2007年10月14日

各大会の決勝の行方は?

クレムリン・カップ

 男子は第1シードのニコライ・ダビデンコがここまでオール・ストレート勝ちで、決勝進出いちばん乗り! QFのイゴール・アンドレエフ戦がいちばんビビっていましたが(笑)、7-5/7-5で振り切り、SFはヤンコ・ティプサレビッチを7-6(6)/6-1で下しました。

 決勝の相手はフランスのポール・アンリ・マチュー。マチューは、ここまでホセ・アカスソやシード選手のミハイル・ユーズニーを破って快進撃を見せていたミカイル・ベレー(ドイツ)を、7-5/6-3で退けました。さてさて、ダビデンコはディフェンドできるでしょうか?

 一方、女子はセリーナ・ウィリアムズがスベトラーナ・クズネツォワを7-6(2)/6-1で下し、シュトゥットガルトのリベンジを果たして久々(4月のマイアミ以来)の決勝進出。セリーナと決勝を戦うのは、これまた久々の決勝進出(5月のイスタンブール以来)となったエレナ・ディメンティエワ。ディメンティエワは同胞の後輩、ディナラ・サフィナを、なんと6-1/6-0というスコアで撃破。何があったんだろう(ごめん、ディメンティエワ、そういうつもりじゃ…笑)。

 決勝ではあっさりセリーナが勝ちそうか(ディメンティエワ、勝ったことないもんなー、セリーナに)。

IFストックホルム・オープン

 ツアー最終戦入りを目指すジェイムズ・ブレイクとトミー・ハース。SFに進出したものの、残念ながら、それぞれトマス・ヨハンソン、イヴォ・カルロビッチに負けてしまいました。JBは第1セットを獲りながら逆転負け(スコアはヨハンソンの3-6/6-1/7-6(3))。しかも、JBの5つのマッチポイントを凌いでの逆転勝利。その5つのマッチポイントとは、最終セットの第10ゲーム、4-5で、30-40となったところ、そして、第12ゲーム、5-6で、0-40と3つもマッチポイントを握られたところ、最後はそのゲームでデュースからアドバンテージを1度握られたところだそうです。JB、勝てたよね…もちろん、ヨハンソンがお見事だったということなのでしょうが。

 でもって、カルロビッチはハースに6-4/6-3で勝ったのですが、第2セット最終ゲーム(第9ゲーム)、0-40から4本連続サービスエースって…AIGオープンで見せた、ここぞというときのエース、続いてますねぇ。しかし、負けたものの、ハースはこれでレース・ランキング12位から8位にアップ。JBは逆に9位から10位に転落…いやぁ、ツアー最終戦に向けて混戦が続きますなぁ。


BA-CAテニス・トロフィ

 ノヴァク・ジョコビッチはMMMM(マスターズ・シリーズinマドリッド)に向けて、調子はばっちり? QFではフアン・イグナシオ・チェラに苦戦を強いられましたが(6-3/5-7/7-6(2))、SFではアンドレアス・セッピを6-4/6-3で退け、決勝進出。

 もうひとつのSFは、フェルナンド・ゴンサレスをQFで下したフアン・カルロス・フェレーロと、フェリシアーノ・ロペスとの接戦を制したスタニスラス・ワウリンカだったのですが、ワウリンカの勝利。こちらも7-5/6-1とストレートで決着がついたもよう。それにしても、この大会のSFはジョコビッチ以外、みんなノーシードなんですね。ま、フェレーロはシードがついてもおかしくないし、ワウリンカも頑張ってるからなぁ。

 しかし、リュビチッチもゴンサレスもあんまりポイント稼げなくて残念でした。


PTTバンコク・オープン

 ヴィーナス・ウィリアムズがあっさり今大会も決勝に進出するかと思いきや、なんと、なんと、フラヴィア・ペンネッタがヴィーナスを6-4/7-6(8)で退けた! EUROSPORT.comでも「Pennetta stuns Williams」というタイトルでニュースが出ています。

 記事によると、ペンネッタはヴィーナス相手に臆することなく戦った、とあります。ペンネッタはこの勝利を「キャリアのなかで最も素晴らしい(beautiful)勝利のひとつ」とコメント。ヴィーナスも巻き返してきたときは「勝つチャンスを手放してしまうかもしれない」と思いはじめて、さすがに緊張したらしいのですが、いいプレーを続けることはできたようです。この勝利でペンネッタは優勝への意欲満々(「こんなに素晴らしい選手に勝ったんだから、何だって起こるわ」)。ちなみに、ヴィーナスはミスが多かったようです。最近、連戦なので、ツアーにあんまり出ていないこともあって、かなりのお疲れなんでしょう。

 そんなペンネッタと対戦するのは、台湾の18歳、チャン・ユンジャン。彼女も今後、注目したい10代選手のひとりですからねぇ。まだタイトルのないチャンが勝つのか、それともペンネッタが4つ目のWTAツアータイトルを手にするのか? とりあえずラリーの応酬になることは間違いなさそう。

posted by takezoh |01:45 | テニス | コメント(6) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takezoh/tb_ping/746
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:各大会の決勝の行方は?

 本日の新聞(一般紙)に、例の八百長疑惑の調査が始まったという記事がダビデンコの写真付きで載っておりました。ダビデンコ、初めて写真が新聞に載るのがこんな話題とは……。『テニマガ』にも、ツルスノフやティプサレビッチが誘いの電話を受けたことがある(もちろん断った)と言った、という記事が載ってました。フェデラーはそんな話は聞いたことがないと言ってるそうですが、そりゃあんたは誘わんわ。負けること自体がニュースになる人なんだから。この問題、いったいどうなるのでしょうか? う~ん、心配だなぁ……。

 ビーナスを破ったペンネッタもAIGに来てましたね。準決勝でラザノに負けたんですっけ? なんか地味な方々がビーナスを破ってますなぁ。AIGの法則に則ると、ラザノは来年大活躍ということになりますが、果たして?

posted by バラージ | 2007-10-14 02:18

>バラージさんへ

 そうなんですよね、しかも今回はマレーが物議をかもす発言をしちゃったもんで(これまで、いろんな選手が「そういうことを聞いたことがある」とか、実際に持ちかけられて断った、というような発言はマスコミにしているんですが、マレーは「やっている選手がいる」と言い切っちゃったんですよね、BBCで)、騒ぎが大きくなっています。ちょうど昨日からhΛlさんところでもその話を取り上げられていて、私もコメントを残したので、よろしければご覧になってみてください。

http://red.yh.land.to/t/

 で、私もブログで何度もその後の状況を取り上げようとはしていたんですが、まだ何も明確なことが出てきていないので、静観しているしだいです。で、またちゃんとしたニュースが上がれば、エントリしたいと思います。

 マレー発言については、けっこう他の選手が批判しているようで、マレーも自身の発言を修正しているようです。しかし日本の一般紙にも出るっていうのは、かなりのことですよね。ネガティブな話であることが残念でなりません。

 ペンネッタ、そうなんですよね、SFでラザノに負けたペンネッタです。あの試合、ラザノに負けはしたものの、悪くはなかったので、お疲れヴィーナスを考えると、さほど不思議なことでもないのかなぁ、とは思います。
 ラザノの来年の勝ち上がりは要チェックですね(笑)。

posted by takezoh | 2007-10-14 02:33

Re:各大会の決勝の行方は?

クレムリンカップ男子は、ベレーがキャリア初のSF進出でびっくりしました。(ドイツでは、ミヒャエル・ベレーと言うと思います。)マチューには負けたものの、大健闘です。

それにしても、ドイツのEUROSPORTSサイトでいつも気になるのが選手の名前表記。独自のスペルを使うことがあるのです。
ほとんどの選手はオリジナルのスペルですが、特にロシア系は違う事が多い。VはWに変わるという決まりのようです(Korolew、Tursunow、Dawidenkoなど)。これらはまだほんの一部しか変わらないのですぐに誰かわかりますが、なかなかわからなかったのが、Michail Juschni。わかりますか?ユーズニーです。
発音に基づいているようですが、アルファベットの国なんだから、オリジナルのままでいいのにと思うのは私だけでしょうか。

posted by 美咲 | 2007-10-14 08:55

>美咲さんへ

 ドイツ語発音ではミヒャエルなのですね。覚えておきます、ありがとうございます。
 ドイツ語サイトではなんか名前の表記が違うなぁ、と思ったこと、あります(ドイツ語はさっぱりですが、固有名詞は最初が大文字なのでなんとなくわかる)。たぶん、ロシア語はアルファベットと言っても英語とかのアルファベットとは違って(我々から見たら)特殊文字が多いので、発音で当てはめたほうがいいという判断なのかもしれませんね。
 それにしてもユーズニーはわからんかったです(笑)。中国語も必ず音を当てはめて外来語は漢字になおすし、日本語も音でカタカナになおすし、そういうのは欧米の国の間でも同じなんですね。興味深いお話、ありがとうございます。

posted by takezoh | 2007-10-14 14:40

Re:各大会の決勝の行方は?

>takezohさんへ

レスを読んで気が付きましたが、ロシア人の場合は英語サイトの表記がオリジナルのスペルとは限らないんですね。ロシア語だとロシア独特の文字が含まれているのかな。なるほど、鋭いご指摘です。納得しました。

先ほどクレムリンカップ女子決勝を見ました。デメンティエワ優勝おめでとう!
ラリーでは終始主導権を握っていたものの、第1セットは大事な場面でダブルフォルトを連発してセットを落としました。
第2セットに入ってからはダブルフォルトも減り、ラリーで左右に振ってどんどんセリーナにプレッシャーをかけていきます。
セリーナは攻めのショットがことごとくアウト(オーバー)になり、ラケットを叩きつける場面も。結局第2、第3セットはデメンティエワの圧勝でした。

そして続いてウィーン男子決勝は、第2セットちょっと目を放していた隙にジョコビッチが勝っていました。余裕勝ちですね。
顎ヒゲなんて蓄えて、ますます貫禄が出てきたみたい。これで今季5勝目ですか。おめでとうございます。マドリッドでは疲れが出ないといいですね。

posted by 美咲 | 2007-10-14 21:43

>>美咲さんへ

 欧米諸国のアルファベットも難しいですよね。簡単なところでいうと仏語だとアクサンやリエゾンとかつくはずのものもあるだろうし、独語だとウムライト(しか知らない/笑)とかありますよね。そういうのも本当はついているのかもしれないけど、とりあえず英語のアルファベットに置き換える(というか、そういう符号もとる)、と。いろいろほかの国でも名前表記は苦労しているんだなぁ、と思いました。

 しかし、ディメンティエワが勝ちましたか! わたくし、野球を観ていたので(笑)、ライブスコアをチェックするの、すっかり忘れておりました。サーブ力はなくても(ごめん、ディメンティエワ)さすがハードヒットには強いですねぇ。本領発揮ですね。ホームゲームだったし、きっと応援とかもすごかったことでしょう。レポートありがとうございます。日本での放映、楽しみにしておきます。

 ジョコビッチはすっかりトップランカーとしての安定感&貫禄が出てきたみたいですね。ツアー最終戦が決定しているので、ふと気が抜けて(?)早期敗退というのも考えられなくはないですが、ロディック&ヒューイットという人気選手が欠場なので、マドリッドでも頑張ってほしいです。

posted by takezoh | 2007-10-14 22:02

コメントする