2006年09月12日
USオープン男子単、フェデラーが3連覇達成!
9月10日、ロジャー・フェデラーがUSオープン3連覇を達成しました。 3連覇もすごいことなのですが、同じ年のウィンブルドンとUSオープンを3年連続して制覇するのは前人未到の記録。しかも、今年はグランドスラムすべての大会で決勝まで進んでいます。 強い、強いと思っていた昨年よりも、さらに強いってことか? 一方、アンディ・ロディックはこれで一気にランキング3位まで上がってきました。 まぁ、3位以下は僅差ですが。 さて、決勝戦……の前にマルチナ・ナブラチロワの引退セレモニーがあったようです。 お~い、そこも放映してくれよぉ~! そこ、大事、大事! ちなみに、今年の女子決勝戦で「God Bless America」を歌ったのはグラディス・ナイトでしたが、男子決勝戦ではボーイズ・II・メンでした。
どうでもいいことなんですけど……アメリカはNFLやNBAの大きなイベントでは旬なアーティストが登場することが多いと思うのですが、USオープンはけっこうオーソドックスなアーティストを選びますよね(ま、アメリカ国内のイベントか、そうでないかという違いがありますケド)。
それと、決勝戦にはタイガー・ウッズがフェデラー陣営のところに座っていました。
アメリカンなのに、フェデラーかよ! という突っ込みは、ロディックのプレスカンファレンスでもあったようですが(笑)、これはおそらく、契約メーカーの関係もあるのではないかと邪推しておきます。もちろん、それぞれのジャンルでトップの選手どうしですから、もともと交流も深いのでしょうが。
シャラポワが契約メーカーの関係で、試合終了直後に腕時計をはめたり、携帯電話を取り出したりしていたのもそう。テニス界もいろいろビジネスが複雑に絡み合っているわけです(New York Timesにはそれについて批判的な記事が掲載されていたそうです)。
では、本題に入ります(前置きが長くてすいません)。
コイントスに現れたのはナブラチロワ。
試合ももちろん、観戦していました。
ロジャー・フェデラー vs アンディ・ロディック 6-2/4-6/7-5/6-1
※試合のスコアは最後に掲載しておきますので、参考にどうぞ。
第1セットは、ロディックにとって、SFのミハイル・ユーズニー戦で心配していた通りの内容になってしまったような気がします。やはり、ユーズニーよりもテクニカルが勝るフェデラー。少しでもスキがあれば(あるいは少しでもボールが甘く入れば)、すぐにウィナーを奪いにきます。
しかも、ロディックのサーブのプレイスメントをことごとく読む。QFまでの1stサーブの調子良さにくらべると、SFと決勝はそれほど確率が良かったわけではなかったものの、そこはロディック、安定感はありましたし、決して1stサービスが甘いところに入っていたわけでもありません。それでも、おそらくサーブのフォームにクセがあるからでしょう。フェデラーが逆をつかれた、というシーンはほとんどありませんでした。
ただ、フェデラーもいつも、どのポイントでも完璧というわけではありません。
特に立ち上がりは、バックハンドのミスが目立ちました。
しかし、ロディックが先にミスをしてしまった。
第1セット第2ゲームは、そのミスが大きく響いて(クロスへのフォアがネット、バックのスライスでのアプローチショットがネット、そしてクロスへのフォアがアウトと、3つ連続してミスをおかしてしまっています)、いきなりサービスゲームを落としてしまいました。
また、フェデラーのパッシングは定評があります。ロディックはネットアプローチを仕掛けるものの、序盤はことごとく簡単にパスを決められてしまっていました。
その上、フェデラーは第5ゲームまでに4本もサービスエースを決めています。試合全体で17本。ロディックが7本しか奪えなかったという、この数字は、本来ならば反対になっていてもおかしくありません。ちなみに、フェデラーの決勝までのサービスエースの本数は、1回戦7本、2回戦6本、3回戦8本、4回戦こそ15本でしたが、ジェイムズ・ブレイクとのQFでは9本、そして、ニコライ・ダビデンコとのSFでは4本となっています。このあたりは、ロディックの課題(特にレシーブにおいての)のひとつになるでしょうか。
となると、第1セット、フェデラーが5ゲーム連取したのも不思議な話ではありません。
とはいえ、上記にも書いたとおり、フェデラーは序盤、連続してミスをおかしてしまっています。それが第3セット、フェデラーのサービスゲームでした。そこでロディックは30-40とブレイクチャンスを握っています。
しかし、ワイドへのサービスエース、クロスへのフォアのウィナー、ダウン・ザ・ラインへのフォアのウィナーと連続してフェデラーがポイントを獲り、ブレイクバックのチャンスを潰されてしまいました。サービスエースは仕方ありませんが、デュースからはもう少し粘れたかもしれません。
ロディックは試合を通してラリーを我慢強く続けられていたと思いますし(試合全体で23本のミスなら、いいほうだと思います。ちなみにフェデラーのミスは19本)、なんとか序盤でフェデラーのサービスゲームを破っておきたかったなぁ、と思ってしまいました。
と書いていたら、今日は時間がなくなったので、申し訳ありませんが、続きは明日にさせていただきます。
上段=サーブ/下段=レシーブ ○ 1stサービスからのポイント △ 2ndサービスからのポイント ◎ サービスエース ● 相手のダブルフォルト F=フェデラー R=ロディック 第1セット 第1ゲーム F ○○◎--△ 1 R ---△△- 0 第2ゲーム R ---○- 0 F △△△-△ 2 第3ゲーム F -○-◎-◎○△ 3 R ○-○-○--- 0 第4ゲーム R △○---- 0 F --△○○△ 4 第5ゲーム F ○-○△◎ 5 R -△--- 0 第6ゲーム R ○○○○ 1 F ---- 5 第7ゲーム F -○--- 5 R ○-△○△ 2 第8ゲーム R -◎△-○--- 2 F ○--○-○△△ 6
第2セット 第1ゲーム F ---- 0 R ○△△△ 1 第2ゲーム R ○--△○-○△ 2 F -○△--△-- 0 第3ゲーム F △◎○-○ 1 R ---○- 2 第4ゲーム R ○-○○○ 3 F -○--- 1 第5ゲーム F -○◎○○ 2 R △---- 3 第6ゲーム R -○○○-○ 4 F ○---△- 2 第7ゲーム F ○◎---○○○ 3 R --○○○--- 4 第8ゲーム R ○○-△○ 5 F --○-- 3 第9ゲーム F △○◎△ 4 R ---- 5 第10ゲーム R ◎○△-△ 6 F ---△- 4
第3セット 第1ゲーム F ○△○○ 1 R ---- 0 第2ゲーム R ○◎--○-◎△ 1 F --●○-△-- 1 第3ゲーム F ○◎○△ 2 R ---- 1 第4ゲーム R ○○--○◎ 2 F --△○-- 2 第5ゲーム F ---◎○○-△○◎ 3 R △△○---○--- 2 第6ゲーム R --△○-○-○-△○--△○--△○○ 3 F ○△--○-△-○--△○--△△--- 3 第7ゲーム F ○-△-○○ 4 R -○-○-- 3 第8ゲーム R ○-○○○ 4 F -○--- 4 第9ゲーム F △○○-◎ 5 R ---△- 4 第10ゲーム R ○-◎○-△ 5 F -○--△- 5 第11ゲーム F ○△△○ 6 R ---- 5 第12ゲーム R ---◎- 5 F ○○△-○ 7
第4セット 第1ゲーム F ○△-○○ 1 R --○-- 0 第2ゲーム R -○--△- 0 F ○-△△-△ 2 第3ゲーム F ○-△◎◎ 3 R -△--- 0 第4ゲーム R -○--○- 0 F ○-○△-○ 4 第5ゲーム F -○◎◎△ 5 R △---- 0 第6ゲーム R △△---○△○ 1 F --○△○--- 5 第7ゲーム F -◎△○△ 6 R △---- 1
posted by takezoh |04:52 |
USオープン2006 |
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