2007年08月09日
〈RM〉ガスケが敗退、サフィンはベーグル献上で敗戦(涙)
ロジャー・フェデラー[1] × イヴォ・カルロビッチ 7-6(2)/7-6(3) ファビオ・フォニーニ[Q] × アンディ・マレー[13] 6-2/6-2 レイトン・ヒューイット × ジェイムズ・ブレイク[9] WO. ドミニク・ハーバティ × トミー・ロブレド[7] 6-2/6-4 マレーが負けてしまいました。予選から勝ち上がってきた選手にストレートで。 立ち上がり、いきなりフォニーニにブレイクを許してしまったようなのですが、その後、0-40とブレイクバックのチャンスがありました。しかし、それを生かせなかった。でもって、相当、フラストレーションがたまっていたようで、フォニーニのサーブがレットになったのに(というか、マレーはレットを示す電子音が聞こえたと思ったらしい)主審にレットを取ってもらえなかったシーンでは、主審に詰め寄ったそうです(主審が「何も聞こえなかった(からレットではない)」と言うと、マレーは「あんたが集中してないからだろ」と言ったとか)。 第2セットもフォニーニに先にブレイクを許したマレー。第4ゲームでブレイクバックのチャンスがやってきましたが、ここでもブレイクできずに、次のゲームで再びフォニーニにブレイクを許してしまいます。 それでも、土壇場でブレイクに成功して2-5となりますが、第8ゲーム、ダブルフォルトで試合そのものを落としてしまったそうです。
気になるのは、来週シンシナティで行なわれるマスターズ・シリーズを欠場する可能性があるということ。フォアハンドにまだ充分な自信が持てないため、練習に時間を割きたいということのようなのですが…この敗戦がさらにメンタル面を低下させたのかもしれませんねぇ。ここが踏ん張りどころだと思うのですが、どうなりますでしょうか。 フェデラー×カルロビッチ、両者とも1度もブレイクチャンスを許さず、2セットともタイブレークとなりました。こうなると、やはり、1stサービスからでも、2ndサービスからでもポイントが獲れるフェデラーのほうが強いということでしょうか。ちなみに、この日のフェデラーは、1stサービスの確率がなんと85%、1stサービスからのポイント奪取率は91%、2ndサービスからなんて、80%です。ほぼ完璧と言っていいのでは。 なお、JBが腹筋を痛めたとのことで、ヒューイットが不戦勝によりQFに駒を進めております(ロジャーズ・マスターズの公式サイト、ハイライトビデオのページでその日のリキャップが観られるのですが、JBは途中までいい動きをしていたように見えるものの、試合終了のときの表情がやや苦しそうだったので、もしかすると、この試合の途中か終盤あたりに腹筋を痛めていたのかもしれません)。 ちなみに、ハイライトビデオを観ていると、カナダの放送局(?)では「ジョコビッチ」を「ドコビッチ」と発音しているように聞こえます。なんでNHKは「ヨコビッチ」なんだろう。セルビア語では本当は「ヨコビッチ」なのか? 難しいですね、外国語の名前の発音は。 ニコライ・ダビデンコ[4] × ヤルコ・ニエミネン 6-3/7-6(5) ミハイル・ユーズニー[14] × スタニスラス・ワウリンカ 6-4/6-4 トミー・ハース[12] × マイケル・ラッセル[Q] 6-3/3-0 Ret. ラデク・ステパネク × フェルナンド・ゴンサレス[6] 6(2)-7/7-6(1)/6-4 ダビデンコの試合、ライブスコアでチェックしておりました。 いきなりブレイクを許して、ニエミネンにリードを許したダビデンコ。 怪我の影響なのか、ダビデンコにまつわるネガティブな情報でのやりにくさなのか(本人も「こんな話になってとてもガッカリしている。ロシアだけでなく、世界中あらゆるところで、みんなこの話をしている。厳しい状況で、いつも以上にプレッシャーがかかっている。特に精神的な部分でね」「僕は今年30大会ほど出場する。昨年10大会で1回戦負けを喫しているし、そのうちの何大会かは怪我で途中リタイアしているというのに…」とコメントしています)。 頑張れ、ダビデンコ! と思っていたら、第5ゲームだったか、ブレイクバックに成功。自分のサービスゲームを楽にキープしていたわけではないようでしたが、なんとかキープしながら、再びニエミネンのサービスゲームをブレイク。第1セットを奪取。 第2セットはそれぞれ1ブレイクずつしてタイブレークに突入。確か、ニエミネンにリードを許したと思うのですが、ダビデンコが挽回して、勝ったという試合でした。 3回戦はユーズニーか。これまでの対戦成績はダビデンコの2勝0敗なのですが…いちファンとしての心情では、怒涛の快進撃でフェデラーも破って優勝してやれ! とも思ったりするわけですが、う~ん、それはかなり難しいか。 アンディ・ロディック[5] × アルノー・クレモン 6-1/7-6(5) マルコス・バグダティス × ロビン・ハース[Q] 6-2/3-6/6-1 ダビド・ナルバンディアン × ダビド・フェレール[16] 7-6(4)/6-1 ノヴァク・ジョコビッチ[3] × ニコラス・キーファー 6-3/6-3 ロディック、タイブレークで確か、クレモンに3-0とリードされていたと思うのですが、よく逆転しましたねぇ。第2セットそのものも、ロディックはまったくブレイクのチャンスなく、逆にサービスキープに苦しんでいたと思うのですが、その流れからすれば、第2セットをクレモンに獲られてもおかしくなかったのでは。 いやぁ、そのまま第3セットになっていれば、やばかったかも? レッグ・メイソンの決勝後のコメントを本人、思い出したか(苦笑)。 というのは冗談で、レッグ・メイソンとこの大会とはボールが違うらしく、それに慣れるのが大変だったとのことです(加えて、この日は風が舞っていてやりにくかったとか)。前回のことをどうやら思い浮かべたらしいです(2005年、ワシントンDCで優勝してカナダに乗り込み、初戦、マチューに負けました。昨年、ロディックはこの大会に出ていません)。 そうそう、昨日、トミー・ハースがキャリア400勝を達成しましたが、ロディックはこの勝利で399勝となったそうです。近いうちに400勝を越えるのは確実ですが、それが明日のバクダティス戦になるのでしょうか? フェルナンド・ベルダスコ × リシャール・ガスケ[8] 3-6/7-6(7)/6-4 フランク・ダンチェビッチ[W] × ウェイン・オデスニック[Q] 6-3/4-6/7-5 ポール・アンリ・マチュー × マリオ・アンチッチ 6-3/6-2 ラファエル・ナダル[2] × マラト・サフィン 7-6(4)/6-0 スタッツを見る限りでは、「なんでガスケ、負けだのだ?」。 というのも、ガスケは1stサービスからのポイント奪取率が80%、2ndサービスからも70%、サービスエース5本、ダブルフォルト3本、トータルポイント106。それに対して、ベルダスコは、1stサービスからのポイント奪取率こそ71%ですが、2ndサービスからは48%、サービスエースはガスケと同じ5本ですが、ダブルフォルトが8本、そして、トータルポイントは92なのです。 ちなみに、それぞれ相手のサービスゲームでブレイクポイントを握ったのが、ガスケ5ポイント(うち1回成功)、ベルダスコは6ポイント中1回成功でした。 ということは、ここというポイントを獲れたかどうか、落としてしまったかどうか、というのが勝敗を分けたということでしょうか。 ライブスコアを見ていると、終盤、ガスケも粘ったのですが、それ以上にベルダスコが粘り、ベルダスコが試合を持って行くことになりました。 ウィンブルドンでせっかくトップ10入りを果たしましたが、昨年は準優勝だっただけに、これでポイントを大きく失ってしまうことなりますから、ランキングを下げることになってしまいますねぇ。う~ん、もったいない。シンシナティやUSオープンに期待しましょう。 そして、ダンチェビッチがまたも勝利で3回戦進出。これはQFもあるかもですね。 最後に、ナダル×サフィン。 たった今、終わりました。 屈辱のベーグル…1度はマッチポイントを凌いだのですが、2度目はダメでしたね…。 う~ん、これはまだまだ道のり、険しいなぁ。頑張れよ~(涙)。 一方、ナダルはいよいよ! という感じがします(第1セット、ナダルにしては1stサービスの確率が悪いのに、しっかり獲ってますし)。決勝までのいちばんの壁はジョコビッチになるのでしょうが、これは決勝まで行く(いや、もしかして、優勝も??)のではないでしょうか。かなりワクワクしてきました(ま、日本ではQFは放映ありませんが。観たいわ)。
posted by takezoh |10:31 |
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Re:〈RM〉ガスケが敗退、サフィンはベーグル献上で敗戦(涙)
ロディックの第2セットタイブレークはハラハラしました。これが取れなきゃ、この試合を落とすかもと本気で思いましたよ。クレモンのミスに助けられた場面は多々ありましたが、結果オーライです。
さて、このモントリオールで400勝目をあげることはできるでしょうか。
ガスケは大事なところでのミスが試合を左右してしまった感じです。特に第2セットのタイブレークを落としたあとの第3セット序盤にミスを連発してサービスゲームを落とし、これが結局最後までひびいてました。ベルダスコはお気に入りの選手の一人なので、今回はガスケに勝って嬉しかったです。
posted by 美咲 | 2007-08-09 17:21
Re:〈RM〉ガスケが敗退、サフィンはベーグル献上で敗戦(涙)
マレーにアンチッチ、やはり長期リタイアしていた選手が完全復調するのは難しいんでしょうね。でも焦らず腐らず頑張ってほしいもんです。
ガスケって、才能は誰もが認めつつ、どっか勝負弱い印象がありますよね。果たして、フェデラーみたいに大化けする日が来るのでしょうか。
動画は見ることは出来なかったものの、ヒューイットとナダルのダブルス、画像ではやけに楽しそうでした。二人とも今日はシングルスとダブルスに出場ですが、頑張ってほしいです。きっといい調整にもなるでしょうし。
posted by momo | 2007-08-09 18:13
Re:〈RM〉ガスケが敗退、サフィンはベーグル献上で敗戦(涙)
ブレイクもいまいち波に乗れませんね。ともかくヒューイットにはこのまま対フェデラー戦まで勝ち進んでいただきたい。
そういえば前に、なぜヒューイットはスペインやアルゼンチンの一部の選手に嫌われるのか?と書いたんですが、テニス月刊誌『スマッシュ』公式サイトの「スマッシュ調査団」のコーナーで、同様の質問をした人が(2年位前に?)いたようで、疑問が解決しました。スマッシュ公式サイト→ウェブバラスタ→スマッシュ調査団→過去ログ→観戦・選手→依頼内容814&報告814、で読めますのでよろしければどうぞ。
posted by バラージ | 2007-08-10 01:03
Re:〈RM〉ガスケが敗退、サフィンはベーグル献上で敗戦(涙)
真偽のほどは定かではありませんが、ヒューイットと一部のアルゼンチン選手との確執?はジュニア時代に遡ると聞いたことがあります。なんか「あいつ(ヒューイット)は、俺達にろくに挨拶もしねぇ。生意気!」とまあ、そんな感じで。
でも同じアルゼンチン選手でもガウディオとは仲がいいし、スマッシュ調査団ではデ杯の時にフェレーロとも確執があったように書かれてましたが、実際はそうでもなかったとか。必ずしもあそこに書かれていた事が絶対の真実でも無いような気がします。もちろん全面的に否定するわけではないですが。
でも昨年、デ杯でアルゼンチンに行った時、公開練習には大勢のファンが集まってヒューイットを歓迎してましたし、あちらのメディアの報道も)とても好意的でした。でも、そういう報道は(スマッシュ含め)テニス雑誌では全くと言っていいほど取り上げないですよね。必要以上に「ヒューイットVSアルゼンチン」な構図を面白おかしく取り上げてるだけって気もしないではないです。
posted by momo | 2007-08-10 01:24
>美咲さんへ
最近、第1セットでブレイクできて奪取しても、第2セット以降、タイブレークでどきどきの展開が多いような気がするロディックですが(ウィンブルドンの印象が強いからというのもあります)、ハイライトビデオを見ると、最後はクレモンのオーバヘッドがアウトになって終了したみたいですね。いやぁ、助かりました。
やはり、ガスケは大事なところでポイントを落としていましたか。ウィンブルドンで勢いがつくかと思いましたが、なかなかうまくいきませんね。来週以降にまた期待したいと思います。
posted by takezoh | 2007-08-10 11:10
>momoさんへ
おっしゃる通り、長期離脱後の復帰は難しいそうですよね。マレーは先々週とかのインターナショナル・シリーズあたりで試運転しても良かったんじゃ? とも思ったのですが、怪我は完治していたとしても、また痛めてしまうかもというような怖さもあるでしょうし、言うほど簡単ではないんでしょう。でも、アンチッチもマレーもまだ若いですし、頑張ってメンタルも強化しつつ、これからの試合を戦っていってもらいたいです。
ヒューイット&ナダルのダブルスですが、ヒューイットの試合後(シングルス)のインタビューを読むと、どうやらナダルがウィンブルドンのときにロッカールームで話しかけてきて、誘ったそうです。ナダルはヒューイットをお気に入りの選手のひとりとしているということもあって、さらにお近づきになって学びたい、なんていう気持ちがあったのかもしれませんよね。
posted by takezoh | 2007-08-10 11:19
>バラージさんへ
ブレイクがここでリタイアするとは予想していませんでした。どこでどう痛めたんでしょうか。来週のシンシナティは出るらしいですが、勝ち上がりを考えると、微妙な感じがします。
スマッシュ探偵団の記事情報、ありがとうございます!
posted by takezoh | 2007-08-10 11:22
>>momoさんへ
momoさんが指摘されているように、メディアが大げさに書き立てているという側面は私もあると思います。確執とか因縁とか煽ることで注目を集めるというのは、スポーツに限ったことではありませんが、あんまりやりすぎも、当人たちがちょっと気の毒ですよね(確執があったとしても、若い頃と大人になった今ではおそらく状況も違うでしょうし)。
posted by takezoh | 2007-08-10 11:24
Re:momoさん
上にも書いたとおり、依頼内容&報告814はおそらく2~3年前の記事と思われるので、今では多少状況も違っているかもしれませんね。
確か全仏のWOWOW中継で、シャラポワの試合態度が批判されているという話題を取り上げたときにも、数年前にヒューイットも同じような理由で批判されていたが、年齢を重ねるにつれて態度が改まった、というようなことが言われてましたね(ヒューイットとシャラポワのメンタリティが似ているというのはそれ以前にも何かに書かれてました)。
個人的には、ヒューイットは今何かと話題の横綱朝青龍のように、人によって好き嫌いがはっきり分かれるタイプの選手なのかな、という気がします(朝青龍も今問題になっている事件より前から、かなり賛否の分かれるキャラクターでした)。
posted by バラージ | 2007-08-11 00:07
>>バラージさんへ
テニス選手のファイター系は誤解されやすいのかもしれないですよね。トップアスリートでい続けるというのは、常に大衆の目にさらされている&メディアのカモになったりするので、改めて大変だなぁ、と思います。
posted by takezoh | 2007-08-11 13:36


