2007年07月17日

W杯 オーストラリア戦を振り返る

 アジアカップの次の試合は、オーストラリアに決まりましたね。

オーストラリアといえば、ワールドカップ

そんなわけで、ワールドカップのそのとき書いた文章があったので、アップしてみます。

W杯開幕から1週間。毎日の寝不足がつらくなってきたが、解説者の話と私の意見をおりまぜて、日本戦を振り返って見たいと思う。 
 まず、オーストラリアは高さに任せたサッカーをしてくると予想していたが、前半は予想通り。基本的にはロングボールで真ん中に入れてくる。日本はラッキーな1点が入ったとはいえ、けっしていいデキではなかった。中盤のボールキープで相手の体力をうばうのが有効と考えていたが、ボールをキープできない。DFも安全第一でロングボールが多めだった。カウンター的なロングパス(基本的にヒデから)で味方を多いに走らせたが、有効的になっていなかった。前半は押されながら、暑さで体力だけうばわれる展開になった。ただ、川口はかなり当っていた。今思えば、前半の戦い方がボディーブローになっていただろう。ボールをキープしてミドルレンジからのシュートをしていこうという指示がでるだろうと予想していたのだが 
・・・ 
 ところが、ジーコの指示は守れという指示。DFラインは深く下がり、ヒデと福西は最終ラインに吸収されてしまう。オーストラリアのヒディングの選手交代が早かった。日本のDFラインが下がって中盤のスペースを使うためだろうと思われるケーヒルを投入。勝負をかけて前掛かりに来た。日本は高原と柳沢のカウンターのみの攻撃となる。シュートを打たない。パスの精度が悪かった2人だが、動きはかなりよかった。この2人が前にいるだけで、DF4人は上がることができなかった。基本的は考え方だが、守備的に戦うというのは、DFの数を増やせばよいものではない。一番安全なのは相手FWをゴールに近づけないことだ。しかし、DFラインがさがればゴール近くに相手FWがいることになる。となると、たやすくロングボールをけらせないことが大事になる。そういう意味ではこの2人は効いていた。ゴール前を固めた日本に対してヒディングは190cmのケネディーを投入。これでDFラインはあがることはなくなってしまった。このころ坪井が怪我のため交代。ジーコは考えていなかったのだろう。まさか茂庭が登場とは・・。親善試合もでてなかったのに。ここは小野と交代して4バックにするべきだろう。攻撃が期待できないサイドバックに中田浩二を入れて逃げ切るべきだったと思う。前半から脚をけられまくった中村に代えて稲本や遠藤を入れてもよかったし、前半から検診的な動きをしていた柳沢は後半20分で限界に来ていた。怪我から復帰1戦目だから当たり前である。なにも策をこうじないまま、ヒディングはスペインリーグ10得点のアロイージを投入。リーサルウエポンである。ドリブルと強烈な決定力は今までのオーストラリアにはいないタイプだ。特に疲れたDFにはかなりこたえただろう。かなり押され気味だったがなんとかもちこたえていたが、前半34分にジーコは決定的なミスを犯す。なんと、相手DFラインの攻撃を抑えていたFWを1人減らしてしまった。(けっして小野が悪いわけではないが、小野は負けているときのOPの方がいいだろう)これで、高原1人になってしまい相手DFは2人を残してあがってきてしまう。脚がとまっている中村、サントスがいる日本は数的不利になってしまう。DFラインの集中力も限界に来ているとき、川口の決定的ミスで1点を献上してしまう。もう日本の集中力は途絶えた。アロイージにスペースを使われ、フリーのケーヒルの2点目。このとき、サントスはアロイージについていけていない。福西はボー立ちになっていた。3点目は脚のもつれた駒野はほぼ勝手にこけて3点目。1点目の取られた時点で日本は引き分けでよいと思えなかったことが最大の敗因。 
 結論 ジーコの3つのミスが大きかった。 
1まず、ピッチ状況を的確に踏まえた指示がなかった。 
前半は中盤のボールキープを最大のテーマにするべきだった。ボールキープの時間を長くして相手をつかれさせるべき。 

2暑い気温を考えれば、選手交代が遅すぎる。1点を守れるほど成熟したチームではないのだから、日本の持ち味である豊富な中盤選手を使うべき。どの試合をみても選手交代は早い。いいときは変えないという信念もいいが、ここはW杯だ。イングランドもポルトガルも1点を守りにはいったではないか。内容は関係ない。結果がすべてなのだ。韓国を見てほしい。2-1で勝っているロスタイム。DFラインでボールをまわして攻めない。ゴール前のFKですらなんとDFまでバックパスえおしてしまった。(さすがに驚いた。大ブーイングだった)結果がすべてなのだ。 

3なんといってもFWを減らしたこと。あれが決定的だった。 

選手のミス 
1まず、シュートを打たない。この大会のボールは軽いのだ。ゴールはペナルティーラインの外からのシュートがほんとに多い。打たなきゃゴールは決まらない。 
2ヒデがもう少しボールをキープする必要がある。パスが長すぎる。あれでは両サイドバックは体力が持たない。 
3DFラインが下がりすぎである。あげるためには中盤のプレッシャーをかけること。つかれたら代える。 
以上3つ。可能性はかなり薄いがクロアチア戦に期待しよう。 

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posted by taku |21:23 | サッカー日本代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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Re:W杯 オーストラリア戦を振り返る

コメント投稿者ID :

結論1、2は、そのまま今回のポイントになりそうですね。

posted by aa | 2007-07-17 22:21

Re:W杯 オーストラリア戦を振り返る

コメント投稿者ID :

今回はベンチワークよりも、声を出してコーチングできる選手がいるのか、の方が気になりますね。
川口以外のフィールドプレイヤーにキャプテンシーのある選手が早く出てきて欲しいものです。

posted by a4 | 2007-07-17 22:39

Re:W杯 オーストラリア戦を振り返る

コメント投稿者ID :

aaさん

 ほんとに読んでみると、今回でもポイントになりそうですね。オーストラリアの攻撃は基本的には変わらないでしょうから。

a4さん
 キャプテンシーなら、遠藤に期待したいです。UAE戦の最後も落ち着かせましたし、中村(憲)をうまくコントロールしてほしいです。
 ただ、今回は強さのあるチームなので、中村(憲)の立てパスはポイントになるかもしれませんね。

posted by taku | 2007-07-18 11:03

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