いても、たぶん平気で観に行かない。
広島市民球場が今年最後、だから行くのだ。
 
 
スタジアムに着いたのは、ちょうど開場の時間だった。
巨人戦ということもあるのか、各ゲートには長蛇の列。
インターネットで予約しておいたチケットを受け取り、1番ゲートへ。
ゲートをくぐって階段を上ると・・・・・そこはバックネット裏だった。
最初で最期の広島市民球場は、なかなか良い席をゲットしたものだ。
3塁側じゃなくて本当に良かった。
率直な感想は・・・・・やっぱり狭かった(笑)
佇まいは横浜だったが、内観は神宮球場かな。
 
管理人はそこそこにお酒を飲めるが、その良さがあまりよくわかってない。
だがスポーツ観戦の時は別だ。ビールの減りが異様に早い。
ちなみにフードメニューも神宮球場な感じだった。
僕はというと、450円のお好み焼きをベタにチョイス。
 
 
どーでもいいけど、めちゃくちゃ暑い。
29日の広島、日中の最高気温は34.7度だった。
それにも増して、ホームから一塁にかけての日差しがマジでハンパない。
間近で行われている練習風景も眼に入らない。
キンキンに冷えたビール(2杯目)がすぐに温度上昇し、汗が止まらない。
地元の人と思しき人も 「暑い暑い」 と団扇を扇ぐ手が止まらない。
いやいや、タオル持ってきといて良かった。
 
 
先発投手発表。
ビジターの巨人、内海。
あっそう。ふーん。
ホームの広島、コズロースキー。
カープの先発ローテをまったく把握していない小生は、
“ポスト黒田” の筆頭、大竹を見たかったのですが。
 
野球を観る時は、なんとなくお目当ての選手を決める管理人。
この日は・・・・・なんてったって前田智徳。他に誰がいる。
代打だろうと何だろうと、とにかく前田を観たいのだ。
去年、神宮でカープ戦を観戦した時も前田目当てだったが
前日に太腿を負傷してしまい、当日の欠場が決定的だった。
それでも試合そっちのけで、ベンチの真ん中にどっかり座る前田を
双眼鏡越しで眺めることに時間を費やしたほど、前田が観たいのだ。
あとは、今季これまでいい数字を残している東出と
調子を取り戻している赤ゴジラ。この辺に注目。
巨人はどーだっていい。
 
 
で、オーダー発表。
ビジターの巨人。
2番セカンド、寺内。・・・・・誰?
言い忘れましたが、、僕は1985年のドラフト会議以来、
筋金入りのアンチジャイアンツであります。
巨人ファンの方は、この先を見ないことをオススメします。
 
6番サード、二岡。
おー、いたいた。巨人にもお目当てが。
名前が呼ばれた瞬間の、変な雰囲気のどよめきが笑えた。
広島は1番から順に、
6東出、8赤松、9アレックスオチョア、3栗原、7嶋、
5シーボル、2石原、6小窪、1コズロースキー。
 
 
試合開始の18時。
アストロビジョンで過去のカープの名場面が紹介されている。
夏の広島は陽が高い。
まだ照明塔に灯は点いていなかった。
 
 
 
●1回表
1死1塁から小笠原が適時2塁打、さらに谷が2ラン。
頼むよー、コズロースキー。
 
●1回裏
東出が左前安打と幸先の良いスタート。
2番赤松の打球は平凡なセンターフライ。
が、目測を誤ったか東出が帰塁出来ずフォースアウト。
お目当てにするんじゃなかったと、心の底から嘆く。
まだこんなミスしてんのか東出は。
やっぱり正田、野村クラスにはなれないか。
 
●3回表
1死からラミレス弾。
コズロースキーが悪かったのはここまで。以後は粘りのピッチング。
ラミレスのパフォーマンス見るの忘れた。まぁどーでもいけど。
 
●3回裏
コズロースキーも悪かったが、内海も相当悪かった。
1死から赤松がヒット。続くオチョアにもレフト前へ持って行かれる。
だがラミレスは、クロマティがゴールドグラブに見えるほどの
信じられない後逸。赤松生還。
酷い。自らのHRも帳消し。
栗原も続き、2死からの3連打で広島が2点差に詰め寄った。
ラミレスの緩慢プレーあたりから、流れは広島へ。
スクワット応援にも熱が入る。
いつの間にか、夕日が沈んでいた。
 
●4回裏
1死から石原、小窪が連打で1・2塁。
コズロースキーはバントの構え。ファウル。
すべての広島ファンが、この場面のバントの重要性を理解していた。
祈りにも似た、声にならない声で声援を送る。
バント成功。コズロースキーにこの日一番の拍手が送られる。
しかし東出が淡白なバッティングで投ゴロ。
う~ん・・・・・・・・。
 
●5回裏
先頭打者・赤松の打球は高く弾んだサードゴロ。
が、二岡ファンブル。記録はエラー。
難しいショートバウンドだったがプロなら捕ってほしかった。
またもや変な雰囲気の歓声。かく言う僕も拍手喝采。
しょうがないよ、二岡は。
今年一年ずっとこんな雰囲気の中でプレーしなければならないだろう。
それ相応の不祥事を起こしたのだからプレーで返してほしい。
遠くから聞こえる猛烈な野次は、何て言ってるか聞きとれなかったが
少なくとも広島の人に 「五反田」 の土地勘は解らないだろう。
1死後、4番栗原。だが赤松が内海にけん制で刺される。
この日の内海は制球が定まらず悪い内容だったので
そんなに過度のプレッシャーをかけなくても・・・・・とは思った。
ましてや打席には4番栗原。1回裏の東出同様、あり得ない走塁ミス。
 
その後、5回で先発投手に見切りをつけた両チーム。
継投策に出てからはしばしの投手戦に。
  
●7回表
広島のマウンドは3番手岸本。
先頭の阿部が1失で出塁すると (栗原ぁ~)、
坂本も左前安打で続き、さぁ大変。
ブラウン監督、4番手に梅津投入。正念場だ。
9番投手の所で、代打・亀井。つまらせて左飛。
1番に戻って、代打・李承●。(●は火に華)
巨人もトドメをさしておきたい所だが、変化球三振。
代打・キムタク。すごいブーイング。二岡以上。
粘りに粘って・・・・・投ゴロ。梅津は快刀乱麻だった。
 
●7回裏
ジェット風船応援のパイオニアを見られて良かった。
が、巨人4番手山口の前に三者凡退。なんだよぉ~。
 
●8回表
広島5番手は上野。勉強不足ですいません。
よく知りません、このピッチャー。
先頭・小笠原への初球。なかなか切れの良いストレート。
2球目もストレート。だがボールは石原のミットじゃなくて右翼席へ。
あーあ。3点差。
 
●9回表
先頭は阿部。上野の真っ直ぐはまたもパカーンと右翼席へ。
4点差。もう追い上げムードはつくれないだろうな。
帰り出す観客もチラホラ。
 
●9回裏
オールスター前に、少しでも貯金を減らしたいカープ。
だが巨人抑えのマウンドには北京戦士・上原。
先頭の代打・喜田は三振。
9番投手の所で・・・・・・前田参上。
 
凄い。
なんなんだ。
わかってはいたけど、このムードは凄い。
涙腺が非常に脆い管理人。
背番号1が出て来ただけでヤバイのに生で感じると痺れまくる。
それまで全然声が聞こえてこなかった後方のファンからも
「マエダー!!」 「前田さーん!!」
本当に広島から愛されている前田智徳。
 
結果はショートゴロ。
次打者も倒れてゲームセット。
カープは負けたが、個人的には本当に来て損はしなかった。
バッターボックスに立った前田を観られて満足だ。
 
 
 
2008年、このセリーグを、日本を代表するボールパークが
およそ50年の歴史に幕を閉じる。
帰りの新幹線の車窓からは、
来年から本拠地となる新スタジアムの輪郭を拝むことが出来る。
建設中の客席の隙間から、ほんのわずかな茶色と緑色も確認できた。
「前田が現役のうちに、ここにも来よう」 と誓う。
 
でも、オールスター後が本当のペナント。
カープはこの日の梅津に代表されるように、投手陣が奮闘中。
勝ち頭のルイスも復帰予定。相次いだ走塁ミスを減らして、
もう少し足を使った攻撃が機能すれば、プレーオフ進出も狙える位置にいる。
今年で最期となるボールパーク、広島市民球場に、
最期の恩返しをしてほしい。
 
 
広島の陽は高い。
 
 
 

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2008年07月20日

トルネードは永遠に

もう既に至るところで野茂英雄へ賛辞の言葉が送られていますが、
やっぱりファンとして、
こういうブログを管理する者として、
例え他所のブログと内容が同じだとしても、書かないとダメでしょうね。
 
 
池山隆寛がいなくなり、
古田敦也がいなくなり、
桑田真澄がいなくなり、
とうとう野茂英雄までいなくなってしまう。
僕が大好きだった野球人が、スタジアムから去っていってしまう。
 
 
なんでだろう。
ダルビッシュ有も、岩隈久志も、藤川球児も、岩瀬仁紀も
素晴らしいピッチャーだけど、個人的には何かもの足りない。
桑田や野茂のような 「味」 が無いというか。
「味」 はあるんだけど、桑田や野茂と比べたら酷なのか。
 
 
“平成の名勝負” を演じた清原和博は 「サムライ魂をもった男」 と評した。
戦前の日本に野球が根付いたのは、アメリカから伝えられた歴史的な背景もさることながら、
“投手 対 打者” という構図が “斬るか斬られるか” という武士道に通じるものがある
という個人的な持論をねじ込むと、
日本を代表するスラッガーが 「野茂英雄は侍」 とコメントするのも頷ける。
ホームランか、三振か― 。
ひょっとすると日本プロ野球史上、
豪速球にフルスイングで対抗する最後の戦いになってしまうのかもしれない。
ただ、それは当時の野球界、というかパリーグが醸し出す独特の雰囲気が
実現させた対決だったのかもしれない。
 
 
もちろんそれには野茂が近鉄に入団した要因も挙げられるが、
野茂英雄と近鉄バファローズという球団の関係について、
ウィキペディアに明確な書き込みがあるので、今さらグダグダ言いたくない。
片やメジャーリーグへの門戸を開いたパイオニア。
片や日本一に一度もなれないまま、ずさんな経営体制からギブアップを申し出て、
日本プロ野球界の存続を危ぶませたお荷物球団。
出来ればもう一度、日本で野茂のユニフォーム姿を見たかったが、
日本プロ野球界での優先交渉権が近鉄=現オリックスにあるという事実、
今のバファローズのチーム状況から考えると、
アメリカでキャリアを終えるのにも、なんとなくホッとする。 
それでも 「野茂の絶頂期はいつだったと思うか」 という質問を投げかけられれば、
僕は 「近鉄時代」 と返答するだろう。
とてつもなく速くて重いストレートと、
リアルタイムで見た中では、佐々木主浩の活躍以前、最高級の代物だったフォークボール。
近鉄時代の野茂はギラギラしていた。
海を渡った野茂には、少し 「大人のピッチング」 という要素が加わったように思う。  
 
 
1995年5月2日、サンフランシスコ・ジャイアンツ対ロサンゼルス・ドジャース。
西海岸を代表するチーム同士の伝統の一戦。
まだジャイアンツが、本拠地の右翼スタンド後方に海が無く
今はアメリカンフットボールの名門、49ersの本拠地として使用されている
キャンドルスティックパークでホームゲームを行っていた時代。
まだ 「メジャーリーグ」 が 「大リーグ」 という変な呼び方をされていた時代。
 
 
1回裏。
ブラウン管越しに、マウンドに向う背番号16の姿を瞼に焼き付けた。
 
「今日は歴史的な日でもあり、新たなスタートの日。
いつか、こういうことが当たり前になる。
日本人投手がマウンドに立ち、日本人打者がバッターボックスに立つ。
それがメジャーリーグにとって特別じゃなく、日常となる日が必ず来る」
 
そう想いながらドジャースの背番号16のピッチングを見ていたのは僕だけじゃないはず。
 
 
その後、長谷川滋利から佐々木主浩を経て松坂大輔に至るまで、
その投球スタイルに関係なく、日本を代表する投手が海を渡った。
やがて新庄剛志、イチロー、松井秀喜ら野手陣も活躍の場をアメリカに移した。
城島健司は 「野茂さんがいなければピアザを知ることもなかった」 とも言った。
野茂が日米野球界に与えた影響は、計り知れない。
 
 
オールスターでの先発。2度のノーヒッター。
アメリカで積み上げた123回の勝利と1918個の三振という数字よりも、
記憶に残るピッチャーだったはずだ。
日米通算201勝という成績も、
野茂英雄という人物が偉大すぎてもの足りなく感じてしまう。
トルネードの身体の捻りは、近鉄時代よりなくなった。
ノーワインドアップで投げる姿さえ珍しくなった。
だが18.44メートルの空間を切り裂くような豪速球の代わりに
身につけた制球力と投球術。
それが数々の偉業を達成させ、彼自身のキャリアを伸ばしたと言っても過言じゃない。
もちろん立花コーチと行ったトレーニングも忘れてはいけない。
 
 
だから、桑田真澄が引退する時に 「まだ早い」 とすがった僕も、
野茂英雄の引退に関しては 「お疲れさまでした」 と心の底から言えるのです。
そして、野茂のように観る者を魅了し、
清原との対決のような手に汗握る名勝負を演出できる「サムライ」 が
また日本の土壌に出現することを、切に願います。
もちろん、そんな野球人を野茂本人が輩出するようなことがあれば、
こんなに素晴らしいことはないでしょう。
 
 

posted by tacleau7 |18:34 | ■ プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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