2006年11月12日

〈ソニー・エリクソン・チャンピオンシップス〉大会4日目

すでに準決勝が終わっていますが、さくっとラウンドロビン最終日の3試合を振り返ります。

【第1試合 イエロー・グループ】
アメリ・モレスモ vs ジュスティーヌ・エナン・アーデン 4-6/7-6(3)/6-2

第1セット、先に相手のサービスをブレイクしたのはモレスモ。
とはいっても、エナンがダブルフォルト2つでいまいち調子に乗り切れないなかでのブレイク。
次の第3ゲームでエナンにブレイクバックを許すと、第1セットはエナンのペースで試合が進み、第7ゲームで再びエナンがモレスモのサービスゲームをブレイクして、6-4で獲ります。

第2セットに入っても、流れはどちらかと言うとエナン。
第3ゲームでエナンがモレスモのサービスゲームをブレイクし、エナンがこのまま行くかと思われましたが、第4ゲームでエナンがミスを連発し、0-40とブレイクバックのチャンスがモレスモにやってきます。エナンは1本凌ぎますが、最後もフォアをアウトにするミスをおかし、これで試合の流れはどちらに行くかわからなくなりました。

とにかくモレスモはよく我慢した、という第2セットでした。
特に第10ゲーム、ダブルフォルト2つでデュースになってしまい、アドバンテージを握ったのはエナン。7回(8回だったかも?)のデュースで、エナンに何度もアドバンテージを握られながら(デュースサイドでサーブがなかなか決まらないんですよね)、我慢して、我慢して、最後にキープ。

エナンもこの試合ではミスが多かったことも、モレスモを助けたとは思いますが、モレスモも劣勢になっても辛抱強くチャンスを待ったと思います。

タイブレークではエナンが3-3からダブルフォルトしたのが大きかった。
続くポイントはモレスモのサービス。いい1stサーブを2本入れてセットポイントを握ると、最後はエナンが再びダブルフォルト。これでモレスモにも勝機が残りました。

第3セットは、エナンが早め早めに決めに行こうとしたのがミスに繋がって、モレスモが第3ゲームと第7ゲームをブレイクして、サービング・フォー・ザ・マッチとなります。ここでもエナンがミスを連続しておかし、30-0となり、次のポイントではモレスモがセンターにサービスエース。最後はエナンがリターンをエラーして、ゲームセットとなりました。

【第2試合 レッド・グループ】
マリア・シャラポワ vs スベトラーナ・クズネツォワ 6-1/6-4

クズネツォワは、前日のクライシュテルス戦のショックがまだ残っているんじゃないかというような戦いぶりでした。いきなり第1セット第1ゲームをラブゲームでブレイクされると、第5ゲームと第7ゲームはダブルフォルトでサービスゲームを落とし、セットまで落としてしまいます。しかも、1本もウィナーがないという内容。

第2セットに入っても、第2ゲームをまたもブレイクされ(ここまでまだウィナーなし)、このままズルズルと行ってしまうのか? と思ったら、第3ゲームに0-15から初めてウィナーを奪って、ようやく気持ちも落ち着いてきました。シャラポワがバックのドライブボレーをネットにかけるミスをおかして0-40とブレイクポイントを握り、さらにシャラポワがクロスへのフォアを大きくアウトさせて、ブレイク成功。

ここからキープが続きますが、やはり、シャラポワの強打におされて、なかなかブレイクチャンスがないクズネツォワ。第8ゲーム、自分のサービスゲームでダブルフォルトを2本おかしてデュースになってしまい、キープするのに苦労しました。ここはなんとかキープに成功するものの、第10ゲーム、シャラポワにポイントを先行されて15-40となってしまいます。1本いいサーブで凌ぎますが、最後はシャラポワがバックのクロスへのウィナーを決めて試合終了。

ディメンティエワ戦ではいい形でポイントを重ねて(ミスは多かったものの)、調子をぐっと上げてくるかなぁ、と思っていただけに、クライシュテルス戦、シャラポワ戦は残念でした。本人もガックリだろうなぁ。

【第3試合 レッド・グループ】
キム・クライシュテルス vs エレナ・ディメンティエワ 6-4/6-0

クズネツォワ戦は完璧な内容だったクライシュテルス。この日の立ち上がりは、やや鈍い感じでした。ピークはクズネツォワ戦だったのかも?

ディメンティエワは、相変わらず1stサーブの調子がいまいちでした(とはいえ、これまでの2試合よりはマシ)。第6、8ゲームではダブルフォルトも飛び出して、自分の首を絞めそうになっていましたが、我慢してキープに成功。また、クライシュテルスのミスがまだ多かったことも手伝って、第9ゲームまではお互いキープが続きます。

第9ゲームはブレイクするチャンスだったんですけどね……リターンを思い切って叩きすぎてネットにかけてデュースになってしまい、ブレイクチャンスを逃しました。そして、第10ゲームにディメンティエワがブレイクを許して第1セットを落とします。

第2セットは、ディメンティエワ1ゲームも獲れず。
クライシュテルスにラリーで押される、サーブの調子がどんどん悪くなる。
最後はダブルフォルトで試合を落としましたからね……

とうとうディメンティエワは、今年もまたラウンドロビンで1勝もできずに大会を去ることになりました。

一方、クライシュテルスは、いいところもあったのですが、クズネツォワ戦であれだけいい勝ち方をしたわりには、立ち上がりあんまり乗ってない感じで、このあたりは、やはり2ヶ月というブランクのせいなのか、引退発言にもあるようにモチベーションが低下しているせいなのか、スコアのわりには、ディメンティエワをたたみ込むようにして勝ったとは感じられない内容だったように思います。もっといつもの爆発的なプレーを期待していたんですけどねぇ。観戦していた者としては、やや消化不良でした。

posted by takezoh |16:00 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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