2007年04月16日
先週のWTA/ATPツアーの結果
ファミリー・サークル・カップ ニコール・バイディソバがミカエラ・クライチェクに初戦(2回戦)敗退、そのクライチェクはQFでベラ・スボナレワにストレート負け。前週のボシュ・ロム・チャンピオンシップスで優勝したタチアナ・ゴロヴィンはQFでディナラ・サフィナと対戦、途中棄権となり、トップハーフからはズボナレワの途中棄権によりサフィナが決勝進出。 ボトムハーフは、セリーナ・ウィリアムズが初戦(2回戦)を途中棄権。ナ・リーは3回戦でアナベル・メディナ・ガリゲスにストレート負け、そのガリゲスはQFでヴィーナス・ウィリアムズにストレート負け。そのヴィーナスはSFでヤンコビッチと対戦。このSF、2時間30分を越える戦いになったようですが、死闘を制したのはヤンコビッチでした。スコアは3-6/6-3/7-6(5)とのこと。 こうして決勝はサフィナ×ヤンコビッチというカードになりました。決勝では風が強かったらしく、サフィナはこれに苦しんだ? SFで疲れているだろうヤンコビッチが、なんと6-2/6-2とサフィナに快勝し、WTAツアー3つめのタイトル(そしてティアIでは初タイトル)を手にすることになりました。
一方、サフィナがティアIの大会で決勝に残ったのは2回目。これにより、16日付けのランキング発表で、サフィナはトップ10に返り咲きを果たします。 ヤンコビッチのコメント 「今大会の1週間は素晴らしいものになった。特にヴィーナスに勝てたことが。今日の決勝は天気が(昨年とは)違う結果をもたらしてくれることになったわ。とても風が強くて、厳しいコンディションだったけれど、ベストを尽くした。そしてチャンピオンになれた。タイトルを手にすることができてとても嬉しい。ティアIでは初めてのタイトルだし、信じられないぐらい素晴らしい気持ちよ。この風のなかでプレーするのはたやすいことじゃない。特にサーブではね。私はとにかく集中して、ポジティブでいようと考えていた」 サフィナのコメント 「今日は私の日ではなかった。風に苦しんだけれど、それは彼女にとっても同じ。つまり、彼女は私よりもうまくその状況をコントロールできたということになるんだと思う。今日はあまりにも彼女に簡単にポイントを与えすぎてしまった。でも、決勝まで来られたことはとても嬉しく思う。まさか決勝にまで勝ち上がれるとは思っていなかったから」 また、ヤンコビッチは歴代優勝者(クリス・エバート、マルチナ・ナブラチロワ、シュティフィ・グラフ、アランチャ・サンチェス・ビカリオ、ジェニファー・カプリアティ、マルチナ・ヒンギス、マリー・ピエルス、ジュスティーヌ・エナン)のバナーのなかに、自分も並ぶことをとても喜んでいたとのことです。 オープン・デ・テニス・コムニダッド・バレンシアナ バレンシアでの大会は、ニコラス・アルマグロが、初めてATPツアーで決勝まで勝ち上がったというイタリアのポティト・ストラーチェに、4-6/6-2/6-1と、1セットダウンしながらも逆転勝ち、2連覇を達成することになりました。 アルマグロがこの大会に初めて出場したのは2004年。そのときは1回戦でアルベルト・マルティンに負けていますが、その後、2回目の出場となった昨年、そして今年と10連勝。ATPでのタイトルもこの大会の2つということで、彼にとっては縁起のいい大会となっているようです。 アルマグロのコメント 「第1セットはいいプレーではなかったけれど、とにかく落ち着いて集中しようとつとめた。第2セットで調子が戻り、徐々にプレーが良くなっていった。バレンシアでのタイトルを守るというのは、僕のキャリアのなかでのもうひとつの目標だったし、それができて非常に誇りに思う。でも、まだまだ学ぶべきことはたくさんあるし、特に速いサーフェスではプレーを磨いていきたい。(オーストリアのフェリペ王子がスタンドで観戦していたことについて)彼が来ることは知っていたけれど、僕が王子の姿を見たのは第3セット5-1となったときだけだった。王子の観ている前でプレーできるのはとても名誉なことだし、優勝が格別なものになったよ」 ストラーチェのコメント 「今週はすばらしい1週間だった。バレンシアで初めてATPツアーの決勝に来ることができて、とても嬉しく思う。第1セットはニコラスを相手にミスも少なく、とてもいいプレーができた。ターニング・ポイントは第2セット3-2のとき、彼にブレイクを許したところだった。第2セットから彼はとても集中していたし、僕はそこまで12試合連続だったので少し疲れを感じていた。でも、負けてしまったけれど、ほんとうにいい1週間を過ごせたと思う」 USメンズ・クレー・コート・チャンピオンシップス アンディ・ロディック欠場、トミー・ハースはQF敗退、ジェイムズ・ブレイクもSFまで勝ち上がったものの、予選から勝ち上がってきたアルゼンチンのマリアノ・サバレタに負けてしまったこの大会。決勝にはハースをQFで破ったイヴォ・カルロビッチ、そしてJBに勝ったサバレタが進出。そして、カルロビッチが6-4/6-1とサバレタを一蹴し、ATPツアー初タイトルを獲ることになりました。 カルロビッチは今大会も含めて、これまでATPツアーでは3度決勝まで勝ち上がってきたことがありましたが、過去2回はいずれも優勝には至りませんでした。そして、今大会、3度目の正直ということで、タイトルを手に! いやぁ、私、彼は高速サーフェス・タイプ(長身でビッグサーバーだし、実際、芝でも1回戦でヒューイットを破ったこともあった)だと思っていましたが、クレーが最初のタイトルになるとは予想しておりませんでした。ストロークや守備力も高いってことでしょうか(すいません、最近、彼のプレーをあんまり観たことがないもので)。おめでとうございます。
posted by takezoh |08:17 |
テニス |
コメント(8) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takezoh/tb_ping/476
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:先週のWTA/ATPツアーの結果
こんにちは。
ファミリー・サークル・カップの決勝は
LIVEで観ました。
気の毒なくらいの強風の中プレイしてましたよ、二人とも。
トスが強風で大きくながされてしまうくらい。
クレーだから、ほこりも目に入るし。
サフィナはこのコンディションに相当苛立ってました。サーブはうまく入らないし、打ったボールはアウトになるし・・・ホント気の毒・・・
一方、ヤンコビッチは落ち着いてゲームもボールもコントロールしていました。
ヤンコビッチは好きな選手なので、彼女の活躍はうれしい限りです。
ヴィーナスとの試合も少し見ました。録画で、最終セット5-5のところからです。最後までどちらが勝つかわからない、互角の勝負でした。
posted by すずの娘 | 2007-04-16 10:14
>すずの娘さんへ
こんにちは。日本も春先は強風が吹きますが、アメリカも同じ?? そんなにすごい風だったのですね。ヤンコビッチはそのなかでメンタルもコントロールして勝利をつかんだのですね、すごい! 彼女は本当に粘り強いプレーヤーという印象で、その点もますます磨かれていっているということでしょうか。今年はもしかすると、ツアー最終戦というのもあるかもしれませんよね。楽しみです。
posted by takezoh | 2007-04-16 11:41
Re:先週のWTA/ATPツアーの結果
ヤンコビッチがランキングを7位にあげてきましたね。8位にバイディソバ、10位にサフィーナと、若手がどんどん上がってきて、ヒンギスのお尻に火がついてきました。そろそろ奮起しないとマジでやばいです。
posted by バラージ | 2007-04-17 01:05
>バラージさんへ
若い選手が続々とトップ10入り、おめでとう
!なんてのんきなこと言ってましたが、そうですよね、よく考えるとヒンギスやばい(笑)。ペトロワもちょっと奮起しないと、なんて思っているのですが、クレー得意だから大丈夫か。どのあたり、ヒンギス優勝できそうでしょうか……。
posted by takezoh | 2007-04-17 07:49
Re:先週のWTA/ATPツアーの結果
>どのあたり、ヒンギス優勝できそうでしょうか……
やっぱり昨年優勝したローマですかねぇ……。というか今年も優勝しないとさらにポイントを失ってしまうので、まずいですね。全仏も昨年と同じベスト8以上じゃないと……。いや、ホントに厳しいですね。
posted by バラージ | 2007-04-18 19:46
>>バラージさんへ
昨年高いポイントのところは、絶対に死守しないとまずいですよね。じゃないと、リーもピアーもどんどんトップ10に入ってきてしまう。ってことは、落ちるのはヒンギス・・・いや、もしかしてシャラポワだったり?? 全仏、ドロー次第でしょうか。なんとかベスト8に入ってくれるもんだと期待しているのですが。
posted by takezoh | 2007-04-19 03:50
Re:先週のWTA/ATPツアーの結果
>落ちるのはヒンギス…いや、もしかしてシャラポワだったり??
シャラポワはクレーが苦手で去年もこの時期はポイントを稼いでなかったと思うので、まだ落ちてこないのでは? ウィンブルドンから後、特に去年優勝した全米がどうなるか次第ではないでしょうか。
逆にヒンギスはクレーシーズンを乗り切れば、ウィンブルドンも全米も去年駄目だった分、チャンスになると思います。
ま、確実に落ちるのはクライシュテルスでしょう……って、これは当たり前か(笑)。
posted by バラージ | 2007-04-23 23:54
>>>バラージさんへ
そうですね、シャラポワはまだ大丈夫そうです。が、このスランプ、どこまで続くかかなり心配なところではあります。
若手が大きな大会で優勝もしくは準優勝レベルを重ねると、がっつり上がってきそうですが、それがない限りはヒンギスもちょっと安心。。。って言っている場合じゃないですよね。そろそろ準決勝、決勝に勝ち上がるヒンギスを見たいですから。
やはり、今シーズンをトータルで見たとき、いちばん心配なのはシャラポワになるでしょうか。セリーナがかなり本気みたいなので。まぁ、セリーナはこれでシードも高くなるでしょうから、早い段階で対戦することもなくなりますか。って、それでも同じ山に入ったら、シャラポワはどうすれば(笑)。
posted by takezoh | 2007-04-24 02:04


