2007年08月30日

〈USOP2007〉大会3日目:サフィン、ストレート勝ちも冷や冷やです

 大会3日目、WOWOWデジタル193chでは、デイ・セッション2試合(サフィン、エナン)、ナイト・セッション2試合(セリーナ、フェデラー)の放映がありました。

 が、サフィンがさっさとストレート勝ちしないから(ストレート勝ちはしましたが、もたもたしたので)、エナンの試合は第2セット第5ゲームの途中までしか放映がありませんでした。その後、控えていたヘンマン×ツルスノフの試合も、当然ながら放映されることはなく…。エナンは1回戦も観たし、まぁ、いいのですが、あと1時間延長してくれていたら、ヘンマン×ツルスノフのさわりぐらいは見られたかもしれないのにー。

 と言いつつ、私はエナンの試合、第1セットの途中で、もうまぶたが重くて重くて、録画ボタンを押してから、眠りに就かせていただきました。

【デイ・セッション】

マラト・サフィン(RUS)[25] × フランク・ダンチェビッチ(CAN)[Q] 7-5/7-6(5)/7-6(7)

 この日も快晴、雲ひとつない、というお天気だったのですが、かなり暑そうでした。ダンチェビッチもサフィンも、ベンチで冷たいミネラルウォーターを頭から何度もかけていましたし。特にサフィンのほうは汗だらだらで、表情も、試合だからというのもありますが、厳しい日差しのせいでかなり険しかった。東京はここ数日、雲がち、雨もポツポツ、気温もかなり下がって(私は)肌寒いのですが…。

 それはさておき、そのミネラルウォーター。サフィンも自分専用のスペシャル・ドリンクはあるのですが、大会側が用意したミネラルウォーターも口にしますよね。で、第2セット終了後、ベンチに戻ってそのミネラルウォーターを頭からかぶったあと、口にして…しばらくすると、ぺーっとコートに出した。さらには、ペットボトルを指差して、日傘をさしているボールパーソンになんか言っている。エビアンにいちゃもん?

 前置きが長くなりました。試合の話に戻ります。

 解説の方によると、練習中から、サフィンはストロークがしっくりきていなかったらしい。そんでもって、立ち上がりも悪かったですねぇ、ストロークが。そして、案の定、ミスを連発していました。
 ただ、サーブはなかなか良かった。全体的なパーセンテージは良いとは言えませんが、1stサービスは、相手のダンチェビッチ、あんまり読めてなかったように感じます(なので、第1セットはサフィンの2ndサービスからしかなかなかポイントを奪えていなかった)。

 で、サフィン。第1セットは第1ゲームを除いて、あとのダンチェビッチのサービスゲームは、すべて最初のポイントをサフィンが獲るんです。まぁ、ダンチェビッチもビッグサーバーですから、そこから連続してポイントをなかなか奪えないのはしょうがないのですが、その後、いい形でポイントを奪ったあととか、15-15、30-30に並んでチャンスなのにミスとか、30-40とかにした後のミス。けっこうイージーなものもあったんですよね。これが痛かった(もっと簡単にストレート勝ちできていた、という意味ですが)。

 例えば、第3ゲームは相手の連続ミスでポイントをもらって30-40となる。ここはダンチェビッチがサービスエースを決めてしのいだので仕方ないのですが、デュースから(このゲーム2つ目の)ダブルフォルトでアドバンテージをもらうのに、その後、フォアのダウン・ザ・ラインをネットにかけるミス。私、「う~ん」ってメモってます(笑)。

 例えば第5ゲーム、相手のミスで最初のポイントをもらったのに、次のポイント、フォアを大きくアウトさせるミスで15-15となる。さらに、ダンチェビッチがコートの浅いところにボレーを落としたのにしっかり反応して(余裕を持って)追いつくのですが、フォアでダウン・ザ・ラインに持って行ったパスをアウトにさせてしまう、とか。「もったいなー」とメモりました。

 例えば第7ゲーム、ワイドへのフォアボレーで最初のポイントを獲ると、次のポイント、ワイドへ角度をつけていいフォアを放つサフィン。ダンチェビッチも追いついてなんとかボールを拾うのですが、サフィンはもうネットにつめて、オープンコートも出来ている。が、しかし、ボールを捉えるときのポジショニングがチョイ甘めでバックハンドでのハーフボレーがアウト(わずかではありましたが)。「あー!もったいなー!!」と書きました(笑)。

 それでも、ようやく第11ゲーム、デュースからダンチェビッチのダブルフォルトとミスによってブレイクに成功。自身のサービスゲームは(第1セットは)危なげなかったこともあり、第1セットは7-5で終了。

 第2セット、第1ゲームでまたしてもデュースとなり、サフィン、チャンス。しかーし、フォアのダウン・ザ・ラインをミス(アウト)にすると、次のポイント、2ndサービス、捉えられるはずなのに、強打したバックハンドをネットにかけるミス。サフィン、叫ぶ!! 鍋島アナ、「いつものサフィンにしてみれば、おとなしいほうです」と平然と言う(笑)。

 その後、第5ゲームまでお互いノーチャンスでキープが続きますが、第6ゲーム、サフィンはこのゲーム2つ目のダブルフォルトでダンチェビッチにブレイクを許してしまいます(1つ目のダブルフォルトで0-30とされた後も、フォアボレーをイージーミス!! 0-40から強打せずにコースにしっかり決めに行ったバックでのダウン・ザ・ラインウィナーはお見事でしたが、ここでダブルフォルトですよ。おいおい…。なんか、ちょっと集中力、切れてませんか??)。

 たぶんですねぇ。暑さもあるんだと思うんです(それは相手のダンチェビッチも同じ)。でもって、サフィンにしたら、長い試合になるとフィジカル面でも厳しくなることを考えたんでしょう(しかも、第1セット第3ゲーム、1試合に1回はやるダイビングボレーをやって、右手を地面に打ちつけちゃいましたから。第1セット第7ゲームの後にトレーナーを呼んで、なんか塗ってもらっていました)。気持ちを引き締め直して、第7ゲームをキープした後、第8ゲーム、いいリターンからしっかりとポイントを重ねて、ブレイクバックに成功。そのままタイブレークとなります。

 タイブレークで先にミニブレークしたのはダンチェビッチ。サフィン、ダブルフォルトです。「うわー!」「こらー!」とメモしました。が、ストロークの調子が上がってきたサフィンに対して、ミスが増えてきたダンチェビッチに助けられ、ミニブレークバックに成功。次のダンチェビッチのサーブ、2本目にもラリーからネットに出てボレーを決めると、5-4とリード。さらにダンチェビッチのバックハンドのリターンがアウトになって6-4とセットポイントを握ります。1本、バックハンドをネットにかけてしまって、6-5となりますが、最後はフォアでストレートへいいショットを放って、ダンチェビッチがポジションに戻る前に、今度はクロスへ角度をつけてフォアでウィナー。ふぅ~。第2セットもサフィンが獲りました。

 第3セットは第3ゲームで先にブレイクし、これでようやくさくっと行くかなー?と思ったのですが、直後の第4ゲーム、30-15から、ダンチェビッチのフォアのボールが、(サフィンにはアンラッキーな)ネットイン。次のポイント、ダンチェビッチのフォア、ダウン・ザ・ラインがコーナーいっぱいに入って30-40となると、最後はサフィン、決められるはずのバックハンドボレーをネット。う~ん…ブレイクバックを許してしまいます。

 その後、お互いキープが続いて、第9ゲーム、またしてもサフィン、ピンチ。ミス連発で30-40とされ、サービスウィナーでデュースに戻すものの、ダブルフォルトでダンチェビッチに再びブレイクポイントを与えてしまう。おいおい…。
 それでも、1stサービスの確率が上がってきたサフィン。ここはいサーブを入れてリターンをまともに許さず、最後はワイドへのサービスエースで何とかキープ。

 なのに! 第11ゲーム、ダンチェビッチにフォアボレーをうまく決められると、ダブルフォルトで0-30、サフィンのバックハンドボレーをサイドアウトさせるミスで0-40となると、またしてもダブルフォルトでダンチェビッチにブレイクを許す。あれまー。

 ここでがっつりと集中力を増してギアを上げたサフィン。ラリーでのストロークが冴える、リターンも冴えるで3ポイント連取。「なぜそれをさっきやらないのだー!」とメモったことは言うまでもありません。ダンチェビッチもラリーからウィナーを2本奪って2ポイント挽回しますが、最後は、サフィンにウィナーを決めるチャンス! フォアのダウン・ザ・ラインへのパス、強打して、ぎりぎりコートに入りました。ひょー、危ねー。。。

 第3セットのタイブレークはお互いミスが少なく、見ごたえありました。サフィンがリードすると、ダンチェビッチが追いつき、追い越す。そしてサフィンが追いつき、追い越す。ダンチェビッチがイーブンに戻して、追い越すか…と思われましたが、サフィンが見事なバックハンドのダウン・ザ・ラインでポイントを奪って7-6とリードすると、最後はセンターへのサービスエースで締めくくりました。

 あ~、長かった。
 要所で気合い入れてたら、もっと簡単に勝てたでしょー!!
 なんていう文句はサフィンに言っても無駄ですか(笑)。

 そりゃあ、まぁ、ダンチェビッチはこの夏、急成長しております。
 ストロークも強烈な一発がありながら、柔らかいボールでうまくかわしたりもできます。

 が、もうちょっと楽に勝てていたと思いますし、1回戦だぜー、サフィンよ。
 ワウリンカもいいストローカーだから気をつけないと、やばいです。
 一応、君はUSオープンのタイトル、持ってんだから(それも、サンプラスに続く最年少記録じゃなかったっけか?)。ナダルまではもうちょっとサクサク行かないと!!

 よろしくお願いします。

posted by takezoh |21:11 | USオープン2007 | コメント(4) | トラックバック(0)
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Re:〈USOP2007〉大会3日目:サフィン、ストレート勝ちも冷や冷やです

 サフィン、危なかったですねぇ。ライブスコアをチェックしたら、第1セット7-5、第2セット2-5になってて、「おいおい、1回戦からかよ」と思ったんですが、最終的にはストレート勝ちしたようで何よりです。しかし今後大丈夫なんでしょうか?

posted by バラージ | 2007-08-31 00:22

Re:〈USOP2007〉大会3日目:サフィン、ストレート勝ちも冷や冷やです

試合の臨場感もさることながら

それを見ている人の白熱ぶりも伝わってきて

大変面白いですね(笑)

posted by KenKen | 2007-08-31 01:02

>バラージさんへ

 もう、本当に(怒/笑)! 第2セット獲られていたら、かなり危険でした。集中すべきときに集中できないところ、何とかなりませんかね(と、バラージさんに聞いても仕方ないんですけども/笑)。チャンスなドローと思うだけに、またしてももどかしい思いをさせられそうです。

posted by takezoh | 2007-08-31 01:50

>KenKenさんへ

 ありがとうございます。完全にダンチェビッチ無視の内容ですけども(笑)。サフィンにはハラハラさせられるというよりも、イライラさせられます(笑)。何回か舌打ちしてしまいました。

posted by takezoh | 2007-08-31 01:52

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