2006年11月19日
TMC準決勝 ブレイク対ナルバンディアン戦
ジェイムズ・ブレイク vs ダビド・ナルバンディアン 6-4/6-1 第1セット B ○-○●--○-○● 6 N -○--●○-○-- 4 第2セット B ○●○●-●○ 6 N ----●―― 4 やっと見終わった…… まさかここでこんな一方的な展開の試合になるとは思わなんだ。 いや、ここまできたからこの試合展開なのか。 JBは今大会で初めてと言ってもいいほど、立ち上がりから試合終了まで気持ちに波がなく、安定したリズムで攻撃できていた。そこが、この試合を結局は大きく分けた要因かもしれません。
しかし、ナルバンディアンも第1セットは、ブレイクされた直後にブレイクバックして、第9ゲームのJBのサービスもデュースまで持ち込んで、食らいついたんですが……とにかく第2セットの立ち上がり、攻めてもJBの切り返しにやられて、どんどん流れがJBに行ってしまいました。 第1セット、最初に相手のサービスゲームをブレイクしたのはJB。 ラリーでの組み立てはナルバンディアンらしいもので、決して悪くはなかったと思いますが、JBのライジング強打にややおされたのか、最後のポイントも、追い込みながらJBにフォアでダウン・ザ・ラインに切り返されてしまい、ゲームを落としてしまいます。 しかし、第5ゲーム、やや力の入るJBがバックハンドをアウトにさせて、ナルバンディアンがブレイクバックに成功すると、第8ゲームまでは膠着状態。試合の行方がどちらに転ぶかわからなくなりました。 第9ゲーム、JBが自分の形でラリーを展開して、ナルバンディアンのフォアのエラーを誘い、続くポイントでワイドへのサービスウィナー、センターへのサービスウィナーを奪って40-0としながら、ナルバンディアンのバックでのダウン・ザ・ラインにおされ、さらにいいリターンからナルバンディアンがフォアボレーのウィナーを奪ってデュースとなります。しかし、ここで積極的に攻めるJB、ネットへ詰めてフォアのボレーをする(ナルバンディアンはフォアでとるも、アウト)、最後はナルバンディアンがクロスへのフォアで強打を狙いましたが、ネットにかかって、ブレイクチャンスにはなりませんでした。 第10ゲーム、今度はナルバンディアンのピンチ。2人とも深いショットでラリーが続き、JBがフォアのダウン・ザ・ラインへ強打がネット。ナルバンディアンが40-30としてゲームポイントを握るのですが、ナルバンディアンのフォアのアプローチショットをJBがクロスへ見事なパッシングウィナーを決めて、デュースになります(ナルバンディアン、苦笑い)。 それでも、ナルバンディアンがフォアのワイドでJBのバックをアウトにさせてアドバンテージを握ります。しかし、JBがストレートへフォアのリターンエースを決めて、またもやデュース。 2回目のデュース、ナルバンディアンのバックのダウン・ザ・ラインにJBのフォアがアウトとなり、またもナルバンディアンがアドバンテージを握りますが、JBのリターンにナルバンディアンのダウン・ザ・ラインへ切り返したバックハンドがネットにかかって、またまたデュース。 3回目のデュース、ラリーで先にクロスへフォアで切り返したナルバンディアンですが、逆にJBがさらい角度をつけた深いフォアのカウンターで、JBがアドバンテージ。ナルバンディアンは次のポイントでもJBの強打にややおされます。それでもフォアでドロップショット。JBは追いつきますが、返しきれず。 4回目のデュース、センターへのサーブにJBがバックのリターンをアウトさせるも、次のポイントでナルバンディアンのクロスへのバックハンドがネットとなります。 5回目のデュース、JBのパッシングを1本ボレーで返すも、ワイドへバックハンドでパッシングウィナーを決められ、アドバンテージJB。最後はセンターへの1stサービスをJBがフォアでリターンエースを奪い、第1セットはJBが奪取しました。 それでも、第2セット第1ゲーム、ナルバンディアンはポイント先行して、ブレイクのチャンスがありました。しかし、JBがフォアの強打でナルバンディアンを押してデュースに持ち込むと、逆をついてワイドへのサービスエースを奪い、最後は、JBがナルバンディアンを左右コートいっぱいに振って攻めます。しかし、ナルバンディアンの切り返しも深く、逆にJBがそれに食らいつく。そしてJBのクロスへのバックハンドが浅くなり、ナルバンディアンがバックのスライスでネットへアプローチ。しかし、これがネットにかかってしまい、ブレイクすることはできませんでした(ナルバンディアン、ラケットを投げる)。 第2ゲーム、ナルバンディアンがネット際に落としたボールが甘くなって、JBがとる。これにナルバンディアンが反応してラケットを出すも、フォアのボレーはわずかにサイドアウト。最初のポイントをこのミスで落としてしまい、試合の流れはぐっとJBに傾いたように思います。このゲーム、0-40とJBがリードし、JBが1本リターンをネットにかけるものの、最後は、JBのクロスへのバックが浅く、ネットに詰めていたナルバンディアンがドロップショットを放ちますが、これがネットを越えず、ここでまたJBにブレイクを許してしまいました。 第3ゲーム、いい形でJBがラブゲームキープすると、第4ゲーム、ナルバンディアンがまたもブレイクのピンチ。40-30と先にゲームポイントは握りますが、4回デュースになってしまいます。JBがナルバンディアンのストレートへ切り返したフォアに、回り込んでフォアでダウン・ザ・ラインのウィナーを奪ってアドバンテージを握ると、最後はJBの深いリターンにナルバンディアンのバックハンドがネットにかかって、JBが第2セット4-0とリードすることになりました。 でも、まだここで試合が決まったわけじゃありませんでした。 次の第5ゲーム、JBが40-15と簡単にキープできると思ったのですが、ナルバンディアンも意地をみせ、1stサービスをストレートへフォアのリターンエースを奪うと、JBが強打でダウン・ザ・ラインへ切り返そうとしたボールが2つ連続してミスになり、ひとつブレイクバックするのです。 ここで流れを止めるか? と思ったのですが、JBは崩れなかったですね。 第1セットを獲っていること、まだ1ブレイクアップという気持ちの余裕があったからかもしれません。 第6ゲーム、JBがバックのリターンでダウン・ザ・ラインへウィナーを奪うと、ナルバンディアンのクロスへのフォアのアングルショットを切り返したJBが、センターに戻ってきたボールをすかさずバックでクロスへウィナー。さらにいいリターンを返してナルバンディアンのフォアをアウトにさせて0-40と、またもJBのブレイクチャンス。 それでもいい1stサービスでJBのリターンがアウトになり、さらにワイドのサーブでJBをコートの外に追い出して、返ってきたJBのボールにナルバンディアンは後ろに下がりながらバックのクロスでウィナーを奪い、30-40と2ポイント挽回。しかし、最後はJBのリターンにナルバンディアンのクロスへのフォアがサイドアウトとなり、いよいよナルバンディアンが窮地に立たされます。 第7ゲーム、JBがバックのダウン・ザ・ラインへ浅いドロップショットを放つもこれがネットして、ナルバンディアンがポイント先行。しかし、次のポイント、ナルバンディアンは2ndサービスへのバックのリターンをネットにかけ、さらにJBがワイドへサービスエースを決めます。しかし、JBがダブルフォルトをおかして30-30となると、ナルバンディアンがいいリターンからJBを左右に振り、JBがようやく追いついてバックで返したボールを軽くフォアボレーでウィナー。30-40とブレイクチャンスになります。 しかし、ナルバンディアンがネットにアプローチするもバックボレーをミス(ネット)、最後はJBのセンターへの1stサービスにナルバンディアンがフォアのリターンをアウトにさせて、試合終了です。 う~ん、ナルバンディアン、残念でした。 JBとナルバンディアンのもうひとつの大きな違いは1stサービスがナルバンディアンのほうがあまり入ってなかったことでしょうか。ロディック戦でいい展開を見せていただけに、まさかこうなるとは思っていませんでした。昨年の再現はなりませんでしたね。 さて、JBはいよいよ王者と対決。 普通に考えればフェデラーが勝つだろうと思いますが、どちらが勝とうとも、いい試合を期待したいですね。
posted by takezoh |16:06 |
テニス |
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この記事に対するコメント一覧
Re:TMC準決勝 ブレイク対ナルバンディアン戦
ナルバンディアンのⅤ2ならず、ですね。フェデラーを応援してますが、いい試合になってほしいので、ブレークも死ぬ気でがんばれ!(笑)
posted by バラージ | 2006-11-19 17:50
>バラージさんへ
ナルバンディアンは、ロディックのときはなかなかよかったんですが。やはり、毎日強豪と対戦するような大会では、なかなか連続していい状態はキープできないものなんでしょうか(もちろん、ブレイクがよかったというのもありますが)。
そんな中でフェデラーは・・・って、また言うてる(笑)。
posted by takezoh | 2006-11-19 23:03


