2006年09月01日
USオープン男子単2回戦〈ナダルvsオルナ〉
ぬぉぉぉぉ~! いいところで中継を終了せんといてくれ! 毎月けっこうなお金払ってるのに、30分ぐらい延長しろよぉぉぉ~! それでなくても、放映試合数が少ないのに…… ウィンブルドン放映チャンネルは朝まで延長してくれるぞぉ~! なんとまぁ、WOWOWさんは、第4セット、ナダルの4-2となったところできっちり放送終了。ポイントトラッカーの表示はなぜか第3セットの途中で止まっているし、しょうがないから、ライブスコアで残りを観戦(涙)。 女子シングルス1回戦をまだ振り返っておりませんが(そしてもう2回戦に突入しちゃってますが)、この試合は先に書かないと(笑)。 ラファエル・ナダル vs ルイス・オルナ 6-4/4-6/6-4/6-2
ナダルの強敵ではない、と思っていたら、むっちゃ強敵でしたねぇ、オルナさん。 結果的にはナダルの3-1というスコアになっていますが、ナダルはオルナのミスに助けられました。オルナの55というアンフォースド・エラーがなければ、ヘタするとストレート負けもあり得る内容だったと思います。 立ち上がりから、オルナはフォアもバックもイケイケドンドン。 高い打点から、ナダルのコートに、右へ左へ全力で打ち込んでいきます。 しかも、サーブもなかなかいいんです。 1stサービスも確率がよく、サービスウィナーも多く獲っていました。 第1セットは、そんなオルナに対し、ナダルは早いタイミングで仕掛けて、相手のミスを誘うことに成功していましたし、ベースラインのかなり後ろに下がって打ち合いをさせられても、根気よく拾い、形勢逆転してウィナーを決めるシーンが見られました。 第2セット、先に相手のサービスゲームをブレイクしたのはナダル。 第1セットからストローク戦で主導権を握ることが多かったオルナですが、とにかくミスが多い。どんなにウィナー級のショットを放っても、体勢を沈めながらも打ち返すんですよね、ナダルが。 なんだ、この若僧は。 オルナはそう思ったに違いありません(って、オルナだってまだ25歳なんですが)。 しかし、第5ゲームあたりから、それまでボールというボールはすべて全力で相手のコートに打ち込んでいた(ぶちこんでいた、という言葉のほうが似合います)オルナが、ちょっとだけトーンダウンするんですよね。そのせいではないと思うのですが、このあたりからナダルのミスが増えていくんです。 そもそも、第1セットもナダルにしてみれば、ウィナーの数が少なかった。第2セットでもオルナにどんどん攻め込まれて、なかなかウィナーになるボールが打てない。 こうして、第6ゲーム、オルナにブレイクバックを許し、第10ゲームも最後は自らのミスでオルナに再びブレイクバックされ、第2セットを落とします。 第3セットは、第1ゲーム、オルナのサービスゲームをナダルが先にブレイクしましたが、これも結局は、ダブルフォルトを含む、オルナのミスに助けられました。 ここでプチ・スペイン語講座(笑)。 途中でオルナが何度も大声を出しておりましたが、「mierda(ミエルダ)」というのは、英語で言うところの「shit」でございます。あんまりよろしくない言葉ではありますが、みんなフツーに使ってます(ナダルはコート上では使わなそうですが)。 オルナは第2セットから、かなりヘロヘロになりつつありましたが、靴紐を結びなおしたり、シューズを履き替えたりと、いろいろ休憩タイムをわざと取っておりました。そりゃ、そうやわな。あれだけボールを全力で打ってたら、いくらなんでも疲れます。 話は第3セットに戻ります。 お互いにサーブがよく、特にオルナは、第1セットでも多く見られましたが、ここにきてサーブからのネットダッシュを多用します。 ナダルもサービスから早い展開でウィナーを奪う、もしくは、効果的な1本で相手のミスを誘う。 そして、どちらもサービスゲームをキープ。 山場だったのは、第9、10ゲーム。 お互い、相手のサービスゲームをブレイクするチャンスが訪れます。 第9ゲームはオルナのサービスゲーム。 ここでもナダルはコートの端から端まで走らされるわけですが、どんなに形勢不利な状況で走らされてもフォアのダウン・ザ・ラインを決めるなど、さすがというところを見せます。 しかし、オルナが踏ん張り、いいサービスを入れて、何とかキープに成功。 第10ゲーム、オルナは相当疲れていると思うのですが、それでもナダルよりも深いボールを打ち込みます。しかし、それでもナダルが拾うわけです。そうすると、気持ちが早ってボールをネットにかけてしまう。ここは、オルナにとって本当に大きなゲームだっただけに、せっかくのチャンスを自分で潰してしまったのは痛かったと思います。 第4セットに入っても、状況は変わらず。 第3ゲーム(オルナのサービスゲーム)で、オルナにはちょっとアンラッキーなジャッジもあり、ナダルがブレイク。第7ゲームも再びナダルがブレイクに成功し(ここはもう中継がなかったので内容がわかりません)、結局、6-2でゲームセット。 解説の人は、ナダルは精彩を欠いているような表情だとおっしゃっていましたが…… 確かにそうかもしれません。なかなか自分の形にもっていけないわけですから。 ただ、私が感じたのは、攻撃は最大の防御なり、とはよくいいますが、これだけオルナの一人舞台、攻撃してミスを連発してくれるのであれば、ナダルにとっては守備こそが最大の攻撃になっていたのかな、と。あえてそこで、無理な状況から攻撃に出る必要はないし、いい守備から生まれるチャンスをモノにしていれば、おのずとポイントは増えてくる、と。で、実際に、試合はそうなっているので、ナダルは無理をしてみるところと、無理をしないところと、意識的にか、無意識か、できていたんじゃないのかな、と。 おそらく、試合後は今日の内容を叔父さん(コーチ)と振り返っているでしょうから、そのあたりも含めて、今後の対策を練るんだと思います。 まぁ、なんだかんだで、ミスは少ないんですよね。 ウィナーも32本ありますし、4セット戦ってミスが19個なら、まずまずではないでしょうか。 しかし、オルナ、一球入魂しすぎ(苦笑)。 今晩、絶対に熱出すで。
posted by takezoh |05:55 |
USオープン2006 |
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