2008年04月01日

〈SEOP〉あぁ、残念…杉山選手、ベスト8ならず

【女子シングルス4回戦】

ジュスティーヌ・エナン(BEL)[1] × エレナ・ベスニナ(RUS) 6-2/6-2

エース8本(ダブルフォルト6本/苦笑)、スマッシュ1、フォアのウィナー8、バックハンド2、トータルウィナー19(今回はサービスウィナーなし)、1stサービスの確率60%、そこからのポイント奪取率81%、2ndからのポイント奪取率78%、ミス15本、7つのブレイクポイントのうち4回成功、相手(ベスニナ)に与えたブレイクポイントはたったの2つ(ブレイクされず)、ネットプレーの成功率は5/6で83%。一方、ベスニナはボレーのウィナーが2つ、フォアとバックは1つずつ、ミスが27本。エナンが終始試合をコントロールしていたということになるのかな。いいんじゃないでしょうか。

セリーナ・ウィリアムズ(USA)[8] × カイア・カネピ(EST) 6-3/6-3

ペンネッタとの3回戦は危なかったセリーナ。カネピのプレーは相手にリズムを掴ませないとしながらも、1時間22分であっさり片付けました。

ということで、昨年決勝で戦った二人がQFで激突します。あのときは、最初はエナンがリードしていたんだよなー。でも、その後、セリーナがひっくり返した。

セリーナは「私たちはいいライバル関係にあると思う。お互い、間違いなくベストなプレーをしようとするでしょうね。彼女はたぶん、他のどの選手と対戦するときよりも、私と対戦するときのほうがいいプレーをすることが多い。いい試合になると思うわ」とコメントしています。

でもなぁ、セリーナ。昨年はその後、全仏、ウィンブルドン、USオープンとエナンが3連勝。ウィンブルドンこそフルセットに行きましたが、印象としてはどれもセリーナ完敗な感じなんですよね(ま、ウィンブルドンのときは、セリーナ、その前のハンチュコバ戦で足つった上に、親指痛めていたらしいけど)。セリーナのいう通り、確かにエナンはセリーナのときのギアの入れ方が違うと思うけれど、だんだん、そんなエナンに歯が立たなくなってきているのでは、とも思うわけです。

ただ、エナンも不安が残るといえば、残ります。セリーナは昨年逆転して優勝したイメージがあるでしょうし、なんたって地元アメリカ。観客の大きな声援もあるでしょう。セリーナの発言通り、いい試合になるといいなぁ、と思います。


スベトラーナ・クズネツォワ(RUS)[3] × シャハール・ピアー(ISR)[16] 7-6(4)/6-3

昨日のアレは何だったのか、クズネツォワさん。

第1セットはブレイク合戦(それぞれ3つずつ相手のサーブをブレイクしたらしい)、タイブレイクに突入します。タイブレイクも両者譲らずの戦いいなったようですが、最後はクズネツォワが気合いで獲ったみたいです。これで流れを引き寄せたクズネツォワ、第2セットは早々にピアーのサービスゲームをブレイクしたそうです。第5ゲームでブレイクバックを許すも、残りの4ゲームのうち3ゲームを獲り、ピアーに勝利したとのこと。よし、よし。

次はヴィーナスか。う~ん、厳しいかなぁ。


ヴィーナス・ウィリアムズ(USA)[6] × カロリン・ウォズニアキ(DEN) 6-3/6-3

ヴィーナスがどんどん調子を上げているような気がする(スタッツ判断)。ヴィーナスも「必要なときにアグレッシブでいいテニスができた」とコメントしていますし。ということで、またしてもヴィーナスに勝てなかったウォズニアキですが、ヴィーナスは彼女の成長を感じたようです(しかも、成長が早いと)。ヴィーナス、「彼女(ウォズニアキ)は、他の選手と同じように、強くなろうと努力しているわ。それは正しい方法ね。強くなりたい気持ちが、いいプレーにつながるんだから」と、貫禄のひとこと。う~ん、ウォズニアキ、ヴィーナスまでの道のりはまだ遠いぞ!


エレナ・ディメンティエワ(RUS)[10] × ザビーネ・リシキ(GER) 6-3/6-2

リシキの快進撃もストップしました。今年のディメンティエワは強いなぁ。昨年はこの時期だったかと思いますが、肋骨折ってしばらくツアーに出られなかったんでしたよね(でも、肋骨を骨折しているのに気づいていなかったんです、ディメンティエワ)。こりゃあ、ヤンコビッチもやっつけちゃいますか?


エレナ・ヤンコビッチ(SRB)[4] × 鄭潔(チョン・ジエ)(CHN) 6-4/7-5

鄭潔、けっこう善戦したんじゃ? ヤンコビッチの2ndサービスから62%もポイント獲ってますよ。しかも、ブレイクポイントも8つありますし(うち3回ブレイクに成功)。ま、ヤンコビッチじゃ9つのブレイクポイントを与えて、5度ブレイクされているわけですが。ヤンコビッチ、最近2対戦はディメンティエワに勝っていますが、ディメンティエワがドバイのような戦いをしてくれば、危ないかも。


ベラ・ズボナレワ(RUS)[19] × 杉山愛(JPN) 6-2/6(5)-7/6-0

第1セットを獲られて(杉山さんのほうがチャンスは多かったんですけども)、第2セットはシーソーゲーム(ブレイク合戦)。タイブレイクになって、最初はズボナレワがリードしていたような気が…仕事で目を離した隙に杉山さんがセットオールに戻していたのでほっとして、再びライブスコアとにらめっこしましたが、第3セットはズボナレワが一方的にゲームを獲って行きました。はぁ、残念。やっぱりハンチュコバ戦の疲労が残っていたのかな(言い訳しようっと)。

でも、2006年でマイアミで最高成績(QF進出)を残していますし、32歳でハンチュコバを退けてベスト16ですからね、まだまだやってくれそうです(おーい、他の日本人選手、見てるか~??)。今年はこの調子を維持していけば、すぐにでもトップ30に戻って来られるんじゃないでしょうか。ウィンブルドンまでにシードがつくようになっていればいいなぁ。

あ、杉山さんのマイアミが終わったわけじゃないですから。ダブルスは第2シードで登場。スレボトニクともどもシングルスは終わりましたが、今度はダブルスで頑張ってください。


ディナラ・サフィナ(RUS)[13] × リンゼイ・ダベンポート(USA)[32] 6-3/6-4

あー、イワノビッチ破って、もしかすると、もしかする? なんて思いましたが、ダベンポート、4回戦で散りました。しかし、サフィナがここで絶好調だったとは。彼女もなかなか壁を敗れない、何かこう、ひとつ抜けられないもどかしさはあるのですが、ダベンポートが「巻き返す方法が見つけられなかった。(今大会では)こういう試合は初めてだわ」とコメントしているほどですから、かなり調子がいいのではないでしょうか。

スタッツを見る限り、ウィナーとミスの数は同数ですが、ダベンポートのコメントから推測するに、サフィナが攻めまくっていたっていうことなんでしょうか。ダベンポートもフォア9、バック5とストロークウィナーがありますが、サフィナはそれを上回る数(フォア9、バック11)。リターンもいいダベンポート相手にエース8本ですし。

QFはロシア対決。今年のドーハではズボナレワがいいプレーをしてサフィナにストレート勝ちしていますが、対戦成績でいえば、サフィナの5勝2敗で、相性はいいはず。お兄ちゃんのぶんまで、行っちゃいますか???


あ、そうそう、どこで読んだんだったかなー、ちょっと忘れてしまったのですが、今年のドーハからかドバイからか、サイドチェンジのときにもオンコート・コーチングが許可されるようになったそうです。ドバイの試合を観ていたとき、え? まだセットが終わってないのに、なぜ呼べるのか(相手がMTOをとっているわけではないのに)? と疑問に思っていた(GAORAの実況・解説も「?」になってましたね)のが解決しました。しかし、いつの間に……


参考:
Venus,Serena Advance: Move One Step Closer To Sister-Sister Semis
(大会公式サイトより)
Serena Books Final Rematch With Justine
(WTA公式サイトより)
Henin to meet Williams (EUROSPORT.comより)

posted by takezoh |22:29 | テニス | コメント(4) | トラックバック(0)
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〈SEOP〉あぁ、残念…杉山選手、ベスト8ならず

タケゾウさん、こんばんは。

エナン、調子よさそうですね。エナン・ファン歴が長くなってきて、ダブルフォルトでは驚かなくなりましたが(笑)、エース8本は嬉しい驚きです。久々にタイトルが欲しいところですね。

オンコート・コーチング、ルールが変わったのですか。ATPでもダブルスやポイントなど、結構コロコロと変化がありますね。ファンにとってわかりやすいものであればよいのですが。

(ところで阪神4連勝、すでに息子は舞い上がっております)

posted by slycat | 2008-04-01 23:48

〈SEOP〉あぁ、残念…杉山選手、ベスト8ならず

 杉山選手、残念でした。ダベンポートにしてもそうですが、ベテランの身に連日の試合は厳しかったのかな……。ベスト16でも充分すごいんですけどね。
 それにしても、このままでは杉山選手が日本人トップのまま引退することになってしまうかも……。他の選手もがんばってくれ~。

posted by バラージ | 2008-04-02 00:07

>slycatさんへ

こんばんは。

エナンの調子が良い!と期待しまくっていたら、セリーナに吹っ飛ばされました(涙)。でも、それまではサーブもずいぶん良くなっていたみたいですし、今年も昨年のように、全仏と後半戦で力を発揮してくれるのかも…と、祈っております(笑)。

オンコート・コーチング、いつの間にかルールが変わっていてびっくりです。チェンジサイドでもOKとなると、数年後には、コーチがずっとベンチに座っていてもOKになったりはしまいかと思ってしまいます(そこまではやめてほしいですが)。

ATPもWTAも変革期なんでしょうね。というよりも、スケジュールにしても、いつまでも議論は尽きそうにありません。

虎さんは今日で5連勝となりました。逆にGさんは5連敗ということで…slycatさんのお宅には変な緊迫感、流れていませんでしょうか(笑)。

posted by takezoh | 2008-04-02 21:51

>バラージさんへ

杉山選手、残念でしたが、ハンチュコバを破ってベスト16入り、素晴らしいと思います。この調子でまたランキングをあげてきてもらいたいです。ダベンポートも、これだけ大きな大会で(しかもイワノビッチを破って)ベスト16はお見事です。今年のウィンブルドンも面白くなりそうですよね。

>このままでは杉山選手が日本人トップのまま引退することになってしまうかも……。

あり得ますね…。杉山選手が引退するまでに、森田選手が抜き去ってくれるといいのですが(もちろん、中村選手や森上選手も)。杉山選手にはそれまでは引退しないでもらうことにしますか。

posted by takezoh | 2008-04-02 21:54

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