2008年12月01日
FC東京観戦記2008 其の二十 ~幸せな1-0~
とりあえず、 新潟戦の前に、 すべてが終わってしまっていました。 優勝を切に願っていたので残念です。 神戸戦に引き分けたせいではありません。 開幕から32試合、 とりこぼしはいろんな所でありました。 逆に神戸が強かった。 よく引き分けに持ち込んだと言う方が正しいのかも。 そして、他チームの取りこぼしも顕著なものでした。 結局は鹿島が優勝に王手をかけているわけですが 絶対的な強さというものもなく、それは浦和や名古屋、 川崎、ガンバといった所にも当てはまること。 ただ、そんな中でも結果を出し、 残り2試合の時点で、優勝の芽があったことには拍手です。 500人が小平に駆け付け、青赤旗に想いを記して、 ピッチの中では心の底から笑ってリラックスゲームに興じる選手がいる。 そして、昨日の味スタ――。 幸せです。 このチームを愛して良かったと、本当に本当に実感します。 優勝はできませんでした。 ACLも依然厳しい状況であることには変わりありません。 でも、昨日の勝利は幸せです。 内容は決して良くなかった。 自分はどちらかと言うと辛口だと思うんですが、そんな気にもならない。 まだ1試合残っているのに、終わってしまったようなフワフワ感。 勝ったのに、負けたような寂しさ。高揚感も若干残っている。 今日の帰路は不思議な感覚に陥りました。 ホーム最終戦って、こういうものなんでしょうねー。 さて、試合を振り返りますか。 東京のスタメンは、GK塩田。DFは右から長友、佐原、茂庭、金沢浄。 中盤は今野を底に置き、前目の位置にエメルソンと羽生。 カボレ、平山、石川の3トップ。梶山と徳永が出場停止。 新潟はGK北野。DFは右から内田、千代反田、海本、松尾。 中盤はセンターに本間と千葉、右・マルシオリシャルデス、左・松下。 矢野と田中亜土夢の2トップ。アレッサンドロと永田が出場停止。 攻守のキーマンを欠くチーム同士の対戦。 序盤は新潟がセットプレーから決定機を作る。 演出するのは松下年宏。精度の高いキックをバンバン放り込む。 実は新潟の試合を生で見るのが初めての管理人。 なるほど、松下のプレーは噂に違わぬ素晴らしい代物。 攻守に惜しみなく動き、 ボールを持ってる持ってないに関係なく存在感を感じることができる。 東京にいた頃の戸田光洋に近いかな。 そして、何といってもマルシオ・リシャルデスです。 試合の流れの1つ先を読んだ動きと言うか、相手の逆を突く動きと言うか、 まぁ、とにかく嫌な選手だぁ。 リシャルデスの存在で後手に回ってしまったのが対面に位置する金沢。 裏を取られることを警戒してか、効果的なオーバーラップは皆無だった。 するとどうなるか。 リーグ戦3試合連続ゴール中のカボレへのサポートがなくなった。 ワイドに開いたカボレにボールがおさまる、 マークがつく、 長友がフォローし、マーカーを剥がす、 1対1のシチュエーションをつくってもらったカボレが仕掛ける、 なんてのが最近のフィニッシュへのパターンだったのだが、 今日はそれが少なかった。 逆に長友が配置された右サイドは、ナオとのコンビで機能していたのだが、 松尾と松下による新潟の左サイドも強固で、致命傷を与えるに至らず。 それより何より、平山にボールが入らない。梶山不在の影響でしょう。 羽生はまるで梶山が乗り移ったかのように低い位置からボールを 散らそうとしていたが、それは彼の適性ではないと思ったし、 今日のメンバーであれば、ポジションの微妙な違いこそあれど エメルソンにそれをやってほしかったのだが、まったくもって低調な内容。 持ちすぎで流れを止める、カボレにばっかりパスを通そうとする、 周囲との距離感が悪く、視野も狭い。 ハーフタイムでの交代は納得がいった。 大竹が入った後半は、そのすべてが改善されたようだった。 それでも、千代反田を中心とした新潟の守備は堅い。 コンパクトにまとまった4-4-2に、神戸戦の苦戦が思い出される。 後半19分、松尾に手を焼いていた石川OUT、鈴木達也IN 後半30分、存在感薄の平山OUT、赤嶺IN。 動かない(動けない?)新潟ベンチをよそに、 3つの交代枠を惜しげもなく消化する城福監督。 すると、最後のカードを切った8分後、 その最後のカードが、僕たちに幸せを運んでくれた。 ♪アッ! アッ! アカミネーッ!! いやぁ・・・・・、 今年は何度歌ったことか。何度彼に救われたことか。 でも忘れちゃいけないのは塩田ですね。 東京に対して少々辛口の僕が、さらに辛口になりがちな守護神ですが、 ガンバ戦以降の彼の活躍は神がかってます。 昨日も、彼の最も誇るべき武器である 1対1の場面でのシュートへの反応を存分に発揮。 5点は防いだね。 某サッカー専門誌にあった「そろそろA代表も・・・・・」というのは 流石にまだ早いと思うが、 ファンタジーサッカーでの年俸も上がってきているし、 今季は彼の名が相当全国に知れ渡ったのではないか。 さて、最終節は東京にとってACL出場をかけた戦い。 相手は、残留をかけた戦いとなる千葉。 う~ん。 本当に千葉には降格してほしくない。 千葉は降格しちゃいけないチーム。 でも東京は、新境地に飛び出して行かなくてはいけないチーム。 複雑だなぁ。 一番複雑なのは羽生さんだろうが・・・・・。 ●FC東京 1-0 新潟 @味の素スタジアム 東)赤嶺/後38 【FC東京】 平山5 (赤嶺6.5) カボレ6 石川6 (鈴木達6) 羽生5.5 エメルソン4.5 (大竹6.5) 今野5.5 金沢5 長友5.5 茂庭5.5 佐原5.5 塩田7 城福6.5 【アルビレックス新潟】 矢野6 田中5.5 (河原 ―) 松下6.5 マルシオ・リシャルデス6 千葉5.5 本間5.5 松尾6 内田5.5 海本6 千代反田6 北野7 鈴木5
posted by tacleau7 |00:38 |
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