2008年09月22日
白熱!鹿児島城西VSガンバ大阪ユース!復調、横浜FMユース!!
どうも、安藤です◎ ◎鹿児島城西4-3G大阪ユース G大阪ユースと鹿児島城西というユース、高校を代表するチーム同士の注目の一戦は、戦前の予想通り激しい一戦となった。 12分、大迫勇也が圧巻のビューティフルゴールを決める。鹿児島城西は自陣中央でFKを得ると、DF成元将平が左サイドに流れた大迫勇に向けてロングキック。放物線を描いたボールは、左サイドのスペースに落ちると、大迫勇はワンバウンドしたボールに回り込むように落下地点に入ると、ボールの落ち際を右足ハーフボレー。鋭い一振りから放たれた弾丸は、GK森廣泰彦の指の先をすり抜け、ゴール右上隅に突き刺さった。 一方のG大阪ユースも33分、右FKを得ると、宇佐美貴史のキックをゴール前に飛び込んだ田中が右足で合わせ、同点に追いつく。これで流れを完全に手中に収めたG大阪ユースは、流動的な動きで鹿児島城西を切り崩しにかかるが、鹿児島城西のブロックディフェンスを破ることは出来ない。 1-1で迎えた後半、鹿児島城西が先に動く。HTに室屋に代えてMF平原慎也を投入。「彼は中盤のキーマン。攻撃でいいものを持っていて、チャンスメークに期待した」と小久保監督が語ったように、攻撃のてこ入れを図り、後半勝負に出た。 だが、立ち上がりはG大阪ユースペースであった。56分、左サイドを突破したCB内田達也のクロスを受けたブルーノがシュート。これはDFに阻まれ、こぼれを大塚が迷いなく狙う。これもDFに阻まれたが、次のこぼれを宇佐美が蹴りこんで、試合をひっくり返した。 しかし、これで勝負は決しなかった。62分、右サイドに流れた大迫希が大外を走ってきた河野へパス。河野は右サイドをえぐると、二アサイドにピンポイントクロス。これに飛び込んだのは平原。ドンピシャヘッドがニアサイドを破り、鹿児島城西がすかさず同点に追いついた。 その後、流れが二転三転し、息つく暇もない白熱した攻防戦が続いたが、2-2のまま延長戦に突入。 白熱の延長戦。先に仕掛けたのは後半終盤の勢いをそのまま引き継いだG大阪ユースだった。しかし、大森を軸にした猛攻を仕掛けても、得点を奪えないでいると、96分、前掛かりになったG大阪ユースの隙を突いて、交代出場のMF鮫島晃太と河野のダブルボランチが一気にビルドアップ。鮫島、河野と繋ぐと、河野は左サイドのスペースに走りこんだ大迫勇へライナー性の縦パス。背後から来たライナーパスに対し、大迫勇は後ろを向くことなく、ワンタッチでスピードを殺さずに一気に縦に抜け出した。 飛び込めそうで飛び込めないコースをたどり、ペナルティエリアに侵入していく大迫勇に、DFはただ付いていくだけだった。センタリングを警戒して、GK森廣が少し開けたニアのスペースを見逃さなかった。角度のない位置から、スピードに乗ったまま迷うことなく左足一閃。強烈な一撃は、GKのニアサイドをぶち抜き、ゴールに突き刺さった。 エース大迫勇也の一撃で、逆転し返した鹿児島城西だが、G大阪ユースも諦めてはいなかった。ここから大塚、大森、宇佐美を軸にさらなる猛攻を仕掛け、特に延長後半は積極果敢にシュートを打っていった。しかし、ここでも途切れることない集中力をベースにした鹿児島城西の守備に跳ね返され続けると、反撃ムードを沈下すべく、またもこの男がG大阪ユースの前に立ちはだかった。 試合終了間際の109分(10分ハーフ)、鹿児島城西は右サイドでFKを得ると、大迫希の精度の高いキックは、ファーサイドのスペースに走りこんだ大迫勇の足元へピタリ。大迫勇は長いボールを足裏でコントロールすると、再び角度のない位置から、ニアサイドをぶち抜く左足シュートを豪快に突き刺した。 このゴールが決勝点となった。直後のロスタイムにG大阪ユースもFKから菅沼が執念で体ごと押し込むが、時すでに遅し。最後まで集中を切らさなかった鹿児島城西が、エース大迫勇のハットトリックを含む4得点で、G大阪ユースを振り切り、熱戦に終止符を打った―。 まさに白熱の攻防戦だった。タイムアップの瞬間、G大阪ユースの選手たちはその場に倒れこみ、鹿児島城西の選手たちは喜びを爆発させた。そこには無情のコントラストがあった。 ピッチ上にはお互いの駆け引きを交錯させ、チームのコンセプトをしっかりと貫きながらも、その中で個性を発揮する選手たちの姿があった。彼らの気持ちと技術が生んだビューティフルゴールの数々。そして110分間、中だるみになることなく高い集中力を持って戦いぬいた。この試合の主役は紛れもなく選手たちだった。改めて、彼らに感謝の意を伝えたい。「素晴らしい試合をありがとう」と―。 ※このコラムの全文は『オーレ!ニッポン』で連載中の『ユースの風』に掲載しましたので、こちらをご覧ください。![]()
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posted by 安藤 |04:09 |
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