2008年03月28日
さて先日のバーレーン戦ですが、全く見るべきところもなく(僕もカズと同じように寝ちゃってましたが・・・)スコア以上に内容の乏しい試合でした。勝ち点を落としたという重大な結果もさることながら、余計に岡ちゃんサッカーの混迷度が露呈してきて、本当にこのままで大丈夫なのかなと思います。
岡ちゃんは言い訳すらしてくれないので彼がどのようなサッカーを目指して、どのような意図で戦っているのか見えないので余計に不安に感じてしまいます。(あ、語ってもらう必然性は全くありませんが・・・)
実は戦術やフォーメーションに関しても、流動的なのは当然ですし、それが結果として現れる場合もありますが、マスコミや様々なコラムやブログを含めて挙って指摘される遠藤のスタメン外し(コンディションの問題ではなく戦術的な問題らしいですが・・・)や、4バックを3バックに変更することによって植えつけられる「守備的」な意識付けも見ている側としてはそう解釈せざるを得ません。
世界と伍していくためには常に攻撃的なサッカーだけでは通用しません。そのことは岡ちゃんは10年前に経験しているわけですし、それ以降の彼のキャリアでもいろいろな経験値が備わって来ているはずです。
ただし、変わっていないのは彼の根底に流れる「守備的」な発想・・・良く言えば「勝つ」サッカーをするための基本、悪く言えば「見ててつまらないサッカー」「(相手への畏怖から)相手に合わせてしまうサッカー」になりがちな発想です。
彼が手本とする監督にはマルチェロ・リッピやカルロ・アンチェロッティなどイタリアを代表する名将が名を連ねます。また以前の札幌の監督時代には帝京高校で「高校サッカー」で一時代を築いた古沼監督の「理論」に傾倒したという話も聞きます。
いずれの名将にも共通するのは(少々大雑把な解釈になりますが・・・)「勝つため」にまず「守り」から入るということです。まあ、当たり前のことなんですが、岡ちゃんはこの「守備的」な部分だけに偏りすぎる傾向があるのかと思ったりもします。そういった状況を踏まえつつ甲府の大木さんを参謀役に据えたという事実もあるのですが、全く180度考え方の違うサッカーの2人が船頭にいることは今の日本代表の混迷にさらに拍車をかけているように思えます。
もう一つ気にかかるのは代表に呼ばれた選手のコンディションの悪さです。その最たる例が「エースFW」高原です。代表の試合や合宿に行くたびにコンディションを崩して戻されるクラブは堪ったものじゃないと思いますが、シーズンはじめの難しい時期であったことを考慮してもコンディション調整の失敗や怪我が多すぎます。高原以外にも阿部や前田や水本や・・・挙げればキリがありません。
合宿の過程や試合でのアクシデントもあるし、もちろんその選手のフィジカルやモチベーションの問題もあるでしょうが、現在の日本代表のコンディショニングスタッフやメディカルスタッフについても不安を感じます。
今回の予選はすごく緩ーいレギュレーション(3次2/4→最終2.5/5)なので、「まあ(ワールドカップには)行けるでしょ」っていう楽観ムードもなきにしも非ずですが、仮に出場したとしても「結果」は残せないと思います。
出場が決まってから考えることも可能ですが、今の日本(のレベル)ではその時間は(決まってからでは)遅いと思います。緊急事態を経てワールドカップ予選を戦うことを優先した監督人選が実は将来の「日本代表」の足枷になっちゃったなんてことは避けたいものですが、みなさんは今回の敗戦を受けてどう思われるのでしょうか?
posted by take4 |13:35 |
日本代表 |
コメント(38) |
トラックバック(1)
2008年03月24日
昨日はプレミアビッグ4の前回の投稿の裏返しの対戦が行われました。前回同様、日曜日の昼夜開催です。
結果はマンUがリヴァプールに完勝、チェルシーがアーセナルに逆転勝ちで2位浮上です。
それしてもディディエ・ドログバの2ゴールは久々に鳥肌が立ちましたね。特に1点目。アーセナルの術中に嵌りかけていたチームを救う働きはまさしくエースのお仕事でした。実はテレビ2試合目の後半となり、落ちかけていたところまさに目の覚めるようなゴールでした・・・
残り7試合で勝ち点6差に3チームですが、昨日の試合を見る限りでは、マンUの完成度の高さが一歩抜きんでている感がしますが、マンUはアーセナル、チェルシーとの直接対決を残しているので安泰という訳ではありません。下降気味のアーセナル(ここ5試合白星なし)よりは、勢いが戻ったチェルシーと最後までもつれ合うのではないでしょうか・・・こうなると、チェルシー的には前節のトッテナム戦の引き分けが痛いですね・・・リヴァプールは昨日の敗戦で目標は来期のCL出場権狙いになり次節のエバートン戦(エバートンとの勝ち点差は2)がヤマ場になりますね。
ご存じのようにこのビッグ4はCLのベスト8に全て残っていますが、昨日の結果が大きく影響してきそうです。
プレミアの優勝争いから脱落したリヴァプールはCLに集中して戦い安くなるどころか、来期のCL出場権獲得の天王山となる29日エバートン戦のあと、1日からプレミアと合わせてアーセナルと3連戦になります。厳しいですね。
そのアーセナルもリヴァプールとの3連戦のあとの13日にマンUとの首位決戦を控えていますからどこも手を抜けないですね・・・
こう見ると比較的相手に恵まれたのはチェルシーでしょうか。CLのフェレルバフチェは侮れない相手ですが、ひょっとするとこの勢いで行っちゃうかもしれませんね。まあ勝ち上がると、プレミアのマンU戦を挟んでCLの準決勝を戦うことになるのですが・・いずれにしてもプレミア勢は過酷な日程ですね。
posted by take4 |12:15 |
プレミアリーグ |
コメント(3) |
トラックバック(2)
2008年03月17日
浦和のオジェック監督が解任されましたね。
開幕から2試合目の解任は、セレッソのフアド・ムズロビッチ元監督と並ぶJ史上最短の任期らしいです。
オジェックに言わせれば、何せアジアCL制覇という結果を残している訳ですし、まだ2試合だぞという・・・言い訳も聞かれず社長から解任を言い渡されたそうですが、赤鬼と呼ばれたオジェックも顔面蒼白、頭が真っ白になったに違いありません。でも去年のアジアCL制覇以降の成績や采配を見ると、いや去年一年間を見れば、むしろ解任時期が遅すぎたのかなと思いますね。
オジェックの采配や選手起用については以前に何度か意見を述べさせて頂きましたが、やっぱりそのチャンピオンチームに似つかわしくない守備的な戦術と、個の力に頼らざるを得ない豊富なキャラクターの集まりなのに組織プレイを強要することで組織、チームとしても機能しなかった采配でしょうか・・・
ギドが3年で作り上げた財産を1年かけて壊してしまった。それもいとも簡単にです。個に頼るサッカーには賛否両論あると思いますが、どんな戦術でも、どんな組織でも最後は個の力が必要なわけですから、ガンジガラメの規律を押し付けてまで個の力を封じ込める必要はなかったのかなと思います。
今となっては、小野やワシントンが出て行ったことは(それだけが理由ではないにしろ)浦和にとってはオジェックが解任されるより大きな損失だったのではないでしょうか?(いや小野は・・・と仰る方もいると思いますが)僕はそう思います。
一Jリーグの傍観者としては、小野やワシントンが抜けた浦和は一言で言って面白みがありませんでした。高原やエジミウソンのような個性的なFWや梅崎のような将来性のあるMFが入ってメンツはそろっていると思いますし、彼らが他のキャラクターに劣るとも思いません。もっと言えば、ギドからオジェックに変わった去年の浦和のサッカーは試合に「負けない」のですが「つまらない」試合が多くなったと思います。サッカーは「面白い」「つまらない」で決まるものでなくて「結果」が求められるものだとは思いますが・・・それにも増してオジェックの采配、オジェックのサッカーには魅力がなかったように思います。威光だけでは監督が務まらないというか、現場の皮膚感とか空気感は最後まで戻ってこなかったように思います。
サッカーは監督がやるのではなくて選手がやるものですが、以前に鹿島のオリベイラ監督とも比較しましたが、まさに「監督力」の差と言いますか・・・他にもベンチでの立ち振る舞いなんかも、選手を鼓舞したりする姿勢が見えなかったというか、監督の真面目な性格と言われればそれまでですが・・・
まあオジェックを擁護するならばポンテの不在は痛かったのでしょうが、それを言えばやっぱり最後は「個の力」に頼らざるを得ないことを認めることになるわけで、元々開幕で全治は見込めなかったことを前提として補強をしているわけですから言い訳は成立しませんね。フロントはマーケティング抜きで望み通りの補強をしてますしね・・・
後任はエンゲルスコーチの内部昇格だそうです・・・果てはゲットゴール福田現コーチの監督就任を見据えたものでしょうかね・・・
posted by take4 |16:10 |
Jリーグ |
コメント(13) |
トラックバック(0)
2008年03月12日
チャンピオンズリーグは決勝トーナメント残りの1試合が行われ、リヴァプールがインテルを下し、プレミア勢で4チームめのベスト8入りを決めました。
試合はイエローカードが8枚も出るシビアな戦いとなりましたが、後半早々のニコラス・ブルディッソの退場で大勢が決したと言っても過言ではないでしょう。
それまではポゼッションで圧倒していたインテルですが(リヴァプールが持たせていたとも取れますが)、ブルディッソの退場で流れは一気にリヴァプールに変わってしまいました。
見事なカウンターからフェルナンド・トーレスの一発は今年のリヴァプールの真骨頂と言ったところでしょうか。これでトーレスはリヴァプールで今期通算25ゴール目(プレミア18ゴール、FAカップ3ゴール、CL4ゴール)となりました。これで前所属のアトレティコ・マドリッドには50万ユーロのインセティブが払われるらしいですが、良い選手だとは思っていましたが、よほどリヴァプールの水が合うのか絵に描いたように大ブレイクですね。トーレス仕様というべき4-2-3-1のフォーメーションを確立させたラファの采配も大きな要因でしょうが・・・
それにしてもびっくりしたのが試合後のインテルのロベルト・マンチーニの発言です。ガゼッタのインタビューにて
「皆さんに言っておきたいことが1つある。イングランド・マスコミには興味のない話なので、ここからはイタリア語で話す。まだ契約期間は4年残っているが、今季残された2か月半が、私がインテルを指揮する最後の時間となるだろう。事前に話すのが筋だと思ったので、選手達には既に私の意志を伝えている。監督辞任は以前から決断していたことで、今日の敗戦は全く関係ない」
(C)Gazzetta.it.
と発言しました。
CL敗退がよほどショックであったか、感情に流されて冷静さを失うタイプの人ではないのでこれが事実であれば衝撃的ですね。
インテルでのマンチーニのキャリアはまさに順風満帆であったと思いますが何があったのでしょうか・・・4年の契約を反故にするというのはよっぽどの好オファーがあったか、その逆にプライベートな事情により第一線から退くことを意味するのかは今後の報道を見守るしかありません。
ここからは推察になりますが、「イングランド・マスコミには興味のない話なので」との前置きが非常に気になります。イングランド人には聞かせたくなかったのか、それとも・・・邪推すればプレミアの某金満クラブからオファーがあったとしての牽制かなとも思いますが・・・サプライズでミラノの某ライバルクラブからのオファーなのか、スペインなのかはわかりませんが、やっぱりビッグクラブからのオファーがあったと考えるのが妥当だと思います。
どのクラブに行くとしてもモラッティは黙っていないと思いますが、モラッティ的に許すとしたらプレミアの某クラブになるのかなあ・・・
posted by take4 |15:40 |
チャンピオンズリーグ |
コメント(0) |
トラックバック(3)
2008年03月07日
CLの決勝トーナメント1回戦のうち7試合が終わりました。
勝ち上がったのはバルセロナ、アーセナル、マンチェスターU、チェルシー、シャルケ、ローマ、フェルバフチェの7チームです。
俊輔のいるセルティックは、バルセロナに完敗でした。
ドナーティの不調もありましたが、前半は全く試合をさせてもらえない状態で、後半にバルサがペースを落としてくれたおかげでサッカーの試合としての「体」は保たれたのですが、クラブチームとしての次元が違いました。
バルサが仕掛ける早いプレスで、セルティックの選手はバックパスかパスの出し所を失ってボールを奪われてばかり。これほどまでにレベルが違うのかと思うのですが、セルティックの選手はプレスを掛けれるたびに焦ってしまいしっかりボールキープ、ポゼッションが全く出来てなかったですね。
これ、日本代表がアジア以外の強豪国と戦ったときに良く言われることですが、足元のテクニックではレベルが高くても、早いプレスで囲まれると途端に委縮してバックパスやパスミスを連発して攻め手を無くしてしまう。
焦りとも、ビビりとも言われるところですが、そんな状況がオーバーラップしました。
後半は良い形が作れていた(前述のようにバルサもペースを落としましたが)のですが、フィニッシュの精度は低かったですね。
あとはトップスピードが全く異なった。1点目のシャビ→ロナウジーニョ→シルビーニョ→シャビのパス交換もそうですし、メッシやエトーのドリブルもそうですが、最後まで捕まえることができませんでした。レベルの違いといえばそれまでですが、淡い期待を持った自分が恥ずかしいですね。セルティックがカウンターを仕掛けると、アンリが最終ライン近くまでトップスピードで追いかけてきてマクギィーティを止めるなんてシーンを見たら、逆の意味でアンリの置かれている立場を心配しちゃいますが、その明らかな違いはやっぱり重要ですね。
根性論ではないですが、セルティックにはそういう泥臭いというか何がなんでも食らいつく姿勢が見れなかったのは残念です。
結局、俊輔の見せ場は後半ロスタイムのミドルシュートの場面だけでした。前半からああいう形ができていたらもっと面白くなったのかなとは思いますが、まあ完璧に封じ込まれてましたね。前半はバイタルエリアにさえ入れさせてもらえなかったですから・・・
バルサ目線で見ると、メッシの負傷退場は気に掛かりますね。自分の足で歩いて退場していたことで楽観視する向きもありますが、自分でプレーできないと決断するほどやっぱり深刻であったと思います。
バルサはまだリーガでも優勝の可能性を残していますが、メッシの離脱は痛いでしょうね。ロナウジーニョ、エトー、アンリの組み合わせよりは3トップにメッシが入ることで「縦」の突破がプラスされますから攻撃にスペクタル性が加わっていたんですが、離脱が長期化すればCLもリーガも(国王杯も)取り逃してしまうような最悪の結末が予測できます。
ボヤンやドスサントスが計算できる駒であることがまだ救いなんですが・・・
posted by take4 |12:55 |
チャンピオンズリーグ |
コメント(19) |
トラックバック(1)
2008年03月03日
年末から年明けに息切れしそうだったヴィオラが復調してきました。ミランの影がヒタヒタと近寄るなか、目の上のタンコブであるユーヴェに快勝です。
後半ロスタイムに決勝ゴールを決めて、フィレンツェの伝説バティを彷彿とさせるオズワルドの「機関銃」パフォーマンスは痛快でしたね。
ここ数戦で、攻撃の主力だったムトゥやボボ・ヴィエリが次々と怪我で欠場ながらも、控えのパパ・ワイゴやオズワルドがプランデッリの采配で活き活きと大活躍してしまうんですから、プランデッリも満面の笑みです。
それにしてもパパ・ワイゴは良かったですね。「アフリカ特有のリズム」っていう使い古された形容詞がフィットする久々にアフリカっぽい選手ですね。ドリブルとか相手への寄せとかの「間」が絶妙でした。
ゴールシーンも身体能力の高さを窺わせるもので、一気にブレイクしそうな選手です。
ユーヴェはと言えば、逆にここ3戦で勝ち点1と失速気味です。
ネドヴェドの不在は大きいのか、アレックスやカモラネージも含めてやっぱりレガ・カルチョも終盤になってきて年齢的にも厳しいのでしょうか?
プランデッリとの比較でラニエリの采配ミスを指摘する声も多いようですが・・・
posted by take4 |10:48 |
セリエA |
コメント(4) |
トラックバック(0)