2008年06月30日

EURO2008は岡ちゃんの目にはどう映ったか?

スペインの優勝で幕を閉じたEURO2008ですが、皆さんもお気づきのようにWOWOWのゲスト解説としてワールドカップ3次予選を終えた岡ちゃんが準決勝からフル参戦してました。その岡ちゃんの目には今回のEUROはどう映ったのでしょうか?

事前の協会的にか、個人的な出演条件かわかりませんが、EUROベスト4各国と日本代表の戦術やフォーメーションについての比較などの話は実況サイドから振らなかったように思います。
ヨーロッパのトレンドな戦術のバリエーションを見せてくれた各国と日本代表を比較して戦術を語ってくれたらおもろいのにとも思いましたが、残念ながら聞けませんでした。

決勝では(ビジャの怪我もあり)4-1-4-1を採用するアラゴネスに対して、現在最もポピュラーな4-2-3-1を採用するヨハヒム・レーヴ。もしかしたすごーく厭な予感もしますが、岡ちゃんの目にはアラゴネスの戦術が脳裏に焼きついたような気がします。いやお眼鏡にかなったと言ったほうが良いですかね。

以前から気になっていたのですが、岡ちゃんは今でこそ4-2-3-1をメインに採用していますが、就任当時は4-1-3-2もしくは、4-1-4-1というフォーメーションに「チャレンジ」していました。これ、このフォーメーションは高原の不調や啓太の怪我やら、1ボランチの人材不足やらなんやらで頓挫して練習以外では1月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦と、2月のタイとの初戦でしか使っていないのですが、岡ちゃんの最終落とし所はこれなはずだ(った)と思います。

プレイの質は段違いですが、バラックが起点となりウィングのポドルスキーとシュバインシュタイガーが走り、ラームらのサイドバックがボールに絡み、高いポゼッションでサッカーを進め、セットプレーでの得点率も高いスタイルが今の日本代表には良いお手本だと思いますが・・・中盤に超クリエイティビティな選手を4枚置くスペインを見ちゃったら、そりゃまた欲が出てグラっとくると思うんですよね。
屈強なディフェンダー(ラーム以外)を華麗なパス回しで崩す姿に俊輔や遠藤や松井を思い浮かべてニヤリとしていたわけではないと思いますが、フェルナンド・トーレスのあの得点シーンを見れば(いや、トーレスと玉田や寿人が同じレベルと言ってるわけではないですよ!)、「俺のやってきたことは間違ない!」と思ったとしても不思議ではないですよね。準決勝でもヒディンクの4-1-3-2を目撃してますしね。
でもスペインは前の4枚があまりに前掛かりになるからこのフォーメーションだとサイドバックが上がる回数が極端に少なくなるんですよね。ロシアも同じ傾向に陥るんですが、ヒディンクは本来ウィングまたはアウトサイドのMF(ジルコフ)をサイドバックに起用して攻撃的な意識を高めることでサイド攻撃を多用していましたが・・・

以前のエントリーでも書きましたが、岡ちゃんはリッピやアンチェロッティ、帝京の古沼監督らの「戦術」や「理論」に傾倒していました。いずれの名将にも共通するのは(少々大雑把な解釈になりますが・・・)「勝つため」にまず「守り」から入るということです。まあ、当たり前のことなんですが、岡ちゃんはこの「守備的」な部分だけに偏りすぎる傾向があるのかと思ったりもします。「守備的意識」は悪いことではなく、格上国との対戦やワールドカップのような一発勝負ではサッカーでは常套手段です。
ですが今回のEUROを見渡すと、決勝に残ったスペインとドイツ、準決勝で敗退したトルコ、ロシアをはじめヨーロッパの新たな強豪国は、ノックアウトラウンドに入っても先手を取るために攻撃的に入ります。(試合のは入り方はまちまちですが・・・)
それは以前に列強と言われたフランスやイタリアが旧態然とした守備的な入りで敗れ去ったのを見ればそれは顕著なことなんですが・・・イタリアはそういった戦術が浸透した国であるから仕方ないにしても、フランスの、いやドメネクの戦術は酷いものでした。そこに戦術があったかと目を覆うばかりの惨状だったと思います。

そんなことも踏まえて岡ちゃんの感想なり、考えなりを少しでも聞けたらこれまで溜った岡ちゃんに対する「不安」や「不満」が少しでも解消できたのですが・・・いやいやEUROはEUROで眼中にないよ、なんてことも言ってそうですが・・・

posted by take4 |19:20 | EURO2008 | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/take4/tb_ping/119
この記事に対するコメント一覧
EURO2008は岡ちゃんの目にはどう映ったか?

日本には1トップをこなせるFWがいないので4-2-3-1は無理です。
ボールコントロール・フィジカル・得点力・ポスト(中盤との絡み方)のセンス・・・やはり日本人FWには該当選手が見当たらない。
2トップか1pr2シャドーの形じゃないと機能しない。

ちなみにフランスはヴィエラ依存が高すぎたので、本選でああいう惨状なってしまったということ。
ピルロ・ガットッゥーゾがいないイタリア相手にスペインはどれだけ慎重に試合に入り苦しめられたか。あの試合のスペインはポゼッションをさせられてた状態で、本来のらしさ(意味のあるポゼッション)を封じられていた。
そもそも、ドイツもトルコも守りから入った試合もあるわけで。

たった1度の結果で、トレンドの終了だとか新たな強豪国というのは早すぎる。

posted by sss | 2008-06-30 22:18

EURO2008は岡ちゃんの目にはどう映ったか?

ご利用有難うございます。
+ブログのジャンル追加に伴い、スポーツナビへのリスト表示も変更いたしました。新ジャンル、「欧州サッカー」の選択をお薦めします。

1.スポーツナビ(PC版、携帯ソフトバンクモバイル版)
 ・Jリーグ/ACL:「サッカー」→「Jリーグ」
 ・欧州サッカー:「サッカー」→「欧州サッカー」
 ・サッカー日本代表:「サッカー」→「日本代表」
  ※高校サッカー・天皇杯等は「サッカー」で変わらず。
(尚、NTTドコモ版/ez版は、Yahoo!スポーツトップで、全新着表示のまま)

2.サッカートップページ
 ・サッカー:「サッカーのみ」→「サッカー/日本代表/Jリーグ/欧州サッカー」のランダム表示

但し、過去記事のジャンル変更はお控え下さいますようお願い申し上げます

posted by 新ジャンル「欧州サッカー」選択をお薦めします | 2008-07-01 02:53

コメントする