2007年07月08日

〈ウィンブルドン〉今年もMS決勝は1×2対決

ロジャー・フェデラー(SUI)[1] × リシャール・ガスケ(FRA)[12] 7-5/6-3/6-4
ラファエル・ナダル(ESP)[2] × ノヴァク・ジョコビッチ(SRB)[4] 3-6/6-1/4-1 Ret.

 女子シングルスの決勝のことも書かなければいけないのですが、ちょっと時間がないため、男子シングルス決勝が終了してから、一緒にエントリしようと思います。とりあえず、ヴィーナス、おめでとう。そして、バルトーリにもおめでとう、を。

 でもって、男子のSF2試合のこともゆっくり書きたいところなのですが、それも改めて書ければ書くとして、少しだけ感想を。

 ガスケは前日、2セットダウンからカムバック、日没近くまで長い試合を行ない、ジョコビッチにいたっては、4回戦でヒューイットと4時間を越える熱戦、さらには、前日、バグダティスと死闘を繰り広げました。はっきり言って、両者とも、気持ちはあっても、すでに体は限界に来ていました(ガスケはまだ大丈夫だったか…ただ、トレーナーを呼んでいましたし、第3セットの表情は疲労が濃くなっていたと思います)。

 雨の影響で、本来ならば1日おきでQF、SFと戦っていけたはずですし、万全な体調で午前中から始まるSFを迎えられなかったのは残念ではありますが、これもまたウィンブルドン、グランドスラム。違った見方をすれば、グランドスラムでは、チャンピオンになるためには、2週間という長い戦いを(体力的な問題も含め)いかにコントロールして勝ち上がっていくかというところもあるのではないでしょうか。
 現在のATPでは、世界ランキング1位、2位以外の選手は、誰が3位になってもおかしくないほど、実力が拮抗していると思います。そこから抜け出して、GSのタイトルを手にする(あるいは、その挑戦権を得る)には、2週間という期間に以上に長い道のりに感じたことでしょう

 それでも、ガスケ、ジョコビッチと、これからが期待されている(ナダル以外の)若い選手が、多くのライバルたちを退けて、その期待通り、グランドスラムでSFに進出したというのは、今後のATPツアーを非常に面白くさせるものだと思います。特に、ジョコビッチは全仏に続いて2大会連続SF進出ですし、ガスケはこれまで同様、今年もあまり運がいいとはいえないドローだったにも関わらず、QFまではオール・ストレート勝ち、そしてグランドスラム初のSF進出です。

 ガスケの最近の試合はまったく観る機会がなく、おそらく、昨年のUSオープン4回戦が最後だったのですが(約1年近く観ていないことになる!)、久々に彼のプレーを観たせいか、USオープンのときより確実に内容が良くなってきているように思いました。今年はノッティンガムのタイトルを獲ることができませんでしたが、来年の芝の季節、もっと強くなって戻ってくるのではないかと感じています。
 マレーとジョコビッチに先にトップ10入りを許してしまいましたが、これで彼もトップ10入りになるのかな(まだ?)??

 また、ジョコビッチ。第1セットを獲りながら、体がついていかず、第3セットの途中で無念のリタイア。試合を最後までできなかったというのは本人にとっても悔しいことだったと思います。ただ、今年すでにATPマスターズ・シリーズの大会(マイアミ)を含め、3つのタイトルを獲得し、全仏に続いてウィンブルドンでベスト4に名を連ねていますから、彼にとっては、ある意味、今年よりも来年が正念場でしょう。長く尾をひく怪我にしないためにも、賢明な選択だったと思います。

 ということで、今年の決勝もフェデラー×ナダルのトップ2対決となりました。
 酒井利郎さんの優勝予測、女子は当たりましたからねぇ、男子はナダル、なんてことになるかもしれません(?)。

 昨年、最初、フェデラーのボールに対応できず、第1セットまるまる失ってしまったナダルでしたが、今回はそんなことはないだろうと思います。とはいえ、第1セットからフェデラーがトップギアで入るだろうと予測されます。昨年は第3セット、タイブレークでフェデラーから1セット獲りましたが、今年は第2セットまでに1セットを獲っておきたい。とすれば、ナダルの優勝も見えてくるんじゃないかと思います。

 さて、どうなりますでしょうか??

posted by takezoh |06:33 | ウィンブルドン2007 | コメント(2) | トラックバック(0)
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Re:〈ウィンブルドン〉今年もMS決勝は1×2対決

 ガスケとジョコビッチはもうエネルギーが残ってなかったでしょうね。でも2人とも本当に躍進しましたよ。ガスケは、ジョコビッチやマレーにちょっと遅れをとりましたが、でもまぁちょっとぐらい遅れたっていいじゃないですか。「ニュー・ボールズ」も最初にロケットスタートしたのはヒューイットやサフィンでしたが、やがて追い抜いたフェデラーが今では圧倒的に引き離してしまいましたから。
 決勝ですが、確かにナダルは第2セットまでに1セット取っておきたいですよね。2セットダウンからじゃ、フェデラーは1セット取られてもまだ余裕があるでしょうし。個人的にはやっぱりフェデラーの5連覇を見たいです。
 あ、そうそう、女子ダブルスで杉山&スレボトニク組が第1シードのレイモンド&ストーサー組に逆転勝ち! 決勝の相手は、全仏優勝のモリク&サンタンジェロ組を下した第2シードのブラック&フーバー組です。がんばれ!

posted by バラージ | 2007-07-08 13:20

>バラージさんへ

 お返事遅くなってすいません。
 そうですよね、フェデラーも確かにサフィンやヒューイットに遅れをややとっていたにも関わらず、いまや、絶対的な存在になりましたし。そう思うと、いまはジョコビッチが快進撃を続けていますが、芝に合っているガスケがフェデラーのようになることも考えられるかも?? 片手バックハンドも華麗に決めますし、ネットプレーもどんどん積極的にやるようになっていますから、楽しみな存在です。

 杉山選手、残念でした…あぁ、あとちょっとだったのに。でも、ペアを組んで間もないのに、連続してGS決勝はお見事。USオープンも非常に期待が持てますし、来年、ダブルス生涯GS達成も見えてきたんじゃないでしょうか。想像すると興奮してきました(笑)。

posted by takezoh | 2007-07-09 17:26

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