2007年01月31日
オンコート・コーチング、どう思いますか?
今日(昨日)、朝の11時から出かけるまでの間、第1コートの試合(アナ・イワノビッチ×シネイ・ペリー、ダニエラ・ハンチュコワ×ロベルタ・ヴィンチの2試合)をほけーっと観ていたのですが、さっそくハンチュコワとヴィンチが使いました、オンコート・コーチングを。 で、コーチングの間の音声も拾うという話でしたが、ハンチュコワのコーチの声がまったく聞き取れないぞ(しかも、実況・解説がしゃべりっぱなしで余計に聞き取りづらいじゃないか)。さらに、ヴィンチのほうはイタリア語なので、さっぱり何を言っているのかわからない。唯一、cambia(=change)ってのだけわかりましたが、何を変えるのか、変えないんだか、わかりません。回転? コース? いまのプレーを続けるってことか? そうです、よく考えたら(よく考えなくても)、みんなが日本語や英語で会話しているわけがない。日本語もしくは英語でなければ、マイクでコーチングしているところを拾ったところで、実況・解説でさえも何を言っているのかわからないんでは……。であれば、マイクで拾う意味があまりないような気がしないでもないのですが。 ま、それはさておき。
ハンチュコワ、立ち上がりのラリー戦では押していたように思ったのですが、ヴィンチの守備の良さ、そして回転量の多いショットに、どんどんミスが増えていき、第1セットを落とすことに。あぁ、これはコーチを呼ぶだろうな、と思ったら、やっぱり。第1セットが終わると、主審に近づいて何かを要求(ヴィンチも要求していました)。で、両者のコーチがコートに入ってきた、と。 しかーし、コーチングの甲斐なく、ハンチュコワは第2セットも落として初戦敗退。 あれまぁ。 オンコート・コーチング、皆さんはどうお考えでしょうか。 ハンチュコワの様子を見てふと思ったのは(気になったのは)、劣勢になってコーチを呼ぶことは、逆に相手に精神的に優位に立たせることにもなり兼ねないのでは、ということ。まぁ、今回はヴィンチも同時にコーチを呼んでいましたし、ヴィンチにとってハンチュコワはランキングも実績も上であることを考えれば(第2セットの反撃を警戒したと想像します)、精神的に優位に立てているわけではなかったと思うのですが、対戦相手によっては、そういうこともあり得るかな、と。 相手には焦りがある、戦略を変えてこようと思っている、何か仕掛けようと考えているのでは。などなど、相手のコーチングはその選手に聞こえなくても、ある程度、相手の状況を読むことができる。逆に、第1セットを獲ったにも関わらず、コーチを呼んだとしたら、気持ちを切り替えたい(セットを落とした)相手に、新たなプレッシャーをかけることが可能かもしれません。 なんていうのは、個人的な想像(妄想?)ではありますが、新たな駆け引きが出るという意味ではなかなか面白い。まぁ、大抵は、戦略云々よりも、精神的なところの助けになることがほとんどなのかもしれませんが。 とはいえ、個人的には、オンコート・コーチングにはまだ違和感を覚えています。 その違和感の後ろにあるのは、ロジャー・フェデラーやアメリ・モレスモが反対する理由とまったく同じ。テニスは(国別対抗などを除いては)、ひとたび試合がはじまれば、相手と、そして己との(孤独な)戦いが続くスポーツである、という捉え方をしていましたし、それこそがテニスというスポーツの本質であり、テニス観戦の醍醐味のひとつだと(ドラマを勝手に想像するわけです)思ってきたからです。 しかし、選手にとって、そしてそのスポーツという名のドラマを観る者(我々)にとって、より良い結果に繋がるのであれば、試行する価値はあるのではないでしょうか。 新しいファン(視聴率)の獲得。そのために新しい試みを導入するのも、理解を示すべきだと思います(WTAやATPなどの思惑は、主にここにある気がするのですが)。大切なことは、新しい試みを(継続する、しないに関わらず)きっかけのままで終わらせないこと、新しいファンや視聴率アップ→テニス人気=一過性のものとして終わらせない努力の必要性だと私は思います。
posted by takezoh |03:02 |
テニス |
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Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
確かヒューイットもコーチングに反対で「いったんコートに出たら自分の力だけで相手に勝つ方法を見つける、それがテニスの素晴らしいところだと思う」みたいな事を語ってました。
私もそれがテニスの醍醐味だと思います。ほら『エースをねらえ!』でも歌ってたじゃないですか「コートでは誰でも一人、一人きり」って。(ゴメンナサイ)
でも真面目な話、コーチングがテニス人気に繋がるとはあまり思えないのですが・・・・・・個人的にはちょっと気分が盛り下がるという感じです。
posted by momo | 2007-01-31 04:32
>momoさんへ
正直、私もこれがテニス人気に繋がるとは思えません(苦笑)。テレビ視聴率というところが一番の狙いだと思います。怖いなぁ、と思うのは、結局これで視聴率が上がらなかったとき、はい、やめますというのではあまりにも無責任な気がすることです(選手にとってもいい迷惑か、と)。長期的視野に立っての改革なのか、何を見据えて改革を行なおうとしているのか、いまいち見えづらい(結局、やはり一時的な視聴率だけが目的なのか)ということでしょうか。
そうそう、エースを狙え!の主題歌。そうなんですよね、コートでは誰でも一人きりなんですよね・・・。大人になって、宗方仁があのとき27歳だってことを知って仰天しましたが、いまは納得。フェデラー(25歳)はもっと達観してますもんね(笑)。って、余談でした。
posted by takezoh | 2007-01-31 04:50
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
ひとつわからないのですが、「オンコート・コーチング」が、どういう理屈をたどって、「視聴率」に繋がっていくのでしょう?
posted by 柊 | 2007-01-31 09:15
>柊さんへ
はじめまして、こんにちは。
これについては、ラウンドロビン採用のところでも少し触れているのですが(下記URLを参考にしてください)、ATPのRR採用にしても、WTAのオンコート・コーチングにしても、強調されているのは「ファンにとって魅力的なイベントにする」「ファン・フレンドリーなスポーツ(イベント)にする」ということです。つまり、これらの改革はそもそも、観客動員やTV視聴率の改善を何とかしなければならないというところから発展しています。
すいません、これらのことを前提に、記事をエントリしておりました。わかりにくかったでしょうか。
いずれにしても、ATPにしてもWTAにしても短期的視野での改革ではないのか、テニス発展のビジョンが見えづらいというのが私の率直な意見です。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takezoh/article/254
posted by takezoh | 2007-01-31 09:38
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
あっ、挨拶が遅れましたね…(^^;
はじめまして。
記事、拝見しました。
ただまだ自分の中ではよくわからないんですよね~。
◆「オンコート・コーチング」の導入
⇒「ファンにとって魅力的」
⇒「TV視聴率の上昇」
???な感じです。
「オンコート・コーチング」の何が魅力的なの???なんて。
あっ、そうか?!
◆「オンコート・コーチング」の導入
⇒☆拮抗した試合が増える(はず)
⇒「ファンにとって魅力的」
⇒「TV視聴率の上昇」
ということなんですかね。
であれば、そこをきちんと整理した上で、話をする必要がありそうですね。色々なブログや記事を見てると、そこをすっ飛ばした話をしている人が多い気がしますから。自分みたいに少し頭の弱い人にとっては、中をすっ飛ばされると???な事態に陥ってしまいます。
なんて、余計なことでした。
すいません。。。m(__)m
posted by 柊 | 2007-01-31 10:56
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
余計なことついでですいませんが…。
今回の記事も、
◆「オンコート・コーチングとテニスの醍醐味」
↓
◆「新しいファン(視聴率)の獲得のための新しい試み」
という感じの話の流れになっていたので、
途中の理屈をすっ飛ばされた感じになってしまったのでした。
って、すいませんm(__)m
別に荒らしとか悪気があるわけではなくて、
単なる感想です…(^^;
posted by 柊 | 2007-01-31 10:59
>>柊さんへ
この話はさかのぼること一昨年(2005年)のことです。
新しいファン獲得や視聴率アップというのは、「理屈」ではなく「大前提」なのです。そして、ファン・フレンドリーというATPやWTAが掲げているのは、ある意味、大義名分だとお考えください。
日本ではあまり取り上げられていないと思いますが、当時、メディアでも多少なりとも取り上げられていました。いますぐに見られるものを検索したらAll About Japanの記事が見つかりましたので、参照ください。
http://allabout.co.jp/sports/tennis/closeup/CU20051031A/index2.htm
言い訳がましくなるようですが、どこのブログもすでにこの前提があることを承知の上で、おそらく、現在、ラウンドロビン(RR)やオンコート・コーチング(OCC)について書かれていることと想像しますし、私もそのつもりで書いておりました(OCCが試行されたのは昨年夏、RRは今年から試行されたばかりなので、ルール改訂の話が出た当初の2005年より、昨年から現在にかけて具体的にブログで取り上げられることが多くなっているのか、と)。
ただ、ここのブログを始めたのが昨年6月ということを考えれば、最初にもう少し詳しく突っ込んだ話をすべきだったのかもしれません。
荒らしだなんて思っていませんのでご安心を。柊さんが長いテニスファンかどうかはわかりませんが、このブログのテニス関連のエントリは、なるべく新しくテニスを好きになった人、まだテニスに興味のない人にもっとテニスを好きになってもらいたいという思いがあって書いていることもあるので、今後は背景についてももう少し触れていくべきだと反省します。
posted by takezoh | 2007-01-31 11:15
>>>柊さんへ
↑
all about japanの記事は、ダブルスのルールとエントリーシステムの改訂ですが、この一環で今のRRやOCCといったシステム導入にも繋がります。記事を見つけることができたら、またブログ内でお知らせします。
posted by takezoh | 2007-01-31 11:20
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
難しいテーマですね~私達ファンの為でなく、選手にとってどうなのか?という方向で話し合ってほしいと思いますが・・・
GAORAで放送してたWTTなんかだとオンコート・コーチングは楽しく観られましたが、まぁこれはあくまでもチーム戦だから。というのが前提ですが(デビスカップのように)
一対一のプロテニスプレーヤーに対してはどうなのか?と疑問。それこそ「エースをねらえ!」の歌詞ですよね~技術、精神、共に備わってこそのプロ!ですよね。
posted by rieechan | 2007-01-31 14:02
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
人気者ハンチュコワの敗退は残念ですね。杉山選手とのダブルスも1回戦負けだし……。
高尾選手は第1セット5-2までいったんですね。惜しかったんだな~。中村選手・中村&森上選手のダブルスも敗退で、残る日本人選手は杉山選手だけになっちゃいました。
オンコート・コーチングは、『ニュース23』のスポーツコーナーで、高尾選手が使っているのが放送されてました。シャラポワ・デメンティエワがともに反対で、賛成派のヒンギスも今年は母親を連れずにツアーを回るとのことなので、土日の放送ではそういうシーンはないかもしれませんね。
ちなみにヒンギスは、「メディカル・タイムアウトを時間稼ぎや流れを変えるためなどに使う選手が多く、本当に必要な状況は実際には少ないと思う。そんなときに観客を見つめてボケ~ッと待ってるより、誰かと話しているほうが気が紛れる」とのこと。ま、そういうこともあるでしょうが、それでも僕もやっぱりこのルールはちょっとなぁ、と思います。
posted by バラージ | 2007-01-31 17:46
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
オンコート・コーチングについて、思うところを書きます。
まず、全豪オープン中のトレーシー・オースチンのコメントから。彼女はオンコート・コーチングに反対する立場です。その理由は以下の2点でした。
1.テニスは個人スポーツであること。
チーム戦以外では、選手は一人で戦うもの、ということです。
2.優秀なコーチを雇える裕福な選手ほど恩恵があるシステムであること
裕福な選手は優秀なコーチを雇うことができます(彼女は具体名としてブラッド・ギルバートの名を挙げました)。そういった優秀なコーチからオンコート・コーチングを受けることで、試合をさらに優位にすすめることができます。一方、裕福でない選手のなかにはコーチを雇えない人もいます。結果、裕福な選手がより勝利しやすくなり、選手間の貧富の差がより拡大する、と彼女は主張していました。
以上、オースチンの考え方でした。
以下、私の思うところです。
1.会場の観客はどうなるのか?
オンコート・コーチングはテレビでは音声が聴けます。でも会場にいる観客には聞こえないのではないでしょうか。高いチケット(特に日本のチケットは異常に高額!)を購入した観客に恩恵がないシステムはいかがなものでしょうか?テレビの視聴率のほうが、観客よりも大事?
以前ある大会でのひとコマ。優勝インタビューをテレビ局のアナウンサーが行っていましたが、その音声は会場には流れませんでした。テレビ用のインタビューでした。コート上で選手とアナウンサーがなにかしゃべっているのを会場から眺めていましたが、むなしく感じたことを覚えています。
2.情報漏えいはどうするのか?
テレビでオンコート・コーチングの音声が流れるということは、その情報が相手選手陣営にも伝わることを意味します。せっかく適切なアドバイスを送っても相手に筒抜けになってしまっていいのでしょうか?他国の分からない言葉でしゃべれば大丈夫、というわけではありません。裕福な選手であれば通訳を雇って訳してもらえばいいだけですから。それこそ貧富の格差の拡大につながります。
相手に伝わらないようにする手段が講じられるかもしれません。筆談で話す、あらかじめ書いておいたメモ書きを基にアドバイスするなどなど。音声マイクをつけてもらっても、なんにもしゃべってもらえない、なんて事態が生じるかもしれません。
私はオンコート・コーチングはあってもいいと考えています。ただ、その会話をテレビで流す、ということには反対です。コーチはアドバイスを送り、選手はその指示を聞く。そしてその内容は二人だけが知っている。従来のデ杯、フェド・カップと同様です(セット内の回数を何回にするとかは、また違う議論になります)。
しかし、オンコート・コーチングの内容をテレビで流さない、とすると視聴率アップにはつながらない。オンコート・コーチングではない、他の方法での視聴率アップを検討して欲しいものです。
posted by Gen | 2007-01-31 18:05
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
僕の意見を述べさせてもらいますね。
正直、オンコートコーチングについてはどうなのかなって考えています。
なぜなら、コートでは誰でも一人、一人きりだからw
フェデラーが言うように、それこそがテニスの本質だと思います。
でもフェドカップみたいな団体戦ではアリだと思います。逆に、なくてはならないと思っています。
まぁ実際のところやってみなくてはわからないのかもしれませんね。
賛否両論あったラウンドロビン方式もおおむね好評と聞きますし、チャレンジシステムもやってみれば面白いし、実際観客も大盛り上がりですからねー。
シャラパパがバナナを振り回す事に目くじらたてるんだったら、その程度の事ならOKにしちゃえば?というのもあります。
それよりも僕はグランドスラムを含むすべての試合の3セットマッチ化を提案したいですw
5セットマッチのうえ、最終セットがアドバンテージゲーム方式では長すぎると思います。
5時間も試合にかかるのじゃTV放送なんかは難しいですし、見ている方もつらい!
だからといってダブルスみたいなノーアドはいけません。
ベストオブ3タイブレークセット、セットブレイク方式!これですね。
これなら試合時間2時間前後でTV放送向けに一番バランスがいいと思いますし、勝負が決まるのが早い分選手もさらに集中しなくてはいけないので緊迫した試合になるし、観戦するという意味でもちょうどよい時間だと思います。
すいません、話が思い切りそれました^-^;
posted by スレイブ | 2007-01-31 19:39
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
ご無沙汰しております。全豪が終わって少しいひと息つかれている所でしょうか。
あっ、もうパンパシが…テニスファンは選手に負けないくらい休む暇がありませんね。何かと、テニスとは違うところでバッシングを受けがちなシャラポワですが、全豪の決勝を戦った数日後に日本に来ているのを見てビックリしました。派手ないでたちとは別に、凄く頑張りやさんなんだと勝手に思っております。そのシャラポワを破って優勝したセリーナもそのようなことで叩かれていた時期があるようですが、テニス界は副業をしている選手にはちょっとうるさいのかな。それにしても久しぶりにセリーナを見ましたが、彼女本来のテニスは技術論や精神論さえも破壊してしまいそうなテニスですね。あのケツ(あえてやらしくないようにいいます)を見ると、昔阪神にいたフィルダー思い出します。やはり、競技に限らず超一流アスリートには屈強な下半身が備わっているのだと改めて思いました。
オンコート・コーチングに関しては、スポーツオタクには、一杯ご意見したいところですが、今回は皆さん熱いコメントを残されているようなので(お返事も大変そうなので)またの機会にさせてもらいます。おもしろいところに目をつけられましたね。その考え方がその競技の特性や理念と重なる所が多いのでしょう。テニス界がその部分をいじるということは、かなりの改革に踏み切ったという意味かもしれませんね。
posted by uzura176 | 2007-02-01 03:27
>rieechanさんへ
お返事遅くなりました。
オンコート・コーチングには選手からも反対派の意見が多いと思っていましたが、あまり選手の意見は聞いてないという感じがします。WTA公式サイトでは、昨年夏、試行は成功している、というような記事が出ていましたが(ロジャーズ・カップのヒンギスなど、コーチングによって挽回した試合を引き合いに出して)、推進しているほうとしては、当然のニュースと言えましょうか。
これはテニスに限ったことではありませんが、テレビ中継やファン優先を意識してばかりでは、純粋にスポーツの面白さ(つくられたエンターテイメント性ではなく)が薄れていくような気がしないでもありません。
posted by takezoh | 2007-02-01 08:12
>バラージさんへ
お返事遅くなりました。
杉山&ハンチュコワのダブルス、残念でした。でも、杉山選手のシングルスは、かなり調子が良さそうでしたよ。ウィナーの数がなんと1本だけという試合でしたが、サーブもよく入っていましたし、体もよく動いていて、ラリーでも攻守ともに冴えていたと思います。って、あんまり「よし、行ける!」と思いすぎると、全豪の二の舞になるので、この辺でやめときます(笑)。
それよりも高雄選手!最後の数ゲームしか見られなかったのですが、負けたものの非常に良かったと思います。サンタンジェロによく粘って食らいついていっていました。152cmという身長はやはり不利な部分があると思いますが(状況によっては顔よりも上の打点で打たざるを得ないなどななど)、ぜんぜんそれを感じさせないほどの頑張りでした。すごいファイティングスピリットでした。ぜひ、もっとランキングを上げて、大きな大会にも本戦ストレートINを目指してもらいたいと思います。
>賛成派のヒンギスも今年は母親を連れずにツアーを回るとのことなので、土日の放送ではそういうシーンはないかもしれませんね。
それはヒンギスがSF、決勝に残るということですね(笑)。私も決勝に残ると信じて、決勝しか東京体育館には行かないのですが。
ハンチュコワは最初、反対派だったんですよね? でも、杉山選手らの効果で態度を軟化させた、と(実際、彼女も他の大会で成果があって勝った試合もありましたし)。でも、今回の東レで、また反対派にまわるかもしれません。
全体的には選手には反対派が多いような気がするのですが・・・最終的な結論は来年、再来年になるのでしょうか。
posted by takezoh | 2007-02-01 08:23
>Genさんへ
お返事遅くなりました。
ご意見、ありがとうございます。
トレーシー・オースチンの考えは、もっともですよね。コーチを何らかの理由で帯同させられない選手へ配慮する工夫がルールのなかで見られるならばいいなぁ、と思うのですが、実際はホークアイの導入(すべてのコートには導入されていないこと)なども含めて、ランキングの高い選手(=金銭的余裕のある選手)に有利に働くルール改正だと批判されても仕方ないと思います。
Genさんご自身の(1)はごもっともだと思います。これはテニスに限ったことではないと思いますが、最近どのスポーツもテレビ放映する上で魅力的なコンテンツかどうかといったことを意識しすぎる傾向があると思います(見かけのエンターテイメント性を重視し、スポーツ本来の持つドラマ性やエンターテイメント性を軽んじている、という意味で)。もちろん、昔と違って、娯楽の選択肢が多くなったこと、会場に足を運ぶかラジオにかぶりつくか、という少ない選択肢とは違うこと(最初からテレビ中継ありきになってしまっていること)、スポンサー収入など、テレビ視聴者を意識するのは必然的なことなのかもしれません。であれば、なおさら、テレビ中継を観る人たちが、会場に足を運びたくなるような努力が必要だと感じます。その意味では、オンコート・コーチングはまったく逆を行ってしまっているため、批判が出るのも当然かと思います。
情報漏えいについては、私も最初はそう感じました。ただ、このあたりは権利を使う選手・コーチもある程度わかった上でのことなのかなぁ、とも思っています。ただ、テレビを意識しすぎて、コート上でのコーチングは英語のみ、なんてことだけはやめてほしいです(通訳を介するというのも、試合をしているというところからかけ離れたものになっていってしまって、さらに会場にいるファンもTV前のファンも興ざめしてしまいそうですよね)。
いずれにしても、オンコート・コーチングが視聴率に貢献するとは私も思えないです。試合中の選手を利用してファンにサービス(と、あえてコーチングのシステムを「サービス」と言いますが)するというのはどうかな、と。本来は試合中のプレーそのものがファンを魅了するわけですから、サービスという点では中継するテレビ局側(実況・解説を含む)ももう少し努力してもらいたいと思っています。
オンコート・コーチングで選手のプレーが向上するのであれば、それは選手にとっても良いことだと思いますし、会場のファン、テレビ前のファンにももっとも訴求するものになると思います。最終的にオンコート・コーチングがどのような形に収まるのかはまだわからないですが、あまりファン・フレンドリーという部分ばかりに順店をおかず、選手にとって何が一番ベストなのかを考えてもらいたいなぁ、と思います。
posted by takezoh | 2007-02-01 08:55
>スレイブさんへ
お返事遅くなりました。
昔、とある小さなアメリカのIT系ベンチャー企業が日本に進出したときに、そこの社長が「日本は100%確実とわかってから行動する傾向にあるが、アメリカでは70、80%でも、とにかくやってみて、やりながら100%に持っていく、という違いがある」と言っていたのを聞いたことがあるのですが、ここ数年のATPやWTAのルール改正をみると、なんかその社長の言葉を思い出します(ま、テニスは本来、国という要素が薄いスポーツなので、話が逸れてしまって申し訳ないのですが)。ただ、スポーツのルールに果たして100%のものがあるのか? と言われれば、非常に難しいのですが・・・。そのなかで、100%と言えるもの、つまり近代テニスの本質的なところを左右する部分でのルールと、時代によって変化せざるを得ないルールとの棲み分けをした上で、改正していく必要があるのかなぁ、という気がしています。
そういう意味では、男子の3セットマッチは、改善すべきルールのひとつだと思います。今年からでしたっけ? マスターズ・シリーズなどの決勝が5セット→3セットに変更されるそうですが、グランドスラムもいずれ、そうなる可能性は高いと思います。かつてはタイブレークさえもなく、それが徐々に変化してきていますから。
しかし、ダブルスのノーアドってどうなのよ、という感じです。あれって、結局、ダブルス人気回復とか言ってますけど、完全に、シングルスのテレビ中継を意識したルール改正だと思うのですが・・・。
posted by takezoh | 2007-02-01 09:15
>uzura176さんへ
こんにちは、お越しいただきありがとうございます。
全豪が終わってしばらくはユルい感じでテニスのエントリをしていこうと思っています。それに、今週末(というか、月曜の朝)はスーパーボウルですから! コルツ×ペイトリオッツの素晴らしかったらしい試合の再放送チェックもしなくちゃなりません(笑)。
シャラポワは今回の全豪決勝の敗戦で、さらなる努力をしてくるだろうと思っています。いろいろ言われていますが(日本はシャラポワの放映に偏重しているので、このあたりは個人的にも何とかしてもらいたいとは思っていますが/笑)、セリーナしかり、あらゆる方面からのネガティブな意見を吹き飛ばす精神力は、やはりトッププロだなぁ、と感服しました。
セリーナの下半身=フィルダー、笑いました。でも、今のセリーナの下半身は、故障の影響はあるとはいえ、ずっとツアーに出ているときよりも締まりがないと思ったりなんかしています(笑)。こんな私みたいなファンやメディアが多いことが、セリーナの気持ちに火をつけて、シャラポワを圧倒してしまったんだと勝手に想像しています。
>その考え方がその競技の特性や理念と重なる所が多いのでしょう。テニス界がその部分をいじるということは、かなりの改革に踏み切ったという意味かもしれませんね。
本当にそうだと思います。ファンの獲得や視聴率アップ以上に、テニスの本質を変える可能性がある改革をする意味があまり見えないのが、一番やっかいなところだと思っているのですが、最近、スカパー!がJリーグに観客動員120%を要請したそうですが、あんまりテレビ局側が大きな力を持ってしまうと、スポーツ界はドツボにはまっていきそうな気がしないでもありません。
posted by takezoh | 2007-02-01 09:33
Re:オンコート・コーチング、どう思いますか?
なるほど。確かに100%確実でなければ実行に移さないというのは日本の(特に官公庁)傾向ではあると思います。
アメリカ的考えを見習う部分も多いのでしょうが、それによってスポーツの本質を見失っては本末転倒であるとは正に仰るとおりだと思います。F1レースがよい例ではないでしょうか。
度重なるルール改正により、ドライバーの技量よりピット戦略が重きを占めるようになってしまい、結果つまらなくなってしまいました。
3セットマッチにするという動きはすでにありましたか!知りませんでした…お恥ずかしい限りです。
テニスの試合短くなって、野球中継みたいに地上波放送する日がこないですかね。
「[生]全米オープンテニス フェデラー×ロディック 最大延長45分」とかw
ノーアドは僕らアマチュアにはおなじみのルールですが、ダブルスとは言えプロではやってほしくないですよねー。アドバンテージの攻防はテニスならではの魅力ですし、シングルスほどではないにしろサーバーが有利になりすぎます。
posted by スレイブ | 2007-02-01 13:12
3セットマッチ
テレビ放映その他を考えれば、確かに3セットマッチへの改善はアリなんですけどね。
ヒューイットやナルバンディアンのファンは「え~~?」かもしれません。2セットダウンされたところから粘って粘って逆転するっていう・・・・・・アレは見ている方もめちゃめちゃ疲れることは疲れるのですが、その反面、テニスというスポーツの面白さでもあるかと思います。野球みたいに一発逆転ホームランなんて無い、まさに孤独に戦いぬく数時間。観戦後の充実感はすごーくあります。
ああいう試合を見て選手のファンになる人も多いのでは。
2005年全豪のサフィンとフェデラーの試合も素晴らしかったし・・・・・・普通のツアーは3セットマッチでも良いけれど、四大大会くらいは5セットマッチでもいいんじゃないかなぁと思ってしまうのですが。
posted by momo | 2007-02-01 13:22
東レPPO
ベスト8のうち7人が出揃ったようですね。
杉山選手、キリレンコにも勝ちました! 次はシャラポワ対スキャボーネの勝者(多分シャラポワ)と対戦。がんばれ! そういえばハンチュコワとのペアは解消だそうですね。ヤンコビッチとイワノビッチは順当に勝ち進み同胞対決です。
ヒンギスはストーサーと、デメンティエワは予選勝ちあがりのビンチと対戦。ヒンギスは、李[女那]が相手かと思ってたんですが、ストーサーならまぁ大丈夫でしょう。
東レPPOの公式サイトに、各選手のインタビューが載ってるのですが、意外にもオンコート・コーチングには賛成派も結構いるようです。ヤンコビッチ・キリレンコは賛成派。中村・森上・高尾選手は賛成する部分も反対する部分もある、という微妙な反応でした。前に書いたようにヒンギスは賛成派で、デメンティエワは反対派。公式サイトにはありませんでしたが、杉山選手は賛成派で、シャラポワは反対派でした。
posted by バラージ | 2007-02-01 19:12
PPO追記
シャラポワがスキャボーネに勝ったようです。フルセットなので、結構厳しい試合だったみたいですね。
昨日の『ニュース23』で見たヒンギスはサービスエースが結構決まってましたが、サーブの改良の成果なのでしょうか?
posted by バラージ | 2007-02-01 19:28
>>スレイブさんへ
確かに、F1は度重なるルール改正で、本来のF1の面白さが薄れていきました。タイヤ交換なしのときなんて、耐久レースか? と思うようなレースになってましたもんね・・・。安全性とか言いつつ、逆に危ない、危ない。
グランドスラムの男子シングルスが3セットマッチになる日はいつなのでしょうか。ホークアイをウィンブルドンが使うのかどうかも(ATPやWTAは今年のウィンブルドンで使ってくれるとポジティブな意見を述べているようですが)まだわからないので、まだまだ先になるかもしれませんね。
個人的には、スレイブさんのコメントの下でmomoさんがおっしゃっていることと同意見なところもあるので、TV放映が頻繁になってテニス人気がもっと出るかもしれないこと合わせて考えると、とても複雑な気持ちになります(笑)。
しかし、なぜテニスは人気がないように思われているのでしょうか。次のエントリで考えてみたいと思います。
posted by takezoh | 2007-02-02 10:53
>>momoさんへ
わかります、5セットマッチの面白さ。ヘタすると5時間近くにもなる試合。観ているほうもしんどい部分はあるのですが、でも観たあとの充実感もありますし、記憶に残る試合って多いですよね、フルセットを戦った試合って。アガシなんかも、マッチポイント握られてから大逆転とか、フルセットの試合、けっこうやっていたような。
2セットダウンからの大逆転なんて、逆転されるほうのファンの方にはやめてくれ~、という感じかもしれませんが(笑)。
バレーボールはテレビ中継を意識してラリーポイント制になりましたが、結果的にはあまり試合時間が変わっていないらしいです。まぁ、テニスが5セット→3セットになれば、確実に時間は短縮されるでしょうが、それでも場合によっては3時間をゆうに超える試合もあるんですよね。
野球もよりスピードアップ化をはかるために、今シーズンからまたルール改正がなされていますが(打者が打席に入って投手に面してから12秒以内に投球しないとダメとか)、テニスも細かいところでそういうルール改正がもっと出てくるのかもしれません。
posted by takezoh | 2007-02-02 11:07
>>バラージさんへ
杉山選手、とうとうシャラポワ戦まで勝ち上がってきましたね。良かった! 昨日の試合はシャラポワ戦しか観られなかったのですが、シャラポワ、かなり調子悪そうです。サーブを修正してくれば手強いですが、そうでなければ、杉山選手にも充分勝機はあると思います。いやぁ~、どうなることやら。
ハンチュコワとのダブルス、私もそろそろ解消したほうがいいと思っていました(笑)。上でコメントをくださっているスレイブさんの情報によると、森田あゆみ選手と組むかもしれないとのことです。全豪の予選、およびジュニアであまりいい結果は出なかったようですが、杉山選手と組むことでいい影響が出るかもしれませんよね。
ヒンギスはストサーですか。大丈夫かな、決勝まで絶対に勝ちあがってもらいたいんですが。個人的理由で(笑)。ディメンティエワは、修造氏に「(サーブがなかなか入らないのに)なんで昨年優勝できたんだろう」とか辛口コメントされていました(笑)。でも、さすがに試合勘が戻っていない?リホフツェワには勝ちましたね。ストロークの調子は良いようです。
東レPPOのインタビュー情報、ありがとうございます。あのサイト、使いづらい(笑)。インタビュー、どこに掲載されてるんだ? と思ったら、試合結果とドローのところの下にありました。今大会はかなり積極的にシステムを使う選手を見かけます。選手もとりあえずやってみてどう思うか、というのを試しているのでしょうか。
シャラポワは失敗してましたけど(笑)。ますます反対派になりそうですね、彼女は。
posted by takezoh | 2007-02-02 11:16


