2007年06月11日

〈全仏オープン〉男子シングルス決勝

ラファエル・ナダル[2] × ロジャー・フェデラー[1] 6-3/4-6/6-3/6-4

  女子の決勝も、試合前(と立ち上がり)ではまったくわからない展開になりましたが、男子シングルスの決勝も、多くの人の想像(妄想?)とは違う展開、違う結末を迎えました。

  WOWOWの勝敗予想クイズ、ナダルよりもフェデラーへの投票が多かったことからも、会場のほとんどの観客がフェデラーを応援していたことからもわかるように(ちなみに、エナンは優勝後の記者会見で、フェデラーに勝ってほしいというような発言をしていました)、今大会(こそ)はフェデラーが勝つ、勝ってほしいという願う人がとても多かったと思います。

  そして、その気持ちがいちばん強かったのはフェデラー本人に他なりません。

  しかし、今年も、年間/生涯GS達成には至りませんでした。

  おそらく、今大会の負けが(これまでの全仏やクレーでナダルに負けた試合のなかで)、フェデラーにとって、もっとも悔やまれるものだったのではないでしょうか。負けたという事実よりも、自分のプレーの内容に満足できなかった、という意味において。

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posted by takezoh |11:32 | 全仏オープン2007 | コメント(8) | トラックバック(2)
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2007年06月10日

〈全仏オープン〉エナンが3連覇達成

ジュスティーヌ・エナン(BEL)[1] × アナ・イワノビッチ(SRB)[7] 6-1/6-2

  胸が痛くなる決勝戦でした。

  もう、でも、これは仕方ないでしょう。

  イワノビッチ、19歳。決勝進出ということであれば、ティアIで3回(うち、2度優勝。ティアVでの優勝も1回ある)。グランドスラムに限って言えば、本戦初出場となった2005年全仏で、いきなりQFまで勝ち上がっていますが、それ以外は、4回戦進出が1度だけ(昨年のウィンブルドン)。

  今大会は、メディナ・ガリゲス、クズネツォワ、シャラポワの強豪を破って勝ち上がってきたとはいえ、初めてGSの決勝だったわけですから。

  ヒンギスやシャラポワなんかは、GSの決勝という舞台が初めてでもそのまま優勝を決めてしまう精神的強さがあったわけですが、イワノビッチは、そういった強心臓を持ち合わせているタイプの選手ではないんだろうと思います(もちろん、世界のトップで堂々と活躍する選手は、みな、負けず嫌いだろうし、強い気持ちを持っているのだと思いますが)。

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posted by takezoh |00:56 | 全仏オープン2007 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2007年06月09日

〈全仏オープン〉女子シングルスSF

  いまさらなのですが、決勝を前にSFを振り返りたいと思います。

ジュスティーヌ・エナン(BEL)[1] × エレナ・ヤンコビッチ(SRB)[4] 6-2/6-2

  エナンはやっぱり強い。そして、巧い。

  「コーチと立てた戦略を、私は試合で実行するだけ」と語っていたそうなのですが、そして、それが果たしてどんな内容なのか具体的にはわかりませんが、試合を観て思ったのは、戦略のひとつに、ヤンコビッチにバックハンドのダウン・ザ・ラインがカギだったんじゃないかと思います。

  女子テニスをよくご覧になっている方はすでにご存じかと思いますが、ヤンコビッチの大好物はバックハンドのダウン・ザ・ライン。ウィナーを決める、もしくは、ウィナーの布石となる絶対的なショットが、このバックのダウン・ザ・ラインなのです。

  この試合、QFのセリーナ戦のように、早い展開でゴリゴリにポイントを奪っていくのとは違い、ラリーで打ち合うことを選択したエナン。試合を通して、まともにヤンコビッチにバックでダウン・ザ・ラインへ打たせるようなボールは、多くみても3本だったかと思います。

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posted by takezoh |15:13 | 全仏オープン2007 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2007年06月09日

〈全仏オープン〉男子シングルスSF ナダル×ジョコビッチ

ラファエル・ナダル(ESP)[2] × ノヴァク・ジョコビッチ(SRB)[6] 7-5/6-4/6-2

  私は、ダビデンコよりも、ジョコビッチのほうが決勝に進める確率は高いと思っていました。でも、違いました。ナダル、あんたは、やっぱりすごいわ…。

  試合序盤は、ナダルにブレイクポイントを握られながらも、ナダルの強烈なショットに負けずに切り返して、攻めの姿勢を崩さず、キープを続け、チャンスをうかがいました。第1セット第5、7ゲームと2ブレイクダウンしても、諦めず攻め続け、渾身の力でウィナーを奪いに行く。そして第8、10ゲームをブレイクバックし、追いついて、ジョコビッチというプレーヤーがどれだけ素晴らしい選手なのかを見せてくれました。

  しかし、どれだけ巻き返しても、ナダルは屈しない。ウィナー級のボールにも追いつく。追いつくだけでなく、それをウィナーに変えてしまう。もう、どこに打ったらいいんですか!

  第1セットこそミスが少なかったジョコビッチも、試合が進むごとに、我慢してラリーしているのだろうけど、先にミスをしてしまう。同じテンションで長いラリーができなくなってしまう。

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posted by takezoh |09:50 | 全仏オープン2007 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2007年06月09日

〈全仏オープン〉男子シングルスSF フェデラー×ダビデンコ

  病み上がりの体に2試合で合計約5時間30分にも及ぶ試合(TV)観戦は堪えます。しかも、どちらも観ていて肩に力の入る試合…。

  ダビデンコもジョコビッチもよく頑張ったとは思うんです。
  でも、フェデラーとナダルが、いかに他の選手と差があるかが、ある意味、如実に示された2試合だったと言えるのではないでしょうか。

ロジャー・フェデラー(SUI)[1] × ニコライ・ダビデンコ(RUS)[4] 7-5/7-6(4)/7-6(5)

  ダビデンコ、SFを前に散髪に行きましたね。誰も突っ込まなかったけど(涙)。
  それに、入場するときの歓声の少なさ…(涙・涙)。
  SFに進出した4人のなかで、もっとも少なかったダビデンコへの拍手…(涙・涙・涙)。

  しかも、第1セット第1ゲームをいきなりブレイクしちゃったもんだから、その後、最後のほうになるまで、どれだけいいショットを打とうとも、観客の拍手は、パチ…パチ……パ…チ…。フェデラーが先にリードしていたら、暖かい拍手のひとつももらえただろうに(涙×1000)。

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posted by takezoh |08:44 | 全仏オープン2007 | コメント(15) | トラックバック(0)
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2007年06月08日

〈全仏オープン〉男子シングルスQF(2)

ノヴァク・ジョコビッチ(SRB)[6] × イゴール・アンドレエフ(RUS) 6-3/6-3/6-3

  解説の土橋さんが「(ジョコビッチのほうが)大人の試合をしている」ということをおっしゃっていましたが、この試合をひと言で表わすなら、いちばん的を射た表現なんじゃないかと思います。

  ジョコビッチは、サーブもストロークも、いつもよりスピン量を増やしていたんじゃないでしょうか。アンドレエフ×バグダティス戦を見たのかどうかわかりませんが、アンドレエフの強烈はフォアのスピンを警戒して、それを攻略する作戦をきっちり立てて試合にのぞんだようです(ちなみに、バグダティスいわく、アンドレエフのフォアは「ナダルよりも重い」とのこと)。

  4回戦のベルダスコとの試合では、特にサーブは、センター中心にフラット気味の強い1stサービスを打ち込んでいたジョコビッチでしたが、この試合では、回転量が多く、デュース・コートでも、アド・コートでも、ワイドへアンドレエフを追い出すサービスを中心に、要所でフラット気味のサーブをセンターへ打ち込んでいました。

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posted by takezoh |17:55 | 全仏オープン2007 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年06月08日

〈全仏オープン〉男子シングルスQF(1)

  レポート、遅れております。すいません。
  SFを前に、男子のQF4試合を振り返りたいと思います。
  まず、トップハーフから。

ロジャー・フェデラー(SUI)[1] × トミー・ロブレド(ESP)[9] 7-5/1-6/6-1/6-2

  第1セット第1ゲームこそ、フェデラーがブレイクをしますが、やはり、試合序盤ではミスが多いフェデラー。調子を上げてくる前にブレイクバックしておきたいロブレド。その通り、第4ゲームをブレイクバックしたのはいいのですが、第1セットではそれ以後、フェデラーは自分のサービスゲーム、すべてラブゲームキープですよ。どうしろ、と(笑)?

  それでも、ロブレド、頑張りました。第7ゲームはフェデラーに0-30、30-40とポイント連取された上にブレイクポイントを握られるのですが、ラリーからいい組み立てで3ポイント連取。キープに成功します。しかし、サービスゲームで隙を見せないフェデラーに対して、なかなかチャンスを見出せない。結局、第11ゲーム、フェデラーはさほど強打に出ていたわけではないのですが、ロブレドがミスを連発して簡単にブレイクを許してしまい、そのままフェデラーに第1セットを持って行かれてしまいました。

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posted by takezoh |17:17 | 全仏オープン2007 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年06月07日

〈全仏オープン〉女子シングルスQF

ジュスティーヌ・エナン(BEL)[1] × セリーナ・ウィリアムズ(USA)[8] 6-4/6-3

  誰もが大熱戦を予想しただろうと思われるこの試合。ふたを開ければ、あっけなくエナンのストレート勝ち。セリーナはずいぶん調子が悪かった? サーブもいまひとつでしたし。

  確かに、第1セットは、エナンが最初から攻めに攻めてポイントを奪っていったのですが、第2セットはミスも増えていましたから、巻き返すチャンスはあったはずなんですよね。事実、第2セット第1ゲームはセリーナがブレイクしましたし、これで盛り上がるか、とも思われたのですが。

  とにかく、終始、セリーナは元気がなかった(ように見えました)。第2セット第2ゲームからはミス連発で、試合後の会見でも「エナンは何もしなくても良かったんじゃないかしら」とコメントしているほど。

  エナンは相変わらず1stサービスの入りがいまひとつですが(ダブルフォルトも多い)、要所でエースを奪うあたりはさすがです。並みの選手なら、セリーナの、調子が悪いのかどうかわからないリズムに付き合わされて崩れることもあるのですが、エナンはそういうこともなく、最後まで集中力も切れずに試合を決めました。

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posted by takezoh |14:41 | 全仏オープン2007 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年06月06日

〈全仏オープン〉男子シングルス4回戦(2)

  男子はトップハーフのQFが終了、女子もQFがすべて終了して、いまさらなのですが、とりあえず、ボトムハーフの4回戦をエントリします。

ノヴァク・ジョコビッチ(SRB)[6] × フェルナンド・ベルダスコ(ESP) 6-3/6-3/7-6(1)
イゴール・アンドレエフ(RUS) × マルコス・バグダティス(CYP)[16] 3-6/6-1/6-3/6-4
カルロス・モヤ(ESP)[23] × ヨナス・ビョークマン(SWE) 7-6(5)/6-2/7-5
ラファエル・ナダル(ESP)[2] × レイトン・ヒューイット(AUS)[14] 6-3/6-1/7-6(5)

  まず、ジョコビッチ×ベルダスコ。

  立ち上がりは、解説でもしきりに指摘されていましたが、0勝2敗という対戦成績のせいか、ジョコビッチに硬さがみられ、ショットもしっくりきていない様子でした。ラリーでも、どちらかというと、ベルダスコのペース。しかし、ベルダスコが肝心のところでミスをしてしまう。

  結局、先にブレイクをしたのがジョコビッチ(第1セット第4ゲーム)。ここからジョコビッチの硬さがとれ、ストロークが良くなってきます。

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posted by takezoh |14:27 | 全仏オープン2007 | コメント(12) | トラックバック(0)
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2007年06月04日

〈全仏オープン〉男子シングルス4回戦(1)

ロジャー・フェデラー(SUI)[1] × ミハイル・ユーズニー(RUS)[13] 7-6(3)/6-4/6-4
トミー・ロブレド(ESP)[9] × フィリポ・ボランドリ(ITA)[29] 7-2/7-5/6-1
ニコライ・ダビデンコ(RUS)[4] × ダビド・ナルバンディアン(ARG)[15] 6-3/7-6(1)/3-6/7-6(2)
ギジェルモ・カニャス(ARG)[19] × フアン・モナコ(ARG) 6-0/6-4/6-2

  深夜からの試合放映で、ダビデンコ×ナルバンディアンの第4セットだけやってくれました。というか、私はシャラポワ×シュナイダーの生中継を観ながら、PCでライブスコアを立ち上げて、試合の行方をチェックしていたので、ダビデンコが第4セットのタイブレークを制し、QF進出を決めたのは知っていたのですが。

  解説によると、第1、2セットは、ナルバンディアンがダビデンコの早い展開にやられっぱなしだったそうなのですが、第3セットに入って、サービスのプレイスメントが良くなったこと、また、ダビデンコの速いリズムに付き合うことなく、ペースダウンさせるようなラリーに持ち込んだことが功を奏して、第3セットを獲ったのだとか。

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posted by takezoh |15:57 | 全仏オープン2007 | コメント(4) | トラックバック(0)
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