2007年05月07日

クライシュテルス、ワルシャワを最後に引退

  先ほど、れもさんよりコメントで「クライシュテルスが引退」という情報を教えていただきました。いきなりのことなので、ちょっと驚いています。もちろん、今年限りで引退を表明していましたから、心の準備はしていましたが、まさかウィンブルドンにも出場することなく、引退してしまうとは思ってもみませんでした。

  本人の公式サイトで発表があったそうですが、EUROSPORTS.comにもニュース(5月6日付け)が出ていましたので、読んでみることにします(間違い訳があるかもしれませんので、あらかじめご了承くださいませ)。

Clijsters calls time

元世界No.1のキム・クライシュテルスが、本日限りで引退をする。アメリカのバスケットボール選手、ブライアン・リンチとの結婚を控えているベルギーの23歳は、自身のウェブサイトで『それは素晴らしいという以上のものでした。ラケットを置きます』と語った。

クライシュテルスはここ数年、怪我に悩まされ、今シーズン限りでの引退を表明していたが、ウィンブルドンには出場する予定だった。

しかし、2005年USオープンのチャンピオンは、今週行われているワルシャワ・カップのオープニング・マッチでユリア・バクレンコに破れていた。おそらく、それが彼女の決意を早めたのだろう。

「アントワープ(決勝でアメリ・モレスモに敗れた大会)でファンの皆さんにご挨拶をした後、闘志が消えてしまった」とクライシュテルスは語る。

「常にフィジカルの問題を抱えていました。朝、ベッドから起きあがるのも難しく、筋肉を暖めるのに1時間を要した。ブライアンとの結婚の準備により多く時間を割くようになっていたし、これ以上続けていくのが難しくなったのです」。

「あと数ヶ月、続け、賞金額の大きな大会(GSやツアー最終戦)に出場することもできたでしょう。お金はもちろん大事だが、私の人生においてもっとも重要なことではない。健康とプライベートな時間が、いまはより大切なのです」。

「私のキャリアは、素晴らしい思い出ばかり。シングルスでもダブルスでも、グランドスラムや数々の大会でタイトルを獲り、シングルスでもダブルスにおいても世界No.1になった」。

「特に素晴らしかった瞬間は、他の選手との時間よりは少ないかもしれないけれど、ベルギーのファンと他の国のファンとの間の交流と、身障者の方たちとの旅でした。そして、忘れてはならないのが、私にとって特別な存在である選手から受けてきた称賛の言葉です」。

「しかし、新しい人生を歩む時期にきたと思います。結婚し、子供を持つかもしれません。そして、何よりも私の家族と友人たちと過ごす時期がきたと思っています。これ以上、海外を回ることもなければ、新聞記事の嘘を読むこともないでしょう」。

クライシュテルスはまた、何年にも渡って彼女の応援に駆けつけたすべてのファンのために特別なメッセージを残すとともに、挙式でのプライバシーを尊重するようお願いしている。

「これまでずっと私を応援してくれたすべての方たちにお礼を言いたい。何千通ものファンレターを送ってきてくれた人、贈り物をくれた人、電話をくれた人たちに感謝します。そして、私の試合を観るために、夜中まで起きていてくれたことにも感謝します。挙式は7月14日となります」。

「多くのファンから、いつどこで挙式をするのか尋ねられていましたが、この日はプライベートな行事であることをどうか理解してください。私の友人と家族だけが出席します」。

「ただ、みなさんにこれをさようならの挨拶にしたくはありません。そのため、9月に大きなイベントを開催し、皆さんを招待したいと考えています。いつ、どんな形で行なうのかはまだ決まっていませんが、新聞や私のウェブサイトでそのうち明らかにするつもりです」。

  そうですか、地元ベルギーでの大会が大きなきっかけだったのですか。
  もったいないなぁ、と思うものの、こちらが思っている以上に、肉体的に限界だったのですね(ずいぶん怪我にも悩まされていましたし)。

  1997年、14歳でプロに転向し、その4年後、18歳の誕生日を迎える前の全仏決勝まで勝ち進んだ姿がいまだに記憶に新しいクライシュテルス。ウィンブルドンを前に引退はとても残念ですが、いまはゆっくり休んで、これからの人生がまた素晴らしいものになるよう、願っております。

posted by takezoh |01:06 | テニス | コメント(4) | トラックバック(1)
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クライシュテルスの引退 【情緒だらけの省察録】

 ドイツのベッカー・シュティッヒ、アメリカのサンプラス・アガシといい同じ世代の同国人スター選手でもまったく異なるキャラクターの持ち主で、まったく異なるキャリアを歩むことがあるものなのですね。  勝利に対する欲の塊のようなエナンに対して、勝利に対する欲が希薄なクライシュテルス、結婚をきっかけに引退を発表し、前倒しにしたクライシュテルス。エナンはストイックに現役を続けるのでしょう。  女子ではヒンギスみたいに休養期間をおいて復帰する選手もいるけれど、予定通りに2007年にキャリアを終えたクライシュテルスの復帰

2007-05-09 23:03 | 続きを読む
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Re:クライシュテルス、ワルシャワを最後に引退

残念ですね。23歳という若さで、しかもあれだけの才能を持ちながら引退なんて。
それだけ肉体的に限界だったのでしょうけれど。

思うんですが、もし彼女が怪我で長期リタイアしなかったら、レイトンとの関係が壊れる事も無かったんじゃないでしょうかね。怪我で戦線離脱中の、あの時期の彼女を支えてあげるにはレイトンがまだ若かったというか。何となくそんな気がしてるのですが。
キムとレイトンがあのまま結婚してたらなぁ・・・と、今でもちょっと残念です。

posted by momo | 2007-05-07 01:48

>momoさんへ

 選手どうしのお付き合いは難しそうですよね。ヒューイットとクライシュテルスのカップルはハタから見ていても微笑ましい感じがしましたけれども(そして、絶対結婚すると思っていましたが)、それぞれトップランカーとして、どうしても大切な人よりも優先しなくてはならないことが多いというか、大きいというか…。もちろん、おっしゃる通り、若さというのもあるのかもしれませんよね。

 でも、いまでもお互いのことはとても大事に思っているような感じがするというか、クライシュテルス、何かのときにヒューイット擁護の発言とかしていたような記憶がありますが、いい関係なんじゃないかなぁ、と勝手に想像しています。それに、ヒューイットも奥さんできましたし、クライシュテルスもまもなく妻。選手として彼女が引退するのはとても残念ですが、それぞれ幸せでいてもらいたいと思います。

posted by takezoh | 2007-05-07 02:37

Re:クライシュテルス、ワルシャワを最後に引退

 彼女はもっとGSタイトルを取っていてもおかしくない選手だったと思いますが、どこか勝負に対して淡白なところがあったような気がします。引退の決断からもそんなところがうかがえるように思います。
 エナンとのライバル関係、ヒューイットとの恋愛と別れ、杉山選手とのダブルスでのGSタイトルなど、様々な思い出がありますが、これからの彼女の人生に幸多からんことを祈りたいと思います。

posted by バラージ | 2007-05-09 00:31

>バラージさんへ

 お返事遅くなってすいません。

 クライシュテルスは性格がいいと評判ですが、そういうのも、勝負の最後の最後で影響出ていたんでしょうか。エナンとのベルギー対決でも、いつもエナンが勝利しているところは、彼女の性格もあったのかと思ったりします。

 杉山選手とのダブルス、杉山選手にとってもデュキジスとのダブルスに匹敵するほどの、いい時代でしたよね。

 フィジカルでは非常につらい思いをしていたと思うので、今後は健康で幸せな日々を送ってもらいたいと思います。

posted by takezoh | 2007-05-09 14:52

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