2007年08月12日

〈RM〉嫁のぶんまで頑張りました(最終回)

ロジャー・フェデラー[1] × ラデク・ステパネク 7-6(6)1/6-2

 頑張ったよ、ステパネク(うん、うんと頷く/笑)。

 ステパネクはハーフボレーの処理がお見事でした。
 1度で決めるのではなく、柔らかく、深く返す。
 ネットでのポジショニングも素晴らしく、フェデラーに簡単にはパスを抜かせませんでした。
 そのせいか、第2セットでは、タイミングをずらして(詰められる前に)パスを抜く以外に、しっかりとポジションに入っているステパネクに対して、ボディを狙うパスも何本か見られました。

 が、やはりフェデラーを追い込むことはできませんでした。

 ポイントを簡単に獲らせてくれないときに、どう対応するか。
 フェデラーはそれを試合中に解決して、試合が進むごとに相手を引き離していく。
 それが可能なだけの技術があればこその試合運び、まぁ、このあたりはいつものことですね。

 立ち上がりこそ、なかなか1stサービスが入らず苦労していましたが、ブレイクされそうになったときや、タイブレークでの1stサービスの確率、サービスエースはさすがです(そして、最終的に1stの確率もアップ&エースの本数も増えました。最後もエース連発で試合終了です)。

 なかなかつけ入ることができないフェデラーの隙に入れそうで、深くまでは入れなかったステパネク。終わってみれば、フェデラーの快勝となっていた、という感じでした。

 シンシナティもUSオープンも、このままフェデラーが優勝しそうだなぁ。

 以下、試合を観ながらメモった試合内容です。

【第1セット】

第1ゲーム (サーブ=フェデラー)
2ndサービスにステパネクのバックハンドのリターン(RT)がアウトで15-0。
2ndに、ステパネクのフォアRTがネットで15-15。
ステパネクのフォアのクロスが深く、フェデラーとれず、15-30。
センターへのサービスエース(SA)で30-30。
2ndに対してステパネクのバックRTがアウトで40-30。
ステパネクのバックハンド、ダウン・ザ・ライン(DTL)がネット。
フェデラーキープ。

第2ゲーム (S=ステパネク)
ステパネクがバックのドロップショット、ライン際に落とすも、フェデラーが拾って、フォアでDTLパス。これがウィナーで0-15。
1stサービスからステパネクはS&V、フェデラーのフォアRTがネットにかかって15-15。
1stサービスに、フェデラーのRTがネットIN、ステパネク、それをフォアでDTLへ。フェデラーのバックハンドがネットにかかって30-15。 
ラリーからステパネクがバックをネットにかけて30-30。
フェデラーのバックRTをステパネクがウォッチするもジャッジはIN。ここでステパネク、チャレンジを要求。リプレイはアウトで、ステパネクのポイント、40-30。
1stサービスに、フェデラーのフォアRTがネットで、ステパネクがキープ。

第3ゲーム (S=フェデラー)
ステパネクがバックでのドロップショット、フェデラー拾う。それをステパネクがバックDTLパスを試みるもサイドアウトして15-0。
2ndサービス、ステパネクのバックRTのタイミングはやく、フェデラーのクロスへのバックがサイドアウト、15-15。
ステパネク、ストレートへ切り返したフォアがネットにかかって30-15。
フェデラーのフォアクロスがコーナーいっぱいに入る、ステパネク、チャレンジするも判定はオンラインで40-15。
2ndサービス、ステパネクがフォアでクロスへ早いタイミングで叩き、フェデラー獲れず、40-30。
1stサービスがセンターに入って、ステパネクのフォアRTがアウト。
フェデラー、キープ。

第4ゲーム (S=ステパネク)
1stサービスに、フェデラーのフォアRTがネットで15-0。
フェデラーのRTをフォアでワイドへ持っていくもサイドアウトで15-15。
ネットINしたフェデラーのRTを柔らかくワイドへ返すステパネク。フェデラーのパスにもロブにも反応するも、最後はフォアのクロスパスがわずかにアウトで15-30。
1stにフェデラーのフォアRTがネットで30-30。
1st、フェデラーの浅いリターンをローボレーでワイドへ返すも、フェデラーにバックでDTLにパス抜かれる。30-40。
1st、ワイドへのサービスウィナーで40-40。
1stからサーブ&ボレー(S&V)、フェデラーがバックでDTLパス抜く、40-A。
センターSAで40-40。
ラリーからステパネクのバックのスライスがネットで40-A。
2nd、フェデラーのバックRTがアウトで40-40。
1st、ワイドへのサーブにフェデラーのフォアRTがネットでA-40。
バックでの打ち合い、ステパネクがネットして40-40。
1stサービスをボディに持っていきS&V、フェデラーのバックハンドのロブがアウトでA-40。
ステパネクのバックハンド、ストレートへのアプローチ深く、フェデラーのフォアDTLパスがわずかにアウト。ステパネク、粘り勝ちでキープ。

第5ゲーム (S=フェデラー)
フェデラーがステパネクフォアストレート(逆ついて)ウィナー、15-0。
ワイドへのSAで30-0。
センターへのSAで40-0。
1stからのRTを返してネットに出るも、ステパネクが絶妙なロブでウィナー奪う、40-15。
センターSAでフェデラーキープ。

第6ゲーム (S=ステパネク)
1stサービスに対して、フェデラーがフォアRTをDTLへ。これを逆にステパネクがバックでDTLに切り返してウィナー奪う、15-0。
1stサービスからS&V、フェデラーがバックでクロスへパス。いいコースだったものの、ステパネクのバックハンドボレーが深く入ってウィナーになる、30-0。
1stサービス、フェデラーのRT浅くなり、ステパネク、バックハンドでクロスへウィナー、40-0。
2ndサービスに対するフェデラーのバックハンド、クロスへのRTがネットで、ステパネク、キープ。

第7ゲーム (S=フェデラー)
フェデラーのバックハンド浅いボールを、ステパネクがバックでショートクロスへ叩いて、フェデラー返し切れず、ウィナーとなる(ステパネク、ガッツポーズ)、0-15。
ラリーからフェデラーがバックハンドをネットにかけて0-30。
ステパネクがフォアでセンターからワイドへ強打、フェデラーのバックハンドがアウトで0-40。
2ndサービスに対してステパネクのフォアアRTがフレームショット(サイドアウト)で15-40。
フェデラー、フォアでアプローチショット&バックのクロスボレー、ステパネクがフレームショットでボール返らず、30-40。
ワイドへのSAで40-40。
フェデラー、正面へのパスをバックボレーで上手く処理してA-40。
ステパネク、フェデラーを後ろへ下げたところでうまくフォアでドロップショット、フェデラーとるも、待っていたステパネクがバックDTLパスで40-40。
1stサービス、ステパネクのRT浅く、フェデラーがフォアでクロスへウィナー、A-40。
ワイドへのSAでフェデラー、キープ。

第8ゲーム (S=ステパネク)
1stからS&Vでフォアのボレーがワイドへ決まって15-0。
フェデラーのバックハンドのドロップショットをとるステパネク、ロブをスマッシュして15-15。
2ndからS&V、フェデラーのロブがアウトで30-15。
センターへのSAで40-15(フェデラー、チャレンジ失敗)。
1stからS&V、フェデラーのバックDTLパスがアウトで、ステパネクがキープ。

第9ゲーム (S=フェデラー)
2ndから、ステパネクのクロスへのバックRTがわずかにサイドアウトで15-0。
ステパネクのワイドへのフォアがサイドアウトで30-0。
センターSAで40-0。
1stになんとか届いてリターンするも、浅く浮いて、フェデラーすかさずネットにつめクロスへフォアのボレー、キープ。

第10ゲーム (S=ステパネク)
2ndからネットにつめるステパネク、フェデラーのロブをスマッシュ。フェデラーとるもアウトで15-0。
ダブルフォルトで15-15。
1st、浮いたフェデラーのRTをバッククロスへ叩く、フェデラーのバックがアウトで30-15。
ステパネクがバックでドロップショット、フェデラー拾うもネットにかかって40-15。
1stからS&V、フェデラーはボレーを拾うもフォアはアウトでステパネクがキープ。

第11ゲーム (S=フェデラー)
センターSAで15-0。
センターへの1stサービス、ステパネクのフォアRTがアウトで30-0。
フェデラー、フォアのボレーをバランス崩してネットにかける30-15。
1stサービス、ステパネクのフォアRTがネットで40-15。
ワイドへの1st、ステパネクのフォアRTがネットで、フェデラーがキープ。

第12ゲーム (S=ステパネク)
2nd、ネット際の攻防をステパネクが制す! 観客、大拍手! 15-0。
1stからS&V、柔らかく、フォアのドロップボレーでウィナーを奪って30-0。
ワイドへのSAで40-0。
1stからS&V、バッククロスボレー深く、フェデラーのバックパスがネットで、ステパネクがキープ。

タイブレーク
フェデラーS:ラリーからステパネクがバックDTLをアウト、F1-0S。
ステパネクS:1stサービス、フェデラーのバックRTがアウトでF1-1S。フェデラーのバックDTLパスをボレーするも、バックのクロスパスは対応できずにF2-1S。
フェデラーS:ステパネクのフォアアウトでF3-1S。長い、長いラリー、先に仕掛けたのはフェデラー(フォア回り込んでのDTL)。ステパネクがそれをフォアでクロスへ切り返し、最後はフェデラーがフォアをネットにかけてF3-2S。
ステパネクS:1stからS&V、フェデラーのバックDTLパスがアウトでF3-3S。2nd、フェデラーのバックハンRTに対してステパネクがバックボレーをネットにかけてF4-3S。
フェデラーS:2ndサービス、ステパネクのバックRTがアウトでF5-3S。1stワイド、ステパネクのフォアRTがアウトでF6-3S。
ステパネクS:フェデラーのクロスへのバックハンドパスがネットしてF6-4S。1stからS&V、フェデラーのパスボレー、最後はフェデラーの深いロブをオーバーヘッド! F6-5S。
フェデラーS:ラリーからネットにつめるステパネクに対して、バックのクロスパスがアウト! F6-6S。センターへの1st、バックで反応するもRTはネットでF7-6S。
ステパネクS:2ndでS&Vするも、フェデラーのワイドへのリターンのほうが速く、これがリターンエース(パス)となり、フェデラーが8-6でタイブレーク制す。

【第2セット】

第1ゲーム (S=ステパネク)
ステパネク、バックDTLでネットにつめて、ワイドへフォアのボレー決める、15-0。
ステパネクがフォアをアウトさせて15-15。
1stサービス、フェデラーのフォアRTがアウトで30-15。
ネット際で処理したステパネクのボールが深い、最後はスマッシュウィナーで40-15。
バックハンドのアプローチをわざと短く逆スライスかけて落とすフェデラー、ステパネク、これをとるもフォアアウトで40-30。
バックハンド、クロスへのアングルでステパネクを外に追い出し、フォア回り込んでストレートへ打つもネットで、ステパネクがキープ。

第2ゲーム (S=フェデラー)
2ndサービスからステパネクはリターンダッシュするも、フェデラーのバックDTLパスがウィナーで15-0。
1st、強烈。ステパネクのフォアRTがフレームショット、ボールは客席に。30-0。
1stへのステパネクのRTに対して、フェデラーのバックハンドクロスがアウト(フレーム)30-15。
センターへの1stサービス強烈で、ステパネクのフォアRTアウト、40-15。
2ndサービス、ステパネクのバックハンドRTアウトでフェデラーキープ。

第3ゲーム (S=ステパネク)
1stワイド、フェデラーのフォアRTがはじかれて15-0。
ステパネク、フェデラーのバックDTLパスに反応するもボレーアウトで15-15。
1stワイド(S&V)するも、フェデラーのクロスへのフォアRTがパスウィナーになる、15-30。
1stサービス、フェデラーのバックRTがクロスへ短く入る、ステパネクのバックローボレーがネットで15-40。
フェデラーのバッククロスパスがウィナー(お見事!)となり、フェデラーがブレイクに成功。

第4ゲーム (S=フェデラー)
センターSAで15-0。
2ndからS&Vするも、ステパネクのバックDTLリターンがパスウィナーとなり15-15。
2ndサービス(センター)、逆つかれたステパネクのフォアRTがネットで30-15。
センターSA(逆つかれた)40-15。
フェデラーのワイドへのフォアがサイドアウトで40-30。
センターSAでフェデラーがキープ。

第5ゲーム (S=ステパネク)
1stからS&V、2回目のボレーでフェデラーのクロスへのバックハンドパスにネット、0-15。
フェデラーがステパネクのボディへパス、ステパネクはボレーはじかれてボールはアウト、0-30。
またもフェデラーはステパネクの正面へパス、ステパネク、ボレーをネットにかけて0-40。
ステパネクのバックボレーを拾うも、バックハンドがアウトで15-40。
2ndサービス、フェデラーのバックRTがネットで30-40。
1stからS&V、フェデラーのバックでのクロスパスがわずかにアウト。しかし、フェデラーがチャレンジ成功でブレイクも成功。

第6ゲーム (S=フェデラー)
フェデラーが絶妙なバックハンドのハーフボレー。ウィナーとなり15-0。
ステパネクのクロスへのバックがネットで30-0。
1stサービス、クロスへのフォアRTがサイドアウトで40-0。
ワイドSA(主審も見てなかった。おいおい、こんなにアウトしてたぞ、とステパネク。打ったフェデラーもアウトだろ、という表情で苦笑い)もステパネクチャレンジ成功。2ndサービスとなる。ラリーからフェデラーのフォアがアウトで40-15。
浅いフェデラーのボール、前へつめてダイレクトでフォアでとるもネットにかかる、フェデラーがキープ。

第7ゲーム (S=ステパネク)
ステパネクの上げたロブを追いかけてとるも、これがアウトで15-0。
2ndサービス、フェデラーのバックRTがフレームショット、アウトで30-0。
グラウンドスマッシュを決めて40-0。
ステパネクのバックでのドロップショットを拾うも、アウトとなり、ステパネクがキープ。

第8ゲーム (S=フェデラー)
ステパネク、せっかくバックでDTLへいいところ入れたのに、バックボレーをネットにかける、15-0。
1stサービス、バックRTがネットで30-0。
センターSAで40-0。
センターSAで試合終了。

posted by takezoh |05:05 | テニス | コメント(8) | トラックバック(0)
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(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:〈RM〉嫁のぶんまで頑張りました(最終回)

嫁の分まで・・・最終回になってしまいましたね。録画をしてまだ見てませんが相変わらずの詳細レポートご苦労さまです。

ジョコビッチ旋風吹きまくってますよね~決勝戦楽しみですが、放映時間が・・・仕事に行く身には辛い時間です。

posted by rieechan | 2007-08-12 10:24

Re:〈RM〉嫁のぶんまで頑張りました(最終回)

 ステパネクも善戦したようですが、やはり結局はフェデラーだったようですね。相変わらず強い! そしてジョコビッチがきましたね~。ナダルは決勝進出なりませんでしたか。
 最後に残念なニュースですが、ステパネクとヒンギスが婚約を解消したそうです。やっぱり現役選手同士というのは難しいのかもしれませんねぇ(コナーズとエバート然り、ヒューイットとクライシュテルス然り……成功したのはアガシとグラフくらい? でもグラフは婚約してすぐ引退しちゃったから、現役同士とは言えないか)。結局、嫁にはなりませんでした。

posted by バラージ | 2007-08-12 12:53

Re:〈RM〉嫁のぶんまで頑張りました(最終回)

ステパネクとヒンギスの件、この記事でしょうか。
http://www.tennis.com/news/news.aspx?id=98590

うーん。しかしヒンギスと別れた途端?にこの大躍進。これでまたヒンギスは「テニス界のブラックウィドー」って言われちゃうんでしょうか。残念。

posted by momo | 2007-08-12 13:06

>rieechanさんへ

 ステパネク劇場、SFで終了してしまいました。残念でした。
 ジョコビッチ、これからGSでもマスターズでも、SFや決勝の常連になりそうでしょうか。

 北米での試合は時差が半日以上あるので、通勤される方はライブ中継あるとはいっても、なかなかタイムリーにご覧になれないですよね。USオープンもデイ・セッションはきついです。

posted by takezoh | 2007-08-12 13:22

>バラージさんへ

 えええっ! 本当ですか。
 それはちょっと驚きですね。ヒンギス、左薬指の大きな石、キラキラさせていたのに…。おっしゃる通り、現役選手どうしは難しいですね。プライオリティがツアーで、離れている時間も多いですから。ベルディッチとサファロバも、そのうちやっぱり別れてしまうんでしょうか…。
 嫁シリーズ、崩壊してしまいました(苦笑)。

posted by takezoh | 2007-08-12 13:26

>momoさんへ

 記事情報、ありがとうございます。ステパネクとヒンギスって確か幼なじみなんですよね?まぁ、今後もいい友人関係でいるには問題ないという感じでしょうか。
 ほんと、ヒンギスのブラック・ウィドー伝説は健在ですか。ちょっとお気の毒です。

posted by takezoh | 2007-08-12 13:28

Re:〈RM〉嫁のぶんまで頑張りました(最終回)

 ステパネクとヒンギスの婚約解消は、テニス365に既に載ってましたので、そこで知りました。

posted by バラージ | 2007-08-12 13:58

>>バラージさんへ

 ほんとですね、もう上がっている。情報ありがとうございます。どうりで、観戦(応援)に来ている様子がないなと思っていました(スタンドを抜いたカメラ、コーチばっかり映していたので)。記者会見を読むと、大会側が(ステパネク本人の口からではなく)婚約解消を発表、「これからもいい友達でいる、ということだけお知らせします」と言っていました。

posted by takezoh | 2007-08-12 14:12

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