2007年01月19日

全豪OP 大会4日目 (2)

 ナイキのノースリーブ・ウェアが流行っているようで。
 ナダル、ブレイクにはじまり、モンフィスにロペス、クズネツォフ、スミーツ……

 やっぱり、あれですか、二の腕自慢。

 ロディックやサフィンなど、若手選手が台頭してきたときにATPで「ニュー・ボールズ・プリーズ」キャンペーンってのをやっていましたが、あのときのポスターみたいな構図で、ノースリーブ・ウェアの選手が並んだりなんかしたら(ナダルの左の二の腕だけが異常に目立ちそうですが)、ちょっと面白い……
 なんてことを、私は試合観戦中に考えている馬鹿者です。

 まぁ、サーブのときなど、袖が邪魔になるという選手も多いということもあるのでしょう。
 そうえいえば、サンプラスがサーブするとき、いちいち袖を上げるので、そんなに邪魔やったら切ってしまえ! と思ったことがあります。あの頃に、ノースリーブのウェアがあったら良かったのに。って、サンプラスは着ないだろうな。だって、似合わないもんな(フェデラーにも遠慮願いたい)。

 そんな与太話は横においといて。

 男子シングルス2回戦の結果を見ていきます。

ダビド・ナルバンディアン vs ニコラス・ラペンティ 6-4/6-4/6-4
セバスチャン・グロージャン vs オリビエ・ロクス 4-6/6-1/6-3/4-6/6-4
フロリアン・メイヤー vs アンドレアス・セッピ 5-7/7-5/6-2/6-2
トミー・ハース vs イリア・ボゾルヤック 7-6(3)/6-1/6-3

 ナルバンディアンは息を吹き返しましたか。
 ハイライトで、コートの思いっ切り外から、バックハンドのダウン・ザ・ラインをコーナーいっぱいに決める、すごいショットを見ましたよ。いや~、さすがです。

 グロージャン、ハースとシード選手が2回戦を突破しましたが、こうなると、やはりナルバンディアンが勝ち上がる確率は高いでしょうか。


トマス・ベルディッチ vs ロバート・スミーツ 6-3/6-2/6-4
ドミトリー・ツルスノフ vs マックス・ミルニー 6-2/6-3/7-6(4)
ファブリス・サントロ vs アーノルド・クレモン 6-2/6-4/6-4
ニコライ・ダビデンコ vs ギレス・ミュラー 6-4/6-0/6-3

 よし、よし、ツルスノフ君が3回戦進出です。
 3回戦ではベルディッチとの対戦になるわけですが、相性は悪くない。昨年のUSオープンでは、これまた3回戦でベルディッチとあたり敗れてはいますが、6(2)-7/6-3/3-6/6-3/6-4と頑張りましたし、その後、ムンバイの大会(キングフィッシャー・エアラインズ・テニス・オープン)の決勝では、今度はツルスノフが6-3/3-6/7-6(5)でベルディッチを退け、優勝しています!
 ぜひとも、ここは勝ってもらって、ダビデンコとのロシア対決を希望します(でも、放映、なさそう……)。


ジェイムズ・ブレイク vs アレックス・クズネツォフ 6-4/6-1/6-2
ロビー・ジネプリ vs ミーシャ・ズベレフ 6-4/7-5/6-1
レイトン・ヒューイット vs フランク・ダンチェビッチ 6-4/6-4/3-6/6-4
フェルナンド・ゴンサレス vs フアン・マルティン・デル・ポトロ 7-6(7)/4-6/6(3)-7/6-4/4-0 Ret.

 JBが2回戦で対戦したのは、同じアメリカのクズネツォフ(生まれはウクライナだそうですが)。どうやら、JBはクズネツォフが15歳のときに、一緒に練習をしたことがあったそうで、そのとき、彼の潜在能力に驚いたとか。
 その通り、この試合では、JBと互角に打ち合うシーンがたくさん見られました。

 ただ、まだ19歳。気負いからミスをしたり、JBのようには試合を通していいショットを打ち続けられないのも事実。立ち上がりはサーブも良く決まっていたのですが、まだまだ安定感に欠けます。
 第1セット、いきなりJBのサービスゲームを2つブレイクし、3ゲーム連取しますが、これはJBがまだエンジンがかかっておらず、ダブルフォルトやストロークミスが集中したためです。
 その後すぐにJBがクズネツォフのサービスゲームを破り、第1セット中盤から、自分のサービスゲームを4つ連続ラブゲームキープするなど、格の違いを見せつけた、という感じの試合でした。

 ボールを打ち返すタイミングの速さ、劣勢からでもスーパーショットを放てるJBに、クズネツォフも時折拍手を送っていました。

 それでも、やはりJBがかつて驚いたというように、クズネツォフのひとつひとつの技術は素晴らしいものがあります。まだランキング200位以下ではありますが、来年の全豪オープン時には100位は必ず切っている、そう思わせてくれる戦いぶりだったと思います。

 一方、JBですが、調子はとても良さそうです。このまままだまだ勝ち上がるのは確実でしょう。
 解説者の方は「フェデラーと打ち合いができるのは(互角に戦えるのは)ブレイクだと思います」と、決勝進出(あるいは、優勝?)宣言していました。


アンディ・マーレイ vs フェルナンド・ベルダスコ 7-6(4)/7-5/6-4
フアン・イグナシオ・チェラ vs ヤルコ・ニエミネン 6-4/2-6/6-4/6-4
スタニスラス・ワウリンカ vs ポール・キャプデビル 6-4/6-3/6-2
ラファエル・ナダル vs フィリップ・コールシュライバー 7-5/6-3/4-6/6-2

 ナダルの2回戦の相手は、ドイツのコールシュライバー。
 爽やか青年の風貌に似合わない強気の攻めで、ネットにつめるナダルにボディアタック、2回もしていました(ナダル、さすがに2回目はちょっとムっとしたか?/笑)。なかなか白熱した試合でした。

 ナダルはサーブをやや改造したとのことですが、まず、構えるときの体が、以前よりも相手コート方向に向いてますかね? 1stはずいぶんスピードアップされていますし、深いところに叩き込む感じのサーブになっています。

 で、立ち上がりもいきなり改造したサーブでT字のところへサービスエース! さらに次のポイントでは、いいサーブからネットダッシュを見せたのにはややビックリ(ハードコート仕様か?)。そして、またもサービスエースを決めて第1セット第1ゲームを簡単にキープします。
 一方、コールシュライバーは、立ち上がり、いいストロークはするのですが、チャンスボールでことごとくミス。結局、第4ゲームをナダルにブレイクされ、第5ゲームもナダルがキープして、4-1と突き放されます。

 しかし、サーブの調子が上がり、リターンでもエース級のボールが入り始めます。
 また、ラリーからフォアのダウン・ザ・ラインを決めるなどで、第9ゲーム、ブレイクバックのチャンスを得ると、最後はナダルがダブルフォルト。第10ゲームにはまたもチャンスでミスをするものの、なんとかキープに成功して、ゲームカウントが5-5に並びます。

 片手バックハンドで鋭いショットを放つコールシュライバー。ラリーからのウィナーが増えるとともに、ナダルも自分のサービスゲームを簡単にはキープできないようになってきます。それでも、第11ゲーム、コールシュライバーがまたもここというチャンスでミスをおかしてしまい、ナダルは2回のデュースをしのいでキープに成功。
 そして第12ゲーム、30-40から長いラリーが続き、最後はコールシュライバーがフォアをネットにかけ、ナダルがブレイクに成功。第1セットは接戦の末、ナダルが7-5で獲りました。

 ラリーではナダルに負けていなかったコールシュライバーでしたが、ミスが非常に少ないナダル相手に、チャンスでミスをしてしまうと、やはり厳しいものがあります。この差が7-5というゲームカウントに出たのでしょう(第2セットでも確実に決められるところでミスをしてしまい、第8ゲームをブレイクされてしまいました)。特にフォアハンドのミスが多かったように思います。

 が、放映はここまで(おいっ、こら~!)。
 あとはライブスコアをちらちら見ていましたが、第3セットはコールシュライバーが獲りましたが、やはりミスの多さ? それとも、失速しましたか? ナダルが第4セットを6-2で獲り、試合終了となったようです。

 ナダルはコールシュライバーの高い打点から鋭角で深く入ってくるバックハンドにやや苦労したところはあると思いますが(このあたりに、JBを苦手としている要因がありそうですね)、まぁ、危なげなかったように思います。サーブで楽にポイントが獲れるようになってきていることも大きいでしょう。
 このあたりは、ナダルも自覚していると思いますから、ぜひともSFまで勝ち上がって、JBとがっぷりよつで戦う姿を見たいと思います。

posted by takezoh |14:52 | 全豪オープン2007 | コメント(10) | トラックバック(0)
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あのシャツ

ロディックこそ着ればいいのに!といつも思います。サーブごとに絶対シャツの袖を気にしますもんね!

あと、ナダルはサーブの度にパンツをモジモジするので、いっそのことTバックでも履けばいいのに~(笑)と。

それにしても、今日はガスケ×モンフィス、ロディック×サフィンと、もったいないような試合が続きます・・・。

posted by スー | 2007-01-19 18:42

Re:全豪OP 大会4日目 (2)

 ダビデンコの疲労骨折はなんともなかったんでしょうか? なんか普通にストレートで勝ち続けてるんですけど(笑)。
 なんかここはナルバンディアン・ダビデンコ・ブレイク・ナダルとシード勢が順当に勝ち上がってきそうな感じですね(一応、応援してるのはヒューイットですが)。で、僕もブレイクが決勝に進出するんじゃないかという予感がしてるんですが……。昨年末の最終戦準優勝で自信を深めてるだろうし、前哨戦でも優勝して好調だと思うんで。
 さて、どうなりますか?

posted by バラージ | 2007-01-19 19:04

>バラージさんへ

 ダビデンコ、疲労骨折じゃないですよね、この勝ち上がり方。まぁ、多少は痛めているのかもしれませんが、棄権するためにちょっと大げさに言ってしまったとか(笑)。
 ブレイクはかなりいい状態だと思います。ヒューイットと対戦することになれば(ゴンサレズには悪いですが)これまた4回戦にしては贅沢な組み合わせです。
 あ、そうそう、ヒューイットですが、元水泳のコーチの人、メンタルトレーナーとして雇ったらしく、今大会にも帯同していました。

posted by takezoh | 2007-01-19 21:38

Re:全豪OP 大会4日目 (2)

テレビで解説の人がダビデンコは骨折じゃなかった。とか言ってませんでしたか?

ブレイクは昨年末から絶好調ですよね。私も個人的にはブレイク対フェデラーが見たいです!マスターズ最終戦決勝時のように、フェデラーのスーパーショットに首を振らずに(なかば諦め?)今回はくいついていって欲しいと思ってます。
もう全豪ではバグダディスのチャーミングな笑顔が見られないなら、たくさんのスーパープレーを見る方に重点をおきます!ちょっとミーハーでしたか・・・すみません(笑)

posted by rieechan | 2007-01-19 21:54

>rieechanさんへ

 あ、ほんとですか。聞いていませんでした(汗)。ま、大したことなくて何よりです。

 マスターズ決勝は少し味気ないものになってしまったところがありますよね(USオープンのほうが盛り上がったと思います)。今回は彼もそうそうコテンパンにはやられないでしょう。と、期待したい。

 ガスケとの対戦(モンフィスとの試合は見ていませんが)、バグダティスが勝っていたら、まだ上へいけるチャンスがあったような気がしないでもないです。
 ぜんぜんミーハーじゃないですよ(ミーハーでもいいと思いますが)。スーパープレイは、プロ選手の専売特許みたいなところがありますし、しかもGSという大舞台でそれをやるということを考えたら、見ているだけでも鳥肌です。相手のミスを誘う戦術を見るのも面白いですが、スーパーショットという華のあるプレーは、やはりプロ選手の試合を見る醍醐味ですよね。

posted by takezoh | 2007-01-19 22:25

Re:全豪OP 大会4日目 (2)

ご返答ありがとございます。
バグダディスの笑顔を除けば(笑)実のところフェデラーが一番だと思っていますし、彼に勝てる人を私には見つける事ができません。ナダルの脚力や手首の強さは素晴らしいと思いますが、いつまで(何年)続けられるのか。ナダルが決勝に出てくるならフェデラーの圧勝を望んでしまいます・・ナンバー1の選手が特定の選手に負け続けるのは見たくありませんから。あくまで個人的な希望ですが・・・

posted by rieechan | 2007-01-19 23:18

>>rieechanさんへ

 よく考えれば、最近、全仏を制した選手は、クエルテンしかり、フェレーロしかり、怪我に泣かされて、ツアー離脱を余儀なくされるというパターンがあるような気がします(ま、モヤやカフェルニコフはちょっと違いますが。あと昔の覇者もまたちょっと別な話になりますが)。
 ナダルのプレースタイルだと、怪我もそうですが、年齢というのはひとつの壁になってくることも充分考えられますよね(ナダルファンには耳を覆いたい話ですが)。

 まぁ、今のフェデラーには(クレーを除けば)敵は皆無といって言いんじゃないでしょうか。これはこれで、フェデラー以外のファンは「またぁ?」ってなるんですが(笑)。
 私は特定の選手がいないので誰が勝ってくれてもいいのですが、なによりも、決勝でいい試合が見たいという感じでしょうか。フェデラーとの試合だと、決勝でもあっさりってことが多くなってしまいがちなので(フェデラーも実は物足りなく思ってるんじゃないかな、なんてことも思います)。

posted by takezoh | 2007-01-19 23:49

Re:全豪OP 大会4日目 (2)

ど根性ガエル負けましたねぇ。なんだか見ていて「何で~」「そんなアホな~」を連呼してしまいました。40-0で勝ってるゲームで決められないんだなぁ、この子は・・・(ナダルも昨日はそうだったけど)もう、二人ともお尻ぺんぺんですっ!!

posted by あびあ | 2007-01-20 05:40

>あびあさんへ

 ど根性ガエルとは、上手い! ちゃんとかかってるし、名前が(笑)。試合は日本じゃ放映がなくてすごく残念です。やはり、今はガスケのほうが安定してますか……
 ナダル、最終セットはスコアだけを見ていると、楽に獲ったような感じでしたが、最後、もたもたしたのでしょうか?

posted by takezoh | 2007-01-20 06:20

>スーさんへ

 今頃コメント返し、申し訳ありません(どうやら頂いたコメントのT~の下りでスパムフィルタにひっかかっていたようです)。
 確かに、ロディックもやたらと袖を気にしてたしく上げるので、切ったらいいやんか! と思っている方も多いかもしれません。
 ナダルはTだと食い込んで余計にモジモジするかも(笑)。Tをはくナダル、ちょっと怖いです。

posted by takezoh | 2007-01-21 23:44

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