2006年09月01日
USオープン女子単2回戦〈ヒンギスvsラザノ〉
おいぉぃぉぃぉぃ…… まじですか、ヒンギス。 ビルジニー・ラザノ vs マルチナ・ヒンギス 6-2/6-4 第1セット第1ゲーム、1stサービスを立て続けに入れてきたヒンギス。 ラブゲームでキープ。 さすがやな、などと悠長に思っていられるのはここまででした。 とにかくラザノのストロークが素晴らしかった。 ヒンギスよりも深く、強く、そして角度のあるボールを打ち込む。 さらに、ヒンギスよりも早い展開でウィナーを奪う。 ヒンギスは、読みのいい選手だと思いますが、第1セットはラザノのボールに反応が一歩遅れていたような気がします。ボールが飛んできてから、そっちの方向へ動く、みたいな。
第3ゲームをラザノにサービスブレイクされたヒンギスは、第4ゲーム、ブレイクバックに成功してゲームカウント2-2とします。 第5ゲーム、どうしてもストローク戦で主導権を握れないヒンギスは、ドロップショットを試みます。しかし、ネットを越えず、失敗に終わります。ここからラザノの勢いはさらに加速し、このゲーム、ラザノが再びヒンギスのサービスブレイク。 第6ゲーム、最初のポイントでまたもドロップショットを試みるヒンギス。しかし、またも失敗。いつもなら簡単に決まるはずのドロップショットがネットを越えていかないのです。それでも3ポイント連取し、2つのブレイクポイントを握るのですが、ラザノの集中力は見事でした。1stサービスをすべて入れ、簡単に主導権をヒンギスには渡しません。これでゲームカウントはラザノの4-2。 そして、第7ゲーム、ヒンギスは2つのダブルフォルトをおかし、あっけなくラザノにゲームをプレゼントしてしまいます。 第8ゲーム、強い1stサービスを打ち込んで、ラザノは1ポイントもヒンギスに渡すことなく第1セット奪取。 第2セットに入っても、形勢はまったく変わりません。 いきなり第1ゲームをブレイクされたヒンギス。ラザノは簡単に3ゲーム連取し、ゲームカウントがラザノの3-0に。 ちょっとぉ。 このまま6-0でラザノが勝利するのか? そう思った第4ゲーム、ラザノのサービス。 第2セットの序盤、思い通りにいかないヒンギスはやや集中力を欠いていましたが、ここで顔が引き締まります。そして、ストローク戦で強打を多く混ぜ、ラリーを制します。 プレッシャーを感じたのか、ラザノはダブルフォルト、ボレーミスと、立て続けにミスをおかし、ようやくヒンギスがひとつブレイクバック成功。 観客は大喜び。 そりゃそうですよ。 このまま終わってもらいたくない! こんなはずやないよね、ヒンギス? 私もそう思いました。 しかし、第5ゲーム、1stサービスがなかなか入らないヒンギス。ラザノはヒンギスの甘くなった2ndサービスを叩き、このゲームも簡単にブレイクします。 第6ゲーム、40-0とされながら、ヒンギスは4ポイント連取。 ブレイクチャンスがやってきます。 しかし、ラザノの攻めの気持ちは衰えることありませんでした。 3ポイント連取され、ヒンギスはブレイクに失敗します。 ここからヒンギスは、集中力を高めて、1stサービスをしっかり入れてきます。 そして、第7ゲームをラブゲームでキープ。 ラザノの5-2で迎えた第8ゲーム。ラザノのサービング・フォー・ザ・マッチです。 やはり、勝利が目の前にちらついたのでしょう。 そこに乗じて、ヒンギスは強打で攻めます。 ヒンギスが0-40でブレイクチャンス。 ラザノはなんと、ここでダブルフォルトをおかしてしまいます。 第9ゲーム、第2セット序盤の動きが格段に良くなってきたヒンギス。 すべて1stサービスを入れ、またもラブゲームキープ。 しかし、万事休す。 第10ゲーム、はやる気持ちを抑え、1ポイント1ポイントに集中し、試合の立ち上がりから途切れることなく見せていた見事なストロークでヒンギスを翻弄。サービスエースを含め、1stサービスをすべて入れて、ゲームセット。 まさかこんな試合になろうとは、誰が予測していたでしょうか。 追い詰められてからしかいいところを出せなかったヒンギス、残念です。 そして、ヒンギスにほとんど主導権を渡すことなく、攻め続けたラザノには拍手を。 いやぁ、わからなくなってきました。 ラザノはグランドスラムで初めて3回戦進出だそうです。 今後の試合でも今日のような先手、先手で展開できれば、第2週目もまたアーサー・アッシュ・スタジアムに立つことも不可能ではないと思います。
posted by takezoh |14:27 |
USオープン2006 |
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