高校野球観戦日記

第88回選抜・大会第7日の3試合

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今朝はとても冷え込んでいた。いつもより1枚多くパーカーを着こんだ上にベンチコートを着て球場へ向かったが、風が強くて冷たいため、それでも相当寒く感じた。しかし気温は低かったものの晴天に恵まれ、予定通りに2回戦の3試合が行われた。春の大会の2回戦らしく、どの試合も投手の力が打者に勝る試合となった。

龍谷大平安v八戸学院光星 球場に着いたとき、ちょうど一塁側内野席の入場券が売り切れになったとアナウンスされていた。スタンドで私がいつも陣取るあたりへ着いてみると、ほとんどの席がすでに埋まっている。仕方なくスタンドの上のほうまで行ってみるといくつか空いている席があったので、座らせてもらうことにした(37段)。ところがこの席はボックスシートのすぐ横で、外野の一部が柱で遮られてしまう。しかし内野は全体を見渡せるし、外野手の定位置も見えるので、この試合だけは柱を辛抱してこの場所で眺めることにした。 試合は龍平安が1回裏に、安打と盗塁で迎えた一死二塁から3番の適時二塁打で1点を先制した。その後は両先発投手が好投して投手戦となったが、龍平安は6回裏に二塁打と犠打で迎えた一死三塁から4番の右犠飛で1点を追加して2-0とし、先発#1が最後まで八光星の反撃を許さずこのままゲームセットになった。 八光星としては序盤から毎回のように走者を出して得点圏まで進めたが、好機にあと一本が出なかった。走者を出してから龍平安#1の投球が八光星打線に勝り、連打を許さなかった。龍平安は長打の出たイニングに効率よく得点に結びつけるそつのない攻撃が光った。中軸打線の勝負強さが龍平安のほうが一枚上だった。

明石商v東邦 球場に向かう阪神電車の中でも“MEISHO”の文字の入ったジャンパーを着た人を多く見かけた。明石から山陽電車で多くの人がこの試合の応援に駆け付けていたようだった。それにしても、明石商#1がこれほどまでにいい投手とは想像していなかった。東邦打線のほうが力は上だろうから、明石商#1の投球に注目していたが、最後まで落ち着いており崩れる気配がなかった。しかも攻撃では1回戦のようなバントではなく、明石商打線の各打者が東邦#1を打ち崩して得点を挙げる展開は予想していなかった。 明石商が1回裏、4番の適時二塁打で先制すると、その後は両投手が好投してこの試合も投手戦になった。東邦は7回表、一死二三塁の好機を迎えたが逸機すると、その裏明石商は2番の中越二塁打で1点を追加し、8回裏にも6番の二塁打でさらに1点を加えて3-0で完封勝ちした。 東邦としては#1が先制を許したものの中盤までなんとか踏ん張っていただけに、7回表の好機で最低でも同点に追いついておきたかった。7回の攻防で試合の流れが決した感がある。そしてこの試合では明石商は打順の巡りがよくて、1試合のうちに3度も1番打者から攻撃が始まったことも試合の流れに影響していたと思う(直接得点にはつながっていないけどね)。 ちなみにこの試合の開始時にはレフトからライトに吹いていた風が、3回くらいから風向きが180度変わって浜風(ライトからレフト)になっていた。テレビで見ている人は、試合の最中に選手諸兄が飛球を捕りづらそうにしていると感じただろうが、試合中に風向きが変わったことが確実に影響していた。そして野球には直接関係のないことだが…、両チームともに好機になると、歴代のロッテのチャンステーマを演奏していた。甲子園球場がまるで千葉マリンスタジアムのように思えてならなかった。両チームともに地元にプロ野球の球団があるはずなのに。

木更津総合v大阪桐蔭 前の試合の途中から吹きだした浜風が引き続き比較的強く吹き抜けており、晴天だが冷えた空気の中で行われた試合。外野スタンドがほとんど満員になっているが、明石商の応援の人たちが多数詰めかけたため、この試合だけを見に来た人は外野へ回った人が多かったように思われた。 試合は大桐蔭が1回裏、3番の本塁打で1点を先制したが、対する木総合は3回表に5本の安打を集中して3番から三者連続の適時打で一気に4点を挙げて4-1と逆転した。反撃したい大桐蔭だったが、中盤以降は木総合#1の投球の前に三者凡退が連続してしまい、持ち前の打力を発揮することもなくこのままゲームセットになってしまった。 大桐蔭は逆転を許した直後の3回裏の攻撃で2本の安打が出たものの、併殺があって攻撃がつながらず、流れを木総合に許してしまったことが惜しまれる。“木総合が連打で逆転した”と簡単に書いてしまえばそうなのだが、3回表の攻撃では本塁クロスプレーの生還が2度続いた。走者のベースランニングとベースタッチが上手だったことも事実だが、コリジョンルールの影響もあって果敢に本塁に突入する判断が見事だったと思う。そういえば、試合前のフィールディング練習で、大桐蔭はノックの最後に行う外野手から本塁への返球の時と、内野手から本塁への返球の時に、捕手が立ったまま送球を受けてホームプレートにタッチするモーションをおこなっていた。捕手がしゃがんで送球を受けてタッチをしようとすると走塁妨害を取られることを意識したフィールディング練習だと思わされた。

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