2006年10月30日
マスターズ・カップ出場権を手にするのは誰?
スポナビでブログを始めたときは全仏オープンも佳境、世界はサッカーW杯真っ盛り。 あっという間に5ヶ月が経過し、いよいよATPツアーも2006年シーズンの幕を閉じようとしています。 女子はシングルス、ダブルスともWTAソニー・エリクソン・チャンピオンシップスの出場選手が決定しましたが、男子シングルスの当確選手はまだ半分の4選手。最後まで目が離せない展開になっています。 ちなみに、男子ダブルスは2組を残してすでに出場ペアが決定しています。出場ペアは以下の通り。 (1)ボブ・ブライアン/マイク・ブライアン (2)ヨナス・ビョークマン/マックス・ミルニー (3)ポール・ハンリー/ケビン・ウリエット (4)マーク・ノールズ/ダニエル・ネスター (5)マーティン・ダン/リーンダー・パエス (6)ファブリス・サントロ/ネナド・ジモンイッチ
この、マスターズ・カップをかけた男子シングルスのスリリングな展開の主役は、やはりフェルナンド・ゴンサレスでしょう。
ダビドフ・スイス・インドアズ・バゼルの大会では、マドリッドでのATPマスターズ・シリーズ(ムトゥア・マドリレーニャ・マスターズ・マドリッド)に続いて決勝進出。ここでもロジャー・フェデラーと決勝対決。残念ながら7-5/6-1/6-0と力尽きた感じはありますが、レースランキング8位のトミー・ロブレドとの差を8ポイントに縮め、いよいよマスターズ・カップ出場が現実的になってきました。
また、1週間前までレースランキング11位だったマリオ・アンチッチは、サンクトペテルブルク・オープンでトマス・ヨハンソンを7-5/7-6(2)で下して優勝。マルコス・バグダティスを抜いて10位にアップ。ロブレドとの差は23ポイントと、こちらもまた、不可能ではないポイント数になってきています。
ちなみに、バゼル、サンクトペテルブルクと同時期に開催されていたグランプリ・ド・テニス・ド・リヨンの優勝者はリシャール・ガスケ。マーク・ジケルを6-3/6-1とあっさり退け、今シーズン3勝目を挙げています。
では、本日よりパリで開催されるBNPパリバ・マスターズで獲得できるレースポイントと、現在のレースランキングトップ10選手(と30日時点でのポイント)をおさらいしてみたいと思います。
なお、マルコス・バグダティスはBNPパリバ・マスターズ欠場ということになっていますから、この時点でバグダティスのマスターズ・カップ出場はもうありません。また、イワン・リュビチッチ、アンディ・ロディックとともに、ダビド・ナルバンディアンも欠場します。
【BNPパリバ・マスターズ】
優勝 100
準優勝 70
SF 45
QF 25
R16 15
R32 7
R62 1
【レースランキング】
(1)ロジャー・フェデラー 1524
(2)ラファエル・ナダル 854
(3)イワン・リュビチッチ 479
(4)アンディ・ロディック 463
(5)ニコライ・ダビデンコ 445
(6)ダビド・ナルバンディアン 439
(7)ジェイムズ・ブレイク 411
(8)トミー・ロブレド 410
(9)フェルナンド・ゴンサレス 402
(10)マリオ・アンチッチ 387
フェデラーはBNPパリバ・マスターズのタイトルを持っていないため、間違いなく優勝を狙ってくると思われます。そして、優勝する可能性は非常に高い。というか、ほぼ確実(笑)。で、マスターズ・カップで優勝すると、あんた、今年は何ポイント稼ぐことになるんや? すごー。
ま、そんなことよりも、特に首の皮一枚のところにつけているJB、ロブレド、そしてぎりぎり滑り込みを狙っているゴンサレス、アンチッチの当面の目標は、今大会欠場を決めているナルバンディアンの439ポイントと考えていいと思います。
となると、JBはあと28ポイント、ロブレドは29ポイント、ゴンサレスは37ポイント、アンチッチは52ポイントを稼ぐ必要が出てきます。つまり、9位のゴンサレスまではSF進出、アンチッチは準優勝まで行きたいところ(もちろん、自分より上のランキングの選手が1、2回戦で敗退すれば、ハードルはもう少し低くなってきます)。
このところぐんぐんランキングを上げているゴンサレスの疲れがかなり心配ですが、バゼルでの2、3回戦は執念ともいえる勝利をおさめていますし、モチベーションが明らかに他の選手とは違うような気がします。
ただ、BNPパリバ・マスターズでは、3回戦でアンチッチと当たるドロー。ここを凌げば(QFでダビデンコと当たる可能性が高くなるわけですが)SFも見えてきます。仮に3回戦敗退でも、15ポイントは稼げるわけですから、ロブレドやブレイクの戦況によっては、ぎりぎりマスターズ・カップ出場、というのも夢ではありません。逆に、アンチッチとしては、ゴンサレスに勝たなければ、マスターズ・カップ出場はありません。
JBやロブレドはどうでしょう。
JBは3回戦でトミー・ハース、QFではラファエル・ナダル、もしくはリシャール・ガスケが待っています。というかですね! なんと、ナダルが2回戦で対戦することになる相手はマラト・サフィンの可能性が強い! これ、ナダルにとってはちょっとお気の毒なドローになってしまっていますが、この山にいる他のシード選手にとってもキツい。
※29日付けのニュースで、ナダルは腹筋を痛め、BNPパリバ・マスターズを欠場するというニュースが飛び込んできました。これで第2シードは事実上、サフィンみたいなものになってしまいました。
早くランキングを上げてこいよな(怒)! と思っている選手はいっぱいいることでしょう(笑)。
ほんと、やめていただきたい、こんなところにあなたが入るのは。
いずれにしても、JBがQFに進出する大きな壁はサフィンでしょう。
ロブレドは、3回戦でノヴァク・ジョコビッチ、QFでフェデラーと対戦する山に入っています(ごめん、ヤルコ・ニエミネン。でも、どう考えても、タイトルが欲しいフェデラーがここで負けるとは思えません)。
そう考えて、とらぬ狸の皮算用をしてみます。
JBは3回戦どまり、ロブレドはQFどまり、ゴンサレスはSF進出(つまり、ダビデンコはQFどまり、アンチッチは3回戦敗退)と仮定すると……
ダビデンコ 470 → ランキング4位にアップ(ロディック5位転落)
ブレイク 426 → ランキング9位転落
ロブレド 435 → ランキング7位にアップ
ゴンサレス 447 → ランキング8位にアップ
アンチッチ 402 → ランキング10位のまま
というように入れ替わることになります。
ま、これはあくまでも仮定の話です。
ナダルがSFまで進出する可能性もありますし、ロブレドが2回戦で敗退する可能性もありますから。
確実なのはフェデラーが優勝するってことだけか(←しつこいっ/笑)。
ということで、今日から始まるBNPパリバ・マスターズ、本当に目が離せません!
posted by takezoh |06:56 |
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