2008年05月01日

2008FC東京観戦記 其の六 ~慢性化した不可解な審判~

 ●東京 1-0 大分
 
  東)赤嶺/前14
 
 
 
   【FC東京】 
 
                   赤嶺6         カボレ5.5
                                  (川口 ― )
 
                          栗澤6
                         (大竹5.5)
 
              金沢5.5               今野5.5
              (浅利5.5)
                          梶山5
 
       長友5.5                              徳永5.5
 
                    茂庭6        佐原6.5
 
 
                          塩田6.5 
                                                  城福5
 
 
 
   【大分トリニータ】
 
                                 松橋4.5
                 金崎5
 
                          根本5.5
                         (前田3.5)
 
       鈴木5                                藤田5.5
                  ホベルト5      エジミウソン5
                 (小林亮5.5)
 
 
              深谷6                   上本6
                          森重5        (市原5.5)
 
 
                          西川5.5
                                              シャムスカ5
 
 
 
試合自体はとても低調な内容でした。
FC東京は赤嶺のゴールで先制するも、
いつもの少ないタッチ数でのテンポの速いパス回しや、
中盤が前線の選手を追い抜いていくダイナミックな攻撃は皆無。
後半からはカボレ頼みの速攻の傾向が顕著になり、
大竹投入も “ スイッチ ” は切り替わらず。
1-0勝利は札幌戦に次いで今季2度目だが、
札幌同様、大分の拙攻に助けられた感は否めない。
 
大分はウェズレイ&高松の2トップに、
昨季チーム得点王の高橋大輔を負傷で欠くなど、苦しい台所事情が続いている。
代わりに最前線に入る松橋は、兄同様スピードと裏に抜ける動きを武器とする選手。
金崎のキープ力を活かして全体を押し上げ、
ホベルト&エジからの展開で両サイドを広く使った攻撃を模索したかったが・・・・・・。
如何せん金崎には荷が重いか。
松橋も持ち味を発揮できず。
根本も真ん中では流石に活きない。
シャムスカ監督は根本に代えて前田俊介を投入。
金崎を本職のトップ下に戻して攻勢に出ようとしたが、
ホベルトの負傷退場と、フラストレーションの溜まるジャッジにリズムを狂わされた。
若き重鎮・森重が退場処分となったものの、大分の守備は相変わらず堅く、
致命的な2点目を奪われるような危険性は90分通して感じさせなかった。
しかし、今後も攻撃面で厳しい戦いは続く。
森重と違って、つまらない警告で退場処分となった前田は猛省してほしい。
ユース世代からその才能に注目していたが、伸び悩みは思った以上に深刻なようだ。
 
 
 
それ以上に残念なのは、
この試合で若干目立ったパフォーマンスを見せた西村主審である。
試合から一夜明けて、
人間性の欠片も感じないゲームマネージメントをしていたことが発覚。
Jリーグのジャッジに関しては、
スーパーカップのジャッジが色々と波紋を呼んだこともあって、
開幕前から相当ナーバスな視線が送られているが、
この日の主審の言動は言語道断である。
本人は否定しているようだが、
FC東京の選手でさえ「死ね」という発言を聞いている現状を考えると、
家本主審に近い、もしくはそれ以上のペナルティを課して当然だろう。
 
 
僕は1993年から日本のサッカーを真摯に見て来たつもりだ。
本当にJリーグ全体のレベルや、
選手の技術、サポーターの質、クラブやスタジアムの環境面など、
サッカーにおける高度成長は目覚しいと思っている。
ただ、それでも、
ワールドカップでブラジルに惨敗する日本代表や、
全然本気を出していないミランに敗れてしまう浦和の姿を見ていると、
何が日本サッカーに足りないのだろうか、と常々考えてしまう。
1つの答えとして、僕はJリーグのジャッジに問題があるという欠点を見出した。
ちょっとした接触でもファウルをとってしまうジャッジ。
試合の流れを読まないジャッジ。
「注意する」 「イエローを出す」 「レッドを出す」 の基準が曖昧なジャッジ。
「好ゲームを演出する」という意識が希薄なジャッジ。
特に 「ちょっとした接触でもファウルをとってしまうジャッジ」 は、
国際試合で、日本代表の守備陣が相手FWへのチェックが甘くなるという
悪癖の根源になっているとさえ感じている今日この頃。
 
 
だが、この試合の一件は、そんなレベルを逸脱している。
それが残念でたまらない。
 
 
日本サッカー協会とJリーグには、賢明な調査をしてほしい。
 
 

posted by tacrow7 |01:50 | ■ FC東京 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008FC東京観戦記 其の六 ~慢性化した不可解な審判~

すばらしい、試合評価!
ジャッジに関しては、全く同意。
実に貴重な意見だと思います。

posted by ナタプン | 2008-05-01 11:52

2008FC東京観戦記 其の六 ~慢性化した不可解な審判~

はじめまして。いつも楽しく拝見させてもらってます。

審判のジャッジがどうだから、世界に追いつけないというのは違うと思います。明らかに、パスミスも多けりゃ、シュートも枠に行きません。フィジカルに関しても、解決法はあるだろうと思います。吹っ飛ぶから悪いんです。吹っ飛ばなけりゃきっと審判ももっと緩いジャッジになると思うのですが・・・。審判の出来が良い悪いは関係ないです。ついでに日本のジャッジが悪いとも一概に言えないと思います。
骨が逆に向いたり、皮膚から飛び出るくらいのタックルが飛び交う可能性のあるジャッジよりははるかに支持できます。

審判は好ゲームを演出するためにいるのではなく、ルールに則った上で円滑に試合を進めるためにいるです。

貴方はもしも大竹や長友が、骨がぐちゃぐちゃにされるようなタックルを相手から喰らったとしたら、そのとき審判に対し、好ゲーム演出するために目をつぶった代償だから仕方ないなと思えますか?許せますか?

西村氏の汚い発言ですが、選手も暴言を吐いている以上それが事実だったという事になったとしても、選手と同等の罰則にしかならないと思います。
今回はその旨の発言は無かったとなり、大分側も選手もそれで、納得という事になったみたいですね。賢い選択です。どっちもどっちの事をさぞ大事にしただけでも恥ずかしいのに、これ以上ダダをこねても仕方がないですからね。
1面を飾った紙面などは逆に猛省すべきです。選手の暴言をそのつど彼等は1面で取り上げているのでしょうか?
本当、マスコミってジャーナリズムないですよね。
暴言は選手・審判・監督がそれぞれ慎むべき事ですね。

posted by ジングル | 2008-05-04 01:57

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