2007年10月21日
〈チューリッヒOP〉決勝はエナン×ゴロヴィンに
え~、やや遅れ気味ではありますが、まずはQFの結果から。 ジュスティーヌ・エナン[1] × アグニエシカ・ラドワンスカ[LL] 6-4/6-2 この試合がQF4試合のなかでいちばん気になっていた試合。興味があったのはエナンではなく、ラドワンスカのほう。ここまでトップランカーたちを倒してきた18歳が、エナンを相手にどう戦うか、という。で、WTA公式サイトのQFラップを読むと、ラドワンスカ、第1セットはけっこう善戦したみたいです。「Henin was made to work hard」とありますから。が、それも第6ゲームまで。第7ゲームをエナンがブレイクすると、あとはエナンが完全に試合を支配したようです(ちなみに、試合に要した時間は1時間12分)。
EUROSPORTS.comの記事によると、エナンが最初手こずったのは、どうやらラドワンスカのサーブのスピードが遅かったから、だそうで。そのため、攻撃を組み立てるのに苦労して、なかなかリズムを掴めなかった、と。なるほど、そういうことか。しかし、ラドワンスカってそんなにサーブ、遅かったっけ? まぁ、強烈なスピードサーブを持っているわけではなかったと思うけれど、エナンのリズムを崩す遅さって何だろう。ラドワンスカの作戦かなぁ。 しかし、やはりエナンを脅かすのはまだまだ難しいか。次の対戦を楽しみにしておきます。そのときは最終セットに行くくらいやってもらいたいな。 ニコール・バイディソバ × アリョーナ・ボンダレンコ 6-1/6-4 タチアナ・ゴロヴィン × マリオン・バルトリ[9] 4-5 Ret. フランチェスカ・スキアヴォーネ × スベトラーナ・クズネツォワ[2] 6-3/3-3 Ret. 残りのQF3試合のうち、2試合が片方の途中リタイアかぁ。クズネツォワは肩、バルトリは左脚の膝だそうです。バルトリは第1セット第9ゲームをブレイクして5-4とリード(つまり、次のゲームはサービング・フォー・ザ・セットだった)したところで、リタイアを申告。涙ながらにコートを去ったそうです。う~ん、気の毒だ。バルトリはツアー最終戦圏内にいたし、相手は同じフランスのゴロヴィン。そしてリードをしたところで、だもんなぁ。相当、悔しい思いだったことでしょう。 そのゴロヴィンとは違って、クズネツォワは「そんなに深刻なものじゃない。筋肉がかなり疲労していて腕が上がらないから、休ませないといけないだけよ。第2セットはうまくプレーができるようになっていたんだけれど、考えたのよね。(続けたところで)意味はあるのか? って。もし第2セットを獲れたとしても、最後までプレーできないかもしれないのに、ってね。それに仮に最終セットも獲って勝ったとしても、翌日プレーができなかったかもしれないしね」と、潔く。「I was thinking, what‘s the point?」というのがなんともクズネツォワらしい(笑)。 参考記事:EUROSPORT.comより なお、WTA公式サイトではスキアヴォーネのコメントが掲載されていまして、それによると、今年に入って、いくつかトレーニング方法を変えたとのこと。しかし「なかなか結果につながらなかった。それが、夏以降、充電がしっかりできたように感じていて、テニスをするのが楽しくなったの。私のドローは簡単なものではなかったけれど、今週はずっといいプレーができている。SFはまたタフな試合になるだろうけど、この調子を維持していきたい」ということでした。 バイディソバ×ボンダレンコの試合は、第1セットは1-1からバイディソバが5ゲーム連取。第2セットに入ってボンダレンコも踏ん張ったようですが(第1ゲーム、4度のブレイクチャンスを与えるものの、それを凌いだ)、逆に第4ゲームで2度のブレイクチャンスを掴むものの、これを生かせず。それでもお互いに相手のサービスゲームを1ブレイクずつ交わして、4-4とイーブンのまま試合が進みます。しかし、第9ゲームでとうとうバイディソバに再びブレイクを許して、万事休す。という内容だったそうです。 では、次に昨晩行われたSF2試合を。 ジュスティーヌ・エナン[1] × ニコール・バイディソバ 3-6/6-3/7-5 バイディソバは立ち上がりから、エナン相手に臆することなく堂々とした戦いぶりを見せたもよう。そして、第1セット第8ゲームをブレイクし、そのリードを保ったまま第1セットを奪取。第2セットも競った内容で、これまた第8ゲームがキーになったそう。ここでバイディソバが大事なポイントでミスをして、エナンにブレイクを許したもよう。決着は最終セットに持ち越されます。 最終セットはエナンがいきなりバイディソバのサービスゲームを破って理想的な展開になりますが、バイディソバは諦めることなく、3-5でエナンに2つもマッチポイントを握られたところから挽回。第9ゲームをブレイクして、次のゲームをキープ、5-5とイーブンに戻しますが、最後はエナンに屈してしまったようです。 エナンはこの日、ベストなプレーではなかったと自己分析。「自分のリズムが掴めず、ミスが多かった。彼女(バイディソバ)は第1セット、とてもいいプレーをしていたわ」とコメント。そうですか。それを聞くと、バイディソバにもチャンスはあったんだろうなぁ。惜しかった。第3セット、土壇場で追いついたのに、もったいない! まぁ、でも、それをさせないのが今のエナンの強さなんですけども。 なお、ゴロヴィンとの決勝についてエナンは「タフな試合になると思う。彼女はサーブもフォアハンドもいい選手。だから大事なところで彼女にポイントを許してはだめね」と語っています。 タチアナ・ゴロヴィン × フランチェスカ・スキアヴォーネ 6-0/6-4 意外なスコアになったこちらの試合。ゴロヴィンが完璧なスタートで、たったの23分で第1セット終了。第2セットはゴロヴィンの調子が落ちて、スキアヴォーネにいつものプレーが戻ってきたそうなのですが、それでもゴロヴィンは負けなかった。第9ゲームでスキアヴォーネのサービスゲームをブレイクすると、そのまま第10ゲームをキープ、シュトゥットガルトに続いてインドア・シーズン2度目の決勝進出を決めたそうです。 ゴロヴィンいわく、「6-0/6-4というスコアだけど、気持ちとしては接戦のように感じていた」そうですが、それでも「賢くプレーすることができたし、チャンスをしっかりとモノにできた」とのこと。先々週のシュトゥットガルトの決勝でも対戦したエナンと、再び決勝で顔を合わせることになりましたが、それについては「その試合が助けになる」と、けっこう手ごたえは感じている様子。そうだよな、フルセットまで行ったもんね。っていうか、これまで3戦いずれも接戦。こないだから「I played a smart match」というコメントが多いゴロヴィンが、今回、エナンを相手にそれができるかどうか。そしてエナンから初勝利なるか? あ~、楽しみだなぁ。 参考:WTA公式サイトSFラップ そうそう、試合とは関係ありませんが… 今週のWTAプレイヤーズ・ブログの担当はセリーナなんですが、これがかなり笑えます。もともとハジけた性格で、でも乙女ちっくな面を持った女の子なんだろうなぁ、とは思っていましたが、その通り(笑)。なんか、言葉遣いがギャルっぽく感じるのは私だけでしょうか。 で、私が爆笑させていただいたのは、「(クレムリン・カップで)3大会連続の出場なのよ、ちょっと信じられる? 自分でも信じられないわよ~」(キャリアでも初めて3大会連続出場だったらすぃ)とか、「モスクワに来るの、10年ぶりなのよね。もうそんなに経っているなんてシンジラレナ~イ! 自分ではまだ10代の気分なんだけどぉ。でも、前回から10年経ってるっていうのは事実なのよね…こわっ」とか、チューリッヒに来てからのくだりでは、「チョコレートがすっっっっっっごくおいしいのよ! でも、シーッ!! 今日、私が2つも食べたことは内緒にしてて」とか(笑)。 ちなみに、クレムリン・カップ開催中は、クズネツォワと街へ出かけたそうです。ほんと、クズネツォワは人気者やね。セリーナのほうが年上だけど、クズネツォワのほうがセリーナをよしよししている図を妄想してしまいました。
posted by takezoh |16:19 |
テニス |
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Re:〈チューリッヒOP〉決勝はエナン×ゴロヴィンに
僕は、セリーナについては最強の女王時代よりも、決勝で姉ビーナスにどうしても勝てなかった時代の印象の方が強いんですよね。負けて泣いたりしてた時代です。なんかセリーナはあの頃から全然変わってないなぁ(笑)。妹キャラというか何というか……。わりと大人になったヒンギスとは対照的ですね。
posted by バラージ | 2007-10-23 00:32
>バラージさんへ
私もどちらかと言えば、ヴィーナスに負けていた時代のほうが印象に強いというか…姉妹対決で勝っていたのは、なんだかヴィーナスが妹の気を遣っているように見えた。。。っていうと、またリチャード親父に怒られそうなんですけど(笑)。ブログでセリーナ、自分のことを「Your lil' Serena are growing up! (あなたの小さなセリーナは成長してるのよ!)」って書いてましたよ。26歳なんですけどねぇ(笑)。
posted by takezoh | 2007-10-23 22:04


