2007年10月13日
ツアー最終戦の出場権を得るのは誰? その1
いよいよ来週から男子はマドリッドでのマスターズ・シリーズ(ムトゥア・マドリレニャ・マスターズ・マドリッド/MMMM)、女子はティアIのチューリッヒ・オープンが始まり、レース・ランキング争い、つまりツアー最終戦をかけての戦いが激化します。 現在、男子ではロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノヴァク・ジョコビッチの3選手が、女子はジュスティーヌ・エナン、スベトラーナ・クズネツォワ、エレナ・ヤンコビッチ、アナ・イワノビッチがツアー最終戦の出場権を得ています。なお、エナンについては、ツアー最終戦どころか、チューリッヒ・オープンを前に、今シーズン世界1位で終了することが決定していますが(WTA公式サイトにニュースが上がっています)、昨年も直前まで激戦になった残りのスポット。今年も予断を許さない状況が続いています。 ということで、男女とも、現在、どのような状況になっているのか、そして誰が残りのスポットに入る可能性があるのかを見ていきたいと思います。
【ATPレース・ランキング】 ※10月8日現在 (1) ロジャー・フェデラー 1171pt (2) ラファエル・ナダル 1012pt (3) ノヴァク・ジョコビッチ 802pt (4) ニコライ・ダビデンコ 485pt (5) アンディ・ロディック 466pt (6) ダビド・フェレール 424pt (7) フェルナンド・ゴンサレス 331pt (8) トミー・ロブレド 327pt (9) ジェイムズ・ブレイク 321pt (10) リシャール・ガスケ 320pt (11) トマス・ベルディッチ 317pt (12) トミー・ハース 316pt (13) カルロス・モヤ 315pt (14) イワン・リュビチッチ 314pt (15) ミハイル・ユーズニー 281pt とりあえずレース・ランキング15位まで書いてみましたが、実質は14位くらいまでの選手での争いになりますでしょうか。 レース・ランキングのポイントはこちら(ATP公式サイトより)を参照してもらうとわかりやすいと思います。 クレムリン・カップ連覇を目指しているダビデンコの場合、優勝すれば50ポイントを稼ぐことになるわけですが、とすると、ドバイの2回戦敗退の5ポイントがカウントされなくなるので、485ポイントに45ポイントが加算されることになります(=530ポイント)。 9位につけているJBもストックホルムで連覇を目指していますが、IFストックホルム・オープンの場合は優勝すれば45ポイント。もしJBが連覇した場合、ここで45ポイントを稼いでも、ヒューストンで稼いだ15ポイントがカウントされなくなるため、レース・ランキングに反映されるのは30ポイントになります(=351ポイント)。 とすると、JBはおそらく今季は残りのマスターズ・シリーズ2大会にしか出場しないと予想される(昨年もそうだった)わけですが、そこでどちらも優勝(200ポイント)しなければ、ダビデンコのポイントを上回ることができません。つまり、ダビデンコはクレムリン・カップを優勝することで、ツアー最終戦のスポットを手にすることになります。 だからといって、JBがツアー最終戦に出られないわけではありません。ダビデンコはクレムリン・カップを優勝しなくても、SFまでは進出していますから(35ポイント獲得、30ポイントがプラスされて515ポイントになる)、まぁ、今現在でもほぼ確定と言っていいかもしれません。 ロディック、フェレールは安全圏にいると言っていいでしょうか。とはいえ、ロディックもフェレールもできれば、MMMMでQF(25ポイント)くらいまでは行きたいところでしょう。少なくとも、MMMMとBNPパリバ・マスターズの両方で3回戦に達しておきたい(各15ポイント、合計30ポイント)ところです。 となると、問題となるのは残り2スポット。7位のゴンサレスから14位までのポイント差はたったの17ポイントしかありません。2つのマスターズ・シリーズで初戦敗退なんてしようもんなら、2ポイントしか稼げない。どちらも2回戦進出ならば14ポイントアップ、どちらか2回戦、どちらか3回戦だと22ポイントアップとなるので、ヘタすると7位と14位が逆になることだって考えられるのです。 ゴンサレスは昨季、終盤に猛追を見せましたが、最後に力尽きて8位にランクインすることはできませんでした。ということで、7位につけている今季は気合いが入っていることと思います。が、しかし、今季のゴンちゃんはいまひとつ読めない。ドロー次第では1回戦敗退という不安がつきまといます。 昨季ツアー最終戦に出場した2人、ロブレドとJBは、今年やや失速していたものの、最近、また調子を取り戻しているようです。しかし、これまたわからんねんな、この二人。それに比べると、勢いがついてきたガスケのほうが期待できるかも?? ま、JBは今週のストックホルム・オープンである程度ポイントが加算されるので、やや一歩抜け出す感じはありますが。 ちなみに、SI.com(スポーツ・イラストレイデッドの公式サイト)でジャスティン・ギメルストフが注目しているのは、リュビチッチとベルディッチ。というのも、インドアで速めのサーフェスは彼らにとってやりやすうから(なお、ギメルストフはロディックまでが安全圏内と書いています)。また、JBやハースにも注目しているもよう。 さて、今季は誰がツアー最終戦入りを果たすでしょうか? 女子はまた明日にでも。
posted by takezoh |17:14 |
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Re:ツアー最終戦の出場権を得るのは誰? その1
こんにちは。
マスターズカップの出場者、上位5人はほぼ決定で、あとの3人はマドリッド、パリの成績次第でしょうね。
いつも受売りになってしまいますが、Tennis.comにも最終戦出場者は誰?という記事が載ってました。
http://www.tennis.com/features/general/features.aspx?id=106834
(もうご覧になってたかもしれませんが)
昨年の顔ぶれと比較すると、ナルバンディアンは圏外、フェレールが当選確実。あとガスケが初出場なるか?BA-CAのQFで負けてしまったのは、リュビチッチにとっては痛いでしょうね。
クレムリンカップでサフィンもツルスノフもシングルスでは負けてしまいましたが、ダブルスでファイナル進出してます!相手もノーシードですし、ここは優勝をねらって欲しいです。
posted by えんつぉ | 2007-10-14 03:10
Re:ツアー最終戦の出場権を得るのは誰? その1
たびたびすみません。
今、ESPN&yahoo!にロディックとヒューイットがMadridを足の怪我のため欠場というニュースを見つけてしまいました。
http://sports.espn.go.com/sports/tennis/news/story?id=3061728
http://sports.yahoo.com/ten/news;_ylt=AiBQ.W9qHqdiLOkFUYU8tjQ4v7YF?slug=ap-madridmasters-withdrawals&prov=ap&type=lgns
ATPのサイトもロディックのnextがLyonになってます。(フェレールのストックホルム欠場の時とかは変わるのが遅かったのに)
ロディックは最終戦出場はほぼ確定でしょうけど、ケガで最終戦欠場なんてことにならないで欲しいです。
posted by えんつぉ | 2007-10-14 03:31
>えんつぉさんへ
いつも情報ありがとうございます。まとめてお返事させていただくこと、ご了承ください。
Tennis.comの記事、さっそく見てきました。「Needs a miracle」とか「Small miracle」とかにちょっと笑ってしまいました。いやいや、もちろん、奇跡を起こさないと(=2大会で優勝するとかしないと)無理なんですけど、なんか面白かったです。
そうですね、ガスケあたりはかなり可能性を秘めているというか、期待ができそうですよね。マスターズ・シリーズが楽しみです。
そして、サフィン&ツルスノフ、チェックするの忘れてました。決勝進出かぁ(しかもこのペアで初めて!)。やっぱりこの二人は、コンビを組むだけで面白そう。いつかこの二人のダブルスを生で観てみたいもんです。AIGにサフィンを連れてきてくれ、ツルスノフ!
そしてそして、なんと、ロディックとヒューイットがマドリッド欠場ですか。怪我、大丈夫なんでしょうか。ロディックは記事にもありましたが、ちょっと前に足を痛めているということだし、今度はひざ。慢性化しているやつなのかなぁ。そして、ヒューイットは足首ですか。練習中とかにどこか痛めたのか、それともAIGのときにすでに何かあったのか。ちょっと心配ですね。
posted by takezoh | 2007-10-14 04:06
Re:ツアー最終戦の出場権を得るのは誰? その1
うっ、ロディックこの大事な時期にまた怪我ですか。
今週は9日、10日とチャリティーイベントでエキジビしてたはずだけど、いつ怪我したんだろう。まだロディックの公式サイトにも情報があがってませんでした。
リヨンにエントリーしているという事はそれほど深刻なものではなさそうですが、気を抜かずに最終戦には絶対に出て欲しいです。
ハースも出られるといいなあ。
posted by 美咲 | 2007-10-14 07:50
怪我やら八百長やら
ヒューイットはおそらくパリも欠場・・・という情報が出てますね。
デ杯の後、休み無しでインドから日本へ転戦。AIGの時に既に体調が良くなかったらしいので、疲れからの怪我なのかも。そういえば、デ杯の練習の時にも(たいした事はなかったけど)サーフェスに足を取られて怪我したみたいな記事がありまし。
これで全豪のシードはすごく厳しいものになってしまいます。嗚呼。
ていうか、ここ何年か、インドアシーズンは殆ど試合してません・・・マドリッドには出場したことすら無いし。
ところで八百長疑惑問題、マレーも問題発言?したりして、なかなか収束の方向に向かいませんね。トップ選手達は何もそんな危ない橋を渡らずとも十分な収入があるでしょうから、まず関わりはないと思いますが・・・
怪我とか八百長とかの話題じゃなくて、もっと楽しい話題で盛り上がりたいものですね。
posted by hisohiso | 2007-10-14 13:27
>美咲さんへ
膝の怪我っていうのが嫌な感じですよね。膝はもう持病みたいなもんだ、っていう話、以前、本人してなかったでしたっけ?
さっきロディックの公式サイトの本人ブログを読むと、その前に怪我した足(かかと)のほうは大きな怪我ではないけど、デ杯までは慎重に…みたいなこと、書いてましたよね。本人としては、ツアーやツアー最終戦よりも、頭のなかはデ杯でいっぱいなのか??? まぁ、ロシアは昨年SFで辛酸をなめさせられた相手ですし、今年は優勝がかかってますから、気持ちはわからなくもないですが。
とにかく、かかとも膝もシリアスでなければいいですね。
ハース、ストックホルム、惜しかった! でもこれで8位、いけるかも!!
posted by takezoh | 2007-10-14 14:22
>hisohisoさんへ
はじめましてでよかったでしょうか。コメントありがとうございます。
そうでしたね、ヒューイットはデ杯のセルビア戦(練習)で、脚を痛めたという話、ありましたね。コートのコンディションが悪かったという。高熱も出しましたし、さらには日本への移動、と。今季はクレーシーズンもかなり頑張っていたので、疲れから、というのはあるかもしれません。本人&ローチと全豪にまずは焦点をあてていたと思うので、オーストラリアで治療に専念してゆっくり休む&トレーニング、というのもいいことなんじゃ、とは思いますが、シードを考えると厳しい状況ですよね…。
八百長疑惑の話は、マレー発言で騒ぎが大きくなってしまったような感じがありますね。おっしゃるとおり、怪我とか疑惑とかそういうネガティブな話がクローズアップされてしまうのは残念です。ほんと、楽しい話で盛り上がりたいです。
posted by takezoh | 2007-10-14 14:32


