2007年10月22日

〈チューリッヒOP〉エナンが今季9勝目

ジュスティーヌ・エナン[1] × タチアナ・ゴロヴィン 6-4/6-4

う~ん、今回もダメだったか、ゴロヴィン。WTA公式サイトのトーナメント・ラップを読むと、2週間前、ウィンブルドン終了後以降、1セットも失わずに連勝を続けていたエナンから初めて1セットを奪ったゴロヴィンが、これまでの対戦を生かして、最初っから飛ばしてリードを奪ったそうです(第1セット、4-1とリードしたそう)。

しかーし、ここからエナンに巻き返された…というか、サーブもフォアハンドも絶好調の様子だったゴロヴィンだったのですが、大事な場面でフォアをミスったようで、そこから試合がひっくり返ったらしい。結局、そこからエナンに5ゲーム連取され、第1セットを奪われた、と。

ちなみに、エナンの立ち上がりも決して悪いものじゃなかったようです。ゴロヴィンは「シュトゥットガルトよりもスタートから良かった」とコメントしているようですし。で、5-1とするチャンスだった第6ゲーム、ゴロヴィンがフォアをミスしてからエナンがギアをアップしたようで「まるで違う選手のようになった」「試合を支配するようになった」と感じたそうです。そして、自分のショットやサーブを無力化した、と。「彼女がレベルを上げてきたのに、自分はそうできなかった。トッププレーヤーに勝つためには、そこが大事なのよ」とコメントしています。

一方、エナンは、まだまだベストなプレーではなかったものの、バイディソバ戦よりもポジティブでいることができたそう。また、シュトゥットガルトで苦戦したことから、もっとゴロヴィンのバックハンドにボールを集め、できるだけコートの中に入って(あるいはネットに詰めるなど)より攻撃的にプレーをすることを念頭に戦ったといいます。エナンが考える試合のターニングポイントは第1セット4-2としたところで、自分がベースラインより後方に下げられていて、ゴロヴィンに余裕(時間)を与えてしまっていたことに気づいたところだそうです。つまり、ここがゴロヴィンの言う「違う選手になった」というポイントだったのでしょう。

トーナメント・ラップにはなぜか第2セットについて触れられていないのですが、どんな感じだったのでしょう。今はあまり時間がないので、あとでいろいろニュースを検索しようと思います。

ということで、エナンはこれで今季9勝目。さすがにどの大会も決勝まで進むことが多いせいか、今季はあまり出場大会数は多くありませんが、ややお疲れのご様子。WTAツアーは今日からのリンツ(ゴロヴィン、まだ出るのね)と来週のカナダでのティアIIIの大会で終了し、11月5日からツアー最終戦(ソニー・エリクソン・チャンピオンシップス)が始まります。エナンのWTAツアーはこれで最後なので、しばらくゆっくり休み、ツアー最終戦の準備をすることになるのでしょう。(優勝するには)もっともタフな大会になるけれど、チャレンジできることを楽しみにしているというエナン、今年も最後まで強さを見せつけることになるのかな?? ほかの選手の頑張りにも期待したいところです。

エナン、さすがの優勝、おめでとさんです&お疲れでございました。
そして、ゴロヴィン、次こそ!!

posted by takezoh |06:14 | テニス | コメント(4) | トラックバック(0)
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Re:〈チューリッヒOP〉エナンが今季9勝目

ゴロヴィンまたまた残念でした。
第1セット巻き返されて、エナンのサービング・フォー・ザ・セットというところで足のマメの治療をしたゴロヴィン。いつもなら追いつく球も追いつかない、踏ん張りが利かず球を思うようにコントロールできない、というのはマメのせいだったかもしれません。
しかしエナンも薬をもらって飲んでいたので、ベストの状態ではなかったと思われます。
最後はやはり、ここぞという時にサービスエースやウィナーを取れるエナンの強さを見た試合でした。

posted by 美咲 | 2007-10-22 07:43

>美咲さんへ

 そうですか、足のマメの治療をしていたのですね、ゴロヴィン。つぶれちゃったのでしょうか。そして、エナン、謎の薬服用。またしても内蔵系なのか…というか、ゴロヴィンはその足の状態でリンツにも出るようですが、そういうのは悪化したりはしないのか気になります。まぁ、それが終わればオフシーズンではありますけれど。
 今年のエナンは出場大会数は多くありませんでしたが、出る大会ほとんどが充実した成績で、なんか、昨年以上に印象度が強いかもです。余計にウィンブルドンが悔やまれますが…

posted by takezoh | 2007-10-22 22:57

Re:〈チューリッヒOP〉エナンが今季9勝目

 ゴロビンもエナンの壁に跳ね返されましたか。若手の挑戦を次々に退けるエナンは、まさにフェデラー状態ですね。セリーナの失速以来、女子テニス界には女王と言える存在はいませんでしたが、これでエナンがツアー最終戦も優勝したら、彼女を女王と呼んでいいのかもしれませんね(個人的には翌年の全豪も優勝して初めて女王と呼びうるという気もしますが)。
 一方、ゴロビンの復調も喜ばしい限りです。イバノビッチ・ヤンコビッチにチャクベターゼ・ゴロビン・バイディソバと若手が一気に台頭してきて、いよいよ本格的に世代交代が始まるのかも。

posted by バラージ | 2007-10-23 00:15

>バラージさんへ

 フェデラーほどの独走状態ではないんでしょうけど、やはり頭ひとつ抜けているという印象はぬぐえないですよね。他のトップ選手が10代の選手たちに続々とやられているのに、そこも簡単に退けてしまっていますし。ただ、エナンも昨年から今年が絶頂期なのかなぁ、とも思います。来年の全仏くらいまで??? ウィンブルドンはまだ苦手意識が強そうですし。なかなかナブラチロワやグラフのように長期政権を築くのは今は難しそうです。ヒンギスももっと長い間女王でいると思っていましたが、急激に女子テニス界は変化していきましたもんね…
 そのヒンギスもどうなるかわからず、ウィリアムズ姉妹もたぶんこんな感じだろうし、ペトロワもディメンティエワもトップ10維持は難しそうですし、おっしゃるとおり、本格的な世代交代がはじまるというのは強く感じます。とはいえ、そのなかから女王が出るのはまだ数年先になるんでしょうけど。まずは誰が最初にGSを獲るか、といところに注目ですよね。

posted by takezoh | 2007-10-23 21:51

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