2006年09月01日

USオープン男子単2回戦〈アガシvsバグダティス〉

アンドレ・アガシ vs マルコス・バグダティス 6-4/6-4/3-6/5-7/7-5

まだ2回戦というのに、会場の雰囲気は決勝そのもの。
実況・解説でも言っておられましたが、フェデラーの3連覇、しかも同じ年のウィンブルドン、USオープンと続けて3年連続タイトルを奪取するその偉業よりも、今大会はまさにアガシのためにある。それを実感させられました。

これはもう、勝ち負け云々の試合ではありませんでした。

試合の序盤に左手首を痛めた上、ファイナルセットになって両脚をケイレンしても、試合を放棄しないバグダティス。この1戦を、棄権という形で終わらせるわけにはいかない。勝てるかもしれない、負けるかもしれない、それよりも、試合を最後までやり遂げるんだというバグダティスの姿に、私はじーんときました。

何よりも、アガシ。
アンドレイ・パヴェルもアガシも全力で戦った1回戦。翌日にアガシは病院へ行き、背中の痛みをおさえるために注射を打ったそうです。

引退を決めている今大会。すべての試合、すべてのポイント、すべてのボールに全身全霊をかけるアガシは、おそらく、その1試合で自分の体がどうなろうとも、それは大した問題ではないんだろうと思います。それよりも、最後まで自分のテニス、ベストパフォーマンスができるかどうか。

そして、この試合を見て、改めて思いました。

アガシという存在が相手のベストパフォーマンスを引き出す、と。

だからこそ、アガシは数々の名勝負を生み出してきました。

両脚をケイレンしながらコートに立ち続ける姿は、そんなアガシへの憧れと、尊敬の念があったからこそだと思います。

試合の内容については、後ほど、改めてアップします。

posted by takezoh |16:51 | USオープン2006 | コメント(0) | トラックバック(0)
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