2006年06月27日
ウィンブルドン2006の展望<女子編その4>
どうも、タケゾウです。
ようやく最終回です(汗)。
最後は、第2シードのキム・クライシュテルスの山。
キム・クライシュテルスは、ファイナルへ進出する可能性が高い選手である。4大大会では、これまで何度もQFやSF、そして決勝に駒を進めてきた(注)。
注:2001年は全仏オープン準優勝、ウィンブルドンと全米オープンがQF。2002年は全豪オープンSF。2003年は全豪オープンとウィンブルドンがSF、全仏オープンと全米オープンで準優勝。2004年は全豪オープン準優勝(残り3大会は欠場)。そして、2005年の全米オープンでようやく悲願の初タイトルを手にする。今シーズンは、全豪オープン、全仏オープンともSFで敗退。
優勝するだけの実力はあるのに、なぜいつも一歩二歩手前でタイトルがスルリと逃げて行くのか。実力伯仲の相手と戦わなければならないことも一因だろう。しかし、私は彼女のメンタルの弱さにあると考える。
もちろん、常にトップランキングに君臨しているクライシュテルスのメンタルが弱いわけがない。しかし、彼女がここ一番の大舞台で負けるときは、ファイナルセットまでもつれる場合が圧倒的に多いのだ。追いつ追われつの展開で、試合の流れを自分のほうへ引き寄せるにはメンタルな部分が大きく作用する。少しでも弱気になったとき、同レベルの相手はすぐにそこにつけ込んでくる。つまり、彼女は大事な場面での駆け引きにおいて、ウィリアムズ姉妹やエナン=アーデンなどのプレイヤーに比べて、まだまだ勉強することが残っていると言えるのではないだろうか。
とはいえ、昨年はようやく4大大会で初めてタイトルを手にした。SFでマリア・シャラポワをフルセットで下し、ファイナルではマリー・ピエルスをストレートで破って優勝を果たしている。ファイナルで勝つことの難しさは誰よりも知っているだろうし、勝つ方法も学んだことだろう。今大会では、その教訓を活かして、ウィンブルドン初制覇を期待したい。 では、そんなクライシュテルスの勝ち上がりを阻止するプレイヤーは誰になるのか。 考えられるのは、第17シードのマリア・キリレンコだろうか。今年19歳になったばかりキリレンコはシャラポワに続くロシアの注目株だ(しかしながら、ロシアの選手層の厚さには驚かされる)。浅越しのぶが、このキリレンコと1回戦で対戦することになるのは、残念でもあり、楽しみでもある。現在、ランキングが100位外と低迷しているが、かつて(2003年)には4回戦まで進出したこともある浅越である。なんとかこのロシアの新星に打ち勝ってもらいたい。 一方、QFでクライシュテルスと対戦することになりそうなプレイヤーは、やはり、第5シードのスベトラーナ・クズネツォワか第10シードのニコール・バイディソワだろう。もし、QFで、あるいはそれ以前に敗退したとしても、今後、ベスト8、ベスト4と勝ち上がってくるはずだ。この対戦のTV放映があるかどうかはわからないが、注目の一戦であることには間違いない。 さて、今年の女子シングルスを制するのは、一体誰になるのだろうか。 今年はW杯と重なって、TV観戦するのはかなり辛いものがあるが、しっかりと見届けたいと思う。
posted by takezoh |18:48 |
ウィンブルドン2006 |
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Re:ウィンブルドン2006の展望<女子編その4>
ウィンブルドンの中継見てます。
とても勉強になります。
ありがとうございます。
posted by Mr.GOHA | 2006-06-27 22:13
Re:ウィンブルドン2006の展望<女子編その4>
Mr.GOHAさん、コメントどうもありがとうございます。
杉山、森上両選手勝ちましたね。
雨以外はまだまだ波乱となったカードはなさそうな今年のウィンブルドンの幕開けですが、男子の個人的な注目トマス・ヨハンソンとヨナス・ビョークマンは、なんと私の想像に反して、ヨナス・ビョークマンが勝った模様。どこか放映してくれませんかね・・・
posted by takezoh | 2006-06-28 02:14


