2006年09月11日
USオープン男子単SF〈フェデラーvsダビデンコ〉
ロジャー・フェデラー vs ニコライ・ダビデンコ 6-1/7-5/6-4 ダビデンコはこの試合、フェデラーのショットにぜんぜんタイミングが合ってなかった。 フレームショットも多く、そうならなくてもスウィートスポットにボールが当たってないんですよね。どうもラケットの先のほうでボールを打つことになってしまう。その証拠に、第2セット第12ゲームの途中、ストリングスが切れてラケットを換えるのですが、切れた場所がラケットのヘッドのほうでした(TVにストリングスが切れたラケットがアップになってわかりました)。 これでなかなか得意のフォアの強打が、思ったようなボールにならないどころか、ネット、アウトとミスを連発。まぁ、もともとミスが少ない選手というわけではありませんが、明らかにストロークの具合が悪い。というわけで、第1セットは1ゲームしかサービスキープができずに終わります。 第2セット、ようやくフェデラーのボールにタイミングが合いはじめたダビデンコ。ウィナーの数も増えてきます。フェデラーもそんなダビデンコの強いボールに、フレームショットするシーンも出てきました。
しかし、ここでもフェデラーに先にブレイクを許してしまいます。
第5ゲーム、ミスを連発してフェデラーにポイントを先行されながらも、逆にフェデラーのフォアのミスを誘い、いちどは40-30とゲームポイントを握るのですが、ストレートへのフォアがアウトになり、フェデラーにオープンコートへウィナーを決められると、最後もフォアのミス(アウト)でゲームを落とします。
なんとかこのセットは獲っておきたいダビデンコ。
次の第6ゲーム、頑張ります。
このゲームは長いラリーが多く、ダビデンコはへろへろ(しかし、長いラリーからポイントを奪ったのはダビデンコでした)。
ダビデンコ君、ご飯ちゃんと食べてるか~(笑)。
↑細いんで、彼は。
長い試合は慣れていないわけじゃないと思うのですが、やはり、第1シードの選手との対戦、センターコート、初のベスト4など、緊張もあったのかもしれません。
思うに、ダビデンコのちょこまかした動きが、さらに体力を奪っているのか、と(笑)。
いやいや、彼の動きをバカにしてるわけじゃないですよ。
そのフットワークもダビデンコの持ち味。
それに、ダビデンコ君、私は好きやで~(笑)。
これからも応援しますから~。
とにかく、第6ゲームは全力投球でした。
フォアハンドの強打でフェデラーのバックハンドをアウトにさせると、長いラリーを制し、フォアのワイドへのウィナー。ドロップショットを拾われてパッシングショットをしますが、ここはサイドアウト。しかし、またも長いラリーからフォアのワイドへのウィナーを奪い、次のポイントでフェデラーのバックハンドのミスを誘うと、最後もフォアのワイドへウィナーを決め、ブレイクバックに成功するのです。
この後、第10ゲームまでお互いサービスキープが続きますが、第11ゲームに再びダビデンコがフェデラーにブレイクを許し、このセットもフェデラーが奪取。
第3セットも第3ゲーム、第7ゲームとサービスブレイクされたダビデンコ。第6ゲームに1つブレイクバックしていますが、サービスで崩され、ラリーでも押され気味(そして終始ミスが多かった)、結局、このセットも追いつくことができずに、試合終了となりました。
それでも、フェデラーがラブゲームキープしたのはたったの3ゲームだけで、あとはけっこう、40-30やデュースになるゲームが多くありました。ま、反対にダビデンコもなかなかラブゲームキープはさせてもらえませんでしたが。それだけダビデンコが振られてもボールを拾い、フェデラーのミスを誘うボールを打つ、もしくはウィナーを奪っていたということだと思います。もっと早い段階で、フェデラーのボールにタイミングが合っていれば、ストレート負けでも、もう少し競ったスコアになっていたでしょう。
ダビデンコ目線で試合を振り返ってしまいましたが、フェデラーは……決勝前の調整です(ごめん、ダビデンコ!)。だいたい、なんですか。今大会、コーチがバカンス中でついてきていないって。
もう、3連覇はほぼ確実です(あら、アンディ・ロディックのSFを書く前に言ってもうた)。
ロディックがどういう戦略でフェデラーを苦しめるのか(できるんか? SFの試合見て、やっぱり今回も6-4/6-2/6-4とかのストレート負けじゃ? などと思ってしまいました。まぁ、タイブレークになる可能性もありますが)。
いやぁ~、強いなぁ、巧いなぁ、フェデラーは(すごい終わり方やな……)。
posted by takezoh |01:15 |
USオープン2006 |
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