2007年03月09日

ペトロワ、今年のGSへの意気込みを語る

  EUROSPORT.comにあった気になる記事をいくつか拾い読み。

  まず、「Petrova taegets grand slams」(ペトロワ、グランドスラムのタイトルを狙う)という記事。

  昨年、キャリア最高のランキングにつけながらも、全仏オープンを前に臀部の故障(練習中に痛めた)で、自信が揺らいだというペトロワが、昨年の心境と今年にかける意気込みを語った記事。「故障をしたとき、精神状態は最悪だった」とペトロワ。

  そうです、日本人の方ならよくご存知。ペトロワは、1回戦で森上亜希子選手に負けたんですよね。そして、ペトロワは芝のシーズンをスキップしました。

  クレーを得意とする彼女は、昨年の全仏でのタイトルを当然ながら視野に入れていました。ペトロワは「たくさんの人たちが、私のいいプレーを期待していたし、自分でも夢を叶えられると思っていた。だから、あのときの故障は本当にショックだった」と語ります。

  そして、ツアーに復帰するのですが、「(ツアーに)戻ったときは、また(故障前と)同じようにプレーができると思っていたけど、それは頭の中で描いていただけで、実際はそうではなかった」と言います。USオープンではかろうじて3回戦に進出するものの、その前の4大会は、連続して1回戦負け。「とてもガッカリした。どうしてこんなことになるのかを考え続けた。本当に落ち込んだ。そこから抜け出すために、たくさんの人の助けが必要だった」。

  こうしてペトロワは少しずつ自信を取り戻し、10月のポルシェ・テニス・グランプリで年間5つ目(キャリア7つ目)のタイトルを手にし、年末のツアー・チャンピオンシップスに出場することとなりました。

  結果的に、故障をしながらも2006年のシーズンはペトロワにとって最も充実したシーズンになったわけですが、「過去は振り返らない」とペトロワ。「もっと上を目指したい。もし、どの大会のどの試合でも100%の力で戦えれば、昨年以上のプレーが出来ると信じている。勝つということは、重要な場面におけるプレッシャーをコントロールできるということ。そして(負けたとしても)いかに敗戦を受け入れるかが大切。これはほとんどの選手にとって難しいこと。もし負けたとしても、私はすぐに気持ちを切り替える努力をして、数日間を楽しみ、また次のトーナメントへ向けてモチベーションを高めて行きたい」。

  そんなペトロワの今年の目標は、トップ5でシーズンを終えることと、グランドスラムのタイトルを手にすることだそう。そう、彼女に足りないものは、GSのタイトル。ニュースでもたびたび、GSのタイトルを獲ってもおかしくない選手、なのにタイトルを手にできない、というような嬉しくない形容詞をつけられているのを見ます(全豪で、クズネツォワが「地味」な第3シードって書かれていたのもお気の毒……)。私も個人的にはペトロワは(GSに限らず)もっとタイトルを持っていても何ら不思議でない実力の選手だと思っています。

  ということで、現在行われているパシフィック・ライフ・オープンもそうですが、全仏、そしてUSオープンと、その意気込みで、マスコミの用いる形容詞を変えてもらいたい! 特に、このインディアン・ウェルズでの戦いはチャンス。まぁ、エナン、モレスモ、クライシュテルスがいるドローのなかでタイトルを手にすることが本人にとっても一番いいのでしょうが、気になるメンタル・コントロールということにおいては、まずこの大会で優勝して、さらに自信を深めるというのも悪くない。ぜひ、頑張ってもらいたいと思います。

  あと、サマンサ・ストサーが、ダベンポートが2004、2005年の2年間、リンゼイ・ダベンポートのコーチを務めていたアダム・ピーターソン氏を新しいコーチとして迎え入れるというニュース(Stosur takes on new coach」)。

  ストサーのマネージャーによると、金銭面での問題と、ストサーが拠点をオーストラリアよりもアメリカに置いていることが影響したとのこと。まずは、インディアン・ウェルズとマイアミで、新しいコーチとの相性を見てからになるそう。

  もうひとつの記事は、マルチナ・ヒンギスが「私がグランドスラムのタイトルを獲るという話はまだ早いわよ~」とマスコミに語った話(「Hingis remains cautious」)。

  おそらく、マスコミから、次はそろそろグランドスラムのタイトルなんじゃないか、という質問がたくさん飛んでいるのでしょう。

  しかし、ヒンギスいわく、「まずは、トップランカーたちを倒す必要があるのよ。モレスモにはまだ勝てていないし、キム・クライシュテルスやマリア・シャラポワ、ジュスティーヌ・エナンにも勝たなくちゃいけない。彼女たちにいつも勝てるようになったのなら、そう言われてもおかしくないと思うけれど、まだそうではない。だから、私がグランドスラムのタイトルを手にするという話をするのは、今は現実的なことではない。私はセリーナのように、急に試合に出場して、いきなり優勝できるようなタイプの選手じゃないんだから」とコメント。

  ま、確かに。
  私個人としても、GSのタイトルをヒンギスが獲るというのは難しいとは思います。でも、マスコミもファンも、長いブランクからカムバックしたばかりなのに、すでにティアIのタイトルを3つ獲っていますし、そりゃあ、期待してしまいますよねぇ。今度、本当に引退するまでに1回ぐらいは見たい(笑)。

  もし、ヒンギスがこれから先、GSのタイトルを獲るとしたら、どこで獲るでしょうか。

  私としては全豪かウィンブルドンかな、と想像(妄想)しますが、全仏だけタイトルがないんですよね(でも、全仏は難しいかなぁ……)。ヒンギス自身も、本当は現在でもGSのタイトルを獲ることは決して不可能なことではないと思っているような気がしないでもないですし、絶対的なナンバー1がいないだけに、チャンスはあるはず。ですよね!?

posted by takezoh |07:04 | テニス | コメント(2) | トラックバック(0)
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Re:ペトロワ、今年のGSへの意気込みを語る

 モーレスモやクライシュテルスも実力がありながらGS優勝できない選手と言われてましたが、ペトロワも何かひとつきっかけがつかめればブレイクできると思います。がんばってほしいですね。
 ヒンギスのGS優勝は確かにまだちょっと難しいかも。安定感はあるけど、セリーナのような爆発力はありませんからね。ただ荒れた大会になればチャンスはあると思います。

posted by バラージ | 2007-03-09 19:47

>バラージさんへ

 おっしゃる通り、きっかけって必要かもしれませんよね。それが今年ということも充分に考えられると思います。どんどん体つきもたくましくなってきていますから(太ったわけじゃなく/笑)、フィットネスにもかなり力を入れているような気がします。

 ヒンギスのGS優勝。見たいんですけどねぇ。荒れた試合、今大会が最適なのでは!

posted by takezoh | 2007-03-10 00:13

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