2007年06月11日
〈全仏オープン〉男子シングルス決勝
ラファエル・ナダル[2] × ロジャー・フェデラー[1] 6-3/4-6/6-3/6-4 女子の決勝も、試合前(と立ち上がり)ではまったくわからない展開になりましたが、男子シングルスの決勝も、多くの人の想像(妄想?)とは違う展開、違う結末を迎えました。 WOWOWの勝敗予想クイズ、ナダルよりもフェデラーへの投票が多かったことからも、会場のほとんどの観客がフェデラーを応援していたことからもわかるように(ちなみに、エナンは優勝後の記者会見で、フェデラーに勝ってほしいというような発言をしていました)、今大会(こそ)はフェデラーが勝つ、勝ってほしいという願う人がとても多かったと思います。 そして、その気持ちがいちばん強かったのはフェデラー本人に他なりません。 しかし、今年も、年間/生涯GS達成には至りませんでした。 おそらく、今大会の負けが(これまでの全仏やクレーでナダルに負けた試合のなかで)、フェデラーにとって、もっとも悔やまれるものだったのではないでしょうか。負けたという事実よりも、自分のプレーの内容に満足できなかった、という意味において。
まず、1stサービスの確率が悪かった。 今大会のフェデラーは、あまり1stサービスの入りが良いとはいえなかったと思います(特に、4回戦、QF、SFは60%を切っていました。4回戦のユーズニー戦は、なんと試合全体で50%)。それでも、要所で必ずエース、もしくはエース級の1stを入れ、ポイントをもぎ獲ってきていましたし、さほど心配はいらないかと思われましたが、この日の特に第1、2セットはそうではありませんでした(第1セットは38%、第2セットは55%)。 サーブから早い段階でネットに出る戦法を多く使ってくるだろうというのは、解説の方や海外評でよく言われていたことです。しかし、肝心のサーブが思うように入らなければ、なかなかネットに出られない。 ならば、ラリーから攻撃を仕掛けていきたいところですが、ダビデンコ戦以上にミスを重ねるフェデラー(試合全体で合計60本のミス。ちなみに、ウィナーはたったの18本。ナダルのミスは28本、ウィナーは13本でした)。とはいっても、ダビデンコ戦では攻めた結果のミスのほうが多かったのですが、この日のフェデラーは、試合全体を通して、攻める前の1本にミスが目立ちました。 それでも、第1セット第4ゲーム、第6ゲーム、第8ゲームと、第2ゲーム以外は、どのナダルのサービスゲームでも、フェデラーに多くのブレイクチャンスがありました。 第4ゲームは15-40と2つのブレイクポイントを握ります。しかし、ダウン・ザ・ラインへのバックハンドをネットにかけると、リターンを崩され、ナダルのワイドへのフォアに、フェデラーのフォアがネット。デュースからはナダルが見事な展開でダウン・ザ・ラインにフォアのウィナーを奪うと、最後はフェデラーのフォアがフレームショットとなり大きくアウト。ナダルに4ポイント連取されて、ブレイクには至りませんでした。 第6ゲームは6回もデュースが続きました。というか、その前に、このゲームも15-40とフェデラーが2つのブレイクポイントを握るのですが、ここでナダルがワイドへのサービスエースで1本凌ぐと、次のポイントでも、ワイドへの1stサービスを入れて、フェデラーのバックハンドのリターンがアウト。2、3、5回目のデュースでアドバンテージを握るフェデラーでしたが、ミス、またはナダルの強烈に回転のかかったボールにエラーを誘われ、あと1ポイントが獲れません。 ちなみに、5回目のデュースから、フェデラーの素晴らしい、バックのショートクロスが決まって大歓声が巻き起こるのですが、その次のナダルのポイントも、負けず劣らずすごかった。というか、ウィナーにはならなかったものの、ポイントに繋がったナダルのフォアのダウン・ザ・ライン、この試合いちばんのベストショットだと思いました。 というのも、ナダルの外から巻いてくるボールの軌道にはいつもびっくりさせられるのですが、このフォアのダウン・ザ・ラインの軌道は尋常ではありませんでした。明らかに途中まではサイドアウトになるであろうボールが、弓で放ったような弧を描いて、コートの中にぎゅんと落ちてくる。 あれ、漫画ですよ。 しかも、何度もブレイクポイントを握られているこの状況下で、あれが打てる強さ。21歳になったばかりですよ。フェデラーのバックハンドにも「すげー!」でしたが、このボールには(もちろんいい意味で)笑わせてもらいました。 結局、6回目のデュースから、リターンがアウトになり、最後もバックハンドのリターンをネットにかけて、ここもブレイクならず。逆にナダルに第7ゲームでブレイクを許してしまいます。しかもラブゲームで。すべてのポイントは、フェデラーのストロークミスでした。 第8ゲームに至っては、0-40と3つもブレイクポイントがあったのですが、バックハンドのリターンをアウトにさせられると、ラリーからフェデラーがミス3連発。このゲームも最後はバックのリターンをネットにかけさせられて、ブレイクならず。 第1セットは、まだラリーからのナダルのショットもトップギアではなかっただけに、獲っておきたかったところですが、10回もあったブレイクチャンスをどれも生かすことができませんでした。 第2セット、今度はナダルに先にブレイクのチャンスがやってきます。これまたフェデラーがミスを連発して30-40とナダルに2つのブレイクポイントを与えてしまいます(特に、30-15からのワイドへのフォアハンドのミスは「えっ!?」と口走ってしまうようなミスでした)。 それでも、徐々に1stサービスの確率が上がってきたフェデラー。ナダルのバックハンドのミスでデュースに追いつくと、この試合2本目のサービスエースをセンターに決めてアドバンテージ。最後はナダルの逆をついてクロスへのバックハンドへ美しいショットを放って(それも、ナダルは拾いにきたわけですが)、キープに成功します。 この日、何度も「ロジャー」コールが起こっていたのですが、このキープにさらにコールの大きさが増します。 1stサービスの確率が上がると、ストロークにもキレが出始めるフェデラーは、第6ゲーム、ボレーやワイドへのフォアハンドが決まって、簡単にキープに成功すると、遂に、ナダルの尻尾をつかまえます。 ラリーからネットアプローチするときのフェデラーの作戦としては、ナダルのいる逆側(いちばん遠いところ)のやや浅めにボールを放つこと。体勢を崩されたナダルは、パッシングが甘くなる、もしくは、パスをネットにかけたりアウトさせてしまうことになります。 こうして第7ゲーム、15-40とブレイクチャンスを掴んだフェデラーは、次のポイントこそ、ナダルにクロスへバックハンドでウィナーを奪われるものの、最後はワイドへ強烈なフォアを放ち、ナダルのフォアをネットにかけさせ、ブレイクに成功します。 次の第8ゲーム、まだミスの多いフェデラーは逆に15-40とブレイクバックの危機にあいますが、3回のデュースを経て、キープに成功(第9ゲーム、再びフェデラーにブレイクのチャンスがめぐってきましたが、ナダルが踏ん張り、こちらは6回のデュースを経て、ナダルが持ちこたえます)。第10ゲームの最初のポイントこそ、バックハンドをミス(アウト)してナダルにポイント先行を許しますが、そこから1stサービスがすべて入り、サーブ&ボレーなど、早い展開でネットをとり、4ポイント連取。第2セットを奪い返すことに成功しました。 しかし、第3セットの入り方を間違ったのか。第2ゲーム、ナダルのリターンにフォアをミス(アウト)すると、ナダルのパッシングがネットイン。反応してボレーを返すも、それを再びナダルがパッシングを決める。ワイドへの1stでナダルのリターンをアウトにさせて1本挽回しますが、バッククロスをナダルにフォアでダウン・ザ・ラインへ持って行かれると、最後はダウン・ザ・ラインへのフォアのパスに、バックボレーするも、これがアウト。いきなりブレイクを許してしまいます。 第3セットはフェデラーも1stサービスの確率が88%と非常に良くなったのですが、ナダルのリターンが良かったと言わざるを得ないでしょう。ラリーでは、第1、2セットよりも格段に調子が上がってきています。もちろん、守備は相変わらず見事。加えて、この日のナダルもサーブがとても良かった。ナダルはこのところ、1stサービスをセンターへ叩くことが多くなってきたのですが、この日は、1stも2ndも、やはりスピン量の多いサーブを多用していました。これがフェデラーにとってはいちばん厄介だということがわかっているからでしょう。2ndサービスからも、なかなかフェデラーは攻撃できず、ナダルのサービスをブレイクするチャンスがめぐってきませんでした。 結局、この1ブレイクアップを保ったまま(フェデラーは第8ゲームもブレイクの危機にありましたが、2回目のデュースから、ドロップショットとワイドへのサービスエースで、キープに成功)、ナダルが第3セットを獲ることになりました。 第4セットは第3セットと同じような流れでした。1stサービスは良くなっているのはそのまま。エースの数も増えてきた。しかし、ナダルのサーブは相変わらず好調。ストロークは試合が進めば進むほど冴えてくる。長いラリーをしなくても、フェデラーからウィナーを奪うことができるようになってくるのです。さらに、フェデラーは、第1セットほどではないものの、相変わらず、ナダルのスピンに対応し切れず、ミスが出る。 第2ゲームはフェデラーにも1度だけブレイクチャンスはあったものの、第3ゲームでまたミスを連発し、15-40とナダルに逆にブレイクチャンスを与えてしまいます。リターンを崩してワイドへフォアを放ち、ナダルのフォアをネットにかけかせ1ポイント挽回するも、最後のポイントは、どちらかというとフェデラーのほうにラリーでの主導権があったにも関わらず、フォアハンドをミス(ネット)して、またもナダルにブレイクを許してしまいます。 その後、再びフェデラーにブレイクのチャンスはやってきませんでした。 第10ゲーム、ナダルのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップス。ナダルの1stサービスやショットにことごとくやられ、最後はフォアのダウン・ザ・ラインをアウト。その瞬間、今年のナダルは、ベースライン後方で赤土の上に仰向けになりました。そして、フェデラーの夢はついえ、ナダルが1980年のボルグ以来の3連覇を達成です。 ナダルは、この試合でも、これまでのフェデラー戦同様の戦いをしていました。とにかくチャンスまで執拗にフェデラーのバックハンドを攻める。それも、あの強烈なスピンのかかったショットで。 そのナダルに、ハンブルクで勝ち、攻略の糸口を掴んだかと思われたフェデラーでしたが、この日も、また、言ってみれば、これまで負けてきたのと同じように負けてしまったということになるでしょう。解説で「フェデラーはタイミングでショットする選手なので、ナダルのスピンボールに対応し切れない」と言われていましたが、それでも、これだけ対戦があり、準備もしてきたのに、まだ無理なのか。もちろん、ナダルは、他の選手と戦うとき以上の、とっておきのショットをフェデラー戦で使っているのかもしれませんが、ここまで対応できないものなのでしょうか。やはり、そこには、心理的なものも多く含まれているような気がしてなりません。 それにしても、ナダル。試合前から、この日はほとんどの観客がフェデラーの味方をするだろう、それを受け止めて試合をする、という発言をしていたようですが、そんな状況下でベストなパフォーマンスをし、さらに、観客にブーイングを受けないよう、完全に敵に回さないよう、冷静に対処したと思います。21歳の若さで、あのメンタルの強さ。すごい、という以外に言葉が見つかりません。 フェデラーの1stサービスの確率と、ショットの精度が少しでも違ったら、フェデラーが勝つことだって充分にできたはずのこの試合。ですが、終わってみれば、ナダル圧勝といってもいい試合となりました。やっぱり、ナダルは強かった。 フェデラーの年間GS、生涯GSの夢はまた来年にお預けになりました。 そして、ナダルはクレー連勝街道をまた歩みはじめました。4連覇も夢の話ではなさそうです。 そうそう、女子シングルスの表彰式のプレゼンターはマリー・ピエルスでしたが、男子シングルスの表彰式にグスタボ・クエルテンがつとめました。スーツ着ると、ヘンな感じ(笑)。スピーチで、肉体的に完璧にして、またこの舞台に戻ってきたいということを言っていましたね。お待ちしております。 フェデラー・ファンにはがっかりな決勝となりましたが、今週から短い芝のシーズンがはじまります。まぁ、フェデラーが今年もウィンブルドン制覇確実でしょうから、気持ちもまた上向きになることでしょう。 そして、ナダル。昨年は多くの人の予想を裏切り、ウィンブルドンで決勝へ進みました。今年も、いいところまで勝ち上がる可能性は充分にあります。まずは、少し3連覇の余韻にひたって、残りのシーズンも頑張ってもらいたいと思います。 ナダル、おめでとう!
posted by takezoh |11:32 |
全仏オープン2007 |
コメント(8) |
トラックバック(2)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takezoh/tb_ping/555
この記事に対するトラックバック一覧
6/11のおすすめ 【おすすめエントリー集】
桑田の2失点と松坂の2失点 〜甲子園を沸かせた2人の選択 【ブログ】From my side 見事メジャー初登板を果たした桑田投手がパイレーツを選んだ理由とは!? ツーロンも終わり、いよいよカナダなんですが 【ブログ】サッカーへのひとり言 U-20W杯を控える日本代表への厳しい激励の言葉 男子シングルス決勝 【ブログ】タケゾウ日記 ナダルとフェデラーの勝敗を分けたポイントを分析
ナダル勝利の真相 フレンチオープン決勝 【Passion PLUS】
少々遅くなりましたが、テニス フレンチオープン決勝の話題など。 二年連続となりました、ナダルとフェデラーの決勝。 メジャー大会の決勝にふさわしいゲームとなりました。 ナダルは昨年同様、スピンをかけたトップスピンのボールをフェデラーのバックサイドに集める作戦。 一方のフェデラーは当然、そこを狙われることを承知の上で、プレーしていました。 フェデラーの唯一の弱点であるバックのハイボール。
この記事に対するコメント一覧
Re:〈全仏オープン〉男子シングルス決勝
こんにちは。
深夜1時30分から録画放送を見始め、
試合が終わるころは夜が明けてました。
ナダル、3連覇おめでとう!
彼の精神力には脱帽です。
フェデラーの17回のブレイクチャンスを16回も凌いだんですよねぇ…
0-40、15-40の劣勢だろうが、追いついてジュースでキープするそのタフさ…
すごいとしか言いようがない…どれだけ図太い神経なんだろう…
「ローランギャロスのレッド・クレーには魔物がいる」みたいなことを言われますが、ナダルの場合、魔物も逃げ出す「しぶとさ」です。
フェデラーは…
ローランギャロスの女王・エナンも彼を応援していたみたいですが、勝利の女神は彼に微笑んでくれなかったみたいですね。
「3度目の正直」にはならず、残念!
第2セットを6-3で取れていたら、もう少し違っていたかも、と思うんですが…(第2セットの第9ゲームで押し切れていたら…結局ナダルの粘りに勝てなかった)
どう思われます?
これから芝のシーズンですし、ウィンブルドン5連覇に向けてがんばってもらいたいです!
posted by すずの娘 | 2007-06-11 15:59
Re:〈全仏オープン〉男子シングルス決勝
まずはナダル君、3連覇おめでとう!
第2セットを見終わったところで出かけなければならず、一体どちらが勝つのか気になって仕方ありませんでした。そこまでは、フェデラーにも勝つチャンスが十分あると思うような展開だったので。
しかし終わってみれば、やはりナダルは強かった!またクレーでの連勝記録が始まりそうですね。フェデラーは悔しそうでしたが、来年また決勝でこの対戦が見られることを期待します。
posted by 美咲 | 2007-06-11 18:40
Re:〈全仏オープン〉男子シングルス決勝
う~ん、どちらが勝つにしても、もうちょっと接戦になるかと期待してたんですが、残念な試合でした。
フェデラーは、第1セットからファースト・サーブが入らない上に、なんでもない凡ミスが多すぎましたね。第2セットからはようやくファースト・サーブが入り始めたものの凡ミスは減らず、しかも肝心なところでミスしてしまう。解説者の方も言ってましたが、いつもならフェデラーがピンチに陥っても「最後には何とかしちゃうだろう」という空気が漂っているし、実際に肝心なところでスーパーショットを連発して勝ってしまうんですが、この試合ではほとんどそんな雰囲気が感じられませんでした。
一方のナダルは完璧。何よりもほとんどミスがなかったですね。むしろ試合が進めば進むほど、調子が上がっていくようでした。やはり大きな怪我さえしなければ、このまま数年は全仏に君臨し続けるかもしれませんね。
フェデラーの年間GSはおそらく来年が最後のチャンスで、しかも今年よりは可能性が低いでしょう。全仏優勝はまだもうちょっとチャンスがあるかもしれませんが、年々厳しくなっていくことは間違いありません。夢の年間GSは夢のまま終わってしまうのかなぁ……。
余談ですが、女子決勝でも触れた「正直な自己申告」、ナダルもやってましたね。彼の「いい奴」っぷりが垣間見られました。フェデラーもまた紳士的な選手で、しかも2人とも強い。男子と女子は違うんでしょうかね?
posted by バラージ | 2007-06-12 00:08
Re:〈全仏オープン〉男子シングルス決勝
本当にフェデラーにとっては残念な結果になってしまいました・・・生涯グランドスラム達成させてあげたかった。その栄光に値する選手だとも思っています。
ナダルは強かった、けれどもフェデラーの調子がどうにも悪すぎ・・・(今年の負け試合を見ていないので)あんなにひどいフェデラーは見たことがないくらい。
気分を変えて(できるのか?)ウィンブルドン5連覇に向けて頑張ってほしいです。去年は大方の予想を裏切りナダルが決勝に出てきましたが、今年はジョコビッチ、ヒューイット、ダビデンコが頑張ってます。どうなりますか・・・
個人的にはバグちゃん応援。コリア君の復活はまだ??
posted by rieechan | 2007-06-12 00:22
>すずの娘さんへ
この試合のキーは第1~3セットそれぞれにあったと思います。第1セットは、もちろん、10回ものブレイクポイントを生かせなかったこと。特に第4ゲームと第8ゲームでしょうか。第2セットは、おっしゃるように、2ブレイクすれば、また第3セットの立ち上がりが違ったかもしれません。第3セットは、やはり立ち上がりでしょう。第3セットでナダルにリードを許した時点で、巻き返すチャンスはほとんどなくなったといっていいかもしれません。
サーブの確率の悪さはある程度予想されたものの、今回の決勝でまさかあそこまでフェデラーがミスを連発するとは予想できませんでした。フェデラー本人は絶対口にしなさそうですが、私はやはり、メンタルな部分が大きく影響していたんじゃないかと思っています。そういう意味では、ナダル自身こそ、フェデラーにとっての「全仏にすむ魔物」かもしれませんよね。
posted by takezoh | 2007-06-12 01:13
>美咲さんへ
もし、フェデラーが「いつもの」フェデラーなら…なんていうのは今さらな話になってしまいますね。ロディックにとってフェデラーという存在がメンタルに大きく影響しているのと同様に(ロディックだけじゃないんですけど)、フェデラーにとってのナダルもまた、そういう存在なのかもしれません。
ナダル、怪我さえなければ、ボルグの快挙(4連覇)に並ぶ可能性が大きいですよね。ジョコビッチも1セットも獲れなかったですし。まぁ、そういう意味では、あれだけ調子が悪いながら、1セット獲るフェデラーはさすがなのですが、だからこそ、決勝では全開のはずのフェデラーならばどんな試合になっていたことだろうと思わずにはいられません。
今のところ、来年も決勝はナダル×フェデラーの可能性は充分にあると思いますが、そういう意味でもこれからの1年、ATPから目が離せなくなりそうですね。
posted by takezoh | 2007-06-12 01:21
>バラージさんへ
そうですよね、まさか、決勝でフェデラーがああいうパフォーマンスをするとは予想しませんでした。結局のところ、やはり、心理的なところが大きく影響しているんじゃないかと、個人的には思います。メディアにはフェデラーはそのあたりは絶対に本音を言わなさそうですが、今大会は相当なプレッシャーがあったと思いますし、緊張もすごかったんじゃないかと…。ここぞというときにポイントを獲るだろうオーラが消えていたのも、そのせいじゃないかと思ったりします。
しかし、ナダルのミスの少なさは何なんでしょう。フェデラーに対してでもミスが少ないんですから、恐れ入ります。しかも、応援の少ないなかで、冷静に試合をするナダル。21歳でそこまでできるものなんですね…。ほんと、来年も怪我さえなければ、全仏制覇、大いにあると思います。
>男子と女子は違うんでしょうかね?
ほんと、男子はナイスガイでも強いですけど、女子は「いい人」と言われると勝負弱い。闘争本能とか、そういった動物学的、生理学的な問題なんでしょうか?
posted by takezoh | 2007-06-12 01:27
>rieechanさんへ
そうですよね、年間/生涯GSを獲るに値する選手なんですけど…クレー×ナダルの組み合わせには、あと一歩がとても遠い。ハンブルクの試合を観ていないので何とも言えないのですが、3セットマッチならば、まだチャンスはあるのでしょうか。5セットマッチはなぁ…難しいですよね。で、勝てなければ勝てないほど、心理的なところに影響するでしょうし。
ナダル×フェデラーの試合をすべて観ているわけではありませんし、ガスケ、マレー、カニャス、ボランドリに負けた試合も観ていませんが、今回の試合は、これまで私が観たフェデラーの試合のなかで、もっとも悪いパフォーマンスだったと、私も思います。
ドイツの芝の大会をスキップするみたいですが、そのままウィンブルドンぶっつけ本番ということになるのでしょうか。逆にちょっと不安がよぎらないでもないのですが…まぁ、ウィンブルドンだと気持ちもがらっと変わることでしょう。いずれにしても、今年は昨年より面白いウィンブルドンになるんじゃないかと期待しております。
コリア君、どうなっているのでしょう? ニュースには出ていないので、復活はまだ遠いのでしょうか…。
posted by takezoh | 2007-06-12 01:34


