2007年08月11日
〈RM〉嫁のぶんまで頑張ってマス
ロジャー・フェデラー[1] × レイトン・ヒューイット 6-3/6-4 第1セットは、早い段階からブレイクチャンスをつかもうと、フェデラーがリターンでヒューイットにプレッシャーをかけ、第6ゲームでブレイクに成功。そのまま第1セットを奪取。そして、第2セット、ヒューイットはダブルフォルトで最初のゲームを落としてしまいます。それでも、ヒューイットは持ち前の粘り強さを発揮し、第4ゲーム、ブレイクバックに成功。2-2のタイに持ち込みます。これにはモントリオールの観客も沸いたそうです。 しかし、やっぱりフェデラーは強かったか。第7ゲームでブレイクに成功。 サービング・フォー・ザ・セットでヒューイットも果敢にネットに出ていたようですが、フェデラーは2度目のマッチポイントを獲って、試合終了となりました。
あっさりフェデラーが勝利したようなスコアですが、試合後のフェデラーいわく「タフな試合だったと思う。スコアでは僕が試合を支配していたように見えるかもしれないけれど、第1セットだけで45分かかったからね。どちらにもチャンスはあった。ただ、重要なところでいいサーブが入ったから、終盤には自分のペースになった。第2セット、ブレイクバックを許したとき、(過去の対戦と同じように)厳しいものになるぞ、と思った。それでも、今日はサーブも良かったからね。フォアハンドも良かったから、ベースラインからのプレーをいつも以上に意識していた。僕の側から見たら、今日は素晴らしい試合になったと思うよ」とのことです。 タフと言いつつ、重要なポイントをサーブで獲れる&フォアハンドが良い=完璧じゃないですか? でも、ヒューイットも見せ場を作ったようですし、今年はクレー・シーズンあたりから調子上向きであることには違いありません。昨年はロディック復活(?)の年になりましたが、今年はヒューイット復活と願いたいものです(もしそうであれば、シンシナティはヒューイットが優勝したりなんかして?)。 ラデク・ステパネク × ニコライ・ダビデンコ[4] 6-4/7-5 きました、きました、ステパネクが。 ダビデンコが負けたのはガッカリですが、いまのステパネクなら許す(笑)。 第2セット第10ゲーム、ステパネクはサービング・フォー・ザ・マッチでダビデンコにブレイクを許してしまうものの、直後にブレイクし返し、第12ゲームはしっかりキープ。この大会で初めてSFに進出することになりました。 試合後のコメントで、ステパネクはこうコメントしています。「ウィンブルドンのあとに、決めたことがある。今シーズンは、もう半分が過ぎた。この6ヶ月で、3回戦に進んだのはたったの1度だけだ。少し休みをとってから、ハードな練習をこなし、グシュタード(アリアンツ・スイス・オープン)の予選に出て、少し試合に慣れようと決心したんだ。それがうまく行き、グシュタードでSFに進出して、LAの大会では本戦から出場し、優勝することができた。ワシントンDCもいい大会になった。この半年間、努力したことが実ったと思う。辛抱づよく練習をこなしたことが、ようやくここに来て、結果として出たんだ」。 よかった、よかった。おめでとう、ステパネク。 次はフェデラーとの試合なので、勝つチャンスは少ないかもしれませんが、0%ではありません! ハンチュコバの病気でダブルスを棄権することになったし、嫁(まだ結婚してないけど)もきっと、スタンドで観戦してくれることでしょう。いいところを見せてあげてください! ノヴァク・ジョコビッチ[3] × アンディ・ロディック[5] 7-6(4)/6-4 ベビー・ボールズ世代とニュー・ボールズ世代の初対戦は、ジョコビッチに軍配が上がりました。 立ち上がりはロディックのほうが押していたらしいのですが、(そして、先にブレイクしたそうです)。しかし、その後、ジョコビッチにブレイクバックを許す。またしてもダブルフォルトで。1試合に1本ぐらいしかダブルフォルトしないのに、そこで出るか。…訂正です。チャンスを生かせず先にブレイクを許したロディック、ジョコビッチのサービング・フォー・ザ・セットでブレイクバックに成功(ジョコビッチがダブルフォルトで落とした)して、タイブレークになったとのことです。 スタッツを見ると、ロディックはあまりサービスエースが獲れていません(5本)。逆にジョコビッチは13本ものサービスエースを放ちました。読みの良さの違いでしょうか。ジョコビッチは、試合前からリターンでロディックのリズムを崩したいという思いがあったようですが、見事にやってのけました。 あと、ロディックは線審のジャッジに不満があったようで、主審に何度もクレームをつけたり、チャレンジもよく要求していたとのこと。ジョコビッチをなかなか崩せないイライラというのもあったのかもしれません(昨日のハイライトでは、ロディック、いいプレーしていたのになぁ。まぁ、ハイライトですし、少ししか映像はありませんでしたが。この試合を観ていないのにこんなことを言うのも何ですが、全豪QFまでは、オールド・ロディックから脱却しつつありましたが、フェデラー・ショックのせいか、最近はニュー・ロディックと騒がれたときのようなプレーが影を潜めているような気がします)。 試合後、ジョコビッチは「今日はサーブがとてもよかった。ロディックのような選手と試合をするときには、とても重要なことだ。それに、今日はリターンの出来もよかった。特に第2セットでのリターンがね。それで彼にプレッシャーをかけることができた」とコメントしていることからも、ロディックがサーブからうまくリズムを作れなかったことが表われていると思います。 それにしても、ジョコビッチは、今年のはじめぐらいに比べて、どんどん、1回戦の戦い方、2回戦の戦い方、というように、SFや決勝へピークを持っていく術を身につけつつあると思います。不動の1位・2位の差が縮まりつつある今、そこへジョコビッチが割って入る日もそう遠くないかもしれませんね(ま、判断するには時期尚早でしょうが、今年のUSオープン、そして来年にかけて、それがもっとクリアに見えてくると思います)。 ラファエル・ナダル[2] × フランク・ダンチェビッチ[W] 4-6/6-2/6-3 QFのほかの3試合とも、ライブスコアを見られず、唯一、ナダル×ダンチェビッチの試合だけは、第2セットに入ったところでライブスコアをチェックすることができたのですが、ダンチェビッチが第1セットを獲っていてビックリ。 しかし、やっぱりナダルも強かった。 第2セット、先にナダルにブレイクを許しながらも、何度もブレイクバックのチャンスもありましたが、ナダルがワンチャンスをモノにして、2ブレイク・アップ。ナダルが第2セットを奪い返し、第3セットは1度もダンチェビッチにブレイクチャンスを許すことなく、SFに進出しました。 試合後、ナダルは「第1セットを失って、第2セットの立ち上がりでブレイクポイントを握られたときは、負けるかもしれないと思った。でも、それと同時に、集中して、カムバックすることを考えた。チャンスを掴んだら、それを生かそう、と。相手はとてもいいプレーをしていたから、勝てて嬉しいよ」とコメント。観客については「素晴らしい。雰囲気もとてもよかった。もちろん、彼の応援のほうが多かったけれど、僕にも敬意を払ってくれていた。明日は僕のほうの応援が多いといいね(にっこり)」と語っています(きっと、ベルダスコ戦がすごかったから、こういう質問になったのでしょうね。まぁ、ナダルだったから、というのもあるかもしれません。ベルダスコ、ご愁傷様です)。 マチュー戦のハイライトを見る限り、ハードコートでは弱点になっていた(と私が勝手に思っている)ナダルのフォア側のアングル(相手がフォアに回りこんでワイドへアングルをつけてハードヒットするボール)も対応しはじめていますから、ジョコビッチもマイアミのときのようにはいかないでしょう。 さてさて、ナダル×ジョコビッチの試合、どちらに勝利の女神は微笑むでしょうか?
posted by takezoh |12:58 |
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Re:〈RM〉嫁のぶんまで頑張ってマス
ジョコビッチは勢いがありますね。この勢いのまま突っ走ることが出来るかどうか、仰る通り全米から来年頭くらいにかけて答えが出そうですね。
ヒューイットに関するラフターの発言ですが、懐疑的というよりは現実的という風に私は感じました。ファンの私だって年齢的にもヒューイットがこれから圧倒的に強くなるとは(残念ながら・・・)思ってませんし。ラフターの発言はしごく冷静なものだと思います。よく読めば別に否定しているわけではなくて「そう簡単に復活できるもんじゃないよ」というようなニュアンスかなーという気がします。
ダビデンコとロディックが覇気が無い感じで気になりますが、やっぱりモントリオールのヒーローはステパネクですよね!これでフェデラーに勝っちゃったりしたら最高なんですが・・・
posted by momo | 2007-08-11 19:08
Re:〈RM〉嫁のぶんまで頑張ってマス
ロディック残念でした。
第1セットで先にブレークしたのはジョコビッチです。6-5としてサービングフォーザセットを迎えたのですが、ロディックもブレークポイントまで粘ってジョコビッチのダブルフォルトでタイブレークになりました。この勢いでタイブレークを取れなかったのが痛かった。第2セットもジョコビッチが先にサービスキープして5-4となったところまでは頑張っていたのですが、ここで集中力が切れてしまったのか、簡単にポイント先行を許して、ブレーク=試合終了となりました。
第1セットは明らかにロディックが押していたのですが、ここぞという時に攻めきれない。プレー自体は3試合の中で一番良かったと思うだけに悔しい敗戦でした。
ロディックにはシンシナティで頑張ってもらいます。そして応援すべく、私も明日シンシナティに旅立ちます。
posted by 美咲 | 2007-08-11 20:56
>momoさんへ
確かに世界1位に返り咲くというのは、ヒューイットに限らず、そのほかの同世代の選手(サフィンとかロディックとか。ついでにナルバンディアンも)にとっては難しいですし、おっしゃる通り、ラフターの発言は現実的な意見なのかもしれませんね。今の勢力図とこれからの若手の台頭を考えても、ニュー・ボールズ世代たち本人たちも(トップ10入りはまだ現実的としても)世界1位を目指すというよりは、GSタイトルという感じでしょうか。
ステパネク、ダビデンコ戦のハイライトはネットでのいいポイントが映されていました。フェデラー相手に、ネットでたくさんポイントが獲れれば、ひょっとして、ひょっとするかも? ぜひ頑張っていただきたいです。
posted by takezoh | 2007-08-11 21:49
>美咲さんへ
あ、すいません。読み違えていました。あとで試合内容、訂正しておきます。
ロディックの試合内容、悪くなかったのですね。バグダティス戦よりもよかったということは、調子は上がってきているということでしょうか。これからジョコビッチとの対戦が増えていくと思いますから、マレーにリベンジしたように、ジョコビッチにもリベンジするロディックが観てみたいです。
そして、シンシナティへ行かれるのですね! 勝ち試合をたくさん観られるといいですね。お気をつけて行ってきてください。
posted by takezoh | 2007-08-11 21:53
Re:〈RM〉嫁のぶんまで頑張ってマス
やはりフェデラーの壁は厚かったか……。13本のサービスエースを決めたとのことで、ウィンブルドン決勝でもそうでしたが、いざというところでいいサーブを叩き込めるのは大きいですね。杉山選手は、球速はロディックの方が上だけど、球種やコースへの打ち分け・フォームからの読みにくさなど、総合的に考えるとフェデラーがベストサーバーだと言ってました。
ロディックがジョコビッチに敗れ、サフィンもまたナダルに敗れ、世代交代が徐々に始まりつつあるのかもしれませんね。しかしヒューイットやフェレーロも含めて、ニュー・ボールズ世代にもまだまだがんばってもらいたいところです。
決勝はやはり何だかんだ言って今大会もフェデラー対ナダルとなるのでしょうか。
posted by バラージ | 2007-08-11 23:10
>バラージさんへ
私もフェデラーがベストサーバーだと思います。あれでロディックの球速があれば、もう誰もブレイクできません(笑)。
ナダルらの世代の台頭が目覚しいですが、やっぱりニュー・ボールズ世代にはまだまだ頑張ってもらわないと面白くないですよね。サフィンもヒューイットもロディックも、みんな華がありますし、世界中のファンも期待を寄せていると思います。それぞれがまたGSタイトルを獲る日を辛抱強く待つことにします。
決勝は…ナダル×ジョコビッチ、私はジョコビッチを予想します。
posted by takezoh | 2007-08-11 23:52


