2006年11月17日
RRレッド・グループ最終日 ナルバンディアン-ロディック
【第1試合 レッド・グループ】 ダビド・ナルバンディアン vs アンディ・ロディック 6-2/7-6(4) この試合で、ファンはロディックに10年は寿命を縮められたはずです。 そして、ようやく希望の光が見えたのも束の間。 ええっっ! そこでダブルフォルトかよぉぉ(泣)。 そして放心状態…… そんな感じではないでしょうか。 ↑ ロディックをあまりご存知のない方にご説明申し上げますが、ロディックはビッグサーバーにも関わらず、サービスの安定感抜群で、ダブルフォルトは1試合に1つあるかないかという選手です。 もうひとつ付け加えますと、この「ええっっ!」には濁点をつけたいぐらいの心境です(というか、ファンの方はどちらかというと悲鳴に近い「ひえぇぇぇ!」でしょうか)。 なんでしょう、フェデラー戦燃えつき症候群なのか? 明らかに立ち上がりから、いまひとつ乗ってないな、という感じがありました。というよりも、私は最初、「第1ゲームからばんばん飛ばしていかず、ちょっと力をセーブしている?」と感じたのですが、そうではなかったようです。
決して勝てない試合ではなかったんですよね。 ナルバンディアンは1stサービスがなかなか入っていませんでしたし、事実、第1セットはロディックのほうがブレイクするチャンスは多かった。なのにブレイクできなかったのは、ラリーになると、自分からポイントを獲りに行く展開にほとんど持ち込めなかったことに尽きます。 まず、ナルバンディアンがいろんな球種、緩急を織り交ぜるだけでなく、そのほとんどが浅くならない(そして、ロディックも浅くさせられない)。ストローク力では、どうしてもナルバンディアンに見劣りしてしまうロディック。ベースラインから1mは後ろに下げられて防戦一方になり、簡単にナルバンディアンにウィナーを決められてしまうのです。 また、ナルバンディアンのボールが浅くならなければ、最近ロディックが多用しているネットプレーをするためのアプローチショットが打てない(かといって、無理にネットに出るとばんばんパッシングを決められてましたし)。 しかも、解説でも指摘されていましたが、ロディックがスライスよりもスピン系のボールを選択することが多く、高いバウンドになって、これまたナルバンディアンに上から叩かれてウィナーを奪われる原因にもなっていました。 相手が望む形の展開が続いたときに、いかにして自らポイントを獲りに行けるか? このあたりが、さらに強くなるための課題でしょうか。 ここを確立できれば、怖いものなし?? まぁ、とにかく、負けても、収穫たっぷりだったと思うので(コナーズの頭の中にもすでに戦略が浮かんでいることでしょう)、来年以降のさらなる活躍を期待しています。 なお、ロディックがストレートで敗退したことにより、リュビチッチとフェデラーの試合を待たずして、ロディックはラウンドロビン敗退決定。でもって、あとで試合内容は別でエントリしますが、リュビチッチがフェデラーにストレート負けをしたため、ナルバンディアンが2位での通過が決定しました。 すでにゴールド・グループで1位通過するのはジェイムズ・ブレイクと決定していますので、ナルバンディアンはJBと準決勝を戦うことになります。お互いリターンもストローク力もある選手なので、ヘタすると、JBとダビデンコの試合の再現(ブレイク合戦)? なんてこともあるかも。 それにしても、ナルバンディアンは昨年の再現みたいになってきましたね。 今大会を通してサービスが安定していないところが心配ですか、ロディックとの対戦では、試合が進むごとに調子が良くなってきている感じでした(ストロークのミスも減っていった)ので、ブレイクとの戦いにも勝てる??? って、私が言うと負けるのかも(苦笑)。 では、試合の内容を。
○=サービスキープ ●=サービスブレイク 第1セット R --○---○- 2 N ●○-○●○-○ 6 第1ゲーム この試合の立ち上がりからも積極的にサービス&ボレーに出るロディック。しかし、最初のポイントでナルバンディアンのリターンにフォアのボレーミス(ネット)をおかすと、次のポイントではナルバンディアンにワイドへフォアのパッシングを決められ、ナルバンディアンに2ポイントの先行を許します。さらに、ラリーからナルバンディアンにバックのダウン・ザ・ラインを決められて、いきなりブレイクのピンチ。 ロディックのストレートへのフォアにナルバンディアンのフォアがネット、バックハンドでのクロスのラリーからナルバンディアンがダウン・ザ・ラインを狙ったボールがネットにかかり、ロディックが2ポイント挽回しますが、最後のポイント、ロディックのアプローチショットが浅くなってしまい、ナルバンディアンにクロスへのフォアのパッシングを足元に沈められ、ボレーを返すことができず。 ロディック、サービスブレイクを許しました。
第2ゲーム ナルバンディアンのクロスへのバックハンドウィナー、ロディックがフォアのストレートをネットにかけるミスで、ナルバンディアンが30-0とリード。ダブルフォルトはあったものの、ロディックがクロスへのバックハンドをネットにかけて、最後はナルバンディアンがワイドへのバックハンドウィナーを決めて、簡単にキープします。
第3ゲーム 最初のポイント、ワイドへの1stサービスにナルバンディアンがフォアのリターンをネット。次のポイントでは、2ndがコーナー深くに入り、これまたナルバンディアンはまともにリターンできず(バックハンドがアウト)。 ロディックの30-0、ネットアプローチするロディックですが、ナルバンディアンがことごとくいやらしい場所にボールを返してくる。スマッシュ、ボレーと1発で決められないロディックでしたが、最終的にナルバンディアンのバックハンドでのダウン・ザ・ラインのパッシングがサイドアウトとなり、助かりました。 ゲームポイント、ワイドへの1stサービスに、ここもナルバンディアンはバックハンドをアウトにさせて、ロディックがラブゲームキープします。
第4ゲーム ナルバンディアンのダブルフォルトで始まった第4ゲーム。次のポイントでも1stサービスが入りません。しかし、ロディックのバックハンドのリターンはアウト。15-15とポイントが並んだところでようやく1stサービスが入ったナルバンディアンでしたが、ロディックのバックハンドのリターンに、フォアをアウトさせるミスで、ロディックがポイントを先行します。 続くポイント、ロディックのバックのスライスが浅くなり、ナルバンディアンがすかさず早いタイミングで外レートへフォアを放ちます。ロディックは追いついてフォアでクロスへ切り返すも、これがネットにかかって30-30と、またもポイントが並びます。しかし、ナルバンディアンがクロスへのバックハンドをサイドアウトさせて、ロディックにブレイクチャンスが到来します。 ブレイクポイントからロディックはバックのスライスでアプローチショットを放ち、積極的にネットへ詰めますが、ナルバンディアンにバックハンドで外からダウン・ザ・ラインへパッシングを決められ、デュース。 1回目のデュース、ロディックがフォアに回り込んでストレートにボールを強打して、ナルバンディアンのフォアはネット。再びロディックがブレイクポイントを握りますが、次のロディックのリターンが浮いてしまい、ナルバンディアンがワイドへフォアのウィナーを奪います。 2回目のデュース、ラリーで緩急、タイミングを変えられて、ロディックのクロスへのバックハンドがアウト。それでも、今度はロディックがネットに詰めるナルバンディアンに対してバックハンドでダウン・ザ・ラインのパッシングショットを決めます。 3回目のデュース、ロディックの甘くなったリターンをワイドへフォアを放つナルバンディアン。バックハンドでなんとか返すロディックでしたが、浮いたボールをナルバンディアンがすかさずオープンコートへスマッシュ。最後はロディックのクロスへのバックハンドのリターンがアウトになり、ブレイクできずに終わります。
第5ゲーム 1stサービスが入り、ネットダッシュするロディック。しかし、ナルバンディアンのリターンに、バックのハイボレーがサイドアウトするミス。さらに、フォアのクロスでのラリーからナルバンディアンにストレートへ切り返されてウィナーを奪われ、0-30とポイント先行を許します。 ナルバンディアンのストレートへのバックハンドがネットにかかって1ポイント挽回しますが、次のポイントで、ナルバンディアンのリターンが深く入り、後ろに下がりながらフォアを打たされたロディック。ボールはサイドアウトになって、またもナルバンディアンにブレイクポイントを与えてしまいます。 この試合、初めてのエース(ワイド)が決まって1本凌ぎますが、最後はナルバンディアンにフォアでのダウン・ザ・ラインを決められ、ロディック、これで2ブレイクダウンとなってしまいました。
第6ゲーム ナルバンディアンのクロスへのバックハンドに、ロディックのバックはアウト。ラリーで左右に振られながらもクロスへフォアで切り返したロディックでしたが、さらにナルバンディアンにダウン・ザ・ラインへ切り返されて、これがウィナーとなります。 30-0、ロディックのリターンが厳しいところに入り、拾っただけの甘いナルバンディアンのボールを、ロディックはバックのスライスでクロスへ放ちますが、これがネットになるミス。最後はナルバンディアンが2ndサービスでセンターへのエースを決めて、ゲームカウント5-1となります。 ちなみに、このゲームあたりから、ラリーで完全に主導権をナルバンディアンに握られ、ロディックのフットワークが悪くなってきていました。
第7ゲーム 最初のポイントこそ、センターへのサービスウィナーを奪ったロディックでしたが、次のポイントではスマッシュをナルバンディアンに拾われ、そのボールが深いとこに入り、ベースライン後方に下げられたロディック。バックハンドをネットにかけて、15-15とポイントが並びます。 1stサービスが入ってもしっかりリターンを返されているロディック。ネットに出てボレーをするも、絶妙なロブをあげられて追いかけるも獲りきれず、さらにはバックハンドのダウン・ザ・ラインをサイドアウトするミスで、またもナルバンディアンにブレイクチャンス(しかもセットポイント)を許します。 しかし、ここはさすがロディック。 センターへのサービスエースを3本連続決めて(特に2本目のエースの速さと威力がすごかった)、最後もセンターにサービスウィナーを決めて、セットを落とすことだけは免れました。
第8ゲーム ラリーでどんどん追い込まれるロディック。それでも粘ってナルバンディアンのバックのダウン・ザ・ラインのミス(ネット)を誘うと、次のポイントでも、追い込まれながらぎりぎり届いたバックハンドでダウン・ザ・ラインのパッシングショットを決め、0-30とロディックがポイントを先行します(ここで、流れを引き寄せたかったところです=結果論)。 続くポイントで、ナルバンディアンのバックハンドがアウトの判定。よーし、ロディック、ブレイクチャンスだ! と会場が盛り上がったところ、ナルバンディアンがチャレンジを要求。これがINの判定で、ポイントやり直しとなります。 やり直しのポイントで、ロディックはバック側コートの外に追い出され、クロスへボールを返すものの、ナルバンディアンは(当然のごとく)バックでダウン・ザ・ラインへウィナーを奪います。さらに、ラリーでまたも左右に振られて守備で精一杯のロディック。とるのが精一杯になった浅い浮いたボールをナルバンディアンはしっかりボレーでウィナーを奪います。 30-30、ラリーで攻めるナルバンディアン、ネットへ詰めて甘く入るボールを待っています。ロディックはバックハンドでロブを上げますが、深くはならず、ナルバンディアンはスマッシュを決めます。最後は浮いたロディックのフォアのリターンを高い打点からストレートへフォアを叩き込み、第1セット、ナルバンディアンが6-2で奪取しました。
第2セット R ○-○-○---○●○- 6 N -○-○-○●○---○ 6 第1ゲーム ナルバンディアンのサービスゲームではなかなかネットへ詰められないロディック、自分のサービスゲームではネットへアプローチする機会が増えます。最初のポイントでもネットをとったロディック。1stボレーは決まらず、ナルバンディアンに拾われます。しかし、ロブがやや深く入るも、ロディックが後ろに下がりながらなんとかスマッシュを決めて、15-0とします。 続くポイント、ロディックはワイドへのサービスエースを奪うと、フォアがフレームにあたってミスショットはあったものの、浮いてきたナルバンディアンのリターンをオープンコートへボレーでウィナーを奪い、最後はセンターへのサービスエースで、簡単にサービスゲームをキープします。 ようやくロディックにエンジンがかかってきました。
第2ゲーム ワイドへの1stサービスでコートに外に追い出されたロディック。リターンはクロスへ返りますが、コートはがら空き。ナルバンディアンはすかさずフォアでダウン・ザ・ラインへウィナーを決めます。次のポイントはセンターへのサービスウィナー。さらに、ボディを狙った2ndサービスに、ロディックは対応が遅れて、バックハンドがアウト。30-0とナルバンディアンが簡単にゲームポイントを握ります。 まだいまひとつサーブの調子がよくないナルバンディアン。ここでダブルフォルトをおかすと、ロディックのクロスへのフォアの強打にエラーを誘われ(フォアがネット)、さらにナルバンディアンはワイドへのフォアハンドのミス(アウト)、ストレートへのバックハンドのミス(アウト)と立て続けにミスをおかして、ロディックにアドバンテージを握られます(ブレイクチャンス)。 しかし、ラリーで逆をつかれたロディック。なんとか体勢を立て直してフォアでダウン・ザ・ラインを狙いますが、これがネット。2回目のデュースでロディックがストレートへのフォアをミス(ネット)すると、最後はナルバンディアンがバックハンドでパッシングショットを決めて、キープに成功します。 ロディック、ここでもナルバンディアンのサービスゲームをブレイクできません。 このあたりから、流れがどんどんナルバンディアンに傾いていきます。
第3ゲーム ワイドへのサービスエースを2本連続して決めたロディック。自分のサービスゲームでリズムを立て直して、流れを断ち切ろうとします。 30-0、ワイドへの1stサービスからネットダッシュ、ナルバンディアンのフォアのクロスへのリターンが足元に返り、フォアのローボレーがネット。それでも、今度はバックのローボレーを決めて40-15とゲームポイントを握ります。 しかし、ラリーからナルバンディアンにドロップショットを放たれ、ロディックは懸命に拾うものの、絶妙なタイミングでロブを上げられて、追いかけられません(ナルバンディアンのウィナーになります)。さらに、バックボレーを決められてしまう。これでデュースとなります。 が、そこはロディック。ここでもセンター、ワイドと2本連続してサービスエースを決めて、ピンチを脱出します。
第4ゲーム このゲームでは、ほとんどロディックがベースライン後方に下げられて、防戦一方になっていたのが顕著でした。ナルバンディアンはまだ1stサービスの調子が良くないようなのですが、それでもロディックは主導権を握れません。 最初のポイント、ロディックのフォアのリターンが浮いて、ナルバンディアンがワイドへフォアのウィナーを決めます。次のポイントはダブルフォルトをおかしますが、ラリーからフォアのストレートへ切り返してロディックを振るナルバンディアン。ロディックは追いついてバックハンドでクロスへ返しますが、これがサイドアウト。さらに、ロディックのストレートへのバックのリターンをクロスへ切り返されてナルバンディアンのウィナーになると、最後はロディックがバックハンドをミス(アウト)してしまい、ナルバンディアンの一方的な展開でゲームが終わります。
第5ゲーム 最初のポイントはロディックにアンラッキー、ナルバンディアンのボールがコードIN。嫌な雰囲気だなぁ、と思いましたが、さすがはロディック。ワイドへのサービスエースを2本連続して決めて、その嫌な雰囲気を払拭します。さらにセンターへの1stサービスを、待ち構えて狙っていたナルバンディアンのフォアのリターンがネット。最後はここもワイドへのサービスエースを決めて、ロディックがキープします。
第6ゲーム ロディックのフォアでのダウン・ザ・ラインがサイドアウトになるミスから始まった第6ゲーム。次のポイントではラリーでまたも左右に振られ、ナルバンディアンがクロスへのフォアでウィナーを奪い、2ポイント先行します。 30-0、ワイドへの1stサービスにロディックのフォアのリターンがアウト。続くポイントでは、ロディックのバックハンドのリターンがナルバンディアンの足元深くに返って、ナルバンディアンのミス(バックハンドがネット)を誘いますが、最後はロディックの浮いたリターンをすかさずワイドへフォアでウィナーを奪い、ロディックにブレイクする隙を与えません。
第7ゲーム 1stサービスが入り、ロディッはネットダッシュしますが、ナルバンディアンにバックでダウン・ザ・ラインへパッシングショットを決められ、ポイント先行を許します。ロディックはワイドへのサービスエースで挽回するも、ナルバンディアンをラリーで追い込みながら、ワイドに放ったバックハンドをミス(サイドアウト)。またもナルバンディアンにポイント先行を許します。 しかし、再びワイドへのサービスエースを決めて、ネットアプローチでナルバンディアンにプレッシャーをかけエラー(ネット)を誘い、ゲームポイントを握ります。が、ナルバンディアンのリターンにバックボレーをサイドアウトさせるミスをおかしてしまい、デュースになってしまいます。 そして、バックハンドでダウン・ザ・ラインをサイドアウトさせるミスで、ロディックがナルバンディアンにブレイクチャンスを与えてしまい、最後はナルバンディアンにバックでダウン・ザ・ラインに攻められ、ロディックのフォアがアウト。第2セットもロディックが先にブレイクを許してしまいました。
第8ゲーム ここでナルバンディアンは1stサービスへの集中力を高めて、すべて入れてきます。 最初のポイントは、ロディックがナルバンディアンのストロークにエラーを誘われて(フォアがネット)、次のポイントはフォアのリターンをナルバンディアンがすかさずクロスへバックハンドでウィナーを奪う。さらにバックハンドでダウン・ザ・ラインに切り返されたボールに、ロディックのフォアがサイドアウト。最後はワイドへサービスエースを決めて、ナルバンディアンがラブゲームキープします。
第9ゲーム 1stサービスからネットダッシュを見せるロディック、ナルバンディアンはロブを上げますが、これがアウト。しかし、ワイドへの1stサービスをナルバンディアンがバックハンドでリターンエースを奪うと、次のポイントでもサーブ&ボレーに行くロディックの正面にナルバンディアンのリターンが返ってきて、ボレーがアウトになってしまい、15-30とナルバンディアンにリードを許してしまいます。 ここをキープしなければ、試合を落とすどころか、ラウンドロビン敗退も決まってしまうロディック。後がありません。 ロディックはまず、ワイドへのサービスエースを決めて、ポイントに追いつきます。 そして、ロディックのボレーを拾ったナルバンディアンのボール、これが微妙に高いところへ飛んでいくのですが、ロディックは体をいっぱいいっぱいに伸ばして、ぎりぎりラケットに当てます。これがフォアボレーのウィナーとなり、40-30と逆転。 最後はワイドへサービスエースを決めて、次のゲームに望みをかけます。
第10ゲーム ロディックがクロスへのバックハンドをネットにかけて、ナルバンディアンが最初のポイントを奪取。しかし、次のポイントでナルバンディアンがクロスへのフォアをミス(ネット)すると、なんとここで、ダブルフォルト。ロディック、大チャンスです。 15-30、ロディックがラリーでナルバンディアンを押していきます。しかし、ここで痛恨のフォアハンドのミス(ネット)。ちょっと焦ったか? それでも、ナルバンディアンがクロスへのバックハンドをサイドアウトしてくれて、ブレイクチャンスが訪れます。 1stサービスはフォルト。2ndサービスとなって、ロディックがチャンスと思ったら! あ~、ロディックがクロスへのバックのリターンがアウト。デュースです。 ロディックのファンなら「あわわわわ…」でしょうか。 私の緊張もピークに達していました(笑)。 ここでナルバンディアンが再びダブルフォルト! ロディック、またもブレイクポイントを握ります。 1stが入って、ラリーが続きます。 ロディックもナルバンディアンも、かなり堅くなってましたね。 攻めたいけど、攻め切れない両者。 最後はネットに詰めたナルバンディアンのフォアのボレーがアウトになって、ロディック、ぎりぎりのところで救われます。 あ~、熱出るわ。
第11ゲーム ナルバンディアンのミスに救われたロディック。 ここで一気に流れをつかみたいところです。 最初のポイント、ナルバンディアンのクロスへのバックハンドでパッシングを決められると、ラリーからナルバンディアンのドロップショットを放たれ、追いつくんですが、ウィナーを奪えず、フォアはアウト。うわ~、ぜんぜん流れが掴めない! 1本サービスエースを決めて、1ポイント凌ぐロディック。ロディックのアプローチショットに、ナルバンディアンがクロスへのフォアをネットにかけて、もう1ポイント挽回。さらに、ワイドへのサービスエースを決めて、40-30とゲームポイントを握ったロディック、そりゃあ、もう「Yeah!!!!!!!」と絶叫です。 しかし、次のポイントでロディックのフォアのダウン・ザ・ラインがわずかにサイドアウトとなって、すんなりキープできません。 デュースからのポイントが2ndサービスになってしまったロディック。ナルバンディアンとしては叩く気まんまんです。そして、クロスへフォアを叩きますが、これがネット。ふぅ~、ロディック、助かった。 最後はロディックがワイドへキックサーブを放ち、ナルバンディアンのバックのリターンがネット。ようやくキープに成功します。
第12ゲーム ここまで、ラリーが続くと自分から仕掛けて行けなかったロディック。最初のポイントで、積極的にナルバンディアンを振りに行きます。これが功を奏して、ナルバンディアンがフォアのダウン・ザ・ラインをネット。しかし、次のポイント、センターに入った1stサービスに、ロディックのラケットの面が合わず、ボールは観客席に飛び込んでしまいます。 ナルバンディアンがフォアのミス(アウト)をしてロディックがポイントを先行したかと思いましたが、15-30でナルバンディアンにバックハンドのパッシング(ダウン・ザ・ライン)を決められ、30-30に。 最後はロディックのクロスへのバックハンドのミス(サイドアウト)、そしてバックハンドのリターンがネットにかかって、ブレイクチャンスにはなりませんでした。 さぁ、タイブレークに突入です。
第2セット タイブレーク
(上段が最初のサービス/●=ミニブレーク)
R ○-●○----○-- 4
N -○--●○○●-○○ 7
最初のポイント、ロディックがセンターへのサービスエースを決めます。
おっ、これはいい滑り出しだ! いけるんとちゃうん?
なんて、思ったらいけませんでした。
次のポイント、ロディックのリターンがコードに当たってしまって、ぽわーんとしたボールになってしまい、これをナルバンディアンがフォアでストレートへウィナーを決めます。
1-1、ロディックがフォアのダウン・ザ・ラインへウィナーを奪って1ミニブレークアップ。
さらに、センターへの1stサービスに、ナルバンディアンのフォアのリターンがネット。
これでロディックが3-1とリードします。
しかし、ナルバンディアンのリターンにロディックがバックハンドをネットにかけると、次のナルバンディアンの2本のサービスでは、ナルバンディアンがクロスへのバックハンドのウィナー、ロディックのパッシングショットが大きくアウトとなり、ナルバンディアンが4-3とリードします。
とはいっても、ここからロディックのサービス2本。
なのにっ!!!
ここでロディックが痛恨のダブルフォルト!
うそやろ……
↑
どっちもロングでした。というか、2ndがかなりロングでした。
相当、プレッシャーがかかって硬くなっていたのか、焦りからなのか。
これでナルバンディアンの5-3となり、ほんと、首の皮一枚になってしまいました。
もう1本のサービスポイントでは、ロディックがワイドへフォアのウィナーを奪いますが、これでもナルバンディアンの5-4で、しかもナルバンディアンのサービス2本。
ナルバンディアンはスマッシュでウィナーを奪ってマッチポイントを握ると、最後はロディックのリターンがネットにかかって万事休す。
う~ん……
お疲れさまでした。
posted by takezoh |03:11 |
テニス |
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Re:RRレッド・グループ最終日 ナルバンディアン-ロディック
はじめまして。ロディックファンのものです。ロディックで検索してこちらのホームページを発見しました。
今回試合を全然見ていないので、試合の詳細とてもためになりました。ありがとうございました。
ナルバンディアンは精神面でムラがあるけれど、ゾーンに入ると最強になるというのが私の印象なのですが、今回もそんな感じだったのかなと思います。ロディックは最初ナルに対しては強かったようですが、最近は苦手なタイプとなってきているようですね・・・あと今回ナルバンディアンは身内の不幸もあり「失うものは何もない」精神で戦ってきたようにも思えました。
>ファンはロディックに10年は寿命を縮められたはずです。
これかなり笑わせていただきました。試合観ていたら確実にそうなっていたと思います(笑)試合を時には見ない事が自分の身の安全のためにも良いかもしれません。
では長々と失礼いたしました。
posted by la mer | 2006-11-17 03:34
Re:RRレッド・グループ最終日 ナルバンディアン-ロディック
大・大ショックです。(涙)
まさか2敗のナルバンディアンにストレート負けするとは。
もちろん普通のトーナメントなら、どちらが勝ってもおかしくないと思いますが、精神的にはロディック有利だったはず・・・。
幸い(?)試合が見れなかったので、寿命は縮まりませんでしたが、結果を知ったあとは仕事が手に付かない。
まあ、ハラハラさせるから応援したくなる部分もあるんですけどね。
来年の活躍に期待します。
(最終的にランキングどこまで落ちるのかな?泣)
posted by 美咲 | 2006-11-17 09:18
>la merさんへ
こんにちは、はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
レポート、お役に立ったようで良かったです。勝った試合のレポートでお役に立ちたかったところですが(涙)。
ナルバンディアンは身内がお亡くなりになっていたのですね。それは知りませんでした。ただ、個人的にはゾーンに入っていたとまではあんまり言えなかったような気がするんですよね・・・この試合も精神的にムラのあるとこは見せてましたし。ストローク戦になると、ロディックがずっと決め手を欠いていたので自信を持ってやってましたが。
Serving For The Matchでダブルフォルトとストロークミスは、ナルバンディアンのファンからしてみれば、なんで、そこでそれなんだ!っていう感じだったはず。たぶん、ナルバンディアンのファンの方たちも寿命が縮まったと思います(笑)。
posted by takezoh | 2006-11-17 11:36
>美咲さんへ
こんにちは。
いやぁ、それはもうショックだと思います。
私は美咲さんに比べればずいぶん気楽なファンだと思うのですが、綱渡りしている気分でした(苦笑)。
でも、今年はよく巻き返してきたと思いますよ~。ランキングが10位から落ちて、メディアもこぞって「もう駄目」というような風潮だったらしいですが、なんだかんだで毎年トップ5なんですよね(今年は5位内では終われないですが)。
他のトップ選手に比べてストロークもネットプレーも不器用だと思うんですが(あ、けなしてるみたいだ/笑)、ケガで脱落していく選手が多いなか、それでもこの位置をキープしているっていうのはすごいことだと思います。
まだ24歳ですからねぇ。
もっともっと頑張ってもらわないと(来年はやってくれるとかなり期待してるんですが)!
posted by takezoh | 2006-11-17 11:55
Re:RRレッド・グループ最終日 ナルバンディアン-ロディック
ロディック負けちゃったんですか。残念ですねぇ。でも彼のコメントでは復活の手ごたえを確実につかんでいるようなので、来年に期待しましょう。
ナルバンディアンはディフェンディング・チャンピオンとしての意地を見せたってとこでしょうか。こうなりゃⅤ2目指してくれ!
posted by バラージ | 2006-11-17 19:29
>バラージさんへ
残念でした、ロディック。
なんか、立ち上がりからあんまり調子良くなかったのか、エンジンかかってなかったんですよねぇ。それでナルバンディアンがミスしながらも調子に乗っちゃったという感じです。
しかし、今大会ももしかすると昨年と同じくフェデラーvsナルバンディアンの決勝かもしれませんね!
posted by takezoh | 2006-11-17 23:25


