2007年01月16日
全豪OP 大会1日目 (1)
うそ~ん、イワン・リュビチッチが1回戦敗退やってぇぇぇ?! あ、あんた、昨年のUSオープンでも、1回戦でアウトだったんじゃ…… 大会1日目の話は、波乱の2試合の話からしましょう。 マーディ・フィッシュ vs イワン・リュビチッチ 4-6/7-6(2)/6-4/6-4 今大会では1回戦のシードダウンのリストには入れてなかったので、かなりビックリ。クーヨンのエキシビ(AAMIクラシック)でお疲れでしたか? せっかく、いい形で新年のスタートを切ったのに(ドーハの大会で優勝)。 試合の放映がなく、試合内容がわからないため、全豪OP公式サイトのレポートを参照すると…… 第1セットをリュビチッチに獲られたマーディ・フィッシュは、第2セットに入ってサーブがよくなったようで、リュビチッチにつけ入る隙を与えなかったそうです(リュビチッチはフィッシュのサービスゲームで奪ったポイントがたったの9本だけ)。 そして、タイブレークを制したフィッシュに、試合の流れが傾いた、と。そして、第3セット、ワンチャンスを生かしてブレイクに成功。結局、フィッシュが2回戦進出を決めたとのことです。
確かに、フィッシュはビッグサーバーですが、ラリーになると、絶対にリュビチッチが圧倒すると思っていたのですが(それに、リュビチッチもビッグサーバーですし)。スタッツを見ても、セカンドサーブからのポイント奪取率以外は、リュビチッチのほうがいいんですけどねぇ。 ただ、リュビチッチは7回もブレイクチャンスがあったのに、1回しか成功していない。一方、フィッシュは4回のうち2回成功。公式サイトのレポートにもありますが、これが結果として勝敗を分けたということなのでしょう(ラリーにあんまり持ち込めなかったのでしょうか)。 とにかく、リュビチッチの初戦敗退、残念でした。 一方、フィッシュにとっては、躍進のチャンス。ここのドロー、リュビチッチ以外は、(他の山よりも)誰が勝ってもおかしくないところだと思いますので。そういう意味では、ここが一番混戦になったりして。 地元オーストラリアのベテラン、ウェイン・アーサーズがフルセットの上、勝ちましたから、オーストラリアでは彼に注目することになるのかな?? あとですねぇ、サフィンがやばい(やばかった)。 ベッカーがいい選手だっていうのはわかっていますが、予想ではセットカウント3-1ぐらいでサフィンが勝つと思っていたんですよね。でも、違いました。 マラト・サフィン vs ベンジャミン・ベッカー 5-7/7-6(2)/3-6/6-3/6-4 第1セットはかなり締まった展開でしたが、ベッカーのほうが良かったです(事実、ベッカーのほうが倍近く、サフィンからウィナーを奪っています。サフィンが9本に対して、ベッカー17本)。というか、USオープンの頃に比べて、確実にサーブ、ストロークの精度、安定度が増しています。 また、解説でも指摘されていましたが、USオープン時よりも、ベッカーの体がかなり分厚くなっている(特に胸板)。このあたりにも、ストロークでのコンロトール力などが向上した理由があるのでしょう。攻められても、それを切り返すショットのコントロールも格段に良くなっていました。 で、とにかく、第1セット、サフィンがベッカーのサービスゲームを破るチャンスがほとんど来ない(1回だけ)。特に第1セット中盤から、ベッカーのサーブがどんどん良くなりましたし。結局、第11ゲームでサフィンはゲームを落とし、そのままセットも落とすことになりました。 そうそう、第12ゲームでハプニング。40-0とベッカーがセットポイントを握ったときこと。ストローク戦で、ベッカーのボールがサイドライン微妙なところに落ちて、それを返したサフィンのボールがアウトのコール(ベースライン)。 が、サフィンはベッカーのボールがアウトだろ! と、チャレンジを要求。しかし、なぜかリプレイは、サフィンのベースラインのボールが映し出され、しかもそれがIN。まぁ、これはポイントやり直しになりましたが。おいおい、しっかりしてください、大会側。 話は試合に戻ります。 第1セットを落としてしまったサフィン。 第2セット、第4ゲームで先にサフィンがベッカーのサービスゲームをブレイクして、5-3とサービング・フォー・ザ・セットになったにも関わらず、ここでブレイクバックを許して、そのままベッカーがゲームを連取。タイブレークに突入します。 タイブレークでは、決まったと思ったボレミスして、あら、こりゃマズい! と思いましたが、そこはやっぱり元ナンバー1。1-2から気合の6ポイント連取で、セットを獲り返します。 しかし、サフィンはフラストレーションと肉体的な疲労のせいか(立ち上がりから両者ともテンション高かったですから)、ミスが目立つようになり、第3セットを落とします。第3セット途中までは、スタンドでごっつい笑顔のボルコフ(コーチ)が何度も映し出されていましたが(まだ余裕だったのでしょうが、笑いすぎ、笑いすぎ!)、さすがに、このとき、コーチの顔はこわばっていました。 ちなみに、第2セットでは、毎度お馴染みになった、ラケットを思いっ切りコートに叩きつけるサフィンの姿が何度かありましたが、第3セットを落としたとき、ラケットをぶっ壊すシーンも拝めました(もちろん、コードバイオレーションを取られました)。 いやぁ、ここで本当にサフィンが1回戦敗退もあると思いました。 でも、サフィンは、第2、3セットにように感情を大爆発させるのではなく、抑えて(耐えて)試合にのぞみます。そして、第4セットを獲り返すことに成功。ふぅ~、危なかった。でも、まだあと1セット。 がっ! WOWOWの放映はここで終了。 おいおい、またかよぉぉぉ。 あと1時間ぐらい延長できるやろっ!!! サッカーの大きな大会で、延長に突入したのに、延長戦を放映せぇへんかったらエラいことになると思うんですが、テニスの視聴者(ファン?)が少ないからって、それは殺生な。 デジタル3チャンネルすべてで全豪オープンを放映しているわけじゃないんだから、融通を利かせてもらいたいもんです。 とにかく最終セットはサフィンが獲りました。スタッツを見ると、ベッカーは最終セット、一番ミスが多くなってますね。第4セットあたりから、さすがにベッカーも疲労の色が見えましたから、力尽きたんでしょうか。 まぁ、ベッカーはちょっとドロー運がなかったですね(ま、ベッカーは勝てる試合を落としたわけですから、仕方ないのですが)。でも、そのうちシード圏内に必ず上がってくることでしょう。非常に楽しみです。 さて、サフィンの次の相手はイスラエルのデュディ・セラ。 これまで対戦したことはないですが、まぁ、今度はここまでもつれないでしょう。 ってことで、やっぱり3回戦はロディックvsサフィンですね。 全豪OP前半の注目の1戦です。
posted by takezoh |08:01 |
全豪オープン2007 |
この記事に対するコメント一覧
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Re:全豪OP 大会1日目 (1)
ありゃりゃ、地味男リュビチッチがいきなり負けてる。確か去年のウィンブルドンでも3回戦くらいで負けてませんか? そんなんだから大会で「あんた誰?」とか言われるんじゃ!(笑)
読めない男サフィン。意外性の男サフィン。今回は調子いいのか悪いのかどっちなんでしょうか? 3回戦でロディックに勝って4回戦で敗退、なんてのだけは勘弁してほしいです。もしロディックに勝ったら、そのまま準決勝のフェデラー戦まで突き進め!
posted by バラージ | 2007-01-16 19:35
>バラージさんへ
そういえば、ウィンブルドンでも早期敗退してましたよね。レベルの高い選手だと思うのですが、何がいけないのでしょう。日本では彼のGSの試合はなかなか放映されないので(笑)、よくわかりません。
サフィン、もうっ(怒)! って感じでした。でも、ベッカー君はいいですねぇ。アガシで有名になりましたけど、彼はそこでとどまらずに、実力を発揮、いや、さらに成長しているところが凄いなぁ、と。
ロディックに勝って、フェデラー戦前に敗退ってのはほんとやめてほしいですよね。でも、彼のことです。何があるかわかりません。
posted by takezoh | 2007-01-16 20:51
Re:全豪OP 大会1日目 (1)
試合を見ました。
第2セットまでは、誰もリュビチッチが負けるとは思っていなかったと思います。(本人も)
しかし、タイブレークを制して勢いに乗ったフィッシュはその後サーブも冴え、素晴らしいプレーをしていました。(ラリーも)
ミスの数はリュビチッチのほうが少なかったし、サービスエースは多かったのに負けたということは、相手が頑張ったという証拠。
少し元気がなかったかなあとは思いますが、ミス連発で負けたわけではないので、相手を讃えるべきだと思いました。
サフィンは本当にハラハラさせてくれますね。
5セット目の後半まで、どちらが勝つかわからない展開でしたね。
ベッカーも頑張ってはいたけど、決してものすごく素晴らしいプレーばかりしていたわけじゃない。それでもあんなに苦しめられたのは、やはりサフィンの調子があまり良くなかったというべきでしょうか。
posted by 美咲 | 2007-01-17 08:25
>美咲さんへ
お返事、遅くなってすいません。
フィッシュは、ロディックの幼馴染でしたっけ? フィッシュや、テイラー・デントは、ロディックとともに、アメリカで非常に期待されていましたが、ロディック以外はなかなか勝てず。GS予選は突破しても、本戦でなかなか勝ちあがれないということが続きましたよね(デントのほうが、ロディック以上のサーブの速さで目だっていましたが)。ロディックも喜んでいるでしょうか。
ベッカーも、ヒューイットの相手(ラッセル)もそうですが、やはり、サフィンもヒューイットもいろんな面でレベルが上。どうしても立ち上がりから120%で挑むしかなく、勝ち切るのが難しい(だんだん失速していく)ですよね。
逆に言えば、サフィンもヒューイットもやはり、技術だけでなく、その精神力も見事だったと思います。
あ~、3回戦が近づいてきましたね。。。
posted by takezoh | 2007-01-17 18:22


