2007年09月05日

オシムの実験

今週末から日本代表はオーストリアに遠征して、オーストリア(FIFAランク84位)、スイス(FIFAランク45位)とフレンドリーマッチを行う。
その代表メンバーを見ると、アジアカップから新たに選ばれたのは怪我から復帰の闘莉王と田中達也。あとは調子のあがってきた稲本と山瀬。怪我から復帰して間もない高原が召集を見送られただけ。
オシムはアジアカップが終わったとき、「結果が出せなかった選手は二度とチャンスはない」というようなことを言っていたはずだが、蓋を変えてみれば、前線以外はほとんどアジアカップと変わり映えしないメンバー。

オシムがアジアカップで、「対アジア」の戦いではなく、「対世界」を見据えた戦いをしたことを考えると(少なくとも自分にはそう見えたが・・・)、このメンツがオシムの考える(現時点での)ベストメンバーなんだろう。
オシムはこのメンツで、「対世界」にどれだけ通用するかを図りたいのでは?言葉は悪いが、ある意味「実験」的な意味合いもある遠征だと思う。(貴重なアウェイでの試合を!と言う人もいると思うが・・・)
まあ、「対世界」を考えた場合、対戦相手の実力には「?」がつくのだが、現在の日本のレベルをオシムが「この辺り」だと考えているのであれば、相手のホームであることを考えれば(厳密に言うと、2戦目のスイス戦はホームではないが・・・)丁度良い相手かな・・・

誰がよくて、誰が悪くて、誰を呼んでほしいというのはサポーターの主観になてしまうので置いておくとして、このメンバーを見る限り、「オシムの実験」は前線の組み合わせをいろいろと試してくるだろう。本来ならば、FWの中心となる高原との組み合わせを試したいところだが、まあタイミングもあるのでしょうがないか。オシムの理想が1トップ2シャドー(ウィング)または、3トップに近い形であるとするならば、巻と矢野のCFに、達也、松井、山瀬・・・あと寿人の組み合わせを試すのだろう。

中盤を厚くするのであれば、俊輔、啓太、遠藤に松井、山瀬の組み合わせか・・・阿部が健在であったならばもう少しオプションが増えたと思うが怪我であるならばしょうがない。ゆっくり直してもらおう。

DFラインは、CBの2枚(中沢と闘莉王)は不動なんだけど、問題は両SBにあると思っていた。少なくともアジアカップを見る限りでは・・・そういう意味ではアレックスや中田浩二を呼ぶのかと思ってたが(一応、オーストリアとスイスでやってるしね)、ここだけは頑固に変えないなあオシムさんは・・・加地の評価が高いのか、右サイドの変わりがいないのか・・・

アジアでは引いてくる相手ばかりだったが、デカイ相手、組織だってくる相手に「パス&ゴー」の日本サッカーがどこまで通用するか、「オシムの実験」の結果をまずは見てみよう。

posted by take4 |10:42 | 日本代表 | コメント(12) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:オシムの実験

オシムの擁護するわけではないですが、
変わり映えしないメンバーになったのは
オリンピック予選で、若手が取られている
からかなと思っております。

U22で誰が選ばれるの?と聞かれると
う~んとうなってしまいますが・・

posted by ななし | 2007-09-05 12:15

Re:オシムの実験

確かにジーコの時から変わりませんが、日本代表、サイドバックがウィークポイントですよね。

もっと動き、もっとクロスの精度が高いサイドバック と考えると日本国内だと思いつきませんねぇ、、

ってとこでやはり加地なのでしょうか。

posted by TOSHI | 2007-09-05 12:39

Re:オシムの実験

ポゼッションでいくなら加地でいいと思いますけどね。オシムの要求する最大限のタスクの80%ぐらいは達成していると思いますし。


これから可能性があるとすれば内田篤人だと思います。もう少しフィジカルを鍛えれば、攻撃参加や守備力は日本屈指の存在になるハズです。



posted by tn | 2007-09-05 12:55

Re:オシムの実験

二度チャンスがない・・・というのは祖国の諺の話であって・・・。

どうも正確に物事を把握するんではなく
主観で解釈⇒あくまで主観なのに、それを客観的事実と誤認⇒集団ヒステリー的批判続出⇒主観解釈の横行・・・の無限ループ

posted by dobon | 2007-09-05 13:23

Re:オシムの実験

スイス、オーストリアともEUROのためにかなり強化してるので結構強くなっていると思われ、「実験」にはかなりいい相手かと。
スイスには日本で言うU-22世代にいい選手いますし、オーストリアは今年のU-20W杯でいい成績出してますからね。

posted by GG | 2007-09-05 13:28

Re:オシムの実験

サイドのメンバーは変わらないんだ…っていうのが正直なところ。結果がでない原因のひとつはサイド攻撃の方法だとわたしは思っているもので。結局、ボールと人が動くサッカーとはいえ、最終的にはゴールにボールを入れなきゃね。そのためのお膳立てはどうするのか、オシムはサイドからの攻撃にけっこうこだわっているように感じるのだけれど… そのわりにサイドからのセンタリングの数、精度ともに満足がいかない。そんなに他のサイドの選手は魅力がないのかなぁ… 加地や駒野がいけないというわけではない。ただ運動量だけの選手でいいポジションだとも思わない。

posted by imuisa | 2007-09-05 14:11

Re:オシムの実験

>ポゼッションでいくなら加地
この人のいってる意味がわかりませんwww
どういうこと??

ノーコン、オーバーラップのしない、ミスばっか。今の加地は糞。

posted by www | 2007-09-05 14:37

Re:オシムの実験

>GGさん
確かに、両国とも来年のために数年前から強化してますよね。その中でもやっぱりスイスは手強いんだろうなと思います。

>imuisaさん
仰るとおりで、両サイドバックの人選なんですよね。アジアカップでも見せたように実質2バックで両SBが攻撃参加する形なら、オーバーラップもセンタリングの精度も求められる。駒野は両サイドできるって意味でユーティリティ性があるんでしょうけどね。奇しくも、稲本が最終ライン(サイドではなくセンターですが)を試されたらしい。中沢、闘莉王中心で、阿部、今野に稲本というオプションを考えているようですが・・・ならばサイドバックもオプションをと考えてしまいますが・・・

>tn さん
内田はすごーく良い選手だと思うのですが、U-20ワールドカップを見た限りでは、現時点のレベルでは同年代でも「対世界」でフィジカルの弱さが目立ちましたね。あと2年くらいで劇的に変わってくれるとうれしいんですが・・・

posted by take4 | 2007-09-05 15:04

Re:オシムの実験

なんか両SBに対する批判がすごいですけど、彼らはよくやっていると思いますよ。

なぜ日本というまあまあ中堅と思われる実力の国のサイドバックがジダンが中に入りっぱなしでフィールド左サイドを攻守にすべてカバーしていた全盛期のロベカル並みの技量を要求され、それができないと叩かれるのかが私はよくわからないのですが。しかも両サイド。

代表でもクラブでもそんなことをサイドバックにやらせてるとこはないはず。

posted by コルッカ | 2007-09-05 22:34

Re:オシムの実験

サイドバックには評価が分かれるんですね。
今痛感しております。
ないものねだりなんでしょうか? 彼らにアップダウンの繰り返しに加えて、センタリングの精度、回数の増加を望むことは。
現在の日本の場合は、中盤より前からのプレスを基本としているように思えます。つまり、ハーフウェーラインぐらいからはプレスを仕掛け、相手が苦し紛れにパスを出したサイドで取る。そこからの早い攻め…それを考えるとサイドの負担は確かに相当なものだと思います。しかし、加えてやってほしい仕事は視野や意識で行える仕事だと思っています。
そういう意味では、他のセンタリングなどに関しても意識が行き届く選手をオプションに入れてほしいなぁ。メンバー選考のときはけっこう大変なわりに、サブのメンバーが手薄なだったり… なんか雰囲気を変えてくれそうな選手ってなかなかいないものですね。

posted by imuisa | 2007-09-06 13:26

Re:オシムの実験

>コルッカさん 
>imuisaさん

オシムは、アジアカップの終わった後、
「相手が2トップできても2ストッパーで対応し、その隣にサイドがいるが、事実上真ん中の2人のストッパーとボランチ2人のうち1人の3人で中央を守る。そういうリスクのある守備をしつつ、中盤のプレーメーカーを自由にさせる。そういうリスクを冒しながらプレーするサッカーが、日本人には合っていると思う。そういうものを見たいと思う方には、変えるべき点が見えると思う。」
ということを言ってました。
これを僕は、サイド(バック)の選手は攻撃のオプションのひとつであり「複数のポジション(役割)をこなし」かつ「攻撃も守備もできる」選手をオシムは望んでいるのではと、捉えました。
加持や駒野は確かに「スピード」はあるが、それだけではなく(もちろん守備もですが)、「攻撃」を考えた場合、オーバーラップやセンタリングの精度を求めているのではないでしょうか?
オシムは中盤の選手にも同じように、「阿部や啓太が遠藤のような攻撃が出来る選手だったらよかったのにと今は思っています。同時に、遠藤が先ほどの2人のような守備力を持っていればとも。しかし天は二物を与えませんでした。とくに日本では選手の役割分担がまだまだはっきりしている。モダンなサッカーに追いつくためには、攻撃も守備も両方出来る選手を増やしていかなければならないと思いました。」とも言っています。
確かに、ブラジルやフランスの一流どころと比べれば・・・という話になってしまいますが、日本が「対世界」で互角に渡り合うためには、「日本らしさ」の中に、そういう要素も必要だと思っています。

posted by take4 | 2007-09-06 14:50

Re:オシムの実験

素人の視点ですみませんが…

前線に破壊力が無いために俺がどれだけチームのためにハードワークを強いられているか!!!
そりゃ、攻撃だけ考えてりゃ気楽だわなという人選なら幾らでもできるだろうさ。でも守備にも駆けずり回ってんだぞ?という声がサイドバックの無駄走りから聞こえてきそうです……。

さて、加地より市川はどうなんだろう???
 とは思うものの、問題は左サイドバック。

……もともと人材に乏しいのだから、駒野のような突破は期待せず、中田、阿部、今野みたくビルドアップ、守備に卓越したタイプで堅実にいき、その代わり、左はウイングタイプにガンガンいかせる方が確かでは??
第一、世界レベル相手で両サイドバックとも上がれるような展開は期待できかねます。人手が回らないと思います。下手したら両方ともズルズル下がるか、裏を取られまくるかの中途半端な結果に終わる気がします、ので。






posted by チビ森島・待望 | 2007-09-14 12:13

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