2007年11月14日
〈TMC〉ラウンドロビン第3日目
リシャール・ガスケ[8] × ノヴァク・ジョコビッチ[3] 6-4/6-2 この試合は第1セットだけ観ることができました。 第1セットはガスケが第3・5ゲームをブレイク、第2ゲームから4ゲーム連取して4-1とリード。ストロークからネットへの展開がとても良かったのではないでしょうか(足元へ落ちてくるボールの処理もお見事でした)。サーブも非常に好調のようです。 一方、ジョコビッチは少しずつ調子が上がってきたというか、ガスケに走らされてようやくエンジンが少しかかったのか。そんなジョコビッチに対してガスケがややベースライン後方に釘付けにされるシーンが多くなり、ミスが増えてくる。ジョコビッチは第6ゲームをブレイクバックし、第7ゲームをキープと、少しずつガスケのリードの差を縮めます。
しかし、その後、お互いキープが続いて、ジョコビッチは追いつくことができず、第1セットはガスケが奪取。ジョコビッチの雰囲気を見ていると、あ~、このままストレートで負けそうだなぁ…。と思ったとおり、ストレートで負けちゃいましたね。 ジョコビッチは、なんかこう、元気がないというか、体が重いというか、全体的にキレがないように思います。サーブの爆発力も影を潜めているような気がするし、ストロークも、ときおり鋭いアングルショットなどは見られますが、ダウン・ザ・ラインへのカウンターも甘い。 USオープンまでは怒涛の快進撃を見せていたジョコビッチも、さすがに1年を通して、それを維持することはできなかったか。疲労が先なのかメンタルの低下が先なのかはわかりませんが、せっかくのツアー最終戦にも関わらず、気持ちが入ってないような気がします。ラウンドロビンの最後の試合はナダルとの対決。このままずるずると3戦全敗となってしまうのか。前半戦とは別人のようなジョコビッチ、非常に心配です。 ダビド・フェレール[6] × ラファエル・ナダル[2] 6-4/4-6/6-3 こちらの試合は第1セットと第3セットの途中から。 ナダルは今大会、決して不調ではないと思うんですよね。USオープンのときに比べたら、膝の状態も戻っているでしょうし、そうそうフェレールにやられることはないんじゃないか。なんて思っていましたが、いまのフェレールを止めることは、ナダルでも難しいようです。 さすがに、第2セットはナダルが巻き返したようですが、第3セットのフェレールは(も)素晴らしかったですね。終盤は脚がつっていたようですが、それでも走る、走る。そして、フォアに回り込んでワイドへ角度をつけての素晴らしいショット(フェデラー戦のゴンちゃんが重なりました)。第4・6ゲームをブレイクして、第3ゲームから4ゲーム連取、5-1とリードします。 それでも、ナダルも負けずに第7ゲーム(だったと思う)をブレイクバックして、次のゲームをキープし、5-3まで迫りますが、最後までフェレールの気迫のプレーを越えることはできませんでした。 前半戦の主役がジョコビッチだとすれば、後半戦の主役は間違いなくフェレールじゃないでしょうか(あ、ナルバンディアンも/笑)。どんな相手にも、自信を持ってプレーができている。心身ともに充実しているなー、と感じます。このまま優勝まで突っ走るか??? しかし、これでジョコビッチは非常に不利な状況に追い込まれました。 いやいや、不利な状況どころの話ではない。ラウンドロビン敗退決定です(下記参照) RN ND DF RG 勝敗/セット RN - ? ● ○ 1-1/3-2 ND ? - ● ● 0-2/0-4 DF ○ ○ - ? 2-0/4-1 RG × ○ ? - 1-1/3-2 2試合ともストレート負けやもんなー。 例え、最終戦でナダルに勝ったとしても、1勝2敗とナダルに並びますが、セットでの勝敗数が2-4もしくは2-5となって、ナダルのセット勝敗数3-4または4-4に及ばないですから。ちなみに、ガスケがフェレールに負けた場合、ガスケも1勝2敗となるわけですが、セット勝敗数は3-4もしくは4-4。ナダルとガスケのセット勝敗数が並んだら、直接対決で勝ったナダルに軍配が上がります。とりあえず、ガスケは負けるにしても、1セットは奪っておきたいところ。ま、ナダルがストレート負けした上で、という条件付ですが。違う、違う。ナダルもジョコビッチもガスケも1勝2敗になると、直接対決で勝っているナダルが、どうやっても決勝ラウンド進出でしたね。ガスケはフェレールに勝つしか、決勝ラウンド進出の道はありません。あ~、ややこしい。 となると、決勝ラウンド進出のなくなったジョコビッチはさらにモチベーション低下であっさりナダルに負けてしまう可能性あり。自身のためにも、それだけは阻止してもらいたいんですけどね。どうなりますか。
posted by takezoh |07:48 |
テニス |
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この記事に対するコメント一覧
〈TMC〉ラウンドロビン第3日目
本当にフェレールは調子が良いというか、充実してるというか、素晴らしい試合をしてますよね。
息子はガスケの準決出場を願っているので、昨日はナダルに勝ってほしかったようです。でもフェレールの勢いはナダルにも止められませんでしたね・・・どちらにせよトップレベルの選手達の大会は見ごたえがありますね~毎日が楽しくて・・・
posted by rieechan | 2007-11-14 13:11
>rieechanさんへ
やはりトップランカーたちのがちんこ対決はどれも面白いですね。ジョコビッチにもうちょっと元気があればなおいいんですが(笑)。
息子さんはガスケ応援なのですね。このところいいプレーが続いているので、喜ばれているのでは。来季は、今季のジョコビッチのような活躍をついつい期待してしまいます。
posted by takezoh | 2007-11-14 13:47
〈TMC〉ラウンドロビン第3日目
昨日のフェレールには、感動しました。男でした。でも、一番感動したのは、最後の場面でナダルがチャレンジをしなかったというか、主審の誤解を必死で訂正したところでした。あれはやはり、フェレールに対する友情というか、尊敬というか、ひょっとしたら思いやりなんでしょうか。だとしたら、「武士の情け」だなあ、、、と。チャレンジしない理由は、他に全くないと思んですが。AIGからフェレールは好きになりましたが、ナダルも好きになりました。落ち武者みたいだけど。
posted by ivan | 2007-11-14 15:47
〈TMC〉ラウンドロビン第3日目
現段階でのナダルのセット数は3-2ではなく3-3では?
(ガスケ戦で1セット落としているので)
あと、1勝2敗で3人が並んだ場合、ナダルはジョコビッチとの直接対決で負けているということになりますが、ジョコビッチは除外してガスケとの直接対決だけが決め手になるのでしょうか??
私はてっきりナダルのほうが、次の試合に負けたら予選敗退決定かと思ってました・・・。ガスケがストレートで負けても失セット数でナダルが下回るので。
いやいや、キーになるのは失セット数じゃなくセット率でしたっけ・・・。だとするとやっぱりナダルは負けても可能性があるんですかね。
うーん、本当にややこしいですねぇ。
posted by kiraku | 2007-11-14 17:16
〈TMC〉ラウンドロビン第3日目
得失セットで同率の場合は、ゲーム数が関係してくるんじゃないでしょうか。マスターズTVでは試合後に得失セットのほかに、得失ゲーム数も出ていて、レッドグループの2試合が終わった時点でロディックがリード(ゴンザレスより得失ゲーム数で上回っているから)と言っていましたから。
posted by 美咲 | 2007-11-14 17:36
〈TMC〉ラウンドロビン第3日目
こんにちは。昨日もいい試合でしたねぇ。
ナダルvsフェレール戦のスコアですが、フェレールから4-6、6-4、6―3だったと思います。第1セット途中から観戦したんですが、ナダルが第1、3ゲームをブレークして、3-0とリードするんですが、第3ゲームから第6ゲームまでお互いブレーク、第7ゲームからお互いキープしてフェレールがブレークバックできず、第10ゲーム、ナダルのキープで第1セットはナダルが先取。ナダル3個、フェレール2個のブレーク数の差がセットになったようです。
第2セットは第7ゲームまでお互いキープが続き、第8ゲームでフェレールが先にブレーク、すぐにナダルがブレークバックしたんですが、第10ゲームでナダルがキープできずに第2セットはフェレールでした。第1セットの後半からだんだんフェレールの調子が上ってきて、そのままの勢いで第2、3セットを取っての逆転勝利だったと思います。Takezohさんがおっしゃるようにナダルの調子も悪くなかったように思うんですが、それ以上にフェレールが良かったですね。
このままガスケにも勝ってゴールドグループを1位通過しそうな勢いですね。
そういえば、日曜日の試合にプロゴルファーのセルヒオ・ガルシアがナダルとフェレールの試合観戦に来てましたが、昨日は映らなかったので、もう帰っちゃったんでしょうか?同じ国で他競技に国際的に活躍している選手がいるのはいいですね。
ガスケvsジョコビッチ戦では、ガスケはノビノビと楽しそうに試合しているように見えました。反対にジョコビッチはポイント間で肩で大きく息をしたりしてフィジカル面でもしんどそうに見えました。インタビューでも精神的にも身体的にも疲れているようなことを言っていたので、大丈夫でしょうか?気のせいか夏頃より痩せたようにも見えます。
やっぱり年間を通して調子をキープするのは本当に大変ですね。その差がランキングにも出るんでしょうね。フェデラーとナダルのすごさをあらためて感じます。
posted by えんつぉ | 2007-11-14 17:44
〈TMC〉ラウンドロビン第3日目
テニス365には、ジョコビッチは10月にマドリードで行われたマスターズ・シリーズ後に親知らずを抜いてから精彩を欠いている、とありました。またsports@niftyには、足のマメの手術をしたとあり、体調が万全ではないのかもしれません。
フェレールは絶好調ですね。やはりこちらのグループは誰が勝ち上がるかわからない混戦になりました(ってもう1つのグループも意外にも混戦になりましたが)。
それにしても1年を通して好調をキープするというのは大変なんですね。ナダルはウィンブルドンまで、ジョコビッチは全米まで、それぞれ絶好調だったのに。ラテン系や東欧系・ロシア系の人たちはどうしても波があるそうですが……。
関係ないけど、全日本では女子で、スーパージュニア優勝の15歳奈良選手が2回戦で昨年優勝の高尾選手を破り、3回戦も勝ってベスト8進出! 一方、森上選手・森田選手が敗退の波乱です。
posted by バラージ | 2007-11-14 23:08
>ivanさんへ
はじめまして。コメントありがとうございます。
フェレールは試合の最初から最後までガッツあふれるプレーですばらしいですよね。
あのナダルの否定の仕方、きっと相手への尊敬からくるものなんでは、と私は思います(あれ、明らかにアウトなのに、そんなところでチャレンジするなんて失礼だろー、みたいな)。この二人、USオープンのときの対戦でもそうですが、お互い、試合後のコメントに相手への尊敬があらわれていて、すばらしいな、と思っていました。
posted by takezoh | 2007-11-15 07:48
>kirakuさんへ
あ、すいません、3-3ですね(ナダル)。ご指摘ありがとうございます。あとで修正しておきます。
たぶん、判断材料になるのは、試合の勝敗→セットの得失数→ゲーム得失数、という順番になるんだと思うのですが、1位フェレール、4位ジョコビッチのなか、ナダルとガスケが試合の勝敗で並んだら、得失数関係なく、直接対決の結果で決まるんじゃないか、と(と、確か解説で言っているような)。ただ、何が本当なのか、いまひとつ私もわかっていないんですけども。
posted by takezoh | 2007-11-15 07:52
>美咲さんへ
おっしゃる通り、セットの得失で並んだら、今度はゲームの得失で決定されると思います。ただ、ナダルとガスケだけが並んだ場合は、たぶん、直接対決を優先していたような気がするんですが…どこかにちゃんとそういうルールを解説しているところないですかねぇ…。
posted by takezoh | 2007-11-15 07:53
>えんつぉさんへ
すいません、ナダルとフェレールの試合、ナダルが第1セットを獲って、第2・3をフェレールが獲ったんですよね。パラパラと試合を観ているので混乱しております。失礼いたしました。後ほど、訂正しておきます。
ナダルの調子は悪くなさそうですが、フェレールが乗ってるという感じですよね。また、ガスケもいい感じでプレーできていますし、やはり後半に勢いのある人のほうが、気持ちもいい状態で入れているのかも(特にガスケなんて、ぎりぎりINだったので、とにかくチャレンジャーという気持ちでできているような)。
そう考えると、本当にフェデラーとナダルは別格ですよね。ずば抜けて1位、2位を独走するのも当たり前なんですよね。
posted by takezoh | 2007-11-15 07:57
>バラージさんへ
ジョコビッチは試合後「ちょっとバーンアウトしてる」とコメントしていたようです(海外のニュースサイトにありました)。やっぱりUSオープンでいったん気持ちが切れてしまったのかぁ。来年は守るポイントが多いので、いい形でシーズンを終えて、また引き締まった気持ちで来季を迎えてほしいのですが、このままだと3連敗もありそうですねぇ。
奈良選手のニュースは私も読みました。どんどん若い選手が日本からも出てきてくれるのはうれしいです。森田選手や森上選手も頑張ってもらいたいんですけども。。。
posted by takezoh | 2007-11-15 07:59


