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【宝塚記念2017予想】王者・キタサンブラックを唯一破る可能性を持つ激走馬とは!?今年の宝塚記念はこの馬に注目だ!

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 昨年は牝馬のマリアライトがドゥラメンテ、キタサンブラックとの壮絶な叩き合いを制する勝利。心躍る素晴らしいレースであった。その1.2着馬であるマリアライトとドゥラメンテは現役を引退。さらに、有馬記念でキタサンブラックを破ったサトノダイヤモンドが凱旋門賞出走を視野に入れている関係で、出走回避。昨年4着のラブリーデイも現役を退いており、正直言って非常に寂しいメンバー構成と言えるだろう。また、出走馬の多くは天皇賞(春)と大阪杯、有馬記念でキタサンブラックに敗れた馬ばかり。キタサンブラックの独壇場で面白味がないようにも見える。ただし、競馬は展開や馬場状態によって結果が大きく変わってくる。したがって、今回は近3走で最も危ないと考える王者の展開面における死角や筆者が狙い目と考えている馬などについて、徹底分析したいと考えている。下記のことは予想をする上で最低限の知識として頭の中に入れて頂きたい。

ポイント①:今年の宝塚記念はスローペース必至。キタサンブラックの得意パターンとは?  昨年の宝塚記念は発表以上に馬場が重くなり、マリアライトお誂え向きの馬場状態に。やはり、梅雨の時期なので雨の影響を大きく受けやすいレースと考えておく必要があるだろう。そして、ゲート地点から1コーナーまでの距離が長く、非常にペースが流れやすいコース。現に、昨年は1000m通過が59.1秒。G1を考慮しても前にとって厳しい展開に。他のコースと比較しても先行馬が揃い、頭数が多いと極端にペースが早くなる傾向にあるだろう。

ただし、今年はクラリティシチーが出走したとしても、11頭立て。さらに典型的な逃げ馬不在のメンバー構成で、キタサンブラックがハナを切っても不思議でないメンツである。そういった事情を考えれば、内回りの2200mと言えども極端に流れる可能性は相当低いはずだ。

では、先手を取るであろう、キタサンブラック騎乗の武豊騎手はどういった乗り方をするであろうか。昨年のレースを見ても分かるように、やはり同馬は瞬発力勝負に持ち込むよりも、4角先頭で早目に押し切る形が理想的。ただ、頭数が少ないと、差し馬や追い込み馬は詰まるリスクや外を回るロスが最小限に抑えられる上に、4角で先行馬との距離を縮めることができる。そうなれば、結果としてキタサンブラックが早めに動いたとしても直線の瞬発力勝負になってしまう可能性もあるのだ。

上記の点を考慮すると、「極端なスローペースではなく平均ペース」に近い流れを演出するのがキタサンブラックの乗り方としては正解と言えるだろう。ただし、圧倒的1番人気で古馬3冠がかかっている場面。万が一にも、押して出していくことで他馬が付き合わなかった時には大逃げとなる可能性も含んでいる。そのような冒険に出る勇気が武豊騎手にあるかだろう。一方で、大阪杯と天皇賞(春)に関してはマルターズアポジーとヤマカツライデンといった典型的な逃げ馬がおり、その1頭を標的にする楽な競馬が出来た。しかし、今回は話が違う。プレッシャーがかかる場面でほんの一瞬の仕掛け所やラップの刻み方によって狂ってしまう可能性もあるのである。

ポイント②:宝塚記念のVポジションとは!?内回りコース・頭数が少ないレースの狙い目!  上記でも取り上げたが、今年の宝塚記念は典型的な逃げ馬不在のメンバー構成。そうなれば、ペースが早くなりやすいコースと言えどもスローペース必至。この見解は変わりないだろう。では、宝塚記念のVポジションはどういった馬が対象となるだろうか。

まず、当たり前のことであるが、スローペースであれば先行馬が圧倒的有利であることは間違いない。また、4角で確実に11頭が一団となるので、内から差してくる馬は詰まるリスクが極端に高くなる。以上のことをまとめると、「逃げ馬と先行馬、大外から一気に差してくる差し馬」が狙い目となるだろう。したがって、先行馬は内枠、差し馬と追い込み馬に関しては外枠を引いた馬を徹底的に狙いたいと考えている。詳しいVポジションについては枠順確定後に再度解説したい。

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インターネットメディア(ブログ・Twitter)などで競馬予想家アドマイヤ君として自らの予想術を駆使して、多数の読者・フォロワーを集める。無料・有料メールマガジンでの予想配信も行う。

2013年 マイナビ主催の競馬予想登竜門で優勝し、マイナビ運営競馬予想GP公認プロとしてデビュー
2014年 倉本匠馬に改名。重賞レースで年間約140%の回収率をたたき出す
2015年 ほぼ2年に渡り競馬予想GPにて中央競馬予想家2位を継続。また、重賞レースで年間116.6%、G1レースでは232%の回収率を計上
2016年 e-SHINBUNにおいて『fourmarks~新星競馬予想家の多角分析~倉本匠馬produce』の新聞販売開始
2017年 netkeibaの『ウマい馬券』で予想公開開始!

生年月日:1991年6月25日(26歳)
特技:オセロ(初段)
趣味:スポーツ観戦、どら焼きを食べること
競馬スタイル:展開など
競馬を始めたきっかけになった馬:エイシンフラッシュ
好きな騎手:丹内祐次騎手
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(10月07日現在)

関連サイト:倉本匠馬の公式ホームページ

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